『沈む夕日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
沈む夕日、ピンクの空に水色の雲。
世界がメルヘンチック風貌に変わる現実離れした時間帯。
私は魔法少女になる!
来る日も来る日も悪と戦い、世界に平和をもたらしているのだ!
私は正義なのだ!
本当に?
自分の非難する対象を悪だと決めつけ、勝手に戦っていただけでは、ないのか?
自分は魔法少女で正義であると思い込んでいただけなのではなないか?
沈む夕日を背に、私は魔法少女の私を倒した
『さよならサンセット』
毎日が新発見だった 新鮮なハーブを摘み取るように
いわゆる楽しい日々が続くかと思っていた
平坦でまっすぐで たまに寄り道をして 息をつく
日々の集大成はお終いだ 日が沈む 日が沈む
シルエットだけになった暮れ時に
大きく手を振って「また明日」って。
こんなに近いのに蝉の声で聴こえない。
進むか戻るか、たまに逸れるか。
それだけのあぜ道でずっと探している。
薄暮色の肌がちら、と見えたから
それだけを頼りに蝉の声と、ずっと。
沈む夕日も昇る朝日も、じっくり見たことがない。
絶景と言われる風景を立ち止まって見たことがない。
なにかが欠けているのだろうか。
END
「沈む夕日」
「沈む夕日」
彼は太陽の色を塗り変えていた。
真っ白な丸いキャンバスに対して、小さな子供の顔を包むかのように、そっと手のひらをそわせて、丁寧に色を重ねていく。
とても険しい表情だったが、それは繊細な作業に集中しているからなのか、太陽の光があまりにも眩しいからなのか、分からなかった。
雫型の筆は、たっぷりと水滴が落ちない程度に水を含み、雫の先に少しだけ絵の具が付いていた。
彼はしごくように筆を馴染ませると、太陽の瞼、頬、唇に色を落とした。
最初ほんのり可愛らしいピンク色だったのが、何度も何度も色を重ねられて、赤色を帯び、差し色に黄色まで入れられて、なんとも芸術的な色が完成した。
満足したのか、彼は太陽から手を離し、筆を持ち替えた。
それは先ほどとは違って、幅の広い大きな筆で、先には藍色の絵の具が付いていた。
そして腕を大きく伸ばすと、大胆に空を藍色に染め上げた。しかし、太陽のそばだけはまた繊細な筆に持ち替えて、ドレスを縫い上げるように、放射状に塗っていった。
太陽は美しい藍色のドレスを広げ、完璧なメイクアップを崩さないように、そっとランウェイの先に立った。
波が彼女の輝きを讃え、山はそっと目を細める。
華やかな静謐で、尊大な惜別だった。
そして彼女がステージの裏に戻ったのを確認したら、僕は薄くて重い星の幕を閉じるのだ。
ねーー
わたしゃ
アタオカ寒女ですよー
すんませんねー
沈む夕日
左を見れば紺色
上を見れば紫色
右を見れば赤色
きれいなグラデーション
数分で色が変わっていく儚さ
大好きな色
《沈む夕陽》#25 2026/04/07
「朔、久しぶりだね」
高校からの帰り道、まだ、通い慣れない街の片隅で、聴き慣れた声が、私を呼んだ。
「うそ……陽菜?」
声が聞こえた方に振り返ると、そこには、幼なじみの陽菜が立っていた。
長く美しい栗毛がキラキラと、あの頃と同じように輝いていていて、でも。
「ちょっとだけ、会いに来たんだ」
私達が中三のだった時の秋が終わる頃、陽菜は病気で…。
「朔、時間ある?これからデートしよ!」
目の前の事が飲み込めていない私を急かすように、陽菜は私の手を取り、返事を聞かずに歩き出した。
その手は、柔らかく、温かかった。
「ここのクレープ、美味しいんだって」
二人で来たことのない街を、まるで何でも知っているかのように私を連れ回し、陽菜は楽しそうに話し続けた。
死んだのは本当、でも、予定よりちょっとだけ早かったんだって、うん、そう、神様が。でね、納得いかねーってゴネた結果がコレ。本当に、楽しそうに。
「アタシさ、前からずっと朔と二人きりで遊びたかったんだよ」
「私と?」
「うん、だって…」
イチゴチョコスペシャルの最後の一口を口に放り込み、公園のベンチから立ち上がった陽菜は、夕陽を背に、最高の笑顔で言い放った。
「朔のこと……大好き」
え……陽菜が……うそ……。
陽菜のことを思い出すのが辛くて、それで逃げるように選んだ学校のあるこの街で、初恋の相手から、告白されている。
「わ、私だって…大好きだよ!」
陽菜がまた、にこりと微笑んだ。
「嬉しい…ありがとう、朔。良かった、片想いじゃなくて。これで、心残り無しだ」
「え?」
待って。なに、その、もう、おしまいみたいな。
「ごめんね。門限ってやつ?夜になる迄に、帰って来いって」
嫌だ。私は陽菜を抱きしめた。無我夢中で、逃さないように。
でも、頭の片隅では、解っていた。
死んだのは、本当。陽菜は、そう言ってた。
陽菜も、私のことを優しく抱きしめてくれる。
「本当に、ありがとう。朔、あったかいね…アタシ、忘れないよ」
「わた……わたし、も……」
日が伸びていく、最近そう感じてはいたけど、今、この瞬間は、足りない、全然足りないよ!って、心の中で叫び続ける。
でも、ただの人間であるところの私は、沈みかける夕陽を押しとどめることなんて、出来なかった。
「その気持ちだけで、じゅうぶん!」
私の頭をくしゃくしゃって撫でて、私の耳元に形の良い唇を寄せた。
「ついてくんなよ」
「……っ!」
私の気持ち、全部見抜かれてる……バカ。
「じゃ」
陽菜は、またね、とは言ってくれなかった。
「ひな…あ……」
消えた。ぱっと消えた。徐々に、とかではなくて。私に最後の一言を言わせる、その時間の猶予もなく。
「あー、もう!神さまのケチー!」
夕陽が沈んだその先に、私は思いっ切り叫んだ。
なんだよ、もう。せめて、キスの一つくらいさせるのがお約束だろうがー!
でも、ごめんね、神さま。ありがと。
もう一度、陽菜に会わせてくれて。
「あ、もう、帰らないと」
陽菜と私が生まれ育った街へ。今日からはまた向き合える、そんな気がした。
いつの間にか、空には私の名前と同じ、月が浮かんでいた。
地平線に溶けていくように夕日が沈む
丘の上の公園から
今日という世界が終わっていく様を眺める
私はふと
羨ましいなと思った
1日という世界の始まりを告げ
終わりが来るまで燦々と輝く
そんな生き方ができたらなと思うけど
私が憧れているのはそんな立派な理由じゃなくて
単に分かりやすい終わりが来るからだ
抗えぬ終わりが来るからだ
今日という世界が
今日限りで終わって欲しいなと思うけど
お構いなしに明日は来る
憂鬱な朝も
無愛想な人々も
どこか暗雲が見え隠れする世俗も
もう飽き飽きだ
夜よ、明けないで
ただそれだけでいいから
歩き疲れるほどに歩いて、眼前に広がる光景は宝石のように輝いているものです。ルビーでしょうか、ガーネットでしょうか。不意に見える宝石は心に染み渡るものです。そんなものを見るために、家を出て歩いてみるのも良いのではないでしょうか。
沈む夕日
楽しい時間が終わり
別れを告げて
帰路につくためか
太陽が沈んでいくからか
だんだん薄暗くなるからか
何故かあの赤い夕日を見ても
寂しい気持ちになる
人に相談しても、頑張りって、人によって違うから。
今こういう事で悩んでますと声を上げても、それはもっと工夫するところ有るよね?
そう言われると、頑張ってないよね?って言われてる様な気がする。
何も工夫せずにそれを辞めるのは違うと思うよ?
違うよ、諦めてないし、めっちゃ考えて工夫しても。
追いつかないだよ。
客室清掃フルは部屋の状況によって異なるから。
言い訳なんてしたらだめって怒りそうだけど。
実際水周り、仕上げ、してたら1時間超える。
新しく新人も入ってきて噂に聞けば、スピードが早いらしい。確かに見てたら、全てが早い。
ストップウォッチを持参して私よりきっと早い
高校の授業で仕上げはしていたらしい。
そんなのずるいじゃんね。そりゃ出来るじゃん、
一からする子と五からする子では全くスタートラインは違うから。
入社して1年も経てばもう甘いこと言えないし、
限界突破しないとだめなのかなぁ、
障害枠で働いてるけど、ほぼ健全者と変わらない。
それはそれでいいのかもしれない。
でも、誰にだって、特性ってあるわけで、
1個が優れてる子もいれば、3つ優れてる子も居てるよね私の場合2つぐらしかない。
でも、それでも死ぬ気で働いて、お金稼いでる。
私が稼がないと皆死んでしまう。
責任は家庭の方もあるし、働いてる上での責任がある。苦しい時、辛い時、泣きたい時、どうしたらいい?
泣いて縋ったらいい?誰に?
誰かのハグで救われる日が来てもいいよね。
そしたら、私その1個のハグで仕事めっちゃ頑張れちゃうし、乗り切れるもんね。
今は温もりがない場所に私は1人でいるよ。
いつか出会える日が来るから。
新人から見る沈む夕日はどんな景色なの
私は沈む夕日が毎回暖かさがあると思うの
頑張ったねって言われた様な気がするから。好きなの
甘えなんて言われたって、逃げって思われても。
私は貴方みたいに強い人間ではないし、普通の時間なんてクソ喰らえだ。
おやすみなさい。
書く習慣:本日のお題「沈む夕日」
沈む夕日を見られるかどうかは、住んでいる場所による。
子どもの頃はかなり山に囲まれた地域で育ったので、朝日も夕日もかなり高く昇った状態のものを拝んでいた。都会では山がビルにすり替わる。のぼりたてや沈む直前の赤みを帯びた太陽を見たければ、東西の海まで出かけていくしかなかった。
今住んでいるのはまずまずの地方都市で、東西にそんなに高い山はない。
東向きのベランダで徹夜していると、だんだん紺色の夜空が青く明るくなっていくのが見える。やがて東から白んで、日の出とともに雲が金色に染まる。なんというかロココっぽさがある配色だ。澄んだ薄青と金色の空気を吸いたくなって早朝の町に出て、川沿いを歩いてファミレスでモーニングなどをキメるのもよい。
逆に夕暮れ時になると、空は私の一等好きなタンザナイトのような青紫色に染まる。茜色の雲がくっきり浮かんでいる日もあれば、全体的に金色のロココ雲になっている日もある。黄色が昏(くら)くなると書いて黄昏(たそがれ)と読むのは実に美しい言葉だと感じる。
川向こうのやや低い山々に沈む夕日を眺めていると、『遠き山に日は落ちて』という歌が思い浮かぶ。「遠くの山に日が落ちて、空には星が散らばる。今日の仕事を終えて、風が涼しくなった夕方にみんなで集まろう」みたいな歌詞だった気がする。小学校の下校時刻になるとこの曲が流れていた。一輪車がマイブームだった頃は、毎日この放送がかかるまでずっと校庭の鉄棒で一輪車の練習をしていた。
西にやや高い山があった地元では、暗くなるのが本当に早かった。夏至の頃であっても、空の色はまだ明るいのに太陽はとっくに沈んで見えなくなっていた。ちょっと外で友達とお喋りしていると、夕闇に紛れて寄ってきた蚊にビュッフェ会場にされたものだった。
今は足裏をアルコール消毒すると蚊に刺されにくくなるとかで、夕暮れ時に限らず夏場は常にアルコールウェットティッシュを持ち歩いている。
同じ季節の夕暮れであっても、時代と場所が変われば感じることも変わる。
伊勢物語に「月やあらぬ春や昔の春ならぬ我が身ひとつはもとの身にして」(月も春も昔とは違うそれなのか。変わらないのは自分だけで)という和歌が出てくる。自分だけどこか取り残された平安トリノコシティな和歌だ。
好きな人が去った屋敷で一人、花盛りの梅と月を眺めて詠んだものである。彼女がいなくなると世界が色褪せて見える、そんな気持ちが伝わってくる。
友人がいない夕暮れに、そこまでの悲しみは覚えない。そんな薄情なところが昔から変わっていないなあと我ながら呆れてしまう、春の夕暮れだった。
"沈む夕日"
最近は夕日をあんまり見てない気がする。
ただでさえ通信高校に在籍してるから夕方まで授業も部活もないし。
週4で入ってるバイトも退勤の頃には夕日の時間帯じゃないしなあ。
でも夕日といわれて思い出すのは、豊かさ、かな。
そりゃ雲も月もだけど、毎日様子は変わる。
だけど夕日だけは大きく変わっているように私の目にはうつっている。
見る度に、色の移り変わりが豊かで綺麗だ。
ある日は青とオレンジ、また違う日にはピンクと黄色。
今日は何色かなと思えば青でいっぱいな日もある。
自身いっぱいの夕日を見るのが好き。
私もどんな色の自分も好きでいたいな。
沈む夕日を君と見た
だけど本当に沈んでいたのは貴方だったんだと思う
それに気づかず一番大切な貴方では無く
この世でもっとも多くの人を照らしただけの夕日を見ていた
貴方と見た月は何よりも輝いていたし、貴方がくれた優しい言葉は何よりも美しく刻まれている
今すぐに貴方の事を魔法学校の物語よりも長くて濃密に聖書に書きたいと心の底から思ってる程に
だけど世界は罪人として扱われた貴方を聖書の一文に書き記す事なんて許してくれないだろうね
私の為でも無く自分の心の為に罪を犯した貴方を誰が肯定してくれるんだろうか?
少なくても沈みきって見えなくなった貴方を肯定するほど私の夕日は空高くに居ない
ごめんね?愛していたかった貴方
茜さす、プラットホーム。
ここには、人の息づく気配がない。
空には淡光を放つ土星だけが浮かぶ。
私は、イヤホンを片耳に電車を待っていた。
木枯らしがそよぎ、違和感がこちらを見つめる。
まだ早いですよ。———————
電車の到着音が響き、
電車の轟音が私の髪をたなびかせる。
そこに電車はない。
逆光で顔が見えない。
駅員さんだろうか。
あ、はい。
また木枯らしが吹く。
そこには、薄暗い紫色に包まれた、
無人のプラットホームが広がっていた。
「沈む夕日」ўциа
沈む夕日
桜の向こうに沈む夕陽…薄紅色の向こうに、刻々と変化していく夕空…
あっと言う間に、影絵のようになる満開の桜…ぼんやり白く霞んでゆく姿が、余計に儚い時間を紡ぎ出す…
夕風に吹かれて、ひらりひらり舞う桜の花びら…春を告げるこの儚い桜花と、名残り惜しい夕空…
春の夕方は、優しく儚く少し淋しく、時を刻む気がする…
【沈む夕日】
沈む夕日を見ながら
ふとあった出来事を思い出す
嫌だったこと
嬉しかったこと
照れくさかったこと
いろんなことを思い出しては
必ず君のことが脳裏に思い出される
無意識に君を意識してたんだと
こういう時に気づくものなんだな
朝起きると君は私の側にいて
私の後ろを追いかける、外に出ると君の姿は大きくなりトコトコ一緒についてくる
消えては現れ、私のペースに合わせてく
でも夜には君の姿はどこにもない
「沈む夕日最後まで見てくれないんだ」
でも寂しくないよ、また明日
沈む夕日
今日もまた夕日が沈んでいった。
震える背中を見送る気持ちがあなたには分かるのでしょうか。
あなたへの愛はふとしたことで冷えていったの。
夕日と水平線のように近づいては離れていくことを繰り返して今日までだらだらと付き合ってきた。
それも今日でやめましょうか。
このまま冷たく愛し合っていても私の体温を奪ってしまうだけなの。
あなたは恋にも二人の愛にも火をつけなかった。
夜が私を迎えに来た。
遠くなったあなたへ手を振った。
カイロのように振ったらまた温かくなればいいのに、と沈む夕日へ嘆いた。