『流れ星に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『流れ星に願いを』
流れ星かあ。願い。本当に願いなんて叶うのだろうか。
流れ星を見ると、多くの人が何かを願う。けれど、実際にそれが叶い、流れ星のおかげだ!と言っている人は見たことがない。もしかしたらいるかもしれないけど、私はどちらかといえば、それをたまたまだと思ってしまう側の人間だ。
それでも私含め、流れ星を見れば、多くの人々は何かを願う。願い続けている。
たぶん、一切信じてなくて、そんなの馬鹿馬鹿しいという人もいる。一方で、本気で願って、本気で叶うと信じて、縋るように手を合わせる人もいるだろう。内心では信じていないけれど、なんとなく願っていたい人もいるかな(私はこれ)。願いよりも、流星そのものに興味を持って、熱心に観察したり、研究したりする人もいるよな、きっと。
流れ星…それだけで、いろいろな人が、いろいろな考えを持って、いろいろな思いでそれを見つめている。
流れ星というものが、「空」という多くの人に見えるところに生まれるからだろうか。すごいことだなあ。温かくて、不思議で、すごく綺麗なことだな、と思う。
私自身、流れ星に願ったことはある。たしか、「私の大切な人たちと、ずっとずーっと一緒に、幸せに健康に生きられますように」とかだったような。
私は昔、夜寝る前になると「自分は今生きていて、つまりそれはいつか死ぬということだ。周りの人もみんな死ぬ、大事な人たちも。ママだってパパだって、いつか絶対うちより先に死んじゃうんだ」という考えに襲われて、泣きじゃくっていた時期があった。今はもうここまでのことはないけれど…普段生きている日常のなかで、急に「あれ?…うちって今、生きてるのか」と我に返って、なんだか妙に怖くなるときがある。この感覚を人に伝えるのは、とても至難のわざのように思うけれど…他にもいるかな。
そういうこともあって私は、神社とか、お寺とか、七夕だとかで何かしら願うときは、いつもこういうことを願うようになった。(神社やお寺に関しては、日頃の感謝も伝えつつ…)
流れ星を見て、みんなは何を願うのだろう。何を思うのかな。正直、世界中のひとりひとりに聞いてまわりたいくらいだ。それだけで、その人の深いところが見えそうな気がするから。人の心の内面とか、考えるのが好きなんです。
ぜったいそんな、全員の心のうちを覗くだなんて、無理なことだけども…
けれど…わからないのがまた良いんだよな。
流れ星についてこんなに思いを馳せたことはなかった。私はこのアプリを使うのが今日で初めてなのだけれど、こんなにじっくり考えを巡らせられるとは。結構楽しい。
また気が向いた時に書きに来ようと思います。
(一)
流れ星に願いを
星空がきれいで眺めていたら流れ星を見た。
滅多に見ることはできないから
わぁ…と驚いて見入ってる間に消えてしまった。
"大切な人たちが笑顔でありますように…"
ってお願いしたかったな…。
"流れ星に願いを"
立ち寄ったこの惑星で補給する
燃料はみんなからのまなざし
流れ星に願いを込める
より一層光が弾ける
無数の星に輝きを乗せて
遠くまで
こんな夢を見た。資料によると、今日は流星群が見える夜。つまり、私が待ち望んでいた星祭りだ。星祭りに参加すると、瓶にぎっしり詰まった金平糖が貰える。この前は金平糖を自作するのに失敗し、文字通り苦汁をなめることになった。そこで今回の星祭りでは、どこから仕入れたものかを尋ねる。そして仕入れ先から作り方や必要な機械を聞き出し、船内で大量生産出来るようにするのだ。そうすれば、好きなだけ金平糖を食べることが出来る。ウキウキしながら会場に行くと、既に人々は集まっていた。食べ物などの屋台があったが、私の目的は一つ。まっすぐ広場に向かい、夜空を仕立てたようなワンピースの少女に話しかける。
「こんばんは」
「こんばんは、星祭りへようこそ!あなたにも、星の導きがありますように!」
少女は背後の箱から、金平糖が詰まった瓶を手に取り手渡した。色とりどりの小さな星が瓶の中にぎっしりと詰められ、ずっしりと重たい。
「おお…!」
感動で手を震わせていると視線を感じ、少女の怪訝そうな目と目が合った。そうだ、仕入れ先を聞かなくては。
「あー、そのすみません、この…」
突然歓声が上がりそちらを見ると、無数の星の光が夜空に流線を描き消えていく。流星群だ。気づいた少女は目を輝かせ、夜空に夢中になっている。この状況で仕入れ先を聞くなんて、野暮と言うものだろう。少し残念だが、来年の自分に任せよう。会場を歩き回っていると人々は、流星群に向かって何やら呟いている。何だろう?耳を澄ますと、自分の欲望を呪文のように唱えている。端末で調べると、この星のジンクスについての資料が出てきた。流れ星に願いを三回唱えると叶う、そう言う流星信仰があるみたいだ。
「願いが叶う、ねえ…。でも、この光は確か…」
今日の流星群に願いを叶える能力は無い。何故ならこれはスピード狂の宇宙人たちが、自慢のマシンで走り回っている光だからだ。情緒も何も無いが、事実だから仕方ない。とは言え、金平糖のお礼ぐらいはして良いだろう。
「何か、あったっけ?…あ、そうだ。あれ、使えるかも」
スピード狂たちによる流星群を背に、端末を操作すると高く掲げる。すると、星の光が会場全体に優しく降り注いだ。これは、パーティ用のエフェクトアプリだ。持て余していたが、使い道があって良かった。歓声がますます大きくなり、会場は盛り上がった。これで、金平糖のお礼は出来ただろう。
「さて、と…」
帰って、金平糖をゆっくり味わおう。重たい金平糖の瓶を落とさないよう抱きかかえると、帰路を急いだ。
『流れ星に願いを』
「流れ星に願いを言うなら、なんてお願いする?」
「そんなの【ずっと流れ星が続きますように】だろ」
「!? 君は天才か!?」
……天才っていうより、天災だろうけどな。
おわり
お題「流れ星に願いを」
流れ星に願掛けしよう
あなたはそう言って、既に何かをなし遂げた様な顔で望遠鏡を担いできた。
真冬の夜の澄んだ空気の、瞬く星の銀河の下。
大きな手袋をつけたまま、慣れない手つきで望遠鏡を組み立てようとしているあなたを、私はじっと後ろから眺めた。
どこから引っ張り出したのか、月でも撃ち落とすんじゃないかという程大きなそれは、今の私達には明らかに不釣り合いなものだった。
手袋を放り出して望遠鏡を完成させたあなたは、かじかむ指もそのままに、飛びつく様にレンズを覗き込む。
流れ星を探すのに、望遠鏡はいらないんじゃ
思ったけれど、口には出さない。
そっちの方が、一生懸命、夜空に心を奪われているあなたを、見ている事ができるから。
不意にあなたが振り向いて、私は少し、ドキッとした。
ほら、きて
あなたが急かすように場所を空けた、レンズの先にあったのは、なんて事ない普通の土星。
知ってる? 土星の輪って、ものすごく薄っぺらいらしいよ
私はレンズから顔を離し、どうでもいいというふうに、呆れながらそこから離れる。
あなたはそれを気にするでもなく、再びレンズの虜になると、すぐにあなたの心は、また澄んだ夜空に還っていく。
ごめんね
あなたがこんなにも流れ星を探しているのに、私の心は、流れ星なんか来なくていいと思ってしまう。
あなたはこんなにも夢中に、夜空に願いを飛ばしているのに、私の願いはあなたの側にいるだけで、既に叶ってしまっている。
少し後ろめたくなって、特別心惹かれるでもない空に、顔を向けた。
南の空に並んだ2つの星は、私達の事など気にもせず、いつもと変わらずに瞬いている。
不意にその間に、一筋の光が流れた。
あ、流れ星
えっ
レンズを覗き込んでいたあなたは、飛び跳ねる様に、私を見た。
どこ?
もう消えたよ
頭を抱えて落ち込むあなたの姿を見て
案外、普通にしていた方が、見つかる事もあるんだな
と、思った。
そう言えば、あなたは流れ星に、何をお願いするんだろうか?
流れ星に夢を3回唱えれば、その夢は叶う。
そんな使い古されたスピリチュアルがある。けど実際、流れ星をみつけてから3回唱えるのは難しい。
だから最近はこんなふうに言われている。
「一瞬の流れ星に唱えれるくらい、その人は夢を追い続けているから叶えれるんだ」
チャンスを掴む人はチャンスをチャンスだと思える人なんだと思う。殆どの人は後から「ああ、あれはチャンスだったんだ」と知って後悔する。
流れ星に願いを叶える人はなにもない夜空をずっと見上げられる人だ。
その忍耐力とか、運とか、熱意とか、全部ひっくるめて「才能」って呼ぶのかな。
『妹と弟と姉』
「あ!流れ星!」
空を見上げていた弟が突然声を上げた。その声に空を見上げるももう流れ星はない。……まぁ、当然っちゃ当然だが。
「…もうないじゃん」
拗ねた声を出す妹をまぁまぁと宥める。
「今から皆でお願いしてみよっか」
「…でも、願い事は流れてる間にしなきゃいけないんでしょ?」
「んー、そうだけど。願うだけ願っても損にはならないでしょ?だから、ね?」
手をギュッと合わせてお願い事をし始めた弟と妹を見てから私も手を合わせる。
どうか、どうか、この関係がずっと続きますように。
【流れ星に願いを】
残酷なくらいに美しい空だった。
もう随分長いこと歩いたような気がする。
肺の奥底から血液特有の鉄錆の匂いがこみ上げて、口内を支配している。
胸骨の真下がズキズキと痛んで、知らぬ間に息を詰めている。
それでも、歩き続けなければいけなかった。
背にかかる体重が重くて、しかし僕も必死だった。
少しでも、ほんの少しだけでも、あの炎から逃れたい。
あの戦火から少しでも離れた場所で、今晩くらいは越したかった。
目指すのは、背中に負ぶさる彼と、いつか星を見に来た小高い丘の上。
あそこならきっと、まだ戦火は及んでいない。
子供の足には些か遠かったが、そんなのも分からないくらいには必死で、酸素が足りていなかった。
ひゅうひゅうと隙間風のような嫌な音が喉から鳴って、その度激しく噎せて背に乗せた彼を落としてしまいそうになる。
子供の身体で大人の男一人を背負うのは、バランス的にも、筋力的にも辛かった。
日がとっぷり沈みきり、背後の街から聞こえていた破壊音すら一旦止むような深夜になって、ようやく僕らは丘に着いた。
彼の身体をどさりと隣に降ろして、そのまま地面にへたり込む。
戦火が見えなくなった途端、周囲は真っ暗で、星々が放つ頼りない明かりが微かに彼の輪郭だけを照らし出していた。
敵国の軍服に身を包んだ彼は、酷く青白い顔をして、胸と腹に風穴をこさえて倒れていた。
僕がそれを見つけたのはたまたまのことだったが、どうしても、どうしても棄てていくことはできなかった。
御国にとっては憎き敵国の一兵とて、僕にとっては一緒に星を数え、夜空を教えてくれた気のいい兄さんなのだ。
靴底はとうに擦り切れ、足は火傷の痕と食い込んだ小石でぐずぐずになっている。もう、明日からは移動もきっとままならない。
食料も、水も、長いこと摂っていなかった。ここが自分の終わりだと、漠然と信じられるくらいには。
彼の横に倒れ込んで、そうすると目の前にはもう、深い深い藍色をした夜空だけが広がった。
ちかちか星が瞬いて、その隙間を縫うように、流れ星が尾を引いて駆けていった。
段々霞んでいく視界の中、冷たくなって血でぬるつく彼の手をそっと握った。もう、移してやれる体温さえ僕には残っていない。
どうか、どうか願うなら、あの流れ星が叶えてくれるのなら、次は、どうか、もっと平和で、温かくて、彼と笑っていられる国に生まれたい。
流れ星が最期に瞬いて、僕はそっと瞼を閉じた。
テーマ:流れ星に願いを
かつて女性は私にとって花だった。
蕾を見ると、どうにかして咲かせてやりたくなり、
花弁は無条件に愛でてやりたくなる。
花は、私の生きがい、そのものであった。
ー
ふと顔を上にむけると、
夜空に一筋、光が流れたのに気がついた。
「あっ」
隣にいた子どもが私の声に驚き、現地語で何かを呟く。
「驚かせてごめんね、星が燃えているんだよ」
私が安心させるように彼女の頬を包み、そう伝えると、
その娘の目は、
好奇心か、燃えるように光った。
正確には、燃えているのではなく、プラズマ発光している、と言うことを説明する前に、
その娘は私の手から離れて仲間のところに戻り、
夜空を指さしながら、その瞳をキラキラ輝かせていた。
あの娘は、この先どんな人生を辿るのだろうか、
あの娘にとっての、
人生の花は一体、何になるのだろうか。
手に僅かに残った温もりの余韻を感じながら、
もう一度夜空を見上げると、
ひとつ、ふたつ、線のように流れ星が空を彩っていく。
「どうか、健やかでありますように」
今度は誰も私の言葉を聞いたものはいなかった。
日本から遠く離れた異国の大地の上で、
夜の闇に溶けた日本語。
私は、今まで私の人生に
咲いてくれた色とりどりの花々に向けて祈ったのだ。
ー
あの娘が私の名前を呼ぶ、
空を指さしながら。
おそらく仲間たちに、
空に現れては消える、光の線がなんなのか、
説明して欲しいのだろう。
今夜は流星群のようだ。
いつもより明るく照らされた地面のおかげで、
草花を避けることができ、
私はステップを踏むように足取り軽やかにそちらに向かう。
「流れ星に願いを、花に祈りを」
私と出会ってくれた女性たちが、
今も笑っていますように。
そして、
どうか、あの人が、
今夜もよく眠れていますように。
穴の中からわずかに見える、煌めく星空。
いつからここにいるのか分からないけど、
ボクは眩しく射し込む光より、キラキラと輝くこの星空を眺めるのが好きだ。
閑かな夜。
たまに聞こえる動物の鳴き声。
今夜は、シャラシャラと夜空からも賑やかな音がする。沢山の流れ星がいっせいに夜空を舞っている様子がうかがえる。
ボクがこれをみるのは、何度目か。
あまりにも美しくて、いつも忘れてしまうのだ。願いを込めるのを。
今こそ、願おう。
ボクが、本当のボクになれますように。
この穴の中にずっといるボクではなく、自由に羽ばたけるボクであれますように。
目を瞑って、ひたすら唱える。
流れ星に願いを。
#流れ星に願いを
あなたは流れ星に願ったことがある?
家族のこと、友達のこと、恋人のこと、他にも沢山。
今日も私は流れ星に願う。
「明日もあなたが元気でいますように。」
【流れ星に願いを】
流れ星。
見た目は確かに綺麗だが、正体はただの宇宙の塵。
だから願いを叶える力なんてない。
だけど、
「……はぁ、すごかった〜! ねぇねぇ、君は何をお願いした? 私はね〜」
彼女の笑顔がとても眩しくて、綺麗だったから。
その笑顔がずっと続けばいいと、星に願った。
・流れ星に願いを
綺麗な星だって流れるんだから、
涙を流したっていいじゃない
そのひとすじに願いをかけて
流れ星に願いを
元恋人と星を見に行ったことがある。糠平湖。2人で寒いね、と言って肩を寄せ合っていた。2人に余計な会話は必要なかった。世界には俺たちしかいないんじゃないかって勘違いするほどに静かで。ただ、2人で夜空を見上げて。最初に流れ星に気づいたのは君だった。「あ、流れ星」って、指をさしながら。その横顔に一瞬、見惚れた。また空を見上げれば、流れ星がいくつも流れていた。君と見る流れ星は、なぜかいつもより輝いていた。どちらからともなく、手を握り合って、この時間がずっと続きますように、ずっと一緒にいられますようにって静かに願った。
"流れ星に願いを"
綺麗とぼんやり眺めるくらいが丁度良い。
願いなんて重荷を乗せたら、瞬く間に堕ちて潰えるだけだ。
『流れ星に願いを』
幾度か流れ星なるものを見た事はある
流星群が見られる時期に仲間と連れ立って出掛けたこともある
おそらく流れ星を見たのであろう
そして願い事もしたのであろう
あるいは願う間もなく流れ落ちる星を見ただけなのかもしれない
しかし今となってはその時の自分が何を願ったのか願わなかったのか、まったく覚えていない
その程度のものなのだ
ならば今だったら?
いま目の前を流れる星に何を願う?
【流れ星に願いを】
願い、と言われて
私は何を願うものだろう
パッと浮かばない
夢とか
希望とか
どこかに置き忘れてきてしまった…
どうやって見つけるのかさえ
わからない…
もし叶うのなら…
どうか私に、夢と希望を、ください
幸せになりたい
UFOが星の散らばる夜空を斜めに横切る。
私はそれが流れ星だと知らなくて、のちに後悔する。
たった一瞬のその光景が、
一生に一度、あるかないかの大勝負の合図だと思って
私はUFOを追いかけようとした。
すると、隣にいた祖母が私の腕を掴んで首を横に振った。
「あれはね、UFOじゃないんよ。
毎日頑張ってるみーちゃんに
一つだけご褒美をあげようと神様がくれた流れ星だよ。
だから、追いかけるんじゃなくて
想いを託すの。
みーちゃんがいつも言ってる『小説家になりたい』に
近づく第一歩を流れ星が実現してくれるかも。
だから、次に見つけたら
みーちゃんの願いを流れ星に託そうね」
「その流れ星は次いつ来るの?」
祖母は逃げも隠れもしないで正直に言った。
「運がいい時に現れるんじゃないかな」