『流れ星に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
流れ星に願いを。流れ星ってたまたま見れるものじゃないよな。ニュースとかで見て流れるのを待ったり天体観測をしてたらとか星を見てなきゃ当然見れない。
星とか月とか全く興味ないな。だから流れ星も見たことない。星見とか雅な趣味よな。そういうのを楽しめる人は幸せなんだろうね。
俺は興味がないから星の話はここまで。ここからはりんごの話を書こう。俺は愚痴りたい。
昨日買っておいたりんごがまたはずれだった。すいかみたいに中身が柔らかいかすりんご。もう生ゴミ買ったようなもんだ。
りんごは美味しい。りんごは最高だ。だけどこうも当たりはずれがあったら精神衛生上よろしくない。俺は食事でギャンブルなんてしたくないしはずれのりんごを処理するように食べるのはもう嫌だ。
なのでりんごを買うのはもうやめよう。これから食前や間食にはグリーンピースを食べよう。
グリーンピースはいいぞ。冷凍のグリーンピースは安いし味も安定していて冷凍だから日保ちもする。調理する手間がかかるのだけが欠点だがな。
実はグリーンピースはらっきょうたくあんに並ぶ小腹満たしのエースだった。調理がめんどくさくなったのと味に飽きたからしばらくごぶさただったけど、らっきょうとりんごが退場した今エースを張れるのはグリーンピースしかいない。
これからはグリーンピースの時代だ。ダイエットの強い味方になってくれることを期待する。
何故、流れ星なぞに願いを込めるのか。
それは至極簡単で、願いというのは叶わない事を知っても尚最終的な到達地点として設定せざるを得ない観念そのものであり、史的唯物的な生物とは無縁の極地だからである。
故にこれから堕ちていく星に願いを込めて、観念そのものと流れ星を結びつかせて実在を与えるのだ。無ければ足掻きもしないが、在れば充分に人は狂えるのだから。
「流れ星に願いを」
悩み事がある度、私はいつも丘の上の高台に行く…星空の綺麗なあの高台へ
「はぁ…今日も課長からのパワハラ…同僚からの期待…毎回私ばっかり…」
ボソボソと言ってるうちに高台に来た
「今日も誰もいない…?あれ?」
(この高台は今まで人がいなかったし、来なかったし…今日は誰かいる 珍しいこともあるんだな)そう思っていると
「おや?珍しいね、ここに人が来るなんて 君も流れ星を見に来たの?」
急に知らない男性が話しかけて来て、私は動揺を隠せなかった…私は震えた声で男性の問いかけに答えた
「そ、そうです💦 」っと答えた私 すると男性は優しく話し始めた
「そんな怖がらなくて大丈夫だよ あっ!名前言ってなかったね〜
俺の名前は『天星 《あまね》』って言うんだ」
「あまね?天使の天に音であまねですか?」
「うーん 惜しいね 天使の天に星って書いて『あまね』だよ〜」
「いい名前ですね 私の名前は『明里《あかり》』明るい里って書いて『あかり』です」
「明里ちゃん、可愛い名前だね」
(可愛いって初めて言われた 照れちゃうな///)
「ところでさ 明里ちゃんは、何か悩んでるでしょ?」
突然言われてびっくりしながら答えた
「!!!!!!!!!! なんでわかったの?」
すると彼は笑いながら言った
「クスクス 顔に出てたよ 【私は悩んでいます】って(笑)」
「嘘!! 顔に出てたの!?私…」
「そうだよ(笑)」っと彼が笑った、私も釣られるように笑った
「ねぇねぇ 明里ちゃん知ってた? 『流れ星に願いこど言うと叶う』っていう噂」
「?『流れ星に願いこど言うと叶う』知ってるよ」
「知ってたか(笑) 明里ちゃんの悩んでる事を流れ星にお願いしてみたら? 少しは気持ち楽になるんじゃない?」
「そうだね! ちょうど流れ星流れてるしお願いごとしてみる」
私は手を合わせ流れ星に願い事をした
それ以来、課長からのパワハラはなくなり、今は楽しく仕事をしている
本当に叶った!皆様も願ってみてください《流れ星に願いを》
希望を胸にともして 腐らずに生きれますように
(流れ星に願いを)
テーマ : 流れ星に願いを
切実にさお願いしたい事ある
僕、今 病んでる
要因はいろいろあってさ
これ!って断定じゃなくて、いろんなものが積み重なって今、しんどいんだなって
…意識が死に向いてしまうんだなって
正直な話しね?
僕、死にたがりじゃーんwwって思う時 何回かあって
だけど、生きたいと思える事ってあんまりないなって
死にたい理由は
両手に収まりきらないくらい増えたのに
生きたい理由は
片手で数えるほど増えないなって
どうしようねww
僕、こんな思いしてまで生きてたくないな
何で、「死にたい」って言ったらダメなのかな
それも僕の感情の一部で
楽しいとか悲しいとか、普通の感情と何も変わらない
当たり前に存在する感情で
なのに、表に出したらダメって言われるのはどうして
生きていたら誰しも思うだろ
思う回数が人によって違うだけで
実行する、しないも人によって違うだけ
だけど、確かに周りの人を心配させたくないからって
言えない
実際、僕も言えてない
傍から見たら「疲れてんのかな」くらいに思われてそう
だけど、それでいいのかもしれない
余計な心配かけたくない
…どうしよ、生きるのって辛い
僕の人生振り返ってみてさ
なんか、よくここまで生きてきたなって思った
どうせ、こんな事言いながら僕はこれからも生きてくんだろうけど
何かがトリガーになれば危ない状態って
この事を言うんだな!ww
さぁ、テーマに戻ろう
…なんかもう、全部放り出してさ
大切な人も物も全部、今は重荷にしかなんなくて
1人でずっと考えて
きっと誰かに相談した方がいいのはわかってるけど
同情とか大嫌いだから、なかなかできなくて
だけど誰かに助けてほしくて
もし夜に空を見上げてね
綺麗な星空のなかで一つだけ輝いて落ちてった流れ星があったら、僕が望んでる事を1つでもいいから叶えてくれないかなって僕は
【流れ星に願いを】かけてみようかなって
その綺麗な星空を眺めてるんだろうな
流れ星に願いを/2023.4.26
11月の半ば。
しし座流星群の極大日と聞いて、夜中いそいそとベランダに出た。
寒いからってスキー用の分厚い靴下を履いて、コートを着て、空を見上げる。手元にはあったかいココア。
一応都会に分類される地域だから、星がこぼれるように見えるとはいかないけど、たまに見上げる分にはこれくらいでもきれいだと思う。
ひとつ、ふたつ。ほんの30分の間にいくつも星が流れる。
流れ星に願いをかけると叶うという。……私の今の願いはなんだろう。
伸び悩む成績、叶いそうにない恋愛、今欲しいもの。どれもこの星空に願うには相応しくない気がした。
こんなに流れ星が見えるなら、何を願っても構わないだろうに。それでも。
星が流れる。
その軌跡が消えぬ間に、私は祈る。
この星空がなくなりませんように。
来年もまたこの空を眺められますように。
……今度は二人がいいな。
結局最後に欲が顔を出した。
「流れ星に3回願いを唱えると叶うらしいけど、私、流れ星を見たことないの」
すでに経験済みだと思っていた君好みの出来事はまだ未体験だった。流星群を見たことある俺に質問が飛ぶ。どれくらいで消えてしまうのか、3回も言えそうか、どうすれば見られるのか色々訪ねられたが俺から言えるのは
「ゆっくり唱える余裕はなかったな」
故郷で兄弟たちと見上げた流星群は星があっちこっちに落ちていきそうだった。幼い弟なんて家が潰されるんじゃないかって泣き出したんだ。
流れ星に関しては短かったり長い光の筋を目に捉えたかと思えばすぐに消えていってしまう。3回なんて余程短い願いじゃないと言えなかった。実際、兄弟の中で言えたものも誰ひとりとしていなかった。
「そっか」
「心を込めた1回でもいいんじゃないかな。それか練習するとか」
「練習」
「俺の武器、忘れちゃった?」
俺の武器は弓。流れ星の速さには敵わないが、流れる線を描くことは可能だ。スッと消える表現は確か、似ていたはず。
「場所はそうだな…。草原がいいかな」
草原の夜空に矢を放ち、それから君の願いに耳を傾けるんだ。『流れ星に願いを』しなくたって俺が叶えてあげられるかもしれない。
空を見上げた。
深い黒に染まった空。
満点の輝きが、広がっていた。
白い砂が光っているように、散りばめられていた。
その中に、ひときわ目立った光があった。
大きな、大きな、流れ星だった。
青白い尾を引いて、目も眩らむような存在感で。
見れば見るほど、惹き付けられた。
誰かから聞いたことがある。
「流れ星には、願い事を唱えてみな。きっと叶うはずだよ」
そうだ、願い事だ。
流れ星には、願い事だ。
どんどん輝きを増していく流れ星。
はやく願いを唱えてと、急かすように。
もう私には、その星しか見えない。
両手を胸の前に結んで、ゆっくり目を閉じた。
祈るように、唱えた。
「流れ星さん、どうか……」
耳元で、大きな音がする。
ぐんぐん、大きくなっていく。
だんだん、熱くなっている?
やっぱり。
だから、早く言わないと。
「……ここに、落ちてこないで」
流れ星に願ってまでも、私は、貴方と付き合う事を望んだ…密かな私の願いは、叶った…そして、今は、貴方との未来を流れ星に願ってる…もう貴方との未来は、確実にあると分かっていても、流れ星に願えば、更に叶いそうな気がしてる…ホンマに貴方が好きなんよ…この貴方への愛の大きさは、誰にも負けない…貴方が好きで好きで堪らない…
『流れ星に願いを』
頑張っても、藻掻いても
どうにもならないことを
もう少し頑張れるようにと
もう少し藻掻けるようにと
流れ星にお願いをした
―自分にも出来るのだと
言い聞かせるように
流れ星
人々の願いをつれてどこへ行く
どこかで塵のように消えてしまうだけなのはわかっているけど
最期に瞬いた星は、我々にはとても綺麗に映るのだ。
ぼーっとしていたら星が綺麗な場所にいた。
「ここに居る意味を私に教えて?」
おばあさんは私の顔を見て言った。
「どういうことですか?」
「私はもうすぐ死ぬらしいんだよね。
明日ここで会えるか分からないんだよ。
だから私は星を見に来た。
あなたは何でここに居るの。」
「私は分からないの。」
「逆に教えてくれませんか?
ここはどこですか?」
「ここは願い事をする場所だと私は思っているのよ。
私はここで今日が精一杯生きていられるように
願い事をしているのよ。
ほら、星が綺麗でしょ?
あなたも願い事してみなさい。」
「じゃあ私も─────」
流れ星に願いを込めて
─────『流れ星に願いを』
流れ星に願いを(BL)
星に向かってお願いしますと言ったのは生まれてきて初めてかもしれない。宙には星が瞬き月は隠れてしまっている。
流れ星が流れた瞬間にお願いします!と大きな声を出して言ったので不審者に見えただろう。
でもこっちはそんなこと気にしてられないくらいに切羽詰まっているのだ。
「頼むよ、ほんと」
少しの涙声でそう言ってスマートフォンを取り出し、既読をつけたまま放置していたトーク画面を開く。
画面に表示されている最後の会話は『お前のこと好きなんだけど』だ。何度文面を読んでも胸がドキドキと高鳴る。男同士というのを分かっていてコイツは告白をしてきてくれた。
それならその誠意に答えなければ。
文面はもう打ってある。『俺も好き、返事遅れてごめん』ただそれだけの返事を送るのに何時間もかかっている。オマケに星に願いはじめてしまった。
よし、送ろう。と思ったところで件の彼から着信がある。驚き過ぎてスマートフォンを取り落としそうになるのをなんとか防ぎ、電話に出る。
「も、しもし?」
思わず声が上ずってしまう。
「もしもし、何してたの」
「星に願いを……いや外に出てた」
「なんだそれ、なあ、返事聞いてもいい?」
ドキリとした。
「俺も、お前のこと好き」
正直に自分の中にある思いを告げた。
「本当に?めちゃくちゃ嬉しい」
きっと顔をクシャりとさせて笑っているのだろう。俺の好きな笑顔だ。
「なんか照れるな」
と、言えば「俺も」と返ってくる。
「じゃあまた」
「うん、連絡する」
そう言って通話を切るとそのまま仰向けに地面に転がり人目もはばからず「やったー!」と叫ぶのだった。
最良の 輝きの終焉
その瞳に写る この地球が
美しいモノで 有りますよう
たとえ うたかたの時でも
―「流れ星に願いを」―
/流れ星に願いを
「「あ、」」と声が重なった。
真っ黒い空に星が流れた。
互いに声が重なったことに驚いて顔を見合せ、それから気まづくて視線を逸らした。
流れ星なんて、こんな都会で見られるものだなんて思ってもいなかった。だから、思わず声に出てしまったそれが、彼と同じだったなんて思うと、少し気恥しい。
星に願いを、だなんて僕らには許されないような事だけど、もしも願っても良いなら——。
「星に願うなら、やっぱ前向きな事だよな?」
僕の思考を読み取ったように彼が言う。彼はたまに、こうして確信を突くようなことを言うから苦手だ。
「何さ。僕にとってはどれも前向きだよ? 願いなんだから」
「死にたいっつーのは前向きじゃねぇんだよ」
「決めつけないでよ」
「違うのか?」
何も答えなかった。
答えられなかった。
けど、それ以外でもし願うなら。
生きるなら、君のいる世界がいい。
君がいないと、退屈できっと死んでしまうから。
流れ星を一つ、流してもらえませんか?
流れ星屋に注文が入った。
注文した人にしか見えない星を、夜空に流すのが「流れ星屋」の仕事。
「わざわざお金を払って、願いをかけることって変じゃない? そのお金で願いを叶えればいいのに」
流れ星屋の子どもは、父親にそう言った。
「そのお金で夢を見たいんじゃないかな」
子どもが首を傾げたとき、流れ星が一つ流れた。
願いはないけど、とにかく綺麗だと、子どもは見惚れた。
― 流れ星に願いを言ったら叶うってほんと?
そう聞いたら君は「そんな訳ないじゃん」と言った。
でも、君がいなくなってしまった今、私は流れ星にかけたいと思う。
「また、君に会いたい」
願い事をするときいつもする願いはただ一つ。
なのになんで叶わないかな、、
#流れ星に願いを
「流れ星に願いを」
間に合わない
欲張りな願いには
「お金持ちになりたいっ!お金持ちにっ、あぁ!?また言えなかったっ!!」
悔しい!とコンクリートの地面に大の字になる君に、汚れるよと声をかける。願い事を3回唱える前に煌めく星はすっかり夜空から姿を消していた。
「もう諦めたら?」
「いやだ!絶対にお金持ちになるのっ!」
「星に願うよりも貯金をした方が現実的だと思うけどなぁ」
「夢のないこと言わないでっ!」
「ごめんごめん」
体を起こしながら眉を吊り上げて怒る君に笑いながら謝る。真面目に謝罪してないことが伝わってしまったのか、かなり不服そうだ。
「そういう君は何か願い事はないの?」
「私?」
「世界平和とか健康祈願とか!」
「規模が大きいなぁ」
「夢は大きいほどいいの!」
「うーん…そうだなぁ…」
キラキラと光る満点の星空を見上げる。大きな夢…。
「君の恋人になりたい…とか?」
「あっ」
タイミングよく流れ落ちた星に、今の見た?と隣にいる君に顔を向けた。
「…」
ぱくぱくと口を動かす君に目を瞬かせる。星明かりでも分かるほど君の顔は真っ赤に染まっていた。自然と僕の顔も熱くなる。
どうやら僕の願い事は星に祈らなくても叶うらしい。