『時計の針』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
そこは薄暗い地下室だった
細い灯りを元に、ぼろっちい服を着た男が、あぐらをかいて下を向いていた。
男は、片手でドライバーを持ちながら、もう片方の手で丸い時計を手にしている。
カチャカチャと音を立て、ドライバーの種類を変えながら、時計の基盤をいじり続けている。
はー、とため息をつき、それを続けること数十分。
「はー!おわったぁ…!」
満面の笑みを浮かべ、鼻をいじる。
「俺でも直せちまうんだな。にしてもこれ、本当に"時を巻き戻せる"時計なのか?」
自分が直した時計を、まじまじと見つめ
「まぁいいか!何もなかったら、それはそれで」
と、自分の中で答えを出し、立ち上がる。
時計の針を直接触り、逆回りに無理矢理にと動かす。
もういいだろう、とツッコミを入れる辺りでその指は止まり、手を離す。
すると、針は勢いよく時計回りに動き出し、プシューと音を鳴らし始めた。
「うぉ!きたか、きたか!?」
男は時計に顔を近づける。針がぶつかりそうなぐらいに
しかし、その顔は途端に落ちた。
ごとりと、生首だけが、床に血をぶちまけながら。
数秒遅れて、身体もぐしゃりと床に倒れた。
首から、血のみずたまりが形成された。
男の首を千切った何かは、獣のような唸り声をあげる。
四足の獣は、その死体を容易く完食し、次に床に落ちた時計に食らいつく。
ライオンが骨付きの肉を食べるかのように、音を立てながら、それは数秒で体内に吸収された。
獣は、使命を果たしたのか、いつのまにか部屋に生まれた、穴に入り、姿を消す。
部屋に残ったのは、薄暗いランプと、床に残った血溜まりだけだった。
お題『時計の針』
爪の根本に白い山がある人は不健康らしいよ。
手元の白、青、紫、桜色、また白のグラデーションを見られる。
夕焼けみたいって笑ってくれた。
手袋をつけて祈るように手を組む子がいる。
彼女はいつも何を願ってるのかしら。
外が不安なのか。内気の特徴だ。
「この手袋ちょっと大きくて。こうするとみずかきの所まで嵌るの」そう大きい声でここまで聞こえた。
左手を体に敷いて寝ると痛い。脈で体が床に打ち付けられるみたいだ。しかも空腹を感じる体に響いてうるさい。どんどん気になってくる。ドクドク、同じリズムに恐ろしくなってドクドク全く、ドク眠れドクる気がドクしない。
我慢ならなくて手を引き抜く。手をひっくり返すと血管が指の側面にまで浮かび上がっている。まだ少し脈拍は響いていて天然の時計のようだった。
「時計の針」
真
っ
新(さら)
な
青
き
ス
リ
ッ
パ
春
動
く
--35--
「時計の針」
僕たちの時間を刻むの針よ
どうか壊れて止まっておくれ
◇ 時計の針 ◇ より
カチッ…、カチッ…、カチッ…ー。
ふたりの沈黙を埋めるのは
秒針の音。
…
……。
ゴーン、ゴーン、ゴーン。
「あなた…いつまでそうしてるの?
もうお昼休みは終わったらしいわよ?」
憂鬱を含む瞳とは裏腹に、
彼女の繊細な睫毛が気だるげに上がり、
ちらりと前方の寝ている青年の姿が目に映される。
「まあ、私には関係ないのだから、
どうでもいいのだけど…。」
彼女は当たり前にすっと読書に戻る。
…
……。
アレキサンドライトが
情熱的な赤に色を変える頃。
ほとんどの生徒も帰宅を急ぐでしょうね。
あくびをひとつ落とし、
やっと顔をあげてふぅと伸びをする。
…、
いつもと違う景色が目に映る。
……。
「まだいるの?はぁ…。
あなたは寝坊助ね。
さすがに可愛そうだからこれだけはしてあげるわ。」
読み終わった本を閉じ、。
ふわっくるっと指先を動かす。
彼女の膝元にひとつのブランケットが
< ポフッ >と現れた。
わずかに透ける身体で
スッーと青年のもとに近づく。
サッと青年にブランケットを掛け、
新しい読書を速やかに開始する。
その刹那、
彼女の手が青年をすり抜けたのは誰も気づかないでしょう。
これは決して交わることのない
ふたりが 「ミ」えない 新しい親交を深めていくお話。
タイトル【時計の針】
夜な夜な鳴り響く時計の針のミュージック⌚️
チクタクチクタク
私はそのリズムにのって踊り狂う
"(ง ˙˘˙)ว" (ว ˙˘˙)ง "(ง ˙˘˙)ว"HEY!HEY!
あぁ……もうこんな時間
気づけば深夜2時
時計の針が動く音
今夜は神経質で眠れない(´◉ω◉` )
あ〜プンプンだぞぉ!o(`ω´*)o針め!
我慢できず車で隣の町に捨てて帰宅
チクタクチクタク
えっ?
捨てたはずの時計が元の場所にあるカタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
私は恐怖で豆腐食べた!
私は絶叫絶好調
私は馬鹿なんですか❓
いいえ
アホです
過去の事にこだわりたくないのですが、どうしても時計の針を戻したい日があります。震災の前の大船渡線の陸前高田駅に行きたいです。私が大好きだった祖母が近く住んでいたので思い出深い場所なんです。
もう一度、賑やかだった街並みを見たかったです(泣)。祖母と一緒に歩いた街の中を歩きたかったんです。私の願いは叶う事はないかも知れませんが、私の心の中で震災の前の陸前高田駅は生き続けると思います。
『時計の針』
ネジを巻けば進む。
秒針が音を鳴らし時間を刻む。
秒針が、短針が、長針が動くのをずっと見ていられる。
止まっているような自分の世界が動いているのが安心する。
まあ...私はその進む時間を無駄にしているんだけど...
スケルトン調の懐中時計が夕陽を透かしている。
時計越しから光る夕陽がなんだか虚しい。
今日は何やったっけ。何もしていないような気がする。
さっきまでの安心は不安に変わる。
あぁ、止まれ、止まれ。
そう願っても胸で秒を刻む鼓動は止まらない。
今日も、一日が終わった。
語り部シルヴァ
さっきから、仏頂面で黙りこくっている。見かねた俺がわざと明るい調子で「いつまでへこんでんだよ」と声をかければ、青木は食い気味に「うるさい」と吐き捨てた。
「自分だけいい気になりやがってクソが」
「別になってないけど」
「いやどっからどう見てもなってんじゃん」
大層な荒れ具合だ。先程の合コンにて、俺と青木の身長差を見た女の子が放った「なんか時計の長針と短針みたい」という一言が、相当堪えたらしい。そのときは場の空気を壊さないように振る舞っていたが、解散して俺と二人きりになった矢先のこれである。
小学校からの友人である俺だから知っているが、低身長いじりは青木の中で地雷中の地雷である。例えば高一のとき、青木は身長のことをいじってきたクラスメイトをぶん殴って停学になった。
小さいけれども中身は凶暴な青木とは反対に、俺は背丈ばかりでかい小心者だ。気弱な性格と無駄に目立ってしまう見てくれが災いして、ガキ大将に絡まれることも多々あった。そのたびに、なぜか俺を庇ってくれるのが青木だった。
正直、青木が低身長と馬鹿にされるのは、自他ともに認めるノッポである俺と一緒にいるせいもあると思う。今日の一件なんてまさにそうだ。
俺とセットで身長をいじられるたび、青木はこんなふうに俺に文句を言うけれど、それでもなんだかんだ、俺と一緒にいることをやめようとしない。
あるとき、一度だけ「俺といるの嫌じゃないの」と尋ねてみたことがある。青木は怪訝な顔で「なんで一緒にいるの嫌な奴とラーメン食いに来てんだよ」と言ってから、替え玉を頼んでいた。それもそうかと思って、それ以来、特に気にすることもなくなった。
「だいたいさ、顔は俺のほうがイケメンだからな。お前は身長高いだけで顔は普通だから」
「はいはい。もうそれでいいです」
「おいその余裕ある感じ腹立つからやめろ」
キャンキャン吠えるチワワのようだ。口に出したら殴られるから言わないけど。
青木のいいところが、身長ごときで損なわれるなんてことはないと思う。女の子の目は揃って節穴だ。
本当に見る目のある女の子が青木の前に現れるまでは、青木の隣は俺の特等席ということになる。それはほんの少しだけ気分がいい。絶対、言えないけど。
【テーマ:時計の針】
君から受け取る
日々の優しさを
忘れたくなくて文字に刻む
命の時計の針が
止まるその日まで
今日は一段とこの部屋に時計の音が響く 。
その音が"孤独"を自覚させる
ただどこか隅で"独りじゃない"と思わせる不思議な音 。
この音でまた 叶えられない夢を目指して
勇気のない自分を無理やり慰め
意味の無い今日を過ごすんだ _ 。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
絶対短くなりましたよね!?!?!?
えなんか 自分でも分かんない状態で書いたので解説はありません ! 頑張って考えてください((
明日は長く書けるように頑張ります(
あと昨日25年って書きましたごめんなさい(
2026/2:6/(金)
「時計の針」
#時計の針
ホーッ、ホーッと、フクロウの声が遠くに聞こえる。
飾り付けられた部屋
一つの写真には、淡く差し込む光が反射していた
ふと顔を上げれば、代わり映えのない風景の中で、それだけが色を持っている様な気がした。
彼はおもむろに、それを自分の元へと引き寄せた。
時を刻む音を、ただ淡々と響かせるそれ。
手元に目を向けると、可愛らしい植物に飾られた予定表
書かれた数字が、それを囲むインクが
随分と色褪せている
...彼はそれらをひとしきり眺めると、後ろに着いていたネジを、グルりと回した
12を指していた長針が、6へと戻っていく。
そうして手元から元の位置に戻すと。
この部屋にはまた、同じ時間が流れ始めた
チクタク
チクタク
今日を刻む
グツグツ
グツグツ
鍋を煮込む
今日はごま味噌鍋
トコトコ
トコトコ
帰りを待つ
歩く音
チクタク
チクタク
今日もおわりを告げる
時計の針
「時計の針」
きっちりと正確に刻まれていく時計の針。
少しだけ遅れたり、速くなったりして、
わたしの呼吸が付いていく。
秒針の音が苦手なわたし。
緊張で鼓動が速くなれば、ゆっくりと。
駆け出した後は、疾く速く。
さぁ、前へ。
《時計の針》
君ともっと一緒にいたい
のに
時計の針は進む
君との時間が終わりに近づく
このまま君をさらってしまいたい
そんな事を考えながら
終わりの時までを楽しむ
チクタク、チクタク
6の数字まではのんびり行こう。
チックタック、チックタック
9の数字をとりあえず目標に…。
苦しいハングオーバー、頂上は目前。
チクタク、チクタク
長針と短針の飽くことなきランデブーは、どこか人生に似ている。
ユチロ
「俺、病気なんだよね」
親友から突然告げられた言葉。
俺はその意味が分かってるはずなのに何をいってるのかが全く分からないという状況だ。
「勿論、治るん、だよ、な」
途切れ途切れになりながらもやっと話す。
「ごめん…あと半年…ってところ」
「は…?」
絶望というものはまさにこのことを言うのだろう。
一緒にいることが当たり前だった親友。
これから隣がいなくなって、俺は幸せに生きていけるのだろうか。
これからの人生は山ほどあるのに、親友がいないで青春とやらを謳歌できるのだろうか。
「そんな顔するなよ、輝ならこの先も俺なしで生きていけるさ」
無理だよ、そんなの。
お前がいなくて、どうやって生きていけって言うんだよ。
神様、どうか、どうか。
今だけ。いや、もっと、ずっと。
時を、止めてください。
『時計の針』
数字の羅列を眺めてみる。
だんだん曲がってきて気持ち悪くなる。
吐けやしない胸苦しさを握りしめた。
その弱さに付け入るようにハグをする。
こぼれた油断にキスを落としてみる。
恋人じみたこの行為に憧れを抱いた。
僕がこんな人間じゃなければ。
もっと“一般的”な、“ありがち”なものだったら。
後悔しきれない程の過ちを犯した。
それでもその痛々しいくらいの生ぬるさに浸っていたい。
[時計の針]
お題:時計の針
後日あげるのでお題とスペース保存しておきます。
題名:時計の針
チクタク迫るタイムリミット。
繰り返しても繰り返しても止まらない。
進み行く事実を変えられないまま、
手を伸ばしてもまた、
引き留めてもまた、
できる限りのことをしてもまた、
零れ落ちる君の命を救えないまま、
私は涙を流す。
これで、最後の一回だとしても。
変えられる確率は0%に等しかった。