『妹と弟と姉』
「あ!流れ星!」
空を見上げていた弟が突然声を上げた。その声に空を見上げるももう流れ星はない。……まぁ、当然っちゃ当然だが。
「…もうないじゃん」
拗ねた声を出す妹をまぁまぁと宥める。
「今から皆でお願いしてみよっか」
「…でも、願い事は流れてる間にしなきゃいけないんでしょ?」
「んー、そうだけど。願うだけ願っても損にはならないでしょ?だから、ね?」
手をギュッと合わせてお願い事をし始めた弟と妹を見てから私も手を合わせる。
どうか、どうか、この関係がずっと続きますように。
【流れ星に願いを】
4/26/2026, 7:03:55 AM