数字の羅列を眺めてみる。だんだん曲がってきて気持ち悪くなる。吐けやしない胸苦しさを握りしめた。その弱さに付け入るようにハグをする。こぼれた油断にキスを落としてみる。恋人じみたこの行為に憧れを抱いた。僕がこんな人間じゃなければ。もっと“一般的”な、“ありがち”なものだったら。後悔しきれない程の過ちを犯した。それでもその痛々しいくらいの生ぬるさに浸っていたい。[時計の針]
2/6/2026, 10:52:06 AM