『時計の針』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
秒針の音が耳障りな朝だった。
目覚ましが鳴る前に体を起こし、まだピントの合わない視界の中で時計を手探りで引き寄せる。
そして、電池を抜いて投げ捨てた。
電池が床を転がる音を最後に、ぴたりと雑音が鳴りを潜める。
静かすぎる部屋が、今の自分にはひどく心地がよかった。
今日は音も時間も気にせず過ごすと決めた。
時計の針にもう文句は言わせない。
今度はすっきりした気分で再び毛布の海へと体を沈めた。
お題『時計の針』
「いいかいシンデレラ、よくお聞き」
「えー?何!?聞こえないんだけどー!」
「まずは1回エンジンをお切り!あぁ静かになった。で、シンデレラや、時計の針が12時を指す前に帰ってくるのよ?」
「任せといて!このハーレーダビッドソンのブレイクアウトでかっ飛ばして帰ってくるわ!」
「馬車にするはずがなんでこうなったかしら?」
(時計の針)
シンデレラのオマージュ、ブレイクアウトかっこいいバイクです。
刻一刻と過ぎる時間に、飽き飽きしながら。
急がされながら、困らせられながら。
今日を生きる。
自分で、決めた。
決められた。決めてしまった勉強時間。
たった2時間。
他の人なら、上手くやっているのだろうか。
自覚がないのも、緊張感がないのも。
理解している。
それでも、身体は動かない。
サボる2時間は、スマホから離れられる。
いい時間にしてしまっている。
早くしなければ。
早く、やらなければ。
時間は皆、平等だ。
同じ時間、同じ時、同じもの。
それを、人それぞれ。
違う意味、違う使い方、違うもの。
とする。
言うなれ、自分次第。
時計の針が揺れる。
受験用に買った。
昔、買ってもらった時計と同じ柄の時計。
かち、かち、かち、とだけが。
音楽を止められた僕の部屋に聞こえている。
揺れている。
あと3分。されど3分。
この3分でさえ。
意味を考えなきゃいけない。
いや、それは違うか。
意味を考えようと言う言い訳を作っている。
あぁ、そうだ。
僕は、やらなければならない。
この四角い板から、四角い大きな板が離れて。
四角い木に向かって。
四角い紙に。向き合わなければ。
今日はもう、触ることないだろう。
おやすみ、と。
なんにも反応がない板に言っても。
何も面白くないだろうか。
そう、僕は受験生。
こんな時でさえ、投稿される曲たちは。
いい思い出だろう。
聞こえた。
最後のひと針の音。
あと1分。そう、1分。
時計の針が、動いたら___
『時計の砂』
砂時計越しにあなたを眺めてる時間が好き。
あなたは本を読みながらたまに微笑んでて、
それを見て幸せだなあって、私も笑っちゃった。
時計の砂はどんどん落ちて、
あなたは見えにくくなるけど、
また逆さにして同じ時間を繰り返す。
幸せだなあ。
ここ最近、猫がずっと壁の方を睨むようにして座っているのが怖い。
虫でもいるのかな?と思って目を凝らしてもそんな影もない。
まだ引っ越してきて1年も経っていないし、そもそも新築なんだから、幽霊がでるわけないと思いたい。でも土地が曰く付きの可能性もあるかも。なんて考えだすと不安になってしまう。
勇気をだして事故物件がわかるサイトを見てもなにもでてこない。やっぱり考え過ごしかな。
今日も猫が壁を睨んでいる。じっと動かない。獲物を狙っている風でもない。
そばを通りかかった妹は、私の不安も知らずに可愛いねえと猫に吸い込まれていく。撫で回し、うっとり見つめていた妹が猫の視線の先を追いかけた。
「あら〜時計の針が動くのが気になってたの〜?可愛いねえ」
その一言に全身が雷に打たれたような衝撃が走った。たしかにその場所には壁掛け時計を置いていた!音も静かで、背景に溶け込むような色のせいで人間はほとんど気にしないその秒針を猫はずっと追いかけていたのだ。
よかった。お化けはいなかったんだ。
もしかして名探偵コナンの時計型麻酔って
「時計の針」とかけてたのか
やるなぁ青山剛昌
今更気づいた
チクタク、チクタク 針が進む
チクタク、チクタク 時が進む
狂いなく、正確に、同じリズムで
チクタク、チクタク 針が進む
チクタク、チクタク 時が進む
忙しく仕事をしていても、ダラダラ寝ていても
時は同じ間隔で進んでく
チクタク、チクタク 針が進む
チクタク、チクタク 時が進む
早く過ぎてと思っても、このまま止まれと思っても、同じリズムで進んでく
チクタク、チクタク 針が進む
チクタク、チクタク 時が進む
昔は太陽の動きで1日を過ごしていたのに、今は誰かが決めた時計で縛られている
縛られているのは、一番知恵のある人間だけ
一番知恵があるのに、自分で自分を縛り付けて一番苦しそう
それでも、生きるために今日もみんな首を絞めながら進んでく
チクタク、チクタク 針が進む
チクタク、チクタク 時が進む
チクタク、チクタク チクタク、チクタク
時計の針
今日は小さな象の子供に囲まれてる夢を見た。
目が覚めて何だったんだろうとおもう。
何かいいことでもあるかな。
些細ないざこざや何だか思わぬ出来事に心を抑え込まれて抜け出せない。
たいしたことではないのだけど、落ちていく。
明日になればなんとかなるかな
お題『時計の針』
今、がさっきになる音。きみが来るのが、待ち遠しい音。
嫌なことも、素敵なことも、すべてが過去になって、私が形作られていく音。
それは、私が、きみが、終わっていく音。
確実に、着実に。
ちっ、ちっ、ちっ、ちっ
終わっていく、音がする。
ゆったりとした優しい音色だった。
何を弾いてくれてるのかわからないくらいのまどろみのなかで理解できたのは
君が私のために奏でているのだということだけ
いたい。苦しい。
そう言った私に寄り添ってくれたのだろう
ばくばくと胸を叩きつけていた鼓動は今は静かに彼の音色を感じている
浅かった呼吸は苦しさから解放されて深く深く体から力が抜けていく
暖かい腕に包まれて、優しい音を感じながら
そのまま身を任せて瞼を閉じた
もうこわくないのに、最後までだいじょうぶだよ、と私に伝えてくれている
そばにいてなんて、私の言葉なのにね
先に言ってしまうんだよね、君は
このまま、まどろんでいたかった
ありがとうもおやすみも言えぬまま
夜が溶けていく
目覚めた朝はどんな幸せに満ちているだろうか
時計の針
世界中の“それ”が止まってしまえば不安なんてなくなるのかな
時計の針は まわります
三本の針が まわります
せっかちな針が ぐるぐる ぐるぐる
ゆっくりな針は カチ カチ カチ
もう一本の針は なかなかうごきませんね
せっかちな針は どんどん進んで
誰も彼には 追いつけません
ゆっくりな針は 着実に
一歩一歩 前へ 前へ
あれ?
もう一本の針はどこへ?
気づけば3つの針がかさなって...
ああ!もうこんな時間!
さあ、ランチにしましょうか
#春凪詩集 「時計の針」
"時計の針"
冬のある晩、広い廊下で緑と赤に光っているのを眺めてただ独りそこにいた。
座ってジッとしていると立ちたくなり
立って歩き回っていると座りたくなる
意味のわからない自らの願望に混乱して、自分が自分ではなくなる感覚に陥る。
「頭がおかしくなりそうだ…。」
自らを捕まえ、律するためにそんな言葉を口にする
とうとう座って、脚を忙しなく動かす
けれどそれだけでは足るはずもなかった
不安と緊張が出会い、ほどけ、混ざり合い
肺の底にべっとりとこびりつく。浅く、素早い呼吸となっていく
それは右腕の手首から聞こえてくる規則正しい機械音にいざなわれる
時の進みが自らの身体と合致し、胃が収縮して全体を巡る血液が沸騰するのを感じる
同時に脳味噌の奥は冷えわたり
思考を放棄しようとする
みっともなく床に滑り落ち、手を叩きつける
ぐるりと目の前が回る
バチンッ
痛い
自らの頬を両の手で打ち、壁と床の境を見つめる
時計を掠めた右頬が特に痛む
情けない自らを殺すため、右腕の手首に視線を向ける。
大きく震えている右腕を左手で押さえ付ける
「 」
肺を目一杯膨らませ、くっついてしまう程に中身を吐き出す
支配されていた動揺を無くすため、ジッと見つめて全てが終わるその時を待っていた。
時計の針。
時計はいつも一定で、簡潔で、完璧で。その音を刻む針は、とても魅力的だった。
僕は昔から嫌いだった。僕だけの部屋で、僕の意志とは別に、ただただ音を鳴らす時計が、鬱陶しかった。僕の世界が静けさに包まれれば包まれる程、その秒針の音は大きくなり、醜くも滑稽にも意地汚く鳴り続ける。
私は「大きな古時計」という曲が、大好きだった。母の拙い音程と少しくぐもったあの声を思いだすと、今でも懐かしくなる。沢山の人が大切に聴き継いできた、歌い継いできた音楽の中でも、私だけの子守唄。
チクタク チクタク。
日々の何でもないモノに、密かに思い出が隠れている。ほんの少しの、記憶でも、思い出と、懐かしそうに顔を緩める人を見るのは、いっとうの幸せにも感じられる。
常に進む事が時には、大きな負担や厄介、切迫や落胆を生む。
だけど、僕が。私が止まってしまった今、時計の示す時間だけは、どの事象にも貪欲に精確に確実に刑の執行を告げる。
正直、ありがたい。
だって停滞から抜け出すなんて、一番怖いんだから。
お気に入りの時計で、文字盤をデコって、針を尖らせよう。丁寧に、研いで、飾って、手に持って。
心のどこかに、吊るして魅せよう。
【題:時計の針】
この春から、私は都会の方にある大学へ通う。
そう決まったときは子供のように喜んだ。
都会が楽しみだということも勿論だが、なんてったって一人暮らしができるのだ!
絶賛反抗期中である五歳下の弟やら、口うるさい両親から離れられ、自由に過ごせる――なんて魅力的だろうか。
ワクワクした気持ちで新幹線に乗り、人生で初めて、都会へと足を踏み入れた。
人々が早歩きで行き交う。車が一時も休まず動き続けている。
私の実家らへんにあったしんみり静かな気配はまるでない。代わりに冷静さや焦燥感が辺りを支配していた。
時間が、実際に私の地域よりも早く進んでいるのではと感じるほど、その差は明白だった。
私の暮らす場所は、駅から15分の一般的なアパートだ。
備え付けられているのは、小型冷蔵庫やらエアコン、布団などと最低限のもののみ。
このままでは食事すらまともに作れないため、家電を買いに行こうと思い立った。
大きなショッピングモールへ赴き、良さそうな包丁やフライパンなどを適当に購入した。
そろそろ帰ろうかというとき、時計屋を見つけた。
アパートには壁掛け時計がなかったからあると便利かも、と考え、入ってみた。
大小、白黒、様々な時計が、棚いっぱいに並んでいた。
カチリ、カチリと音を鳴らしているものと、スムーズに動き続けるものがあった。
同じ時間を刻んでいるはずなのに、何かが違う。
音を立てて進む針は、今どこにいるのかが分かりやすい。一秒ずつ、ちゃんとそこにある感じがした。
一方で、音もなく流れていく針は、気づけば少し先に進んでいる。見ていたはずなのに、いつの間にか時間が過ぎているような気がした。
なんとなく、時間を感じて過ごしたいと思って、音を立てて進む時計を購入した。
その日から、都会に組み込まれた私の部屋に、カチリカチリと時を教えてくれる音が流れるようになった。
時計の針
時計の針が止まったって、世界は止まらないよ。
だから、美味しいご飯を食べに行こう。
現実逃避をしていたって、何も始まらないよ。
挑戦が大事!って誰もが言うように、
周りの人も、生き抜いた大人達も、君も、
誰もが挑戦をして生きているんだ。
ご飯を誰かと一緒に食べるというのも…
挑戦の一つ、でしょう?
勉強や宿題をすることも、新しいゲームをするのも、
友達を作ることも、質問を誰かにすることも…
全部、君が挑戦してきたことだよ。
大丈夫、君は頑張っているよ。
とっっても偉い!
だけど頑張り続けることはダメ。
適度な休憩をちゃんと挟んで頑張って!
最近、職場の電波時計の針が、現在時刻と違う時刻を指したまま止まっているのを見つけた。
電池切れらしい。新しい電池を入れ直すと、無事に針が動いた。
ただ、電波時計なので、正しい時刻を受信・設定されるまで時間がかかる。針は12:00あたりで留まっていた。
その数時間後、何気に上を向いたとき、時計が目にはいった。
針は、正しい時刻を刻んでいた。え、いつの間に?といった感じだった。
ただ、その時計は、電池を6本も使っているので、電波時計はそんなに電池を消費するものなのか…とちょっとびっくりした。
「時計の針」
「時計の針」
今日も皆さんお疲れ様でした。世間的には華の金曜日ということですが、皆さんにとって金曜日とはどんな日でしょうか。+な日であることを願っています。テーマは時計の針ですね。止まることなく永遠に動き続けるこいつとは長い付き合いになりそうです。
僕たちの過去はもう使い切ってしまい残されてないので今を生きることに専念できるかが人生の鍵だと思います。思い出すと恥ずかしくなったり嫌になる黒歴史など僕なんてさほどありますからね。でもそんなこと気にしててもしょうがないんでここ数年はそれを思い出した時にニヤリと笑って少し見下してやります。私は過去に戻れるなら戻りたいとも思いません。時空空間の移動についてくるものは自由です。だってたくさんの運命を変えれるのだから。人の死は避けられませんが事故は防げます。もっと「ありがとう」とも言えますね。いいことかもなぁ。でも僕は自由は不幸の始まりとまではいかなくても、今私の人生における幸せを手放すことになると思います。最初は幸せだろうけど。それは例に表すとこんな感じですね。例えば甘いものを食べていた時、私は幸せを感じます。ただずっと食べているとどうでしょうか。味に飽きたり、美味しく感じなくなるかもですね。苦味や酸味、これが人生での困難や苦悩だとすればそれを挟むと甘さが戻ってくると思うです。まぁでも世の中「努力の数だけ報われる」とか「涙の数だけ強くなれる」とか気休めじみた綺麗事が転がってる限りはそんなの理解してもらえないでしょうけどね。要は捉え方です。
将来のことも僕は考えていません。とりあえず今に専念する。その上で目標などを見つけ走る。そんなもんでいいと思います。今からバットを振っても大谷翔平にはなれません。ある程度のお金や世界中から最高峰の技術者を集めたらいけるかもだけど、現実的にできないでしょう。不可能ではないけど。
まぁいいや。とにかく未来や過去を気にして不安になるぐらいだったら今何やっているのか考え直してみてください。辛いことがあったあと過去の足跡を見てみてください。空を見上げるのも良いですが、自分の足元もね。
2026/02/06 -しがん-
時計の針
私は学生時代
時計の針をずっと見ていた
授業中、親に怒られてる時
時計の針はすごくゆっくりに感じた
社会人になり
時計の針は見なくなった
みる理由がなくなった
そして見てる暇も無くなった
授業中
時計の針はゆっくり回って
なんでもっと時間は早く回らないかな
っと思いながら見ていた
怒られてる時
あぁ、あと何分怒られるのかな
今日は一時間コースかなぁ
っと思いながら見ていた
そして今
時間が足りない
一日24時間じゃ足りないと思うようになった
学生の頃の時間の無駄遣いが回ってきたかのように
なんなら帳尻合わせてきてるのかと思うぐらい
時間が足りない
大人の余裕を出す感じで
言うならば
時計の針さん?もっとゆっくり回っていいよ?
時計の針を
ゆっくりにしたいのは
愛しい一緒の時間
【時計の針】