『時計の針』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は物音に敏感だ
その為時計の針の音でさえもすごくびっくりする
時計の針の音で目が覚めるくらいだ
なので私は時計を置かない
そもそもスマホを見れば解決するし
あんな音で寿命を縮めたくない
私の寿命が縮んで良いのは
カレが後ろからわっ!!って叫んできた時で良い
それなら釣り合うだろう?
カレが騒いでようがなんだろうが
それは良いのだ
きっと感じ方によるのだろう
不快になるかならないか
いっそカレ以外のうるさいものはなくなってしまえばいい
それならカレといられる時間が長くなるじゃないか
私の寿命を縮ませてたまるか
むしろカレの寿命も縮ませてたら
許せないから
時計止めてやろうか?
針折ってやろうか?
いや、備品を壊すのはやめておこう…
怒られることこそが寿命を縮めるのだから
【時計の針】
見てごらんなさい。
時計の針が一秒一秒、動いているでしょう。
これは時計の電池が切れたりしない限り、止まらないのです。
つまり私たちの生きている時間も、この命ある限り一秒一秒進んでいくんですよ。
はい、田中くん。
……ええ、そうですね。
もし心臓が止まってしまえば、私たちの生きる時間も止まってしまいます。
さっき、私たちの生きている時間は一秒一秒進んでいくと言いましたね。
けれど、それは同時に、私たちが生きられる残りの時間が、一秒一秒減っていっているとも言い換えられるのです。
時間は有限ですよ。
そして、時計は突然壊れてしまうこともある。
急に何かが強くぶつかったり、うっかり水に浸けてしまったり、さっきまで元気に動いていたのに、いきなり電池が切れてしまったり。
今、私たちが生きているのは、奇跡的なことです。
皆さんとこうして会ってお話できているのも、決して当たり前のことではありません。
明日、一年後、十年後……今と同じように、全員が顔を合わせられるとも限らないのです。
一秒、一秒を大切に生きましょう。
そして、周りの人を大切にしましょう。
時計の針は、何もしなくても進んでいくけれど。
少しでも有意義に過ごせるよう、人生を楽しみましょう。
祖父が秒針を焼いている
針は黄色、小麦色、橙色、紫色を経て青色へ
上出来のブルースチール
祖父は満足といった顔
私は
秒針の変化に薄明の空を見た
時計の針
君を抱きしめながら
ちらりと上を見る
壁にかけられた時計は
もうすぐで十一時を示す
時計の針が刻限を指した時
君を帰さなければいけない
帰したくない、離れたくない
でも
君が大事だから
ちゃんと帰してあげないと
君と言葉をかわしながら
時計の針をチェックする
時間に遅れないように
だけどなるべく長く
君といれるように
#時計の針
待ち合わせには早めに着くようにしている。
でも相手はいつも遅れてくる。
分かっていても相手を待たせるのかと思うと申し訳なく思ってしまうのだ。
それに待ってる間のそわそわ感と言うか
わくわく感も好きだ。
今日はどこ行こうかな?
どんな日になるかな?
どんな話しようかな?
何食べよう?
後どれくらいで来るだろう?
時計の針をチラチラ見ながら思いを馳せる。
相手の笑顔を思い浮かべながらニヤニヤしてしまう。
「ごめーーん!待たせた?」
早足で駆けつける相手に言うのだ。
「会いたかった!」
時計の針……。
大きな時計の長針を刃にする。文字盤から顔を出したあのゲス女の首が斬られて、ポトリと堕ちる様を楽しむ。
人生を台無しにしてくれたゲス女には、相応しい最後だ。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者・今井貞夫の娘、人でなしの今井裕子。
ふと気づく時がある
針が地団駄を踏んでいる
今まで気づかなかったのに
急に気づく
時間がわからないという不便よりも
めったに見られないその様子を
もっと見ていたいとそのままで
半日くらいで根負けしたけれど
「時計の針」
時計の針
今、私は、物凄く幸せだ。だって、今彼と夢の様な幸せな同棲生活を送れているから…彼は、私との“未来“こと“結婚“まで視野に入れてくれている…元々私達は、結婚前提のお付き合いで付き合い始めたから…だから、今後は、今よりもっと幸せな時間が待っているけれど、でも、今後の事が不安になる度に時計の針を止めてしまいたくなる…今まで散々間違った道ばかり選び続けて、好きだと思った人と、沢山付き合っても、何かが違う気がして、長く続かずに別れを告げたり、相手の事も考えずに行動するせいで、今まで付き合って来た彼氏、何人かは、誰が見ても分かる程、私に未練を残したままの元彼もいる…でも、そんな何度も間違った道ばかり選び続けた私でさえもようやく訪れた“幸せ“…だから、彼とは、何があっても、別れたくないし、今回は、不思議とどんなに彼の嫌な部分が見つかっても、別れたいとも思わなかった…確かに多少は、思った事は、あっても、不思議と行動には、移せない程、今、私は、彼を溺愛している…だからこそ、この先の“未来“が無いかもと不安になる度、時間を、時計の針を“幸せの時間“のまま、無限に止めてしまいたくもなる…だって、私には、もう彼しかいないから…ホントに、彼を失ったら、私、生きていけるかも分からない…だから、自然死するまで、永遠に彼のそばにいたい…きっと、メンヘラ過ぎる私の事だからもし、彼と別れてしまったら、例え、彼との連絡が途絶えさせられたとしても、どうにかして、彼の居場所や、私と別れた後の彼の恋人とかを捜査しては、その恋人と引き離してまでも、私のそばにいさせようとしてしまうかもしれない…それ位、今は、彼の事になると、余裕が無くて、きっと、彼とは、納得のいく別れ方が出来ないだろう…例え、彼が別れたくても、私は、ずっと納得がいかず、どうにかしてでも、どんな手を使ってでも、彼と自分を再び繋げるだろう…
愛する貴方へ。こんなに怖くてごめんね…でも、それ位、心から愛してやまないんだ、貴方の事…
時計の針
ゆっくり時を刻む
切なくて…悲しい…
時計の針
過ぎていく時間の中で
あなたと…出会えた奇跡に
感謝…ありがとう
ほかになにもない
沈黙の時間
昔のあなたが好きだった。出会ったばかりの頃、あなたに一目惚れをして、それからずっと追いかけてた。振り向いてほしくてずっと必死だった。でも、時計の針が進むたびに、あなたは変わった。見た目、性格、関わっていく人。あの頃のあなたは、一体どこへ行ったのだろうか。出会った春の季節が、恋しくて仕方ない。今までの記憶、全て忘れて戻らたら_____
0:00に間に合わせて誕生日を祝う便りが届く。
なんだか気恥ずかしいからと特に報せたわけでもなく、あちらからやってきた夜中の便りに懐かしい人たちを感じながら穏やかな眠りにつく。
朝方、あの人からの便りはなく。
1日をいつものように消費しつつ、祝い酒も少しだけ頂戴して、ふと気にする間もなく時刻は23:57。
静まった部屋で明日の予習などを済ましていると、23:59。1日の終わりに最後の便りが届けられる。
「お元気ですか。お誕生日おめでとう御座います。今日は1日楽しく過ごせましたか。明日は特別な日ではないかもしれないけど、毎日より良く過ごせますように」
生命線は長くはないけれど、祈りみたいなね。
私の生命線が空間のトンネルをくぐって、誰かの線と繋がってくれたらと願うばかりで。
時計の針が0:00を報せる。
昨日の私と明日の私と今の私の3人がいるような心強さで眠りにつく。
お題:時計の針
時計の秒針をポキリと折る。
ずっと働いてきた古時計は秒刻みで時刻を示すすべを失い、分針がコチと動くのを待つしかなくなった。
そんなことは気に留めず、秒針に糸を通す。
あの子の胸に刺し、傷の谷を挟んだ対岸から針先を出す。再び元の岸に戻り、刺す。対岸から出す。繰り返す。
糸をきゅっと引っ張れば、谷は閉じていく。
谷口が完全に閉じたところで、玉結びにして切る。
施術の線路ができたあの子の胸に耳を当て、音を聞いた。
時を刻む音がする。規則正しく、どくんどくんと脈打つ。
ああ、よかった。
秒針から残った糸を引き抜く。
古時計を見ると、時針と分針が自分の動くタイミングを計っていた。
何秒かは、わからない。
【時計の針】
今は部屋に時計を置いてないけど
昔は寝室に壁がけ時計があった。
夜寝る時に時計の針の音が妙に響いて
最初はうるさいな〜とか思いながら
結局その音を聴きながら寝ていたなぁ
秒針を眺める。
一秒一秒過ぎゆくほどに
思い出とやらは遠くなってゆく。
僕の記憶に流れるそれは
思い出なんて言うかわいいもんじゃないが。
一秒一秒針を追うほどに
僕の精神は疲れ切っているんだ。
ただ何もしたくないから
外に出たくないし死ぬこともできないから。
誰にも会いたくないのに誰かに抱きしめてほしい。
こんな僕の乱れた時計の針を止めてくれませんか。
/時計の針
時計の針は恐ろしい
祖母の枕元に緑色のデジタル時計が置いてある
陰鬱な日曜の灰色の午後
私はそれをいじっている
平べったい秒針は
かさっかさっ
ああ動いている
頭のボタンを押すとオレンジのライトが
八時の方角から発射される
ぼんやりと夜の暗闇を想起させ
ああ平べったい秒針は
まだ動いて止まない
かさっかさっ
カチ コチ カチ コチ……
目が覚めた。
2時間くらい 寝てしまったようだ。
人間関係に疲れて 家に着くと 急に力が抜けて
そのまま 寝落ちしてしまう。
それが私の 放課後のルーティン。
睡眠時間が足りない。
勉強も頑張らないといけないのに。
寝て 起きて 時計の針をくるっと2回転させる。
なんてことができたら 勉強も捗るんだろうけど。
最近 私が思うこと。
「1日が24時間なんて、短すぎる!」
以上です(*^^*)
#時計の針
時計の針
夜の帳が落ちきり、街のあかりと星が光る。
時計の音だけが頭に響く。
どうやら今日は寝れない日のようだ。
あなたに届けたかった手紙があることを思い出したが、
確かあれはくしゃくしゃにしてしまった。
もう一度書こうと、あなたがくれた万年筆を手に取った。
時計の短針が1周する前に、書き終われるように。
(読み終わったら、過去の投稿から「あなたに届けたい」がテーマの文章を読むことを推奨します)
1度だけ
時が止まればいい。
そぅ、思ったことは無いだろうか。
1度だけ
時間が戻ればいい。
1度だけ
時間が遡ればいい。
1度だけ、1度だけ、1度だけ、
ファンタジーの世界かよ……
時間の針の気まぐれで、
止まって欲しい。戻って欲しい。遡って欲しい。
貴方のいない部屋は。
ホコリが舞い、全ての物に古臭さを与えている。
それでも、時計の針はただ動いていた。
ちくたく、ちくたく、ちくたく…と
その時計だけ、貴方が居なくなる時のままのよう。
前に勧めと訴えかける小さなささやき声は、
私の涙を流すには十分過ぎた。
ちくたく、ちくたく、ちくたく…
進むのは早いのに戻らない
戻せない
あの日からやり直せたら
貴方に溺れなくて済んだのかな