『流れ星に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「流れ星に願いを」
すごい!!
こんなに流れ星が見れるなんてサイコー!
何十年に一度の流星群だ。
嬉しかったのも束の間らしくシユンとする
あんなにお願い出来ないよ!
独り占めとは贅沢な事を言う
地球の反対側は昼間だ
したくても出来ないのに
もうすぐ隕石となって降り注ぐための周回起動にのる
最後のお願いは
助けて だろう?
流れ星に願いを。叶いもない願いは初めからするなよ。
私があげた服を着てさ、なんのつもりなん。
誕生日プレゼントであげたTHE NORTH FACEのロンティ 別にね。着るのは良いんだよ。
それをさストーリに載せるかな、
後ろ姿で何のために載せてるんかな。
あっ、そっか。
別にその服にはそこまでの思い入れもないし。
私があげたっていう記憶も無いって事だもんね。
ただ単にTHE NORTH FACEの服だから。
私はさ、めっちゃ悩んでその服選んだり、沢山悩んで。
貴方にプレゼントしたよ。
見返りを求めてるわけじゃないけど、そんなに私の事
嫌いなの。いやもう、情がないからこそ。
何も私を感じないからこそ、着るのだろう。
私は君からもらったものはほとんど捨てたよ。
財布だけは押し入れにしまったまんまだけど。
貰ったもの残して置くと思い出してしまうし。進めなくなる。物には罪ないけど、全部、ぜっんぶ思い出すから
振られた次の日にイッキに捨てた。
ストーリ見るからなんだけど。自業自得なんだけど。
そんな簡単に着られるのが癇に障るだけなんだよ。
でも少し、着てくれてるんだ…と少し嬉しい感情になったのは正直あるの。そう思ってしまうのが悔しい。
振られてもうそろそろ一年になるのに。私はずっと、
進めなくて、あなたの事ばかり追って、悲しくなってる
君の後ろ姿をスクショして見てる私も相当気持ち悪いね
振った代償とかあったらいいのになぁ、
そうだったらいいのになぁ
「流れ星に願いを」
何故流れ星に願うのだろう。
あんなにも遠く、手の届かないモノなのに。
藁にもすがる思い という言葉があるけれど、
流れ星に願うというのは、恐らくこの手が届くであろう藁よりも頼りない事の様に思える。
或いは神や仏の様に、手が届かないからこそそこに己の想いを託すのだろうか。そう言った事なら、確かに藁は頼りない。
いずれにしても、何もせず願うだけで何かを叶えようなどと、ロマン主義の裏には、見るに耐えない怠慢があるのだ。
過呼吸に陥りかけた頭と肺を落ち着かせる。
恐ろしく周到で凶暴なあの男は、もしあのまま和樹が現れたら喜んで応えただろう。
ここでの格差は凄まじい。
冷静になった途端に、肩を包む大きな手に気恥ずかしさが忍び寄ってきた。
「落ち着きましたか」
見上げる相棒の表情はまだ緊張と何かをしでかすような危うさが垣間見える。
「いいか和樹。ここではいくら挑発されようと抑えなければいけない」
お前が殺されてしまう。
「そこまで人権がないのですか」
「ないよ」
間髪入れた返答の直後、空気が一変した。高音で亀裂が入るような空間の捻れを感じる。
「お前を失いたくない分かってくれ」
「分かっているつもりでした」
そっと頬をなで上げると彼は僅かばかり笑む。ああ、違うな、同じ所属同士のもつ共鳴するような穏やかな音が脳に直接響いてくる。
男として我慢ならないはずだ。理不尽を彼にまで強要しなければならないなんて。
「冷たいです」
夜明けが近い。
隣の男はすっと立ち上がり途端に身体も冷たい空気に晒された。肩に掛けられた男物の服はずり落ちる。
「何か温かいもの入れますよ。空腹だと眠れないでしょう」
簡易キッチンに行く男の肩にはまだ激情がこもっている気がして、穏やかでは居られない。
抱いててほしかったとは口が裂けても言えなくて、彼の匂いの上着を胸元でかき合わせた。
程なくして温かいスープが机に運ばれた。
「ありがとう…」
「いえ」
「すまない軽率だった。嫌な思いをさせた…」
スープは熱すぎない温度で、お腹に優しく通っていく。
「あなたは何も分かっていない」
ため息がちに、和樹は窓の外を見ている。
私が自ら受け入れたことだ。精神が逸脱してしまったことは認めるが、仲間を生かすためなら、この骨のような身体がどうなろうと……
「そうじゃなくて!」
珍しく怒気をはらんで肩を掴まれた。
「貴方がしていることは、春を売っているのではありません」
「は、る…」
「分かりませんか」
「だ、って。こんなことぐらいしか」
自分の身を犠牲にするぐらいで皆を守れるなら安いものだと思った。
身体を開けばやつは気をよくして最後は優しく帰される。
「あなたはもう取り込まれている。どんなに生活基盤が上がろうが、精神論や宗教が浸透しようが、大戦中や内戦中、村の女達が、次々と敵兵にレイプされる現実を知っているでしょう」
いったいどこの話をしているの?
「日本の話?」
「人間や動物のオスの話をしているのです」
ぞわりと、暗に男の性質の話なのだと、実感した。和樹の瞳には憎悪のような負の感情が湧き上がっている。
「女達を根こそぎレイプすることで、村には溝ができます。敵兵の子を孕めば差別は免れません。家族の1人がレイプされたと、ほかの家族に知られてはまずいんです…」
「なぜ」
耳を塞ごうとする私の手を、彼は手首を握って止めた。
「迫害と侮蔑。そして不和が始まります。僕たちの中で…不和が起これば分断に繋がります」
「お前は私の部下でしょう」
力の限り握ってくる手はあまりに無作法で熱い。
「そんなの関係ありませんよ」
侮蔑。その言葉だけが心に取り残される。軽蔑されているのか?
「その男は、僕たちの内部分裂を知ったら喜びます。貴方とその…以前の管理者パトロンであった男性とも、完全に齟齬が生まれているはずです」
ああ… 遠い記憶が押し返してくる。
「ちが…。違わない」
私。あの晩秋の夜に気絶するほど殴られて見知らぬ塔に連れられ監禁された。もう遠い昔。
「言わなければよかった。でも我慢できませんでした」
僕だけは貴方のそばを離れません。
その言葉は今はあまりに白々しくお腹に溜まっていく。温かいはずなのに…。
流れ星に願いを
『流れ星に願いを』
空を見上げ星を探す。
今夜は流星群が見られるらしい。
街の灯りが邪魔で、星はポツポツとしか見えない。
雲も出てきた。
暖かくなってきたとはいえ、春の夜はまだ肌寒い。
パーカーのフードをかぶり、胸の前で腕を組む。
これは無理かな…。
諦めた途端に流れる、なんてこともありそうで、やめるにやめられない。
ずっと見上げているから、首も疲れてきた。
私の願い事はひとつだけだ。
流れ星にでも縋るしかない自分が情けない。
でも私にできることはもう、なにもないから。
お星さま。どうかお願いします。
どのくらいそうしていただろう。
諦めかけたその時。
流れた。
小さな星が、一瞬。
→無駄骨
野球界のあるレジェンドは、幼い頃に車道を走る車のナンバーを目で追って、動体視力を鍛えていたらしい。150 km/hの白球を相手にするには、たゆまぬ努力が必要なのだ。さらにボールを目で追う反射神経は、冷静な判断にも繋がるのかもしれない。
つまり野球選手なら流れ星に願い事をする際に、一般人よりもアドバンテージがあるのではないだろうか? 素晴らしい動体視力を持って、速くに流れ星を視認し、的確な判断で願い事をすることができるのだから。
それならば私が流れ星に願う願い事は1つだ。
「野球選手の動体視力能力をください」
その願いさえ叶えば、流れ星のたびに次から次へと願い事が叶うという夢のような永久機関を手に入れることになる。
なかなかの妙案だ。
動体視力の件について、流れ星に早速願ってみよう。
テーマ; 流れ星に願いを
「ねえ流れ星を見たことある? 私はあるよ!」
テレビで星の特集をしている最中、彼女が嬉しそうに言ってきた。
ニコニコ笑う彼女に「すごいね。良かったね」と返すとちょっとだけムッとした表情をされた。
「すっごい棒読み。信じてないでしょ。
……まあいいけどね。私も目の錯覚? って思うくらい一瞬だったし」
「……ちなみに流れ星に願いをかけることは」
僕がそう訊くと彼女はあははと大口開けて笑う。
「無理無理! あんな一瞬に三回も祈れないって!
……ま、だから出来たら願いが叶うなんて噂が広まったんだろうね。
ロマンもあるし」
そう言いつつも少し寂しそうな顔をする彼女に僕は思い切って言ってみた。
「今度の連休、星を見に行かない?」
彼女は目をパチクリさせた後、ニコッと微笑んだ。
「うん!
ふふっ、楽しみだなー」
嬉しそうにしている彼女を見て、僕は絶対に失敗できない旅行になるぞと心の中で意気込んだ。
そしてもし流れ星が見られたらこう願おう。
いつまでも仲良しでいられますように、と。
流れ星に願いを
早苗は星に願った。
「どうか、色を。私に何でもいいから、色を、ください」
誕生日祝いをされることが嫌いな人もいる
知らなかったとはいえ
家まで押しかけて
勝手に祝って
はい、祝いましたよーぉなんて
失礼極まりなく
そんな奴からなんて
祝われたくないと思うだろう
祝わなくてはいけない、だって家族なんだものなんて
まったくの勘違いであり
完全にこちらのエゴイズムだということに今更ながら気づいた
豚でもなく
豚マな私
恥だらけの人生
流れ星に願いを(オリジナル)
流れ星に、願いを叶える力なんてないと思う。
そもそも、流れ星なんて数秒で消えてしまうのに、その刹那に何を願えると言うのか。
そして何より、僕は神の存在を信じていない。
神が本当に存在するのなら、僕はこんな風になっていない。
僕は夜の山道を、トボトボと下っていた。
小学校から家までの帰り道である。
今日は塾がある日だったが、行けなかった。
学校で焼却炉に落とされて気を失っていたからだ。
僕が気絶した事で怖くなったのか、焼却炉の蓋が開きっぱなしだったので、ゴミの山を詰み、なんとか外に出る事ができた。
辺りは真っ暗だった。
両親は共働きで、家には遅くに帰ってくるが、もしかしたらこの時間、母親が家にいるかもしれない。
僕は心配になり、臭くなった衣服を誤魔化すために水道で全身を濡らした。
この方がまだ、ふざけて遊んだと言い訳できる。
僕はいじめられていた。
それも、正義感からいじめっ子を庇った事により、標的にされてしまった。
僕は全然悪くない。
なのに、いじめっ子は罰せられるどころかいじめをエスカレートさせ、先生もクラスメイトも知らぬふり。
天罰が下る様子もなかった。
お天道様はいつも見ているのではなかったのか?
バチが当たるとは何だったのか?
神様が何もしてくれないのなら、神様なんていないのも同じ。
正しいものが報われず、正しくないものが罰せられない世界なんて間違っている。
僕の髪からポタポタと水滴がしたたり落ち、僕の目からも涙がこぼれ落ちた。
「クソッ」
こんな事で泣くのも悔しくて、僕は顔の水滴を袖で拭って、空を見上げた。
と、そこに流れ星。
とっさに願ったのは、
こんな間違った世界、滅びますように。
だった。
こんなに短い時間でも案外願えるものだな、と、考えを改めるとともに、神を信じていなくても、やっぱり何かに願おうと思うものなんだなと、ぼんやりと思った。
流れ星に願いを
暗闇で
ほんの一瞬
呟くと
震える足が
私を止めた
流れ星に願いを
夜空を流れる一筋の光…滅多に見れない、瞬きの間に消えてしまう光…
久しぶりの星空を見上げて、流れ星を探し続ける…夜空に散らばる無数の星明かりの中に儚い希いを祈る為に…
苦しい時の神頼み…そう知っているけど、大人になった今でも、まだ縋ってしまう…どんなに汚れた心でも、叶えてくれそうな気がするから…
夜の闇に紛れての願い事…あなたにだけ、届いて欲しいから…
「流れ星に願いを」
この頬をこぼれ落ちる雫たちが
どうか報われますように
流れ星に願いを
「亡くなった」って、「星になった」とも言い換えることが出来るよね。
「星になる」ってことは、流れ星とか、他の色んな星座とか、そんな感じでいっぱい形としてあるものになれると思うんだけど。
「流れ星が流れたら流れてる間に願い事を言う」
この風潮がある理由を考えた時
生きている間に自分の願いを叶えられなかった人が、
願いを叶える存在になろうとして
それを「流れ星」っていう形で世に放って
そしてその後、そこで願いを掴み取ってループは止まるのか、はたまた願いを掴めず他の人の願いを叶える流れ星になるのかは受け取った者次第っていう事実にたどり着くわけだけど
それって…深いよなぁ。
「星になる」ってことは…現世では何の輝きもなかったってことだったのかもしれない。意外にも…
そう考えると、「流れ星」は、願い事のキャッチボールだったりするかもしれないね
流れ星に願いを
いつも、どこか不安。
この不安定な世界にも、不安定な自分にも。
神様。どうか一生、安心して暮らしたいの。
本当に、今はそれだけだから。
"流れ星に願いを"
美しくゆらめく星々を眺めて空虚に包まれた
世界でたった1人になったような
そんな気分
温かい毛布を肩にかけて
冷たいベランダを足の裏で感じる
初めて見る流れる星は眩暈がするほど美しく
愛おしく写った
肺の中で温められた空気を吐き出して
白くなった吐息を手で押し出す
「しにたい」
口をついて飛び出た哀れな我儘。
白い息と共に暗い闇夜の中に沈んでいった
[流れ星に願いを]
―夏休みの天体観測、水瓶座の流星群と重なるらしいよ
放課後、教室の前を通るとそんな話が聞こえた。思わず立ち止まり耳を傾ける。何人かで親しげに話している声が聞こえたが、すぐに別の話題に変わってしまった。
廊下を歩きながら、ふと小さな頃に祖母から聞いた話を思い出す。
あれはたしか何かしらの流星群があると聞いて、珍しく夜更かししながら星を見ていた時のことだ。私が流れ星を見る度、必死に願い事を3回言おうとしては失敗しているのを見て、おばあちゃんはいつものように優しく微笑みながら口を開いた。
「美優ちゃんは、なんでお星様に3回お願い事をすると思う?」
私は少し考えたが答えられなかった。そんなの考えたこともなかったのだ。すぐに分からないと言うと、おばあちゃんは夜空を見上げた。
「お星さまにね、この願いを叶えるため努力するので、どうか見守っていてくださいって伝えるためなんだよ」
その話を聞いて、私は首をかしげた。伝えるだけなんて、意味がないではないか。それまでずっと、最近流行りのシールが欲しいと願っていた私は、抗議の声を上げた気がする。
しかし、その質問におばあちゃんはあっさりと答えた。
「お星さまはね、ご先祖さまなんだよ。だから私たちを見守って、時には少し手助けしてくれる。そんなご先祖さまに、今後何に向かって努力するか、報告するためなんだよ」
そんなの、ただの綺麗事じゃん。思わず私は言い返したが、おばあちゃんは少しだけ悲しそうな顔をするだけだった。今思えば、数年前におじいちゃんを亡くていたのもあったのだろう。
「―っと、危ない」
小石に躓きかけ、私は思い出から戻ってくる。今はおばあちゃんも死んでしまい、会えるのは記憶の中だけだ。
空を見上げると、一番星が光り始めていた。
「おばあちゃん、見てるのかなぁ」
思わずつぶやく。これまであの時のことを思い出すのは滅多になかったが、天体観測の話で思い出したせいかもしれない。確か、あれはうちの学年で自由参加の行事だったはずだ。
私は何を星に願おうか。
そんなことを考えながら、家の扉を開いた。
[追加。タヒ表現あり⚠]
暗い森の中、もう右も左も分からない中で、ふと空を見上げる。すると、一筋の光が見えた。
「流れ星か」
思わずつぶやく。子供の頃は流星群があるときは夜更かしをして、必死に願い事をしていたものだ。
「懐かしいな」
いつぶりに見ただろうか。ここ数年は、人工の光しか見ていなかった。
疲れて痛む足を無理やり動かし、歩き続ける。最初は軽かったはずの背中の荷物が、今は投げ出したくなるほど重かった。
そういえば昔、流れ星は人が死ぬ瞬間に流れると聞いたことがある。ということは、今この瞬間に誰かが死んだのだろうか。
「、ハッ」
ばかばかしい。しかし、こんな状況のせいか1度よぎった考えは頭にこびりついたままだった。
足の感覚がなくなってきた頃に、良さげな洞穴を見つける。座り込み、鞄の中身を取り出した。
数本のビール瓶と開け、一気に飲む。薬を肴に最後の晩酌だ。ぬるくて美味いとは言えないが、なけなしの金で買った最後の贅沢品。
「綺麗だなぁ」
こんなに綺麗な夜空は実家ですら見なかった。最後に見る景色がこれで良かったと妙な満足感を感じる。
薬を飲み込み、ふと思った。俺も死んだら流れ星になれるのだろうか。馬鹿みたいな話だが、そんな事も今は信じられそうだ。
俺の星に誰も祈りませんように。一瞬流れた星にそんなことを願いながら、酒を煽った。
流れ星に願いを言おうとした
だが、とっさに出てこない
なるほど
普段からちゃんと努力や情熱を注いでいないから
ここぞと言う時に口から出ないのか
所詮その程度だったのか
変わることが変わらない。
そんな毎日が続いていて
気づけば空を見上げなくなっていた。
神も仏も
上から見てるだけで
降りてきてはくれないんだから、
何をしたって
私には意味がなかった。
誰も助けてくれない
原因不明の莫大な不安と
辛さと苦しさが
私を毎晩押し潰そうとしてくる。
抗うことも出来ずに
ただ変わり続ける毎日を
何とか過ごすことが
精一杯だった。
"Good Midnight!"
ふと見上げた空には
満天の星。
幸せになりたいから
流れ星に願いを。
毎日同じような生活を、どれくらい続けたんだろう。自分を変えられないまま。…何もしてないわけじゃない。根は真面目だし、言われたことは過不足なくこなす。でも、私は目立つタイプじゃないから…。ずっとこのまま、地味な業務を続けることでしか価値を見出せないんだろうな…
無意識に重い息を吐き出すと、周りに人がいたら心配されるくらい深い音が零れる。
ふと、目の前の水たまりに映る三日月が目に入った。反射的に空を見上げると、首の付け根からイヤな音がした。空には三日月と、近くにカシオペヤ座が浮かんでいる。少し目を離すと明るい星が。惑星だろうな、あれ。…
砂利道のど真ん中で、暫く星々に呆気にとられていると、突然何かが煌めいた。目を見開くとそれは真っ直ぐ斜め下に軌道を描いて消えてしまった。
…初めて見た。10秒ほど経って、慌てて両手を合わせて目を瞑る。…願い事、してみよう。願うのはあまり好きじゃないけど、願わなければ、叶わない。
家族がずっと、地球で幸せに暮らせますように
その為に、私があの星に行く任務を引き受けて、寿命と引き換えにでも地球資源の枯渇を止める方法を見つけ出せますように。
-【流れ星に願いを】
------
星が好きだし、おしゃれな題だったから創作を一つ。
個人的には願い事は嫌いだ。目標を立てる、叶えたい夢を見つけるのは良いけど、願うのは性に合わない。だから正月に神社に行っても、私の価値観を広げてくれるであろういろんな人々と出会えますように、とかいう抽象的な願い事をしている気がする。…願う、ということに単純に興味がない。
でも、流れ星って想像するだけでも願い事をしたくなる。手を合わせて目を瞑って。むしろ私は「神聖なもの」に願いを寄せることにロマンを感じてしまう。物語なら、その願いを叶えてあげることができるから。