『永遠に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#永遠に
水平線に日が落ちていく。焼けるような夕日がギラギラと海に反射すると、たくさんの宝石が散りばめられているかのようで、目を細めた。
「綺麗だな」
隣を見ると、彼が同じく海を見ていた。涼しげな目元をさらに細めて、今にも泣き出しそうだった。
一日の終わりは、いつも胸をギュッと締めつけて切なくさせる。日が沈んでも、明日になればまた日は昇るのに。でも、今日と同じ日は二度と来ない。
今日みたいに、彼と夕日を見ることはないかもしれない。
彼を通りこして、後ろを振り返る。夜空の色がグラデーションを描きながら、私たちを飲み込もうとしていた。
「ずっと、こうしていたいな」
冷たくなった手に、彼の温度が触れた。
ずっと。その言葉を聞くたびに、私は別れを突きつけられたような錯覚に陥る。
『ずっと一緒にいようね』
二人の絆を、愛を込めた愛言葉に含まれた、『ずっと一緒にはいられない』をヒシヒシと感じる。
言葉に意味なんかない、と頭ではわかっていても、無意識的に私の脳裏に過ぎっていく。
この瞬間が、幸せで。今が、幸せで。
幸せだから、いつか必ずやってくる喪失を酷く恐れた。
永遠にはいられない。
少し背の高い彼を見上げた。視線に気づいた彼が、私に微笑みかける。
「そうだね」
私はちゃんと笑えているだろうか。
『幸せ』を感じるたびに訪れる『別れ』が恐くてたまらない。
「ずっと、一緒にいようね」
私が応えると、彼は嬉しそうに笑った。
夜が、もうそこまで来ている。
永遠って、たぶんこんな色だ。
「また覗いてるの?」
その声に、俺は、顔を上げる。
「何だお前か...」
胡座をかき膝に左肘を乗せ頬杖を突きながら、俺は、面倒くささを隠しもせずに
俺の正面に、愉しそうに立つそいつを見上げる。
「今日は、何が見えるの?」
そいつは、嬉しそうに俺の隣に座り尋ねる。
俺は、そいつの声を耳だけで受け止め
視線は、下に向けたままむすっと
唇を歪める。
そいつは、俺の返事など、どうでも良いように視線を同じように下に向ける。
そこには、波紋を広げて鏡の様に水面が
光っていた。
その水面下を見ると.....
幸せそうに笑って、手を繋いでいる人間が
見えた。
人間の女性の左手の薬指には、キラキラと
輝いている石が嵌まっていた。
たぶん......人間がよくやる
(病める時も健やかなる時も、永遠に愛する事を誓いますか?) なんて
陳腐で気障な言葉を宣う
お決まりの儀式に使う道具か・・・・
「幸せそうだね・・・」
ふいに俺の隣に座るそいつがにこやかな笑顔を俺に向けて言った。
「フン・・・馬鹿馬鹿しい」
俺は、人間が永遠なんて言葉を使う
例の儀式が大っ嫌いだったのでそっぽを
向いた。
そう、永遠なんて 退屈で苦痛なだけだ。
「でも・・・ 羨ましいんでしょう?」
そいつは、悪戯っぽい笑みを向けて
クスクスと笑う。
俺は、虫の居所が悪くなり、立ち上がる。
「もう・・・行くぞ!!」
怒り混じりの声を出し俺は、踵を返す。
「はいはい・・・」そいつは、苦笑しながら俺の後に付いていく。
そう・・・・永遠なんて─
永遠の命
永遠の時
永遠の心
永遠の愛
永遠に続いたらいいなと思う一方で
それは永遠ではないからこそ、輝きがあるともいえる。
永遠に
永遠の命!
永遠の愛!
永遠の星!
永遠の宇宙!
限りある命
限りある星 地球
フォーエバー
理想郷
☆utopiaユートピア、
☆イーハトーブ、
☆桃源郷(酒は旨いし
ねーちゃんは綺綺だ。)
☆実現可能な理想主義(資本主義社会主義共産主義の良いところを包括した現実的世の中)、
☆西方浄土、東方浄土
☆5億6700万年(中国では50億年以上)後に弥勒菩薩がやってくる世界
(釈迦入滅後の末法の世を救うため、現在はソトツ天に待機中。早く来て~!)
キリスト(救世主)も、もう一回復活して~!同一人物?生まれ変わり?
☆記紀帝紀神話に出て来る?
太古の大和、平均寿命150?中には200歳もいた?万人豊で健康に平和に暮らしてた。因みに最初の天皇の神武天皇は126歳まで生きた。現在の世界記録を少し超えている。神武天皇は実在で当たり前、その前も父母が居て当たり前。その時代中国は有史なのに‥‥‥
達磨大師は実在人物で150年生きたらしい。現代の医学でも150までは可能らしい。前にも書いたが400才のクジラがいるらしい。
48作目
親切な宇宙人にUFOをタダで借りて、
人が住める新しい星に、綺麗で可愛い性格の良い美人をいっぱい軟派して住みたい。(名付けて-“おめこぼし”〈出典昭和57年東京書籍高校古文欄外注釈※から〉-)美酒を少しと、永遠の若さと命と共に永遠の愛を誓って永遠に
徳博🤒
P.S
大阪書籍高校現代社会本文中「関東平野では数百万個(まんこ)の家々が~」とかの記述が有りました。
大阪対🆚東京?
大阪の四天王寺には国宝の国家珍宝(ちんぽう)帳が有ります。
皇居には巨大なポコチン丸見えの御馬ちゃんに乗った楠木正成公の銅像が有りますね。皇室のご先祖様一門には、阿呆(あぼ)親王がいますね。
一般人で源頼朝公から授かった名誉ある氏に馬鹿(ばか)さんもいますね(昔TVに出てた。)
本来縁起の良いはずなのに‥‥‥
大和言葉狩り!
現実にある理想郷は千葉県の勝浦市に有るらしい。和歌山県紀の川市にも桃源郷が有るらしい!
そんなものはないよ、と笑うきみが好きだと思った。今だけの熱かもしれない。小指同士を引っかけているだけのような、何をきっかけに途切れるかもわからない関係。一生だとかはぼくも口に出来る気がしないよ。それでもいいって始まったものの名前はなんだろうね。名前なんていらないのかもしれないね。
遠い先の未来までは約束できないけれど。この瞬間にきみを好きだと思ったことは正直に伝えたい。浮かされてたっていいだろう。いつかきれいな思い出になってくれるなら。重ねた言葉の安っぽさに気付いても、無価値にはならないはずだから。
永遠なんてものはないよ。たとえ恋でも、たとえ愛でも。それでもいいと言うきみの手を握っていたいと思った。もうしばらく、あと少し、熱が冷めてしまうその時まで。
永遠に
誰もいない
みんなはどこ?
寂しい
でも…
やっとみんなの所に逝ける
これで寂しくないね
ずっと一緒だよ。永遠に
仕事帰りに頻繁に買食いをしていたツケが回ってきたようだ。
三つ揃えのベストのボタンが嵌まらない。
あともうちょっと、と頑張るがやっぱり嵌まらない。
洗面所の鏡の前、頑張らせ過ぎて緩んでしまったベストのボタンを見て、思わず溜め息が出る。
自分ももう若くない、そろそろ自分が生まれた時の父親の年齢になる頃だ。
自分が生まれた時、父の腹は既に立派なビール腹で少し動くたびにタユンと揺れていたのを覚えている。
……あれはイヤだ、あれだけは絶対に、あれだけは!!
もう買食いはしない、帰りは一駅手前で電車を降りて歩いて帰ろう、と軟い腹を撫で擦りながら決意した。
テーマ「永遠に」
永遠に(2023.11.1)
永遠とは、往々にして手に入らないものである。
永遠の命も、永遠の愛も、永遠の平和も。
ありえないとは言い切れずとも、あるとも言い難い。
ちょうど、宇宙の果てに触れがたいのと同じように、果てがないから、終わりが見えないからこそ、不安や憧憬の念を抱いてしまう。
だが、死は永遠だ。覆水は盆に帰らず、霊魂に再び生が宿ることはない。
やはり、永遠とは、人生の最大の幸福にして、最大の不幸なのである。
【永遠に】
永遠なんてないのだと、かつて君は吐き捨てた。社会の在り方も人の心も、簡単に移ろい変わっていく。だから永遠に変わらぬ愛なんて、世界のどこにもないのだと。
夜の公園で一人きり、ブランコに腰掛けた君の背中をそっと抱きしめた。愛想を振り撒くことに疲れ果てた時、君はいつもこうして真夜中にブランコを揺らす。社交性と交渉能力に優れるくせに、他人を一切信用していない君の孤独を感じるこの瞬間が私にはひどく悲しくて、だけどそれ以上に愛おしく感じられた。
このときこの瞬間だけは、君は私を拒絶しない。私の声を腕を、ただぼんやりと受容する。君にとっての私がそれなりに『特別』であることの証だった。
「また飽きずに来たんだ」
「うん。面倒だなって思うまではそばにいるって約束したでしょ?」
冬の風にさらされて冷え切った君の耳へと囁きかける。永遠に隣にいるよ。そう伝えているのと同じことだ。だって私が君を面倒だと思う日なんて、一生訪れるわけがないのだから。
「……ありがとう」
私の想いを知ってか知らずか、君は柔らかな声でつぶやいて、私の手を自身の手でそっと包み込んだ。
永遠に
深夜一時。
僕はベットの上でライターをつけた。口に咥えた煙草の先端が赤くなる。優しく吸ってやると、バニラの甘い匂いが口をいっぱいにした。
「煙草、吸うんだ」
隣で寝ている彼女が物欲しそうな目で見ていた。
しょうがないな。長い髪の毛を優しく撫でた。
「ずるい人。わたし、煙草嫌いなのよ」
「じゃあ消そうか?」
「いいわ。貴方、煙草を消したら構わず寝ちゃうでしょ」
「どうかな」
一吸いして、溜まった空気を存分に味わう。
「寝られるくらいなら、煙草を吸いながら撫でてくれた方がいいの。もう飽きちゃったんでしょ」
僕は笑った。
煙が一気に放出される。白煙がぼんやり浮かぶ。
おっといけない。これじゃ味わえないじゃないか。
「気付け薬みたいなもんだ」
また優しく吸った。
「また訳の分からないこと言って」
ゆっくり、舌の先で押し出すように煙る。薄めた蜜で作った綿菓子のような味がする。バニラの香りが漂った。
「いまの、本気だったの!」
彼女は目を大きく見開いていた。
「なんで嘘つくんだ」
「なんでも何も、あなた嘘つきじゃない」
「僕は君が好きだ」
「そういうところよ。またすぐに嘘をつく」
また吸った。
「そうやって煙草を吸えば誤魔化せると思って。ほんとに好きならそうは言わないわ。嘘つき!」
辛い。ソーダ水のような刺激がする。これはこれで美味しいけど、ちょっと切ない気もした。
「訳分からないわ。どうしてそんな酷い嘘を言えるのよ……」
彼女の瞼は腫れている。時々、すすり声が聞こえる。
「嘘じゃないんだ。君が好きなんだ」
また、吸った。
「なんで、なんで嘘じゃないのよ……」
彼女は深く俯いている。
「訳が分からないわ。明日は違う人を抱くのに、今はほんとに、心からそう言える貴方が、私には分からない……」
そう言うと、彼女は僕に背中を向けた。
煙は甘かった。小さく開けた口先から漏れ出るように逃げていく。
煙草を灰皿に捨てて、僕は背中から抱きしめた。
「やめて!」
「こうするだけだよ」
「やめてってば……!」
「……」
「やめてよ……」
「……」
「……」
しばらくするとすすり声が聞こえなくなった。
「……酷い男」
「ごめん」
「別にいいの……。分かってたことだから」
「ごめん」
「明日はいまの気持ち、忘れちゃうの?」
小さく頷いた。
「でも、今日あったことは覚えてる。明日には気持ちが変わっちゃうけど、今日君が好きだったことは変わらない事実なんだ」
「最低……」
彼女はそう言うと、振り返って僕をじっと見つめた。髪が乱れていた。
気づいたら恥ずかしいだろうな。
僕は彼女の乱れた髪を梳いた。
「永遠に」
永遠にあなたの傍に居ます。
あなたと歩む道がどんな道だろうとも、私はあなたについていく。
それが、愛するあなたへの忠誠だから。
永遠などない、と知っているという思いのままに
道理を知るすべがない、とわかっているままに
願望でもなく、諦めでもなく
つまらない、ありふれた考察
永遠はそこにあるものではなくて
今ここにあるもの
ああ自分は存在するのだと
万物との境界線はないのだと
立体的な自我や景色はまるで1枚の薄い絵画だと
そうしみじみと思えた時に
永遠はほんの少しだけ現れて微笑み
平穏を残し
あっという間に去っていく
私が望む限りそれは続き
いつでも手放すことができる
儚い時間をしみじみと感じた時
永遠はそうっと微笑んでいる
微笑み、私を包んでいる
「永遠に」
絶対開かない箱作ったら、箱の中身は永遠に空なんじゃない?
空気とかは箱の中身じゃなく箱の中の環境ってことで。
開かないんだから永遠に空っぽだよね。
風化したり壊したりして出来た箱の穴に中身を入れても
それはもう絶対開かない箱じゃないし。
え、屁理屈?そうかな?そういうことじゃないの?
長く続いてほしいとか続いてほしくないとか
未来に長く続く事象に対して誇張として使う言葉なのかな?
「人間がいる限り、永遠に戦争は無くならない。」
とか?
「エリックとオリビアの愛は永遠だから船が永遠に戻される。」
…あれは、あいのおもいでを使えばおさまるか。
あ、そうか。
「エリックとオリビアの愛は永遠だ」
でいいのか?
うーん、私には永遠の納得いく使い所は
永遠に無さそうな気がしてきた。
君が頑張っているから
僕もそれなりに頑張ってみたよ
君の姿が大きすぎるから
僕はその後ろに隠れたいよ
いつの間にって感じはしないから
そもそも君は良い奴 だから
なおさらおかしな話だよな
君と僕の友情
先輩が言っていた
友情は消費期限があるって
まさかって言って疑わなかったけど
もしかしたらなんて思う今日です
気軽に電話する仲じゃないけど
しようとしても怖くなる今で
来月の予定を聞きたいけど
忙しそうで聞けないな
隣に立ちたいわけじゃないんだ
嘘をつきたいわけでもないんだ
ただ君の前だけでは
良く思われる僕でいたいだけ
涙は出ないし弱音も吐かない
そもそもそんなこと考えなかったのに
食事中に動く箸と口と
初めて曖昧な頭の中
自然に繋がってあるもので
わざわざ確かめもしないもの
気遣いも必要ないよねって
ああそうだよね
今お付き合いしている彼と未来永劫続きますように
永遠って、こういうことかな…?汗
「永遠に」
回り続ける 肉体の器に魂を入れて
「永遠に」
さよなら。この言葉を紡いで、何年になるのだろうか。
君が亡くなって、魂になって、もう僕に話しかけてくることはない。けれど、「記憶」として残り続ければ、それは永遠に生き続けることに繋がる。
テーマ「永遠に」
いつかは忘れたしうろ覚えだが、「不老不死になるとどうなるのか」みたいな話を聞いたことがある。
歳をとらずに永遠に生きる。
それだけ聞くと魅力的に聞こえるかもしれないが、家族や友達、恋人が命を落としても永遠に生きないといけない。
歳をとらないから周りが不審な目で見る。
人は長く生きていくほど時間が短く感じていくからもし新しく仲のいい人ができたとしても気づいた時にはいなくなっているかもしれない。
自分が不老不死であることがバレたら研究のために苦しむことになるかもしれない。
歳はとらなくても体はボロボロになるから四肢がボロボロになったり腐ったりしても生き続けないと行けない可能性もある。
本当に魅力的だろうか?
もしかすると「永遠」は苦しみを与えるものなのではないかと思ってしまう。
永遠に
永遠って言葉…、なんかちょっと悲しいわけじゃないけど儚い言葉だなって思う。
よく恋愛映画、ドラマ、マンガ、アニメのタイトルに少し入ってるよね。
大体は切ないお話になってるけども。
永遠って言葉は切ない意味もかもし出してるのかな?
難しいねぇ。
永遠に。永遠ってお題だと吸血鬼みたいに創作の長命なキャラクターくらいしか思い付かないな。
そういえば永遠といえば不老不死とかも似たようなテーマか。古今東西で様々な権力者がそれを求めたという。
不老不死っていうと現実にいる生き物でクラゲがそうみたいな話を見たことあるような気がする。
調べたらやっぱりベニクラゲとかいうのが不老不死っぽいな。なんか若返り続けてるとかなんとか。
でもこれはクラゲみたいなシンプルな構造の生き物だからできることなんだろうな。クラゲがシンプルな構造をしてるかは知らないけど。
どうあれ人間の科学力じゃ不老不死は無理そうだよな。それでも今も権力者たちは永遠を求めて研究とかさせてそう。
俺みたいな底辺はさっさと死んで永遠に無になりたいと思っているのに金持ちや権力者はずっと永遠に生きたいと思う。なんとも腹のたつ話だ。