時計の針』の作文集

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時計の針』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/6/2024, 11:08:02 AM

午前0時の静かな夜更け


隣で眠る君の吐息が
時計の針のリズムに混じる

至福の音に耳を傾け
今日もゆっくり 微睡んでゆく


【時計の針】

2/6/2024, 11:06:28 AM

#時計の針

どんなに胸が騒いでも

どんなに思いを重ねても

刻む時は乱れることなく

流れゆく

追いかけて

追い抜いて

ほんのひととき重なる時

素顔の自分に出会えたら

長いようで短い生命の物語

出逢いのストーリー

刻み続ける

希望の明日へ

2/6/2024, 11:04:13 AM

クロノスタシスって知ってる?

「知らない」と君が言う




缶ビール飲みながら、一緒に聴こう?

#時計の針

2/6/2024, 11:03:32 AM

時計の針

カチ…カチ…カチ……。
目が冷めてしまった。一定のスピードで耳をくすぐる時計の音がやけに気になって、目は冷めていくばかりだ。今は何時か確認しようとしたが、アナログの古臭い時計は硬い音を鳴らすばかりで、僕に時刻を教えてくれない。仕方なく重い体を起こして、スマホを手にする。暗い部屋でスマホの明かりだけが眩く光る。
「あれ…?」
おかしい。見間違いだろうかと目を擦るがたしかにそこには21:20、と表示されていた。僕が布団に入ったのは、午前0時すぎ。スマホが壊れたかと思い、よろけた足でリビングまで戻った。電波時計は、21:25……。カレンダーは……?

『2019.07.22』

「は……?」
五年前の夏。そしてその隣には赤いインクで、
『青澄と花火大会』
思い出した。7月23日、ああ。あすみ、青澄。

いつの間にか夜が明けていた。少し白髪の少ない母さんが、
「珍しく早起きじゃない。青澄ちゃんと花火大会楽しみだったんでしょ。」
と、ニヤニヤしている。俺はTシャツと短パンに着替えて家を出た。

青澄は鳥居の前で浴衣姿で待っていた。
「あ、すみ……。」
「何、どうしたの。深刻そうな顔して。」
花火大会まで、二人で屋台を見たり下らないことを話して、暇をつぶした。
「青澄。ついてきて。」
彼女の手を引っ張って、走る。
「え、え、どこ行くの?花火始まっちゃうよ。」
俺は、そのまま西中に入り、階段を登って屋上に足を踏み入れた。

ドンッ

花火はちょうど始まったらしい。
「すご……。」
青澄の目に花火が反射して、きれいだ。





青澄の喉元に両手を当てた。
「えっ。」
ぐっと力を込め、青澄の細い首を抑えつける。青澄はなにか言いたそうだったけど、無視して徐々に力を強める。そのうち青澄の全身の力が抜け、人形のように青白くなった。

青澄のみじめな姿に、笑みがこぼれた。

あの日も、青澄を殺した。ここから突き落として。いつも青澄といるとみじめだった。辛かった。だから殺した。でも、誰も信じてくれなかった。僕は殺さないって、青澄が自殺したんだって、馬鹿みたいに言う。ずっと後悔してた。なんで、もっと直接的に殺さなかったんだろう。そしたら、僕は人を殺せないような小心者じゃないって、みんなわかってくれたのに。だから神様がもう一度チャンスをくれたんだ。

ありがとう。幸せいっぱいです。

2/6/2024, 11:03:31 AM

時計の針を戻したい

君と出会う前に

そうすれば
こんなに苦しむことは
なかったのに

君は何も知らないだろうけど

お願いだから
私を
君と出会う前に
戻してよ

2/6/2024, 11:02:47 AM

貴方の時計は規則正しく、たまに目まぐるしく回って
未来へと時を進めているのに
私の時計はあの頃で止まったまま歩みを止めて
わざと作った暗がりで遠くで差す陽射しに目を細めるばかり

時計の針を進められるのは私だけ
例え進めた先が本物の暗闇であっても
怖気付いたままでは、変化を拒絶したままでは
心から望むあの陽射しの元へは行けないから

2/6/2024, 11:00:06 AM

まだだ。まだ乗るべきではない。

日も登っていない、なんでもない早朝。時計の針がやけに響く静かな駅にて、僕は物陰に身を潜め、じっとその時を待っていた。
待っているのは、目の前の列車が動き出す時。上手く列車に乗れれば、目的地までの距離がウンと縮まる。列車は一日一本のみだから、失敗すれば、また明日までこの異臭が漂う茂みの上に拘束されることになる。
周りを見渡すと、僕と同じ考えを持っている人が何人、いや何十人もいるようだ。そしてそんな僕たちを好き勝手させまいと、列車の周りに待機している警官たちもいる。

確かに僕たちがやろうとしていることは無賃乗車、果ては他国への不法侵入だ。法律上は良くないことをしているのはわかってる。それでも疑問は拭えない。どうして僕たちはこんな風に妨げられなきゃいけないんだろう。僕はこの警官たちのような裕福な家庭に産まれなかった。お母さんは「一年だけ」と出稼ぎに行き、もう五年も戻ってこない。手紙も仕送りももう来ない。他の人に頼ろうにも、村の人たちだって自分たちの生活で精一杯で、僕たちに手を貸す余裕も無い。僕たちにはこうするしか選択肢は無かった。法律なんてものは、僕たちのような貧乏者の為には創られてはいない。生きたいならば自分で動いて、どんな手段を選んででも、この手で掴み取るしか無いんだ。

不意に列車がガタンと音を立てた。ブレーキが外れた合図だ。物陰から現れ列車に走っていく周りの人たちに続き、僕も走り出す。警官たちは、最初はひとりふたりと追い返していたが、まもなくして数に押し切られ、もうどうすることも出来なくなっていった。
僕は足を滑らせないように列車のハシゴに手をかけ、思いっきり体を引き上げる。上手くいったぞ!
乗り遅れた人たちの叫びや嘆きなど知らんぷりして、列車はたちまちスピードをあげていく。
僕は列車の屋根に腰掛け、大の字に寝っ転がり深呼吸をする。警官に武力で追い返されたり、飛び乗るのに失敗した人たちの号哭が未だ耳の奥で響いている。
この先もこれくらい、いや、それよりもっと酷い景色を見るかもしれない。それでも僕は、行かなくちゃいけないんだ。ただ普通に、生きる為に。



これはたった今、地球の裏側で実際に起こっている話。

2/6/2024, 10:58:13 AM

時計の針

カチカチ……カチカチ……
時計の針が進む音
もうなん時間たっただろう
『早く目覚めてくれ…目を開けてくれ……』
誰かの声がする
『早く…目を……』
意識が遠のいてる
「わ、私は……だ、誰だ……」
「私を呼ぶのは誰だ?」
『み……く…… 』
『みく!起きろ!みく』っと男性の声がする
(私は「みく」って言うのか……)

カチカチ……カチカチ……
また時計の針が進む音がし目を開けた
「ん…うーん……眩しい」
『みく起きたか?!心配したぞ!この馬鹿!!』
「たくや……ごめん 。ご飯作らなきゃだよね」
『そんなことはいい。ここは病院のベットの上だぞ?
それより体大丈夫か? 急に倒れるから……
俺……うっ…もう必死で……』
そう彼は泣きながら私をハグした
「大丈夫だよ、心配かけてごめんね」
そう言いながら彼の頭を撫でた

カチカチ……カチカチ……
時計の針が進む音……
秒針が進む音…

2/6/2024, 10:55:49 AM

時計の針は時間とともに経過する
私たちも時間とともに少しずつ変化していく
時計が壊れて時計の針が止まっても、
私たちの日常は止まらない
もしも時間が自分で止められたら、今この瞬間はそこまで貴重ではなくなってしまう
だから、時間を大切にしたい
とは言っても、年を重ねるごとに、時間の進む速度は早くなるらしいから、後悔しないように好きなことに時間をさきたい

2/6/2024, 10:54:40 AM

背をたたく あんたならいけるでしょうと言われたことを思い出す2時

正義とはたとえば君を抱きしめて言う大丈夫みたいなもので

2/6/2024, 10:54:10 AM

"時計の針"

 明日の準備を済ませると「んー……っ」と伸びをし、顔を上げて診察室の壁掛け時計を見る。
 時刻は十一時五十九分と、秒針は十一十二のちょうど間の所を指している。もうすぐで零時になる。

 カチ、カチ、カチ、カチ、
 カチ

 秒針、短針、長針が重なり合う。そしてすぐに秒針は動いて回り出す。
 何かに弾かれたかのように、電源を落としたパソコンの黒いモニターを見る。
 そこに写る自分自身と後ろにある棚やファイル等があるだけで、それ以外は何もない。
──なんで俺……今、モニターを見たんだ?
 モニターに写る自分を見つめながら、モニターに写る自分に心の中で疑問をぶつける。
──あの感じ、まるで条件反射のようだった。一体何故……?何が条件となった?恐らく、見ていた時計だろう。けれど、それで何故あの行動になる……?
 じっ、とモニターに写る自分自身を見つめながら悶々と考える。
「みゃあ」
「うおっ!?」
 いつの間にかデスクの上に乗っていたハナに急に声をかけられ、思わず素っ頓狂な声を上げ飛び退く。その声にハナの身体がピクリと跳ねる。
「あ……、脅かして悪ぃ……」
 ハナの頭を撫でる。気持ち良さそうに目を閉じて、頭を擦り付けてきた。
──まぁいい。考えても仕方ない。分かったところで、どうにかなる訳ではあるまいし。
 考えるのを止め、ハナを抱き上げ「デスクの上に乗るな」と叱る。分かったのかは分からないが、「みぃ」と声を上げたので、理解したと思う事にする。診察室を出て居室に向かった。

2/6/2024, 10:53:55 AM

「時計の針」

1秒進むごとの間
なんでこんなに長いの?
やっと逢えたら
気がつくと1時間超えてる
ああ…もったいない
たまにしか逢えないのに
世間話してる2人
触れてほしいのに
触れたいのに
恥ずかしくて
指先でいい
ぬくもり伝えて
時計の針はくるくる回る

2/6/2024, 10:51:41 AM

チクリと痛い今日のこと
チクチク痛いそのまんま
もどれないままそのまんま
チクタク明日に連れてって

時計の針にのっかって
大きな旅にでかけるの
今日の自分よ胸を張れ
チクタク明日に連れてって
チクタク明日に連れてって

2/6/2024, 10:51:39 AM

ときに自由を与え、ときに自由を奪う。

戻ることも、止まることもなく
ただ先へ先へ、時計の針は進み続ける。


ときに残酷に、ときに優しく
ただ、ただ先へ。

2/6/2024, 10:50:50 AM

時計の針

チクタクチクタク、、。
時計はだただひたすらに時を刻んでいく。
時計の針が戻ることはない。
時は未来にしか進まないから。

家に1人でいる時に時計の針の進む音が響く。
何もしていない。
ただ横になっているだけのなんともない時間。
こんな時間が永遠に続けばいいのに。
そんな願いは叶わない。
進み続ける時計の針がそれを示している。
僕は過去に戻りたい、どちらかというと。
けど、今僕が立っている場所が真っ暗闇なら。
後ろという過去に行こうとしても、時計が道を阻む。
自分は未来へと行きたくなくても連れていかれる。
時計の針は時を示す便利道具。
でも、取り戻したい過去に連れていってくれない物。

あなたは取り戻したい過去はありますか?
時を戻したいのなら時計は見ない方がいい。
実際に過去に戻れるわけではないけど、進み続けるものを見るよりは心が楽になるだろう。
生きていくなら後悔なんて付き物だ。
でも、取り戻せない。
これからの人生で戻りたいと思うことが少しでも少なくなるよう、僕は祈っています。

2/6/2024, 10:48:37 AM

時計の針

1秒ずつ
すすんでいく
チクタク
チクタク
時計の針
Angel Heart
毎日腕にしてる
宝物


なな🐶

2024年2月6日445

2/6/2024, 10:47:44 AM

鈍い金色の、円柱形をした三本のおもり
それが下に落ちきらないうちに
鎖を引いて持ち上げる
日に一度 
それをするのが幼い日の私の役割だった

大きな柱時計は おもりが歯車を回し 
金の皿のような振子が揺れて
カッチコッチと時を刻んでいく
文字盤にはローマ数字
針は装飾的な曲線が組み合わされて

おもりを引き上げるために前扉を開けると
木と塗料と金属のにおい
文字盤の上には月と太陽が交互に現れ
昼と夜とを知らせる仕組み
太陽が隠れるところをいつも見ていた

ぼーん、ぼーんと深く響く音
私が鎖を引いて動かす時計
カッチコッチ
隠れていく太陽をみながら
私が月を太陽を 時を動かしていた




「時計の針」

#324

2/6/2024, 10:46:38 AM

止まらぬ時の音を、ただ脳裏に響かせ続けて

見えぬ死へのカウントダウンを、ただ待ち続けるの

---二作目---

何事も無い、普通に過ぎる時間。

でも、どうしてだろう。
君と居ると、時が過ぎるのが早いと感じるのは。

#時計の針
204作目

2/6/2024, 10:45:52 AM

時計の針
余命の指針

止まることなく
狂うこともない
ただ永遠に 廻り続ける

時針みたいに
ゆっくり大事に
廻れる人間になりますように。

_ ₁₅₀

2/6/2024, 10:44:07 AM

Theme:時計の針

静かな部屋に響くのは、カチカチという時計の秒針の音と、カリカリとペン先が紙の上を滑る音だけだ。
「……」
ふと顔を上げると、窓の外はすっかり日が落ちていた。昼食摂らないまま夕食の時間になってしまったようだ。昼食どころか朝から何も食べていないのに、空腹感はまったくなかった。
それならそれで都合がいい。食事を摂っている時間も惜しい。
時計の針に急き立てられるように、僕は再び紙にペンを走らせていく。

「……!」
不意にずきりと痛んだ胸に手を当てて顔をしかめる。心臓の鼓動に合わせて痛みが増すようだ。胸に爪を立て、歯を食いしばって痛みを堪える。
こんなの、いつものことじゃないか。痛みにかまけている場合じゃない。
僕に残された時間は、あと僅かなのだから。
痛みに耐えながら、ペンを動かし続けた。
「……よし、これでいい」
書き上げた書類を、今度は丁寧に折り畳んでいく。皺ができないようにそっと四つに畳んだそれを封筒に入れて封をし、宛名を書く。
自分がこの世から消えた後に彼女に届けばいい。ペンを握る手に迷いはなかった。

これで準備は整った。あとはただ『その時』が来るのを待つだけだ。
カチカチと規則正しく時を刻む針の音に耳を傾けながら、僕はペンを置いて、ただ静かにその時が来るのを待ち続けた。
さすがに集中しすぎたためだろうか。体の力が抜けて強い眠気に襲われる。僕はそのまま机に突っ伏した。
「……」
だんだんと意識が遠のいていく。心地良い感覚に身を任せているとふと気がついた。
今が『その時』なんだって。
「……さよならも言わずにって怒られちゃうかな」
そんな呟きを残して、僕の意識は闇に堕ちていった。

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