『時を告げる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時を告げる
今一人の時間に最高だと言ってみたい
私は寂しがりやですぐに人に会いたくなるし
会っていないと不安になる
だけど「一人の時間が好き」と言えることに
憧れている
#時を告げる
若い男が個室に通され、そわそわと待つこと数分。女が柔らかな笑みを携えてやってきた。
「久しぶり」
「中々、会いに来れなくてごめん」
「気にしないでいいよ。お仕事、頑張ってるんだもんね」
隣に座り、手をそっと握ってくれた彼女は不満を一欠片も見せずに不義理を笑って許してくれる。それどころか、こちらを気遣って労りをくれた。
なんて、優しいんだろう。
生半可なブラック企業も裸足で逃げ出すダークネス企業でこき使われて溜まりに溜まった負の感情が、彼女に会うだけで溶けていく。
うちの良いところなんて、労働に見合った給金は保証されることだけだ。給料が下がったら、すぐにでも転職するつもりだが、いまのところその機会はない。そのせいで、すっかり社内で古株になってしまった。昨日も16連勤した新人が外回りに行ったまま失踪して、その後始末を押し付けられたのだ。
「――あ、ごめんね。また愚痴っちゃって」
「いーよ、いーよ。私でよければいくらでも聞くから、ぜーんぶ吐き出しちゃお!」
彼女に甘やかされてばかりだ。たまにはお返しがしたいのだが、プレゼントを渡しても困った顔をして「会いに来てくれるだけで十分だよ」と言って受け取ってもらえない。欲が無さすぎてこっちが困る。
結局、いつも通り、包容力に抱き込まれ幸せにまどろんだ。嗚呼、もう全て投げ出してずっと一緒にいたい――――。
――ピピッ、ピピッ
無機質な音が夢を裂いた。
【お金が有れば、また会いましょう】
カッコウ即死
あの崖から突き落とされた
カッコウ即死
背中押され突き落とされた
落ちていくとき
振り返ったの
あれはあの時の
オオヨシキリだったのかしら
カッコウ即死
翼なくし飛べなくなってた
カッコウ即死
このままでも死んでたのよ
許せなかったのね
分かるわ 分かるわ
あれはどの時の
オオヨシキリだったのかしら
カッコウ即死
フフフン ハハハン
カッコー
私の携帯電話にもともと入っていた、ボサノバなメロディを
目覚ましにしてたら、そのうち歌詞を付けてました。
爽やかな曲になにやってんだか、しかも2番まで…
時を告げる
大きなホールのとある一角。
壁から射し込む光を覗けば、スポットライトに照らされるステージ。
開演時間の合図を待つ、ザワザワとした観客席。
余興で流れるミュージック。
私は、舞台袖で開演の時間をただ待っていた。
まだ、開演までには時間がある。ここにいる人は私とあとはスタッフだけだ。あと5分ばかりすれば人も多くなってくるだろう。
私は、ステージに1番近い場所に立って、心臓の高まりを抑えていた。
ここまで、沢山努力してきた。
この日を迎えるために、毎日練習を欠かさず、思い通りにいかずに泣いた事もあった。
でも、それもここで発揮するために、諦めなかった。
だからここまで来れたんだ。ここに立てるんだ。
だから、大丈夫。と何度も言い聞かす。
それでも、覆い尽くすのは不安と焦りばかり。
徐々に人が増えてきて、それを感じた。
周りの人達は、私と同じようにキラキラした衣装を身にまとい、本番まで深呼吸をしたり、教えてくださった先生達と話したり、確認をしたり。
各々やっている事は違う。でも、なんだかそれを見て余計に不安を感じる。
もう、あと少しで本番だということをその光景から読み取れた。
あれだけ練習を重ねてきたのに、本番前になるとそれらは吹き飛ばされるもので。
他の人と比べて、私なんか、そんな劣等感を感じる。
胸を締め付け、足が冷えていく。
体温が、まるで奪われているようだ。
私は、その場にいることも出来ず、楽屋の方へ戻った。
逃げるようにふらふらとした足で舞台袖から抜けていく。
今回は、本当にだめかもしれない。
もう辞退してしまおうか。ズキっと胸が痛くなる。
視界も、歪んでいく。
「舞ちゃん?」
私のことを呼ぶ声が聞こえた。顔を上げると、心配そうに私を見る先生がいた。
先生は、レッスン前から人見知りだった私の傍によく居てくれた。
厳しいけど、優しい。
「先生……」
私は先生と目を合わせた。緊張でここまで来るのは初めてで、おそらく先生も困惑しているだろう。
でも、先生はそんな素振りを見せず
「ちょっと、休憩しよっか。」
そう笑って、私を楽屋へと続く道へ誘導した。
「大丈夫?飲み物持ってきたよ。あ、ここにお菓子あるから、食べたかったら食べていいからね。」
「本当に、ありがとうございます……」
先生は私を椅子に座らせ、目の前にあった箱に入っていたお菓子と、温かいペットボトルのお茶を私の横に置いた。
私は、お茶を手に取り蓋を開けて飲む。
温かい液体が、喉へ流れていくのを感じると、少し緊張が収まった気がした。
「大丈夫だよ。もしかして、緊張しすぎちゃってるかな?」
先生は私の肩を優しく撫でる。私はその手の温かさに安心しながら、ただ首を頷けた。
今まで何回も舞台に立っていても、この待ち時間は慣れない。
先生は、なんて言うんだろう。
怒るのだろうか。私は先生の言葉を待った。
すると、先生は怒る訳でも呆れる様子もなく、いつものように私に言った。
「舞ちゃん、おとぎ話のシンデレラってお話知ってる?」
そう、突然。
私は俯いてた顔をあげた。先生は、次の言葉を言う。
「シンデレラはさ、魔法が一定時間経つと解けちゃうじゃん?それって、どうしてだと思う?」
何を、急に言い出すのだろう。私は先生に目を向けた。
「それは、シンデレラは『借り物』の力を貰ったからだよ。」
確かに、シンデレラは魔法使いに魔法をかけられ、綺麗な姿になったが……
何故、その話を今するのだろう。
「借り物の力。シンデレラの場合は自分の力は使わずに魔女に力を借りて綺麗になったよね。でもね、舞いちゃん。」
先生は私にの肩に手を回し、こう笑って言った。
「貴方は、自分の力でここまで上り詰めたでしょう?努力して綺麗になった姿は、そう簡単に解けないわよ。」
私は、ハッとして先生の顔を見る。
先生はにっこり笑って私の背中をぽんぽんと叩いた。
「舞ちゃんなら、きっと大丈夫。魔法なんかより、もっと確実なやり方で会場にいるんだから。」
ね、と先生は笑った。
そうだ。私は。
小さい頃から、シンデレラに憧れていた。
それは、何もしなくても、綺麗になったシンデレラが羨ましかったから。
でも。
私は。
魔法なんかに頼らない。
実力だけで、ここまで来たんだ。
私は、いつの間にか先生が羽織ってくれた上着をギュッと握りしめる。
そうだ。私は。シンデレラなんかじゃない。
私は、私だ。
時計に目をやる。もう5分を切っていた。
「先生」
「うん?」
「ありがとうございます。私、行ってきます。」
そう、私は笑った。
先生は、一瞬驚いた顔をしたが、すぐに笑って
「うん。どんな結果でも、私は待っているから。」
「はい。」
「いってらっしゃい!楽しんでちょうだいね!」
私は先生の上着を返すと、頭を下げ、そのまま楽屋から走って舞台裏まで行った。
舞台裏に着くと、もう皆が待っていた。
開演のブザーが鳴り響く。同時に魔法――いや、今までの努力が身に纏う。
ごめんなさいね、シンデレラ。あなたの魔法はもうきれてしまったの。
ここからは、私のターン。私が輝く時間だ。
いつもより衣装が輝いているように見えた。
私は、自信を持って、全ての私を持って。
舞台袖を、後にした。
時を告げる
今日もあの時間がやってきた。毎日わたしを悩ませ、苦しませる。そしてなによりも恥ずかしい。目の前にいるケルベロスが鳴くよりも大きな音が響き渡る。そう、ぐぅううううーーぐぎゅううーーとお腹がなってしまう。
天使でしかも下位に属するためにわたしの仕事はとても多い。死んでしまった人間を導き、悪魔や魔物と戦いそして人間を守護する。対象は増える一方なので毎日てんてこ舞いである。そんなわたしの今日の仕事はケルベロスを地獄に返すこと。絵画で描かれる様に空気が張り詰めている中で行われる。まして戦闘のエリートである能天使様までいるそんな状況でなってしまったのだ。ケルベロス達でさえその場にいた全員の視線がわたしに集中する。耐えきれず琴よりも震える声で言わざるを得なかった。
「ご、ごめんなさい」
顔が古い赤ワインみたいになってしまう。むしろ酔ってしまったぐらいだろうか。
あぁ、もうだめ。周りのことなんか気にできない。こんなことなら堕天してしまいたい!
ハイスクール・フェスティバル
「あんた、今日学校じゃないの?」
母さんがパンツ一枚の姿の僕が寝ている部屋にノックもせずにやって来た。
「今日は学園祭だよ。授業はないから、実質休み」
母さんは訝しげな顔をした。
「どうして行かないのよ? サークルで発表会もするんでしょう? きっと楽しいわよ」
僕はため息をついた。高校生にもなってみんな仲良く“お歌”の発表会ですって。笑わせるなよな。
「行かないったら、行かない。あんなのバカがバカ騒ぎするだけのイベントさ」
母さんは諦めたのか、「あっそう」と吐き捨てると保護者の行うバザーのために学校へと向かう。父さんは、今日も会社で仕事だ。
「なあにが学園祭だ。絶対行くもんか。そうだ、修学旅行も休んでやろう。卒業式はわざと遅刻して、証書だけ受け取ったらみんなに挨拶すらせずに帰ってやらあ」
僕の学園生活は本当にゴミみたいな毎日だった。友達もいるにはいるけど、みんなオタクで誰一人として恋人もいない。本当に劣等人種の集まりだ。
頭をボリボリと掻きながら、学校に体調不良で休むことを連絡した。スペイン語教師のデイビッド先生が「そうか、残念だったな」と言っていたが、内心僕のことなんてどうだっていいんだろう。
電話を切ると、シリアルを食べながらパソコンを起動する。コンピュータゲームだけが僕の世界だ。画面の向こうには愛くるしい“妹”の姿。
「愛してるよ」と彼女に呟き、アダルトゲームを開始する。“妹”は本当に良い娘だ。学校のあばずれとは大違いのミス・メアリー。
一通りヤることヤった後、僕はレンタル店で借りていた戦争映画を観ることにした。
コーラとバター味のポップコーンをセットに、真っ暗な部屋で映画鑑賞。
最高だな。
大音量で戦争映画を観るのはアトラクションのような感覚になる。爆弾や機関銃の炸裂する音、アメリカ海兵隊の怒号や悲鳴。
浜辺は兵士の死体だらけだ。
母さんが帰って来た。もう夕方だった。
学園祭の話をするつもりだ。
聞きたくない、聞きたくないったら。
ボリボリと頭を掻きながら、明日からまた憂鬱な学園生活が始まるんだと絶望する。
くそったれ。
パソコンの画面の中のミス・メアリーが愛くるしい目で僕を見つめていやがった。
電柱にとまっていたカラスが突然一斉に鳴き同じ方向へと羽ばたいていった。
静かだった鴉たちが、まるで何かを察知したかのようなその様子を不気味に感じる。
何時もとは違う空気に違和感を覚えながらも、そのまま歩いていると街ゆく人の会話が聞こえてきた。
「あーまたはじまったな」
「今日は何処だ」
「荒れるなぁ」
どうやら、その異様な光景は、この街では当たり前のこととして扱われていた。そして『またか……』という反応が大半だった。
「嬢ちゃん、はじめて見る顔だな。越してきたばかりか?」
「はい……」
突然、男の人から声をかけられた。そのひとは40代くらいだろうか渋く厳つい雰囲気をしていた。
「あの……、なにかあるんですか?」
「勘がいいな。―――だよ」
「っ……」
さりげなく耳元で囁かれた言葉は外では口に出せないようなものだった。
「気ィつけろ」
「気をつけろって言ったて、どうしたら……。急に言われても」
「だから、カラスが合図だ」
「今日みたいな日はすぐ家に帰れ。怪しいと感じたら勘を信じろ」
力の籠った声に静かに頷くことしか出来なかった。
「その制服、良いとこの学校だろ。巻き込まれんようにしろよ」
ただそう言い残し去っていった。
大人な所作に少しドキドキしつつも、私は早足で家路についた。
『時を告げる』2023,09,07
チャンスをつかむのはいつだろう
もう幼い頃に掴んでいたかもしれない
今掴んでいるところかもしれない
40…50?もしかしたら、もっと先かもしれない
一生掴めないかもしれない
だからこそ、つかもうと思わなければ絶対につかめない
#時を告げる
時を告げるもの。
目覚ましのアラーム。夕方のチャイム。星が瞬く空。ただいまという声。そして、あなたと怒り、泣き、笑い合って過ごしてきた時の分だけのシワわせがたしかにここにあるんだ。
乾いてカサつく頬をなぞると、また別の線が残る心地がした。
忘れ物の小さな手鏡があったが、見るまでもないだろう。
それに水をやるついでに顔も拭って部屋へと戻った。
目が覚めたら水をやり、本を読み終えたら床に就く。
目が覚めたら水をやり、物を食べたら床に就く。
目が覚めたら水をやり、また本を読んで物を食べて。
ふと、花びらが耳元を掠める。
ああ。気づかなかったんだな。
『時を告げる』
時計をみる。
1秒1秒を正確に知らせるそれは、
今の私にとっては焦りの象徴でしかない。
いつまでたっても成長の出来ない自分。
第三者から伝えられる自分自身の欠点。
あと何回、繰り返せば変われるのか。
また大嫌いな時計に時を告げられる。
涙が流れる。時も流れる。
時間だけは平等だ。
あとは自分次第。
時間の流れは残酷だが、それと同じくらい優しいのかもしれない。
時を告げる
「ごめん」
雨が降っている。君は私を待つ。思春期。雨音が私の心をかき乱す。不安定。手に持つ湿った便箋がくしゃくしゃになっていく。見れない。自分の気持ちが分からないんだ。逃げる、逃げる。雨よ、早く去って。
いずれかの窓を閉じ、四角いベルを彼方に投げる
無関係な雑音が秩序を乱す
向き合う鏡は鏡か窓か
頼りない綱を信じる 愚か者か愚か者か
向き合うなそこは虚像だ
影はたぶんどこか遠くに とっくの昔に
音も光も熱も味も
全ては今だ 今も過去だ
恐れるな
全ては今だ 今でしかなく
恐れも不安も目を閉じた幻影と何ら変わりない
「余命1年です」
私は、ご家族の前でその時を告げた。
本人の少女は、ナースステーションの近くにあるプレイルームで遊んでいる。
無機質で何もないこの部屋で時を告げるのは、一体何度目だろうか。
「…もうあの子は、助からないんですか?」
少女の母親が、震える声で聞いた。父親は覚悟をしていたのか、それでも苦しそうに目をきつく閉じている。
「…まだあと1年くらいは、時間があります。ですが…」
言葉が詰まる。何と言えばいいのか。
一つため息をついて言った。
「明日、何かない保証はありません」
そう言った時、この無機質な部屋を唯一飾り立てていたアンティークの掛け時計が、ぽーん、と時を告げた。
僕の家の庭には2羽の鶏がいる。
毎回朝が来ると、時を告げるように2羽のうちの片方が鳴き声をあげる。鳴かなかったほうを今晩のおかずにしようと企んだ僕の考えを読んだかのように、2羽の鶏が同時に鳴いた。
【時を告げる】
アラームって改めてすごいもんだど実感する
設定したのとしないとじゃ安心感が違う
そんなに泣かないでほしい。
伝えたくてももう、僕の声はキミには届かない。抱きしめたくても触れられない。僕の墓前で泣き続けるキミをそっと見ていることしかできない。僕の姿かたちは、もうキミの目には映らない。
1人にさせてごめんね。キミを残すことがとてもつらいよ。もっと沢山、楽しい思い出を作りたかった。キミを笑わせたかった。やりたいことは山ほどあったけど、どうやらこの運命を受け入れるしかないようだ。
だけどどうか忘れないで。離ればなれになってしまうけど、僕はこの先もずっとキミのこと見守ってる。キミの幸せを誰よりも願ってる。見えなくても、触れられなくても僕はいつもすぐそばにいるから。キミが僕のことを忘れないでいてくれたなら、心はずっと一緒だよ。
僕は居なくなるけど、決してお別れじゃないよ。辛くて寂しさに負けそうな時は、これまでの楽しかった日々を思い出して。僕がどれだけキミを愛していたか。どうか忘れないでいて。
そろそろ行くね。
その時がきたから。
キミと会えて、キミを愛せて幸せだった。
本当にありがとう。
「7時だよ!起きて!」
目覚ましと同時に彼に声をかける。
「ねえ!遅刻するよ!」
毎度のことである。
起こし始めて5分程経過し、彼はようやく布団から抜け出した。
「おはよう!もう、ずっと起こしてたんだよ!」
挨拶が返ってくる。
彼の方を見ると少し微笑み頭を撫でてくれた。
朝の支度を始める彼。
いつも自分のよりも先に私の朝食を準備する。
けれども、彼と一緒に食事を摂りたい私は、目の前の食事を見ながら彼を待つ。
彼は支度を終えると玄関へ向かう。
「行ってきます」
また私の頭を撫でて、彼は家を出る。
彼が家を出たあと、私は窓の桟に登り彼を見送る。
こうして、彼と私の1日が始まる。
彼は朝起きることが苦手だ。
私のご飯代を稼いで貰わなきゃいけないから、
仕方がない、明日も起こしてやろう。
そう思いながら、私は日当たりの良い場所で体を丸くした。
時を告げるもの
最近スマートウォッチを買おうか迷っている。
本来時計は時を告げるだけの役割だったはずなのに、スマートウォッチはどの道をランニングしたか、またどのくらい深く眠れているかを教えてくれるらしい。
自分を客観的にみることで、生活に張りをあたえてくれたり、モチベーションを保ってくれて、健康な身体へ導いてくれるのなら安い買い物である。
ランニング直訳すれば走っているという意味だが、
年を重ねると、走るだけでなく、服や道具にこだわったり、美しい景色をみたりとなにかおまけの要素に楽しさを見いだすようになってくる。
我々の人生も同じで生き続けるためには、新たなものへの追及また洒脱も必要なのではないだろうか。
ツムラ
ひとりになりたい
誰のことも考えず、自然の音を静かに感じて文明から離れて流されるままでいたい。穏やかに何かを探して死にたい。
願いは叶わないもの
そう考えた方が後で後悔することは無い。本当は思考だって捨ててしまいたい。