『涙の理由』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
彼は偉大だった。
全ての人が彼を崇め畏れ称えた。
彼はそれらを全く相手にしなかった。
どこまでも強く、
どこまでも脆かった。
彼はすぐに消えてしまうほど弱かった。
だが海を行き山を行き彼は見違えるほど別人になった。
もとの弱さなんてなかったように。
彼は弱かったが泣かなかった。
強くなり帰った時。
彼は泣いた。
感情的ではない。
まるで“そうあるべき”と教えるように。
そして空中に霧散した。
彼の匂いが地にこびりつき人々はあの一瞬を焼き付けた。
二度と忘れないように。
教訓を。
[涙の理由]
『涙の理由』
私が君に告白した時
普段涙を見せない
君が嬉しくて泣いてくれた
付き合っている間は
何があっても私の前では
涙を流さなかった
なのに君は…
「冷めたから別れてください」
涙を流しながら私に言った
喜び 怒り 哀しみ 楽しみ
どの涙にも色がある
どの涙にも理由がある
それは自分で決められる
またね わたしのおもい
_涙の理由 9.27
(涙の理由。)🦜
あのね
すずめ、だって 涙を流す
事が有るんだよ。🦜
「僕の仲良しの お友達が
深い用水路に落ちて、上がる事が
出来ず。体温が下がり水の中で
力尽きて 死に掛けたんだね。」
・直に 優しい、叔父しゃん。の
お家に行ったけど
留守だったんだよ。🦜
【僕には、どうする事も出来なかった。】
❞其の時 通りかかった
人間、しゃん。が お友達を
自分の上着で拭いて上げて
暖めてくれたんだね。❝
✣体温が戻ると 震え始めて
鳴き始めたんだよ。🦜
❣僕は うれしくて、嬉しくて。
泣いて 歓んだね。🦜
《雀の涙。とは・・・
少い物の代名詞。だけど、
何も知ら無い 人間の
戯言でしか無いんだよ。》
🦜🦜🦜🦜
目にゴミが入った
玉ねぎ切ったから
あくびだよ
コンタクトの調子が悪くて
他人に伝えられる涙の理由なんて
こんなもんしかない。
他人じゃなかったらもう少し素直に言えるかもね
涙の理由
「遅れてごめん、美凪のことが僕も好きです」
美凪は驚きの顔をこちらに向けていた
僕の急な告白に驚いたのだろう
沈黙を恐れた僕は言葉を続けた
「あのときは、なんて返し、、、えっ」
白いカーテンの隙間から差し込んだ赤い夕日
その夕日のスポットライトを浴びて、涙が赤く光った
彼女は病室のベッドで涙を流していた
僕には、その涙の理由がわからなかった
そして、僕は告白をするべきではなかったと後悔した
真っ赤な夕日に染まる街を見るたびに思い出しては、あの涙の理由を考えている
しかし何度考えても答えはわからない
そして、答え合わせもできない
彼女はあの涙の日を最後に旅立ってしまった
僕が最後に見た彼女は涙を流していた
あれが最初で最後の美凪の涙だった
美凪が涙を流すなんて信じられなかった
そういった感情表現をしないのが美凪なのだ
だから涙の理由が分からなくなっていた
こんな予測は思い上がりすぎと考えながらも、素直に好きと言われたことが嬉しかったからなのだ
でも長年美凪の側にいた僕からしたら合点がいかなかった
美凪がそういうときに涙を流すと思えない
自分の死期が近づいて、涙もろくなっていたと片付けてしまえばおしまいなのだが
どうしても引っ掛かって、考えてしまう
涙の理由を
僕は夕日に染まる街の中を歩き、自宅に帰ってきた
右手には手紙があった
美凪の母からもらった、美凪の遺書的な手紙だ
僕は自室のベッドに腰掛け、手紙を開いて読んだ
『優斗へ
今日はありがと、花火すごくきれいだった
私は今、どうしても伝えたいことがあって、病室に帰ってきてこの手紙を書いています
まずは一緒に花火を見に行こうと、連れて行ってくれてありがと
人の多さと、花火の大きな振動音は病人の私の胸に少し毒だったかもしれないけど
でも花火はすごくきれいで
なにより、優斗と一緒に見れたことがすごく幸せだった
あの花火を私は一生忘れることはないと思う
まぁその一生はもうわずかだけど
でも死ぬその瞬間まであの時の幸せは残り続ける
本当にもう後悔はない、そうはっきり思えた
でも一つだけ後悔があるとしたら
私ね、優斗のことが好きです
この言葉を一緒に花火を見ているときに私は言ったの
花火の音で聞こえなかったよね
優斗が「えっ」って聞き返してきて、私にはこの言葉を2回も言う勇気がなかった
私のこの思いが伝えられなかったことが、私のたった一つの後悔
声に出しても、伝わらなかったら意味がないよね
だからせめて、こういう形で伝えようと思って、今この手紙を書いています
美凪より』
「あぁぁぁぁ〜」
僕は美凪と同様に柄にもなく涙を流した
いや、美凪のきれいな涙よりよっぽどひどい涙だ
「だから、そう、だったんだ」
ずっとわからなかった答えがわかった
あのときの涙は僕が、「美凪のことが『僕も』好きです」と言ったときに自分の思いが伝わっていたことに気づいた
そして美凪は驚き、涙を流していたのだ
それが嬉しかったのだ
合点がいった
そして僕は心から思った
あのとき、告白をしてよかったと
「美凪、ちゃんと、聞こえてたよ」
「涙の理由」
なんで泣いてるの?って
貴方は言う...
涙の理由を言ったって
きっと分からない
貴方の言葉が
どんなに私の心を傷つけるか
そんな事も考えずに
今もそうやって好き勝手言ってるから...
涙の理由
涙にはね、きっといろんな理由があるわけですよ。
春風が目に入ったとか
ちょっとトイレで力んできたとか
あくびをした後だとか
ふざけた理由ばかりだって?
やだな、怒らないでくださいよ。
別に深刻な時もあるって知らないわけじゃないんです。
でもねぇ、私のこれは大した理由じゃないから。
悲しいことも、苦しいことも、分からないことも
なんにも、なんにもないんですよ。
そう言っても君は聞きもしないんだよな。
やめて、僕の腕を掴まないで。
君の方が本当に泣きそうじゃないですか。
涙の理由にだってね、くだらないものもあるんですよ。
私、汗っかきだから目のくぼみに汗が溜まってそれが溢れてるだけなんだよなぁ。
目から汗が、とか言い出した人誰なんだろ。
僕の涙の理由は誰にも理解されないまま。
涙は血液から、というのは知ってたけれど、涙の98%が水分だというのは、知らなかった。
涙は心の洗濯です。泣く前と泣いた後は、しっかり水分補給しましょう。
涙の理由は何でもいいです。
楽しいから、悔しいから、寂しいから、痛いから、嬉しいから、、どれでもいいです。
だけど、涙の言い訳はしないでください。
もちろん、大切な存在を失ってしまった時は涙が止まらない。
なぜか両親の死の時は涙を流さなかったし、それほど悲しくもなかったが、愛猫たちが死んだ時は、数日たってから涙が止まらなかった。
しかし、涙が出そうになる時がもう一つある。
それは、プライドを傷つけられた時だ。
それも、自分が覚悟していた欠点ではなく、思わぬところで欠点?を指摘された時に涙が出そうになる。
死ぬほど恥ずかしいし、死ぬほど悔しいからだ。
自分でも大人げないとは思うが、そんな時はかなり頭にも来ている。ブチ切れたいが、大人げないから何とか耐えてはいる。
しかし、理由をつけてその場から離れるようにしている。
また、私のその欠点を指摘した奴とは縁を切るか、それができない時は外敵として認識し、極力接触しないようにする。
そもそも過去に、辱めを受けたことは一生忘れられない。
何の権利があって人を辱めるのか?
でも、人の評価ごときで感情が大きく揺れてしまうメンタルの弱さに問題があることは確かだ。
ただ、そういう性質はなかなか治るものでもないので、今は、人との距離感を慎重に測りながら生きていくしかないと思っている。
【涙の理由】
雨の降りしきる午後。
大学からの帰り道、傘の骨を伝って落ちる雫をぼんやりと眺めながら歩いていると、視界の端に見覚えのある姿が過った。
子供の頃から隣にいた幼馴染み。人混みの中でも、あの小さな背中と癖っ毛を見ればすぐに分かる。
声を掛けようと一歩踏み出したその瞬間、彼女が傘の影でそっと目尻を拭うのを見てしまった。
泣いていた。
呼び止める言葉は喉でつかえて、結局俺は、傘の内側で息を潜める事しか出来なかった。
(……どうしたんだ、あいつ)
通り過ぎる群衆に紛れ、彼女は小走りで去っていった。残された俺はただ、その背中が雨の中に溶けていくのを見ているしかなかった。
それ以来、彼女の表情を思い出すたび胸が痛んだ。
これほど長く側にいて、彼女が泣いている理由一つ、俺は知らないし分からないのか。
気付けば視線は自然と彼女を追っていた。教室でも、図書館でも、カフェテリアでも。
友人達と笑っている顔を見れば安堵した。それでも時折物憂げに俯く横顔に、小さな棘のような痛みを覚えて。
(何でこんなに気になるのか……)
静かに、しかし確かに広がっていくこの気持ちの名に、俺はもう気が付いている。
数日後の帰り道。朝から降っていた雨が上がり、薄曇りの夕空を背に、彼女が大学の門を出てくるのを見付けた。
いつも通り声を掛けるかどうか迷う。けれど―――
思い切って呼び掛けると、彼女は少し驚いたように振り向き、そして柔らかく笑った。
その笑顔を見ただけで、胸が解けるように温かくなる。
「帰るとこか?」
「うん。一緒に帰ろう」
自然に並んで歩き出す。アスファルトに残る水溜まりが夕日に照らされ、鈍く光っていた。
この前の雨の日さ……と言ってから、次の言葉を呑み込んだ。
思い出すのは、あの泣き顔だった。無遠慮に触れてはいけないような気がして、沈黙が落ちる。
少し間が開いて、ゆっくりとした口調で続けた。
「……風邪、引かなかったか」
「ん、大丈夫。有難う」
彼女は少し首を傾け、俺の横顔を見上げた。俺は彼女を意識し過ぎてずっと前だけ見ている。
視線が合いそうで合わない、そんな微妙な距離感。
(あの日……守りたい、と思ったんだ)
無理に理由を探る必要はない。ただ隣で、彼女が泣かずにいられるように。今はそれでいい。
駅前まで来た頃には、街灯が灯り始めていた。信号待ちの間、俺は意を決して彼女を見詰める。
「あのさ……」
「何?」
俺の声に、彼女は足を止めた。
流れる車のライトが、彼女の髪を淡く照らしている。
「この前、泣いてただろ」
彼女の瞳が揺れた。
ほんの一瞬、戸惑いの色が浮かんだ後、静かに俯く。
俺はそれ以上問い詰めず、静かに続けた。
「理由は聞かない。でも……泣いてる顔は、見たくない」
自分でも驚く程、真っ直ぐな声が出ていた。彼女の肩が小さく震え、泣き笑いのように笑う。
「……変なの、そんな事言うなんて。らしくないって言うか」
「変でもいい」
彼女の手にそっと触れる。冷えた指先が思いの外華奢で、守るべきものの重さを改めて感じさせた。
彼女は驚き目を瞬かせたが、拒まずゆっくりと指を重ねてきた。
その温もりが胸の奥に広がる。
言葉よりも確かな答えが、そこにある気がした。
家路を急ぐ人波の中で、俺達だけが時間から切り離されたように立ち尽くしていた。
握った手の温もりが、雨の日に残した痛みを静かに溶かしていく。
(涙の理由は、まだ知らない。けどいつか、自分から話してくれる日が来るなら)
その時まで、俺はただ彼女の隣にいればいい。
「飯、食って帰るか」
「……うん」
繋いだ手を離さずに歩き出す。
遠ざかる街の喧騒の中で、雨の記憶は少しずつ、柔らかい光に変わっていった。
『涙の理由』
泣いている理由なんて、なんでもいいじゃない。
嬉しくて泣いても、
苦しくて泣いても、
なにも理由がないのに泣いても、
それは全部、私の涙なんだから。
あなたが、気にすることじゃないでしょう?
そんなこと聞くんだったら、
隣に居てよ
『涙の理由』
「マスター、大丈夫ですか?」
マスターが涙していた。
私はロボットだから
マスターのこういった行動や感情は共感できない。
けれど画面に映っている再生数と
コメントが全て物語っているのかもしれない。
「あぁ、ごめんね!大丈夫だよ !
次もまたお願いするからそれまで待っててね!」
涙を急いで服で拭って泣き腫らした顔で笑顔で私に答える。
「...わかりました。
それまでは家事など済ませておきますね。」
マスターのありがとうを聞いて部屋を後にする。
ドア越しから溢れる涙を抑えきれないマスターの声が漏れる。
私はマスターの心は理解できない。
マスターがあそこまで涙するのもわからない。
もしかしたら私がもっと上手く歌えていたら
涙することもなかったかもしれない。
なのにマスターは全部自分が悪いように言う。
申し訳ないマスター。
私はその涙を拭えない。
だから...次はその涙を吹き飛ばすような力で
マスターの期待以上に応えます。
語り部シルヴァ
涙の理由を知ってるのは
本人だけだよね
人は嘘をつく生き物だから
他人のことなんて
わかるわけないんだから
嘘を信じたり
真実を疑ったりして
結局自分の理解していることは
本当のことじゃなくて
自分の思い込みに過ぎないんだと思う
バカバカしいなぁ
涙の理由
涙を何で流してるのかは誰にもわからない
でも私もね何で泣いてるのかはわからない
でもね何で泣いてるのか理由がわかる涙は
涙ではない。でも何でかな?涙が出なくなった
泣きたくても泣けない泣きたくないときに泣ける
不思議だな昔はすぐに何かあったら泣いていたのに
大人になり辛いことがいっぱい増えわからなくなった
〔涙の理由〕
その日、君はいつもとは違う様子で私に涙を見せた。
この3年と少し、ずっと一緒にいたのにこんな姿は始めてみた。私は君の悩みや愚痴をずっと聞いてきたのに、
一緒にいこうと約束したのに、どうして?裏切ったの?
そんな醜くて汚い感情が溢れ出てしまう。
「私、君と一緒にこの世界にさようならをしたかった。
君は違った?一緒にさようならをするって約束したのに」
明日は君のお葬式があるね。お葬式には行けないけど、
いま君のところに行くから待っててね。
🐧の言の葉
何処へ いこうとしてるのか
分からなくなった
うまく泳げず
感情の海で溺れてしまいそうだ
#こんばんは、ちょっと久しぶりでしょうか。
直人です。
この詩は 別のアプリで投稿したものです。
最近、メンタルが不安定で、
詩を書いても、気持ちが反映してしまい、
暗めの投稿ばかりになってしまいます(笑)
僕は、詩を書くことによって、
自分の負の感情を 吐き出しているのかもしれません。
ほんとは、気持ちに左右されず
広樹のような 素敵な詩を書いてみたいものです。
また たまに投稿しますので
これからも よろしくお願いします。
涙の理由
ループするかのように日常を過ごしている。
新しいことを学ぶこともなく、
とうの昔に投稿された動画を見て、
飽きない炭酸飲料を飲み尽くして、
小腹が満たされるまでお菓子を食べる。
いつも通りにゲームをして、スマホを充電して。
大人になって何が変わったのだろう。
強いていえば、働けばお金が貰える環境にいること。
休日が恋しくて仕方ないこと。
友達が隣にいない状態が当たり前になったこと。
人間関係が面倒であまり喋らないこと…は、
いつものことか。
ある日のこと、満月を見て急に涙目になった。
「綺麗だ。」そう思っただけなのに、
頬には涙が落ちていた。
人よりも働いていない癖に、
この身体は今の生活が苦しくて仕方がないらしい。
毎日泣いていたあの時期を思い出して、
心が重たくなって、冷たくなった。
高校時代は色彩豊かな世界にいたのに、
今じゃ全てがモノクロに見えて、
虚無が心に住み着いていた。
自分の人生に悲観して、
妄想の中で作り上げた他人の普通の人生と比べた。
自己否定するのは当たり前?
髪を引っ張って抜いてしまうのは当たり前?
爪を噛むのは?皮を剥いてしまうのは…
唇を強く噛むのは……あぁ、全部ストレスからか…
忘れてくれ。
すぐに泣いてしまう僕は昔から
「泣き虫」だとか「涙脆いね」と散々言われ続けた。
人よりも感情豊かな僕はどうにも
泣きまくらないとやってられない模様だった。
こんな自分を認めようとしたけど、
認められるわけない。死んでくれ。お願いだ。
心が荒んでいく。珊瑚のように死んでいく。
あー…今日もまた独りで泣いていよう。
その後に寝れば全てを忘れて、
モノクロの世界で働きに行くのだから。
…後で、虚無の治し方でも、検索しておこう。
それじゃ、おやすみなさい。
つづく、で閉じた世界の、明るい夢を見たような顔で、抱きしめていたぬいぐるみを、寝ぼけて撫でる指の、小さな痛みを知らずにいつも背中に置いていた手を
『涙の理由』
お題「涙の理由」(雑記・途中投稿)
一昨日のボウリング二ゲームが原因の筋肉痛が治らなくて腕じゃない肩が痛い!
つらい!
そんな理由でボウリングの話でも書こうかな。