『流れ星に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
流れ星に願いをした
それは…父が戻ってきますよーに、と
まだ、頭に残るあの頃の記憶
今も心にはあなたの言葉が刺さって抜けない
父が戻って来てくれたら
そう、何度思ったことか…………
流れ星にお願い、あまりできた事はない。流れ星を見ただけでなんとなくラッキーな気がして、消えた後もしばらく空を見上げて探してる。
今から1ヶ月前、私の住むこの町で火事が起きた。向かい家が激しく燃え、女性1人が亡くなったのだ。
その女性には子供がいる。
子供は救助隊に保護されたので、お母さんだけ
死んでしまった…ということだ。
母子家庭のその子は独りになってしまったので、
私と女性の仲は悪かったが引き取ることにした。
今。
あの火事から1ヶ月経った今日、
まだ小さい君が横にいる。
あ、と君が小さく声を上げた。
流れ星だ。
「お母さんと会えますように」
流れ星に願いをなんて信じてないけど
まぁでもそれで貴の子が幸せになれるなら
なんて言って
流れ星を探して
ぼくの愛する子が幸せになれますように
闇を駆ける一閃を捕まえて彼は言った。
「はい。これをあげるよ」
「これ、なに?」
「流れ星。持って強く願えば、きっと叶うよ」
うつむく私に差し出された彼の手には、キラキラと光り輝くお星さま。
「君はこんなところで落ち込んでるヒマはないでしょう?」
/『流れ星に願いを』*
あなたの願いを乗せた流星を
星たちが瞬いて見守っている
静かな祈りと共に
願いが叶いますように
『流れ星に願いを』
─流れ星に願いを─
深夜一時。
まだ光がない時間に、
誰も居ない小さな公園で、
彼女が言っていた。
『こ...世か...消え.....たい。』
星に願っているようにも見えた。
なんと言っていたかは覚えていない。
彼女がそれから、笑わなくなってしまったから。
そのことの方が、僕は辛かったから。
でも一年ほどして、彼女の笑顔を取り戻した。
しかし彼女はまた、
深夜一時に、誰も居ない小さな公園で、
星に願っていた。
彼女の願った日の次の日は、必ず流れ星が見える。
だから毎回僕は、流れ星に願いを言う。
ずっと変わらない願いを。
『彼女の願いを取り消して。』
簡単な解説書いときます。
彼女の願いは、『この世から消えてしまいたい。』です。
なんの偶然か分かりませんが、
彼女の願った日の次の日は流れ星が降るので、
主人公は『彼女の願いを取り消して。』
つまり『彼女は消えないで。』と言うわけです。
分かりにくい物語書いてすみません。
以上、作者より
流れ星
消える前に3回
願い事を唱えると
その願いが叶うと
前触れも無く
一瞬の事だから
とてもとても
無理だけど
もし
たった一つだけ
本当に叶うとしたら
何を願おう
時々考える
ずっと叶えたかった
あれにしようか
それとも
悩んでたあの事にしようか
あれこれ考えるけど
結局決められず
あぁ神様
一つだけと言うなら
一つしか駄目なら
どうか
どうか
どうか
ど・・・
ど・・・
ドラえもんを・・・
「流れ星に願いを」
画面には、いやにけばけばしい書体で「謎の天体現象」の文字が浮かんでいる。何とも気の抜けたアナウンサーたちのやり取りの向こうでは、黒く染まりつつある夕焼け空に白い線が流れていた。
いつもと変わらない退屈な朝。わたしはテレビを横目に朝催いをする。白光赤光相交奇――わたしもそんな風にして、恐る可し恐る可しと書き付けてみたいものだ。願わくは、この退屈な日常にも不可思議を――独り言を呟きながら、アイスコーヒーの入ったグラスに角砂糖を一粒落とした――黒く染まった粒子がさらさらと尾を牽いて落ちていく――テレビの電源を切ると、わたしはグラスをゆっくりと傾ける。
――国立天文台によりますと、今回の現象は火珠と思われるが、落ちてきた物体は白い立方体で人工物の可能性が高いと……
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流れ星に願いを
何? 願い。流れ星に。
お金が欲しい。あのな、欲しいじゃダメなんじゃ。ある、とか持っている。とかの語尾にするんじゃ。
サトシにふり向いて欲しい。そうじゃな、ふり向くにしないといかんな。
うん、あとふり向くがよくわからない。付き合うとか結婚するとかにするんじゃ。
3回言う? 星が流れている間に?
随分大変じゃな。
流れ星ってあれじゃろ? 随分短い間じゃな。
そしたら、金、金、金じゃな。
サトシ、サトシ、サトシ。
これで願いかなう? 知らんよ、流れ星に聞いてくれ。
あと、いいか?
ワシに聞く?
ワシ、神様じゃよ。
鬱憤を放出するかのように深く息を吐いて、タイプライターから手を引く。長ったらしく面倒な報告書の最後の一文を書き終えたのだ。ようやく帰れる。デスクに手をついて、重い腰を上げた。
がく、と体重を支えていた腕から力が抜け、俺の体はその場に崩れ落ちる。先程まで身を預けていた椅子に後頭部を打って一瞬喉が唸ったが、すぐに声が出なくなる。胸が嫌な拍を打ち、肌に虫が這っているかのような不快感を覚えて腕を掻き毟った。視界が非現実的な歪みや色彩を訴える。
慌てて情けなく震える手を伸ばして引き出しを乱暴に抜き、しまっていた小瓶の中身を一気に吸い込んだ。始めこそ快楽のために用いていた娯楽品だったが、今となっては苦痛を抑える薬となっている。しかもその薬を使い続けたところで苦痛は増すばかりときた。最悪だ。
思考回路を繋ぎ直し始めた頭で、この世の全てに嫌悪感を抱きながら、まだ万全とはとても言えない足を無理やり立たせ扉へ向かう。外の空気を吸えば不愉快な体温の上昇も治まるかもしれない。よろめきながら歩を進めて外へ出ると、いつもは陰鬱な雲に覆われている空に月が白く輝いている。珍しく晴れているようだ。重苦しく黒に塗り潰されたそれを眺めていると、光が一筋走った。
流れ星か。認識するとともに下らない迷信が頭をよぎる。こんなものを信じて、馬鹿正直に祈っていた頃の自分が恥ずかしくなるほどだ。燃え尽きるチリの断末魔に祈って何になると言うのだろう。願いを叶えられるものなら叶えてほしい。
どうか、俺を煙のように消してくれ。
『流れ星に願いを』
ああどうかお元気で また会えたね 良かった ありがとう
流れ星が消えるまでに願い事を言えたら
その願い事が叶うと言う
子供の頃は夜間飛行の飛行機のライトを
流れ星だと思って願い事を言っていた
一瞬で消えると聞いてたのに余裕で言えたぞ!!
と思ったりしたものだ
当然の如く叶わなかった
大人になってからも夜空をぼんやり眺める事は多い
癖のようなものだ
流れ星どころか星もあまり見えない
でももし流れ星を見つけられたら
願い事をするだろう
星にだったら素直に言えるから
お題: 流れ星に願いを
夜の空を見上げると
空には星が輝いていて
寝転がって眺める
一筋流れたら何を願おうと
考えながら
流れ星に願いを
星。
宇宙からは見えない星
地球からしか見えない星
願いなんて本当にかなうの?
そう、願いを叶えるのはひとの信じる心。
現実レベルでイメージ可能な願い。
すべての意識が自分の無意識レベルでリアルに、そこにあるように、現実に実現可能なものを作り出す。
それはコンフォートの外側に触れることも可能。
無意識のずっと奥にはコンフォートの外側も繋がっているから
流れ星に願いをすることではなく、その願いをどれだけ鮮明にイメージしながら願うことができるのか
願いの肝はここにある
試しにチャレンジすることはいいことだと思っている
決める、行動する
これだけ。
流れ星に願いを
夜十時以降はお風呂に入ってはいけない
そんな不便な家にいた頃は、
ベランダからよく星を見ていた。
やっと、何時まででも夜更かしできる
ちゃんとした家に越してからは、
一度も流れ星を探していない。
最後にした願い事は、何だっただろう。
流れ星に願いか〜。
マイペースなところを直したいけど……、
マイペースな私は、流れ星が落ちるまでに
願いを込めるなんて、出来なさそうだなぁ笑
夜空に一筋、煌めく焔光。
冥いそらから、星渡りの船に乗って帰って来た、誰かの光。
きっと太陽系中を渡り歩いて、仕事を終えて、この星に帰ってきたのだ。
あの光に『お疲れ様』と祈るのと同時に、お願いごとをしてもいいだろう。
だって、ああいったものに、そうしてもよいという、古い古いおまじないがあるのだから。
だから此度もわたしは願うのだ、
『またあなたが、こうして無事に帰って来られますよう』
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流れ星に願いを
一瞬の幻でいいから、貴方の笑顔が見たい。
貴方の声に触れて、感じていたい。
そして感触を忘れないよう、少し強く抱きしめて。
次の日起きたらまた、私は貴方の夢を待ち侘びる。
【流れ星に願いを】
流れ星に願いをひとつ。
「キミに今日も沢山の幸せが溢れますように。」