梅雨』の作文集

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梅雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/1/2024, 11:27:54 AM

「もう梅雨だ」
じめっとする、空気。濡れる地面。私は、嫌いでは無い。好きでも無い。
まぁそんなもん、でもね

その四季の楽しさが気分を上げてくれる。
それを楽しみにするのもいいかもね。

6/1/2024, 11:27:29 AM

【梅雨】

曇りや雨の日が続く
空気が湿気を含み吸う息さえ重かった
肺の中が重くなる
気持ちも沈みがちだ
 
雨上がりを美しいと言う人もいるが
自分はそうは思えなかった
そこかしこで雨に濡れてベッタリとゴミや植物の葉がへばり付き、なんなら腐ってきている
それを見ていると腐敗が自分に伝染してくるようで吐き気がした

私は曇りや雨が続く季節に生まれたが
この季節が一番嫌いだ

今も死について考えることはないが
この煩わしい季節は私をいつも引きずり込む

6/1/2024, 11:26:03 AM

「雨は嫌いなんだ」

彼はぽつりと呟いた。ギシギシと軋む古い椅子に腰掛け、窓際に頬杖をついて外を眺めている。こちらからその表情は見えない。

「何かを失う日はいつも雨だった」

言葉を僕に投げかけているようにも、ただ呟いているだけのようにも思えた。返事は期待していない、それだけは確かだ。

「ここは雨が多くて嫌になる」

彼の金髪が揺れる。雨雲によって太陽光が遮られている今、彼の輝くような髪は彩度を落として僕の目に入ってきている。
果たして彼に対して何が出来るのだろうか、と思った。所詮僕はただの人間だし、雨を降らせないようにするなんて神の所業が出来るわけでもない。僕が神だったら目の前で表情も見せずただぼんやりと追憶にふけっているマヌケな彼のために雨という雨を一切降らせないようにするのもやぶさかではないが、あいにく僕にそんな能力はなかった。

6/1/2024, 11:25:58 AM

梅雨って色々な気持ちになる



月曜日の朝から雨だと、道も混雑するし、濡れちゃうし、月曜日の朝から憂鬱だなって思っちゃったり。


はたまた、気分がいい日の雨だと、涼しくてラッキー。
今日はゆっくり読書でもしようかな、と思ったり。


雨の日があるから太陽の有り難さに気づいたり、ダムの貯水率が安定して水を安心して使うことができたり、
でも豪雨の日が続くと、地盤が緩んで土砂災害の被害が大きくなってしまったり。



梅雨の時期は、雨が続いて気分が落ち込みやすかったりもするけれど、雨の恵みに感謝しながら、可愛い傘を使うなどの工夫して雨の良さを楽しんでいきたい。

6/1/2024, 11:24:47 AM

今日の夕飯は俺が作った。
 恋人は季節柄か、体調を崩してソファにぐったりしている。ベッドで休むほどではないとは言え、頭痛が酷く身体が重いと言うのだ。
 
 職業柄、彼女を診た。診断結果を分かりやすく言うなら気象病と言うやつだ。
 
「頭痛い〜」
「うんうん。この気圧じゃ仕方がないね。今日は俺がやるから休みな」
「うう……ありがとうございます……」
 
 へこたれている彼女の頭をゆっくり撫でた。
 
「雨が少ないところなのに、それでもよく雨が降るね」
「明日も、みたい……」
 
 スマホで明日の予報を見ている。その画面を覗くと紺色の傘マークがあった。こりゃ、相当降るな。
 今度は俺自身のスマホて気圧で頭痛が来るかアプリをら確認する。見事に〝超警戒の爆弾マーク〟があった。
 
 俺はシフトを思い出しながら、彼女が落ち着くようにぽんぽんと肩を音頭をとって叩いた。
 
「これからの季節的に仕方がないよ。天気が相手なんだから気にしないで。本当に無理しちゃダメだからね」
「はい、ありがとうございます……」
 
 彼女はしょんぼり項垂れる。動物の耳があったらしょぼんと耳が落ちている状況だな。
 
「だから、元気になったら俺を助けてね」
 
 いつもは俺が助けて貰っているんだから。
 
 
おわり
 
 
お題:梅雨

6/1/2024, 11:24:46 AM

高校生の頃は髪が命だった…
朝シャンが日課で、セット道具と言えば
当時では最先端のクルクルドライヤー
「それくらい必死に勉強すればね…」と
やや…いや…かなり呆れ顔の母の小言…
とにもかくにもバッチリ仕上げないと1日の気分に関わる!それが女子高生だ!
食べる事も諦めて、朝ご飯は抜き…
2時間目が終わった頃に売店にフルーツ
ゼリーを買いにいくのがルーティーンだ。
早朝から全力で仕上げた髪を鏡で確認し
「よし!完璧だな…」
ギリギリで完成させて駅に向うべく
自転車を立ち漕ぎする。
…ポツリ…ポツリ…ポツリ…
「嫌ぁ〜!!」曇り空から憎っくき雨…
「今日は晴れるって言ってたよね〜」と
同級生に無駄な確認を取る…
湿度と小雨の攻撃はいとも簡単に私の
力作をぐちゃぐちゃに壊していく
「梅雨」なんて大嫌いだぁ〜!
うつむき加減に憂鬱な気分で1日の
学校生活を過ごしながら、ふと母の小言を思い出す…
「それくらい必死に勉強すればね…」
ハイハイ…お母様のおっしゃる通りです(笑)

6/1/2024, 11:23:53 AM

300字小説

立葵

 あれは梅雨の時期のこと。バイクで廃墟巡りをしていたとき、とある廃村を訪れた。廃棄された畑には梅雨の走りの立葵が花盛りで、その美しさに写真を撮っているうちに獣道のような細道に迷い込んだ。
 一本道なのに、戻っても戻っても村に辿り着けない。雲の向こうの日が傾いたのか辺りが暗くなり、冷たい風とともに何かが話す声が聞こえたとき
『出口はこっちよ』
 ひらひらの赤いスカートをはいた女の子が俺の手を取って歩き出した。
 やがて話し声が聞こえなくなり、雨が身体にあたる。とめていたバイクが見えたとき、安堵で膝が崩れそうになった。
『美しいって言ってくれてありがとう』
 振り向くと女の子の姿はなく、ただ立葵がしっとりと濡れていた。

お題「梅雨」

6/1/2024, 11:21:46 AM

ポツポツ
雨が降ってきた。
でも傘を忘れたので学校で待機していた。
教室に入ると居たのは私の気になっている男の子。
話しかけてみると、僕も傘忘れたから一緒に校内散歩してよ!と言ってくれた。
そして体育館にも行って一緒にバスケをした。
やがて30分がたち雨がやんだ。
私はもう雨やんじゃったのか…。
少しさみしかった。
そして次の日から会うと話しかけてくれるようになった。
そして一緒にゲーセンにも行った。
そしてある日告白されて付き合った。
そんな夢を見ていた私はもう大人だw

梅雨

6/1/2024, 11:19:21 AM

梅雨


雨が降っている。
昨日梅雨入りしたとニュースで見たのを
思い出す。

何より体調が思わしくない。

頭も身体は重いし
ずっと眠い。

「杏さん大丈夫?」

休みの日で遊びに来ていた
シロくんが心配そうに
ソファでゴロゴロする私の隣に座った。

「ごめんねシロくん。せっかく来てくれたのに」

「俺も会いたくて勝手に来たから気にしないで」

そう言って良かったらと
温かいカプチーノを勧めてくれた。

「すごい。美味しそう」

「友達から貰ったんだ。ミルクフォーマー。使ってみたくて持ってきちゃった。」

1口飲むと美味しくて
思わずふふっと口元が緩んだ。

「すごく美味しい」

「よかった」

そう言ってシロくんは私の頭を優しく撫でた。

「少し楽になったら後で映画見よう。一緒に見たくて見るの我慢してたやつあるんだ」

「うん。」

「無理はしないでね?」

「ふふ、大丈夫。ありがとうね」


彼の優しさとカプチーノが
身体のだるさを
少し和らげてくれた気がした。

6/1/2024, 11:18:11 AM

じめじめ、ぱらぱら。

スッキリしない日が続く梅雨。

私の心も小雨気味。

温かい雨に浄化されたい。

私に、前を向いて歩き出せるようになるような、そんな雨にうたれたいな。

6/1/2024, 11:17:33 AM

梅雨


じめじめしたイメージしかわからない。

頭痛する人多いのかな…

どれくらいの期間?


天気で体調も左右されやすいので、みなさん心は晴れやかにいきましょ。

雨は必ず止むから。

ずぅーっと続く物もない。出来事も。


悲しいことも、辛いことも、いつかは終わる。

「禍福は糾える縄の如し」って知ってる?

楽しいことだけの人生もない。
悲しいことだけの人生もない。


悲しいと楽しいが縄のように混じるから強くなるんだって。

6/1/2024, 11:17:21 AM

「梅雨」


梅雨になるとくせ毛が大爆発を起こすので
本日、5ヶ月半放置していた髪を
縮毛矯正・カットしてきました。
これで梅雨は乗り切れそうです。

6/1/2024, 11:16:09 AM

梅雨

梅雨かー…え?!まって?もう6月?!てことは梅雨ー?!?!
うわ〜😭頭痛くなる〜😭😭😭私ストレスでも雨でも頭痛くなるし、そういう面でめっちゃ辛い……、あと、頭痛くなる事関係なく雨が降る時の匂い嫌い、なんか気持ち悪くなる…
早く梅雨通り過ぎて……。゚(゚´Д`゚)゚。

もし創作だったら相合傘だったかも…(*ノェノ)キャー

6/1/2024, 11:16:09 AM

梅雨

神様仏様

この時期は
洗濯物が生乾きの人に
出逢いませんように…
どーぞどーぞ
よろしくお願いします。

本当にあの臭い
嫌だよ~(笑)

6/1/2024, 11:15:25 AM

梅雨に入り色とりどりの傘で駅
祖父死にて梅雨という空の慟哭

6/1/2024, 11:13:55 AM

私は、雨の日が好きだ。

雨の日特有のあの香り。
ポツポツと部屋の屋根を叩く音。
五月蝿いはずなのにどこか静かに感じられる。

そんな特別で素敵な日。

だけど、そう思ってるのは私だけみたいでーー

「うわぁ、今日も雨じゃん。もう梅雨入りかなぁ」
「マジで髪うねって調子悪いんだけど!せっかく綺麗に巻けたのに萎える」
「今日傘持ってきてないし、マジだるい〜」

みんなは雨が嫌いらしい。

(たしかに髪が崩れるのは嫌だけど、雨も悪くないのにな…)

まぁ、感じ方はそれぞれだから仕方ない。


それはさておき、こういう雨の日にだけやってみることがある。

放課後、人の寄りつかない秘密の空き教室。

その静かな空間で、少しだけ窓を開けて、そっと目を閉じて耳を澄ます。

そうすると雨の音が、香りが、全身で感じられるから好きだ。

 ガラガラガラ……

秘密の教室の扉を開けると、珍しく先客がいた。
見たことない男子生徒。おそらく下級生だろう。

「あっ、すみません」
「いえいえ、こちらこそ。この教室、使いますか?」
「いえ、他の教室を使うので大丈夫です。失礼しました……」
「あっ、待ってください。先輩、よくここに来てますよね。雨の日に」
「えっ」

なんでそんなことを知っているのだろう。
この人とは会ったことがないはずなのに。

「僕も、雨の音とか聴いてると落ち着くので、こういう日はよく残って勉強してるんです。毎回空き教室を探したりして」
「……!わ、私もこういう日はよく残ったりしてて、自分以外に雨が好きな人、初めて会いました。珍しいですね」
「先輩こそ」

そうして、少しだけ雨の話をして、雨に浸って、その日は帰った。

また雨の日は会えるかもしれない。
雨がたくさん降るこの季節、またひとつ、秘密が増えた。


お題『梅雨』

6/1/2024, 11:12:48 AM

『梅雨』

苦手な梅雨の時期も

あなたとなら

一緒にいたいと思えた。

あなたがいなくなった今は

雨の日の思い出を思い出して

憂鬱になる。

邪魔な気持ちは

全部雨に流されちゃえばいいんだ。

6/1/2024, 11:11:45 AM

梅雨

この雨の世界が終わる頃、貴方は私の知らない誰かの元に駆けていく。色とりどりの花達に残った雨粒は、涙のようだった。

日々家

6/1/2024, 11:11:42 AM

お題【梅雨】 フィクション

ぽちゃりと音を立てて水溜まりに雨水が落ちた気がした。
病室のベット、私はひとりで小説を読んでいたけれど、なんだか飽きてきて、窓の外を見た。
ザーザーと雨が降っている。せっかくセットした前髪も潰れている。梅雨なんていいことないよ――
「中村さーん!ねえこっち来て遊ぼうよ!」
私を呼んだのは、同じ病院で入院中のヤツ。北川春奈だ。私は正直言って大嫌い。早く病状が悪化して死んじゃえばいいのに。
「…いやだ」
「は?なんでよ。せっかく遊んであげようと思ったのになあ」
笑いながら私に言うけれど、私にはその笑みでさえ鬱陶しいのだ。道路にできた水たまりのように、轢き殺されちゃえばいい。
「…分かったよ」
早くお話を終わらせた。そのひとつの思いだけで、私はベットから降りて、春菜の方へ歩いた。
ガッシャン。
「は?」
私が大切にしていた金魚の、凛。凛とした顔にぴったりな名前だろう?その凛の入った水槽を落とされたのだ。春奈のヤツに!
「あはははっ!なによ。金魚が息絶えただけじゃない。観賞用の魚なんてただの絵よ!」
絵?確かに、見ていて落ち着くし、私まで可愛くなれた気がする。でも、エラで呼吸をしている。人間と同じように生きている。お友達なのだ。たった一人のお友達。
「っざけんじゃねえよ!」
私は春菜の頬を叩いた。死ね!死ね!お前なんてお前なんて!
私は、凛のおうちの割れた欠片を手に強く持った。てから血液が出てきている。これを春菜の目に刺せば!死ね!死ね!
「雪!」――
私は駆けつけた看護師さんに捉えられて、ベットに戻った。
「なんであんなこと――」
「あんなことって何?あいつが行けないんだよ。あいつが!」
看護師さんの言葉を遮った。何も知らないくせに。あんなことって何?わたしの友達を殺したんだから、死刑だろ?死刑!死刑!
「落ち着いて。私は二人の間に何があったか知らないけど、やりすぎだよ。私が来なくちゃ、春菜の目にガラス。刺してたでしょ?」
「知らないなら言うなよ。いい人ぶってる大人なんて大っ嫌い。お前もあいつと同じじゃん」
「そう?」
看護師さんは、わたしの頬を叩いた。痛い。痛い!
「は?何してんの!」
「自分だけが辛いわけじゃない。自分だけが悲しい思いをしているんじゃない。この世界は自分中心に回ってない。お前はブスだ!お前はデブだ!お前は心が狭い!お前は優しくない!お前は――」
「キャー!やめて!やめて!」
なんなの?こんなの看護師さんじゃない。こんなの!こんなの。
「…かれこれ5年はここに居座ってるけど。まだ気づかない?ここは現実じゃない。裏の世界だよ」
う、ら?わかんない。わかんないよ。ここまで言われても思い出せない。ここはどこ?ていうかなに、裏の世界って。
「ここは西瓜。雨は西瓜の汁。私は種」
西瓜?なにそれ。やば。なんだ、笑いを摂るために言ってたんだね。あはは!やばい。
「西瓜?あははっ!看護師さんおもしろーい」
「…まだ気づかないんだね。貴方は好きだった人に振られた女の子。そして自殺した。その軽い命を背負った人間は軽い命を背負った人が食べる西瓜のゴミでしかない」
「…白雪 彩葉」
「ふふ、そうだよ。君の前の名前だね」
やだ。うそ。なんで!私は、私は!そんなわけない!自殺なんて!
「っ人間じゃないくせに!簡単に死を選んだ私をバカにしてたの?!人間じゃないくせに!人間じゃないくせに!」
人間じゃないくせにと、看護師さんの喉に穴を開けるように何度も何度も言う。
「そうだよ。私は人間じゃない。お前みたいな愚かな人間じゃない」
「何それ。あの時の私は死にたいほど辛かった!なのに、なのに!」
「…私は、彩葉の心だよ。黒く染った、スイカの種のような心だよ」
…あ、あ、やめて。なにがなんななのか分からない。どういうこと?やだ。早く出して!私をここから出して!
「さっき言ったことは彩葉が自分に食べさせようとした言葉。…ごめんね。私がスイカの種じゃなかったら、彩葉が飲み込んで、その言葉の反対の意味を受け取ってたのに。ごめんね、ごめんね、私が種でごめんなさい」
なに、やだ、どういうことなの?あれ、看護師さんの顔が分からない。顔は見えているのにどういう顔なのか心にキザめない。
「次に行っても雨を嫌いにならないで。西瓜を、種を、人間を、看護師さんを、お友達を、嫌いにならないで」

6/1/2024, 11:07:45 AM

梅雨なんてなければよかったのに
梅雨なんてなければ私は可愛くいられた。
梅雨なんてなければ苛立つこともなかった。
梅雨なんてなければあの日私は……
今日も雨が降る外には
彼と買った枯れたマリーゴールドが水を浴びていた。

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