星空』の作文集

Open App

星空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/5/2023, 11:29:25 AM

窓越しに見えるのは君の誰よりも努力している強い姿でした。
今日も私は誰もいない図書館から1人、バスケットを練習しているかっこいい横顔を見つめる。
私が今見つめているのは、川上翔吾(かわかみしょうご)だ。同じ学年の別のクラスの同級生。
隣のクラスでもあんまり目立たないポジションにいる男子だ。でも、誰よりも早く来て、準備して努力している彼を見るのが私の日課だった。
彼を見つめていると、彼以外の部員がやってくる。
でも、彼達はまるで翔吾がいることさえ気づいていない
ように練習している。
まるで、小学生の女子が好きな男の子を取られたからってみんなで無視するような態度だ。
はぁー、本当にイライラする。
無視して、同じ部員の仲間にですら声をかけない。
翔吾は1番最初に来て何もかも準備してるのに。
お礼の一つもない。見てて呆れる。
「ピピピー、ピピピー」
イライラしながらも練習をしている翔吾を見ているとあらかじめ設定しておいたタイマーがなった。
もう、戻らないといけない時間か。
図書館には時計がないからこうして、タイマーを測っていられる時間を決めているのだ。
もっと見ていたかった。
戻りたくない。
ため息をつき、重たい腰を上げて教室に向かう。
教室に入るとみんなが近くによってくる。
「紗夏ー (さなつ) どこ行ってたの?
毎日この朝の時間にいなくなるよねー?
荷物は置いてどこ行ってんのよー?」
そんなクラスメイトの言葉に笑って返す。
「別に〜、てかさ、昨日のドラマ見た!?
めっちゃ最高じゃない?かっこよすぎてやばすぎー」
図書館に行ってたことは言いたくなくて、言えなくて話を変える。
そしたら何人かの女子がまた集まってきた。

「紗夏見るの早すぎー!もう見たの?」
「見た見た!!私の〇〇くんへの愛は大きいからね!
今週の〇〇くんもやばかったよー
見てない人即見るべし!」
そうやって、クラスメイトと長い間話していると5分前のチャイムがなった。
席について、次の授業の準備をしていると
「さすが一、、クラスの人気者!やっぱり明るくて喋りやすいからみんなが集まってくんのかな!」
後ろの席の海(かい)が喋りかけてきた。
「何〜、おだてても何も見せてやんないぞー」
どうせまた、宿題忘れて来たんだろうけど。
「そんなこと言うなよー、みんなやってなくて頼れるのお前だけなんだよー、一生のお願い!頼む!!」
仕方ないな。
「もうしょうがないな。はい、ここねー」
そう言って見せてやると、他の男子達も俺も俺も!って言って私のノートを囲む。
はぁー、自分でやってこいよ。
人がやったやつを当然かのように写しやがって!
そんなことを思いながらも見せる私も私だ。
授業まで残り少ない時間を終えて、授業が始まる。
その時の授業はよく生徒にあててくる先生の英語の授業で私も当てられた。
「はいー、ここの問題白石、訳せ。」
だる〜
めんどくさく思いながらも立って答える。
「ここは〜〜〜で〜である。」
訳せと言われたところを迷いなく読む。すると
「おー、完璧だ。」
褒められた。
「まぁ、先生の教え方が良いからですかねー
いつも、ありがとうございます!せんせー?」笑顔で言うと、先生は褒められて機嫌が良くなったのか
そこからは笑顔で授業をしていた。
ほんと、単純で扱いやすー。
そんなふうに授業を終えると、先生に呼び出された。
「白石ー、ちょっと、このプリント準備室まで運んでくれんかー?ちょうど、係の子が休んでてな。」
めんどくさ。私じゃなくても他の奴らに頼めよ。
そう思ったけど、私は笑顔で言う。
「はーい、先生100円!」
「バカ言えー、そっからそこだ一頼むぞー」
そんなふうに先生を冗談言って笑う。
すると、クラスの男子が声をかけてきてくれた。
「紗夏手伝おうかー、1人じゃ大変じゃね?」
ぉー
・ありがたい。じゃあ、少し持ってもらおうかな?
「ありがと、じゃあ、」
お願いっていいかけると、その男子は他の女子から呼ばれた。確か、付き合ってる彼女だったかな?
「ねー、ちょっと来てよー」
さすがに呼ばれてるのに手伝わせるのは気が引ける。
「行ってきていいよー1人でも大丈夫だしー」
そう言うとその男子は申し訳なさそうな顔して、彼女の方へ向かった。
「はぁー、行くか。」
私はノートを抱えて準備室へ急ぐ。
別のクラスのやつから時折絡まれながらも、準備室に着いてノートをおろす。
「はー、めんどくさい。他の奴だって暇そうにしてたじゃん。そいつらに頼めよ、あの単純教師一。」
愚痴にながらもノートを置いて準備室を出る。
私もそんな言うなら別になんか適当に理由つけて断ればいいのに。
ただ、笑顔でふざけていいですよーなんて、良い子ぶっちゃって。
時々、疲れる。

みんなに笑顔振りまいて、明るくて喋りやすい自分を演じるのは。
だけど、そんな自分からなかなか抜け出せないしょうもない私だ。そんな自分が大っ嫌いだ。
暗い気持ちになりながら図書館へ向かった。
なぜか、無性に今期吾の姿が見たくなったんだ。
今日も練習やってるかな?
今日も誰1人いない図書館に入っていつもの席に座って彼の姿を見る。今日は練習はないみたいだ。
けど、翔吾は自主練をしていた。
バスケットの基本から初めて、シュートをうっていた。
そんな今日も地道に努力している翔吾の姿を見て少しだけ心が明るくなった。
次の日
昼休みを沢山の友達と過ごしている時
「ねぇ〜ね!
今、バスケ部が1年生対2年生で対決ゲームしてるんだって!
みんな見に行って良いみたいだし見に行こうよ!」
バスケ部の話が出てきて思わずびっくりして反応してしまう。
「えっ?バスケ部が?」
「うん。今やってるんだって!
てか、そんな反応して興味あるの?
まさか、とうとう紗夏にも気になる人ができたのか?」
ギクっ、しまった!明らかにこんな反応するべきじゃなかった!
「まさかー、好きな人なんてできてないし〜
珍しいと思っただけだし。」
慌てて弁解すると友達はニヤニヤして
「えー、ほんとかな?
とうとう、紗夏にも春が来たか!余計に楽しみだ?」
違うってー!からかわれながら私達は体育館の中に入って見えやすい所へ移動した。
私の目は自然と翔吾と方にいっていた。
いつも見ていることもありすぐ見つけられた。
隣で友達がキャーキャー言ってる中、私はドリブルをしている翔吾のほうを見つめる。
「ねー、ねー、みて!紗夏!!
めっちゃ、かっこいいんだけど宗治(そうじ)先輩!」
あぁ、あの先輩か。私はあんまり好きじゃない。いつも、朝練の時絶対翔吾の次に来るのに準備されてるのが当たり前みたいに他の子と練習してるからだ。
そして、隣に一生懸命練習している人がいるのにずっと、ふざけて練習しない時だってあるし。いつだって、真面目に練習していない。
「うん、そうだねー」
適当に返事をして、眺めていると少ししてからちゃんとした1年生対2年生のゲームが始まった。
試合が始まってあと10分ぐらい残っている時翔吾がシュートを外してしまった。
「ねぇ〜、あの子さっきからあんまり動けてないし、チームの役に立ってないよね?
誰だっけ?あの他のクラスのー」
他の友達のそんな声が聞こえてきた。
何も知らないくせに、そんなこと言わないで。
それに全然そんなことないし。
確かにシュートは外したけど、周りを見てどういう動きをすればチームがいい方にいくか考えて動いてると思うし。誰よりも努力してる。
私はそんなふうに言われてムカついて思わず言ってしまった。
「別に、誰にでも失敗はあるでしょ。
人が頑張ってる姿を侮辱するなんてサイテー
しかも全然役に立ってない訳じゃないし。
何も知らないくせにそんなこと言わないで。」
しまった。ついついムカついて言ってしまった。恐る恐る友達の方を見ると
びっくりした顔でこっちを見ていた。
「どうしたの?急に?しかも、あの地味な子を庇うなんて?怒るなんて珍しい。紗夏らしくなくない?」
まだ、全然私の言葉が響いていなくて呆れてもっと言おうかと思ったけど、友達の最後の 紗夏らしくない と言った言葉に冷静になって、
笑って返した。
「なんてーね!あんたねー、そんな言い方しちゃいけませんよ!お母さんはそんな子に育てた覚えはありません!」
いつもの私に戻れて、ほっとしていた。
友達もそんな私の様子にほっとしたようにふざけて、言葉を返してきた。
そして、バスケ部のゲームが終わって1人になれる場所になった時、後悔した。なんであんな言い方したんだろう。
でも、別にあんなことを言ったのは後悔していない。頑張ってる人を見てあんな言う友達はサイテーだし、間違ったことは言ってない。
逆に、図書館であんなに頑張ってる姿を見て何も言わない人はいないだろう。
だからって言い方ってもんがあっただろう。
私のバカ!学校では明るくて誰とでも喋れるのが私。それが私。そうじゃなくちゃいけないの。あんな私は求められていないのだから。
昔のことを思いだしそうになって慌ててもう考えるのをやめる。
深呼吸をして教室に戻った。


教室っていつもと同じように授業を受けてそして放課後になり、図書館に向かい図書館で1人翔吾を見る。
いつもみたいにただ翔吾の姿をぼっーと見ていると翔吾がふとこっちを向いた。
今までこんなことなかったから驚いた。
翔吾はこっちを向いてびっくりしたように目を開いて固まっていた。
私達はどちらから目を逸らさずにただただ見つめあっていた。
すると、いつもの合図のタイマーがなってその音で我にかえった。
ほんとうにびっくりしたな。
目が合うなんてはじめてだった。
でも、少しでも翔吾と目が合ったのが嬉しかった。この感情は恋なのかもしれない。
今まで恋なんてしたことなかった。
だからこの気持ちわわ具体的には表せれないけど、なんだかむずむずしながらこの日は家に帰った。
この日を栄に私達は色々なことが合わさって廊下で会うようになった。
そして、いつの間にか図書館から見るだけじゃなくて少しずつ話すようになった。
ある日申し訳なさそうな顔で言ってきた。
「紗夏さんと話すのは申し訳ないです。
俺といると、紗夏さんまで悪く思われると思います。俺って、地味で何も取りえがない人間なので。」
なんでそんなこというの?
もしかして、私が嫌になった?
私は楽しかったけど、そう思ってたのは私だけだった?
悲しい気持ちになって俯いていると
「え〜、どうしたの?
隣のクラスの子だっけ?こんな子と紗夏が話してるの初めて見たよ~」
私の友達が何人かでこっちによってきて笑っていた。
何で?別によくない?私の勝手じゃん。
しかも、翔吾のこと地味な子って目の前に本人がいるのに。しかも普通に言うとかサイテー。
「あのさぁ、この前から思ってたけど人のこと見た目で判断するのはやめて。
バスケの試合見に行った時もそんなこと言ってたよね?しかも、私が誰と話してたって私の勝手だし。私の好きで話してるの。それをそんなふうに翔吾のこと悪く言わないで。」
しまった。
そう思った時にはもう遅かった。
みんなは私の言葉に驚いていた。
そのうちの1人が急にニヤニヤしだして
「え〜、そんなふうに言うんだ~。
なんか、びっくり〜。
もしかして、紗夏その子のこと好きだったりして〜!
でも、私達が悪かったよね。
ごめんね?」
こんなにすんなり謝るとは思わなかった。
でも、何故か嫌な予感が止まらない。
「い、いえ、大丈夫です。」
翔吾は焦った顔をして私にぺこりと一礼して去っていった。
「仲良いの?紗夏はあの子と。」
いつまでもさっきのことを引きずるのはやめよう。そう思い、気持ちを切り替えて笑顔で頷いた。
「うん、最近喋るようになったんだ。」
そういうと以外〜ってみんなから笑われた。


次の日
私は図書館から翔吾を見てから、教室に向かう。いつものように教室に入る。
あれ?なんで?
いつもは即話しかけてきてくれるみんなが今日は見向きもせずに席で笑ってる。
「おはよー!」
不思議に思いながらもみんなに声をかけると
みんな挨拶は返してくれるけど、どこかぎこちない。
私なんかした?
もしかして、昨日のが原因?
でも、そんなことだけで別によそよそしてくなったりしないよね?
しかも昨日私が少し言い過ぎちゃった時、今来てる子はいなかったし。
そんなことを考えているとチャイムがなった。
結局、その朝は誰かと話すことなく気づいたら時間が経っていた。
それから休み時間も昼休みも誰からも話しかけてもらえないし、私もそんな状況に怖くなって喋りかけれなかった。
昼休みは図書館に行った。
今日は翔吾は練習していなかった。
今日はまともな会話を友達としていないからか、いつもは居心地のいいこの場所も今日は何だか無性に寂しく、虚しい。
やっぱり昨日、言い過ぎたのが原因だろうか?
でも、そんなことでクラスの女子全員がよそよそしくなるのはおかしい。
しかも、私の言ったことは別に間違っていない。
その日は何でか分からないまま一日を過ごしてまるで、自分がいないかのような時間だった。
私は学校が終わり、帰っている時ずっと考えていた。そして、1つの考えが思い浮かんだ。
それは、私が翔吾を庇ったから。
だって、昨日は普通にみんなと喋ってたんだ。
それなのに今日からみんなが急に喋ってこなくなったのは、昨日の出来事があってから。
でも、なんでそんな翔吾を庇ったからってみんなは私に急によそよそしくなるの?
ずっと考えて歩いていると、誰かとぶつかった。
「わっ、いてて、ごめんなさい。」
慌てて謝って相手の顔を見るとそれは翔吾だった。
「えっ?翔吾?」
何でここにいるんだろう?
翔吾の家って逆方向じゃないの?
「ご、ごめんなさい。大丈夫ですか?」
「うん。大丈夫、翔吾はなんでここに?」
翔吾に聞くと
「あの、ちょっと、時間ありませんか?
話したいことがあるんです。」
何だろう?
でも、今日こんなに喋ったのは翔吾ぐらいで私は嬉しくなって、頷いた。
私達は近くの公園で話すことにして、公園に移動する。
公園に移動してすぐ翔吾は謝ってきた。
「あの!ごめんなさい。
今日、紗夏さんのクラスの子が紗夏さんに対して様子が変だったのは俺のせいなんです。
俺みたいなのが紗夏さんと仲良くしてるから、
だから、だから・・・・・・・」
ん?どう言うこと?何で翔吾が今日のこと知ってんの?
「どういうこと?何で翔吾がそんなこと?」
私が聞くと、翔吾は躊躇うように口を開いては閉じて、何かを言おうとしていた。
「どうしたの?何か知ってるんなら教えて?」
もう一度聞くと、翔吾は覚悟を決めたように言った。
「あの今日、紗夏さんとこのあの間、話してた時にいた子達が話していたのを聞いたんです。」
翔吾は私の様子を伺いながら、言う。
「今日、昼休みのことだったんです。」
翔吾によると、
今日翔吾が偶然私の友達の話を聞いてこう話していたらしい。
「この間はびっくりしたよね!
紗夏があの地味な男子と仲良いなんて。
しかも、めっちゃむきになってあの男子のこと庇ってたし。
紗夏ってさ、いろんな男子と仲良くしてるよね〜?いつも、自分が1番って思ってそう。
しかも、紗夏っていろんな男子に媚び売って仲良くしてるよねーいつもは私も一緒にいて楽しかったから一緒にいたけど、誰とでもあんなふうに接してそして、少し文句言われたからってこの間はムキになってイラついてきて何様だって感じだよねー自分が女王様だとでも思ってんのかねー」
「分かる、分かる!いつも自分が正しいって感じだよねー」
翔吾はそれを聞いて自分のせいって思ったんだ。
「別に翔吾のせいじゃないじゃん。
翔吾は普通に私と喋ってただけだし、ただ昨日話してた場面をたまたま見られてこの状況ってだけで。ていうか、大丈夫だよ!
そんなこと言われてたなんてね?
うわべだけだったのかよ!
とにかく絶対翔吾のせいじゃないから気にしないでよ!」
私がそう言うと翔吾は一瞬辛そうに顔を歪めたけど、頷いた。
「はい、とにかくごめんなさい。
ありがとうございます。」
ぺこりと頭を下げて去っていった。
翔吾を巻き込んじゃったな。
でも、今日の女子達の様子の理由はそう言うことだったのか。
あの時いた女子はクラスでも結構中心にいた女子だったから、すぐ女子の間ではそう言う雰囲気になる。
すぐ、手の平返された。
正直、少しショックだったけど、自分が悪いことも分かってた。
この間の翔吾のことがなくたって、私は本当の自分で接してなかったんだから。
彼女達を一方的に責めるのは違う。
男子への対応がそんなふうに見えたのも''明るくて喋りやすい自分''にこだわり過ぎてそう見えてたかもしれない。
全部、私は本物の私じゃなくて、一方的に本当の自分じゃない偽ってた私が招いてたことだ。
これは罰だったのかもしれない。
昔のことをいつまでも引きずって前に進まずただ自分を偽って、仲良くしてくれる友達に甘えてた結果がこれだ。
そういえば昔もこんなことあったな。
思えば、それが自分を偽ってただ笑顔を振りまいて、無理にみんなと笑うようになったきっかけだったような気がする。


あれは中学2年の頃だったかな。
私はクラスの中でもクラスメイトさえ、あんな子いたっけ?って言われるほど地味で目立たなかった。
更に人見知りなこともあって友達はちゃんと話せる人が3人ぐらい。
これと言った特技や好きなこともなくなんの取り柄もない自分が嫌でしょうがなかった。
まるで、劇で明るくて輝いている主人公を目立たせるための役でいえば、木。
ちっぽけな自分。
そんな私が高校生で偽って本当じゃない私を無理に演じてみんなから明るくて喋りやすいって言ってくれるような子になりたいとおもって動きだしたきっかけは恋だった。好きな男の子に少しでも見てほしい、そう思ってよく分からなかったオシャレや流行の物を気にかけたりした。
でも、今まで全然目立たなかった私が頑張ったからといって、そんなに友達は増えなかったし、あまりオシャレで可愛くもなれなかった。
それでも、私が好きだった男子は何故か告白してきてくれた。
不思議でしょうがなかったけど、好きだったから当然オッケー。私達は付き合って晴れて恋人関係になったけど、そんなに幸せの日々は続かなかった。やっぱり好きだったのは私だけだっだみたいで、付き合っていた彼氏が友達との賭けで私と付き合ってくれていたということを知った。
やっぱり。私は悲しい気持ちより納得してすっきりした気持ちの方が大きかった。
私何かが好きになってもらえる訳ない。
けれど、私はどこから出てきたのか私の意地がてで、悔しさを武器に足掻いて足掻きまくった。そうするといつしか友達も増えてて中学3年と終わりぐらいには地味で目立たなかった私ら消えて、”明るくて、みんなが喋りやすい私"
が出来上がってそのまま高校でも友達関係では困らなかった、と言う訳だ。
でも、目立ってて昔の私の理想になったって苦しかった。
私はそんな元から明るくて良い子な訳じゃないから、今もこんなにメガティブな気持ちになって落ち込むし結果、昔より変わっても上辺だけで友達に接してたからこの結果だ。
だから翔吾の姿を昔の自分に重ねてそれでも、頑張って努力してる姿を見ているのが心地よかったのかもしれない。
そして、翔吾をそれで巻き込んだのも私。
私は昔から何も変わってないな。
変わったとしたら上辺だけ。そんな自分が本当に嫌いだ。
私は理由がわかってしまったこともあって、明日の学校での日々を想像できて、ため息をついて家に帰った。

                      続く


読んでくれてありがとうございました。
正直、物語の構成や主人公の気持ちなどまだまだ、直すべき所が沢山あって、そんな小説を読んでくれる方がいてくれるのが本当にありがたいです。
読んで、もっと読みたいって思ってくれる人が1人でもいたら続きは頑張って書こうと思っています。


星空

星空って綺麗だよね。
でも、当たり前だけど朝にはもう消えている。
そんな儚く、綺麗な星が私は大好きだ。

7/5/2023, 11:27:42 AM

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
星空  星ってどんなの?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


星ってね


とっても大きいんだって


大きいってどんぐらい? +


この山よりも! * +

          ┏━━━━━━━━━━━━━
僕よりも?     ┗━━━┓ ┏━━━━━
       ┏━━━━━ ┛ ┗━━━━━
┗━━━━━━━━┓
君よりも! + ┗━━━━━━


海よりも? + *


うん! ━━━━━━━━━━┓ *
━━━━━━┓ ┏━━━┛
━━━━━━┛ ┗━━━━━━━━┓
いつか見てみたいなぁ ━┓ ┏━━━━━┛
━━━┛ ┗━━━┓
━━━━━━━━━┛
いつか行ってみたいなぁ

...      *

      +
あの空にある光る宝石が星だったらなぁ


でももっともーと大きいんでしょ?
               _____
_        ╱ ╲
うん! ╲        ╱        ╲
      ╲     ╱          ╲
       ╲   ╱            ╲
        ╲ ╱
雲達の会話 ╱

7/5/2023, 11:24:03 AM

「星空」


 今夜、鷹匠が雪山で狩をする録画ビデオを観ていた。孤高の老鷹匠の生き様も美しかったが、夜になり冬木立の向こうに広がる満天の星空は命の様な瞬きに思えた。
 最近、心に広がる想いがある。今からおよそ40億年後にアンドロメダ銀河と私達の銀河とが衝突する。二つの銀河はゆるやかに融合していくらしい。
 その時の地球はと言うと、太陽の膨張が始まっているので生命は存在していないと思う。
 では人類はどこにいるだろう?
 どこか別の惑星を見つけて移住している必要がある。地球のように回転している惑星は、ほぼないだろう。これは神がかり的な偶然で、地球は現在、こまの様に惰性で回転し続けているにすぎない。
 奇跡の惑星を離れても、潮汐ロックがかかった惑星しか見つからないだろう。恒星の光が届く範囲はわずかで、夕闇の中のようなトワイライトゾーンしか生存エリアはない。そういう第二の惑星で、来るべき時、アンドロメダ銀河との融合の時を待つだろう。 
 その時は新たな知的生命との邂逅が期待できる。
 いまAIが登場して進歩を続けているが、宇宙に旅立つ時のために誕生したと言っても過言ではない。
 いろいろな神秘体験を経験したせいなのか、どうなのか定かではないけれど、こうした未来への予測がただの想像とは思えない時がある。
 その為には、それ以前に人類が絶滅していては元も子もない。私は物理学者のように頭が良い人間ではないが、いま新たな意識の進化の時代を迎えていると感じる。願わくば、それまで戦争のない平和な時間が欲しい。温暖化の問題はあまりに深刻で、このままだと時間が足りない。それなら地球上の全人類が一丸となって取り組む必要がある。
 星空は、私達、人類を未来へと誘っている。

7/5/2023, 11:23:08 AM

「星空」

星空に手を伸ばす。
その星に手は届かないと知っていても。

一緒に空を見上げる友人が私の手を握る。

「何?急に」
「私を掴んでれば星を掴んだことにならない?」
「それはアンタが星子だからってこと?」
「そう」

余り冗談を言う子ではなかったので少し驚いた。
でも、今日はとってもいい日になったと思う。

7/5/2023, 11:21:58 AM

昼間の熱をたっぷりと吸い込んだアスファルトはとっくに日が落ちたにも関わらずまだ熱を発し続けて靴の裏をつたう。

子が寝ついて可愛い伴侶もその隣の部屋にこもってしまったことを確認して、俺は1人家を出た。

なに、ただの散歩だ。
地面が熱を発するのと同じく俺も昼間のうだる様な熱を外に吐き出すのだ。


夜道をあてもなく歩いていくと俺の背丈より少し高い低木がしげり始める。夏の虫に加えて近くに水場があるのかカエルらがぎゃあぎゃあと騒いでいる。

ぶわりと大風が吹けばこんどは低木がガサガサと音を立てる。


もうそろそろ家からは十分距離が離れたことを確認して俺は天を仰いだ。

今日は曇り。雲が空を覆ってしまっていた。
深呼吸をして 空に浮かぶとそれまで体重を支えていた足が自由になる。
全身で風邪を受けながら丁度雲と地表の中間まで浮かんだところで今度は地面と平行に飛ぶ。

今日は曇りだしこの時間にそうそう空を拝んでいる人間はいないだろう。仮に居たとしても黒い色の服を着ているから願わくは見つけられずにいて欲しい。

地面に背を向けて飛び続けているうちに雲の切れ目を見つけて、今度はそこへめがけて方向を変える。

ずっと昔、空を飛ぶことを学び飛び始めてから学んだ。ひとつはなるべく雲の近くを飛ばないこと。
敵襲は感知できるが小さな生き物や無機物は感知が遅れて衝突する可能性がある。
向こうもひとたまりもないだろうが、お互いの速度によってはこっちも危ない。視覚と感覚のふたつで警戒すべきだ。
だからもちろん雲の中なぞ論外である。敵の目眩しに使えなくなないがリスクはある。
先日息子がカッコつけか何か知らないが雲の中から登場した時には強めに叱った。
息子がぶすくれていたせいで必要以上に叱った気がしなくも無いがこれも子育てだ。

話が脱線したが、雲の切れ間を狙ってようやっと雲の上までたどり着いた。
見事なまでの分厚い雲で、突破にわすがながら時間を要しただけあって見事な雲海が広がっていた。
雲が月明かりを反射させ、辺り一面が眩く光り輝いている。
大きく息を吸いこめば月光の香りがするようだった。

水面のように均一な雲海を眺めて意識を集中する。
見える範囲内には何もいない。
ふっと胸を撫で下ろして、とんだ。
地に背を向けて天を仰ぐと月明かりを全身に浴びられる。

7/5/2023, 11:20:14 AM

七夕の夜に別れ話か?

星空を見上げるだけで
ロマンチックな気分になれるものだが
それは幸せな場合…だけかもな。

今夜の天の川は、濁流だ。

7/5/2023, 11:19:41 AM

『星空』

四角い窓越しに見えるのは
月も星も見えぬ闇夜

必ず戻って来る
その言葉 信じ

今も ここで独り
あなたの帰り待っています

どうかご無事で
必ず 生きて戻って来て

朝日に祈り
月夜に祈り

5年 10年
月日は流れ

今宵は
あなたと初めて見た
あの日のように
美しい星空

せめて もう一度
あなたと一緒に
見たかった

7/5/2023, 11:17:36 AM

真っ暗闇の中にたくさんの星達が光るそんな夜に私は1人ぽつんと空を見上げてる今日は七夕空を見上げながら思う来年は大好きな人と一緒にこの夜空を見上げられるかな
【星空】

7/5/2023, 11:13:55 AM

祖父危篤の連絡を受け、
家族の中で、私と母が先に田舎へ向かった。

途中で叔母と合流。
新幹線の駅から、またバスで2時間はかかる町なのに、
夜遅いため、バスはもうなくタクシーで暗い山道を進んでいく。

途中、休憩をとるためタクシーから降りると、


星々が降ってきた。


そう思うくらいの、
蒼白くあたりが輝くほどの、満天の星空だったのだ。

祖父が危篤なのに、
星空に見とれているなんて、不謹慎だ。
そう思って口には出さないでいたら。

「すごい星だね」
母や叔母が、口々に言う。

そうか。
どんな状況であっても、魅入ってしまうような空なのか。
少し罪悪感が薄れた。


あの日以上の星空を、いまだに見たことがない。
祖父が回復したため、
悲しい思い出とならずにすんだ出来事だった。




#星空

7/5/2023, 11:12:03 AM

都内で生まれ育った私は
満天の星空をあんまり見たことがない。
全く見たことがないという訳ではないのだけど。

ビルの合間に満天の星は見えないし
ビル群でなくても、点と点の星。

疲れている帰路の空が満天の星空だったら
癒やされるのかな?と想像する事もある。

私の人生で、やりたいことの1つに
時間を気にせずに寝っ転がって
大の字になって星空を見ること
が盛り込まれている。

それを達成できた時に何かが変わる気がする。
星空思う存分眺めたい。
恋い焦がれる星空。

#星空                     -12-

7/5/2023, 11:10:46 AM

燕が巣立ち、蜻蛉が飛び、蝉が鳴き始めたら、夏の本番だ。
星空は夏の大三角、天の川が見られたら。

風が吹き、風鈴の音を聞きながら、リラックスして星空を眺めたら。

疲れが抜けない季節だけど、心ゆるやかに。
おやすみなさい。また明日。

7/5/2023, 11:10:11 AM

星空を眺めては思う、綺麗だなって。この気持ちを留めておきたいなぁ

7/5/2023, 11:08:58 AM

書く習慣/92日目。

「 星空 」…



おじさん「ほら、上を見てみ〜な…」

おじさん「星が綺麗だろ?」

こども「星ないよ…」

 都市の公園から見る夜空には、
 星が1つくらいしか見つからない

おじさん「もう遅いから帰りなさい」

こども「なんでダンボールの中で横たわってるの?おじさん…」

おじさん「星の数だけ理由があるのだよ」

こども「そうなんだ…小さいんだね」公園から出て家へと帰る。

おじさん(43歳-無職-(趣味-登山)「誰だよ…女は星の数ほどいるって言った奴…」

星空を見るが…山で見る星空よりも少ない。

おじさん「七夕までには…抜け出したいな」

星の光りは届かなかった…見えなかった…。



・・・星空…見た事あるけど、
満天な星空を見てみたいわ。


⛄️スキーしに山まで行ったことあるけど、
めっちゃ星空綺麗だったな〜

大きな星から小さな星が無数に並んで、
天の川とかもそんな感じなのかな?


七夕が近い所もある様だし、
星空とか見に行くのいいかもね。

宇宙に行っても星空って見れるのかな?


では、また明日…


 金星(♪)には、多分、
   女王と星人と師匠が居たはず…

7/5/2023, 11:08:16 AM

「良い加減にして」
普段なら感情豊かな彼女が酷く冷静にため息を吐いた。先程まで仲良くお茶をしていたのに、まるで親の仇の様に睨まれる。
床に散らばる角砂糖が、深い紺色の絨毯に転がる様は嫌に綺麗で目が離せない。
それは、あの日見た星空よりも鮮明に残った。

7/5/2023, 11:07:38 AM

『星空』2023.07.05

 ギターを慣れた手つきで爪弾く様に普段と違う顔が見えてドキリとした。
 キラキラと瞬く星空の下で奏でるバラードは、彼の低い声によく合っていた。
 若い頃に戯れで創ったというその曲は、故郷を歌っているようで、離れて久しい自分の故郷を思い出す。
 決していい想い出ばかりではなかったけれど、離れて分かることもある。
 ひんやりと澄んだ空気も、「自由」を謳歌する人々も、そしてここと同じくどこまでも広がる星空も。どこか懐かしい
 この人と出会うまでそれなりにヤンチャをしてきた。
 悪い仲間とつるんで、悪いことをしてきた。
 でも、この人の仲間と出会い、そして不思議な縁でこの人と出会った。
 小言を言いながらも無償の愛を与えてくれるこの人は、まさに星空のような人だ。

7/5/2023, 11:06:21 AM

夜空を舞台に星たちは

笑ったり

泣いたり

様々な表情をする

凄い役者『スター』たちだ

今日は見ることができなくても

いつか見た星空は

僕の心にずっと残り続けている

存在するだけで

『誰かの心に残り続ける』ことができる

うん、

やはり彼らは『スター』なんだな

7/5/2023, 11:01:56 AM

私は星が好きだ。宇宙が好きだ。星空が大好きだ。

 実は小さい頃は星空が怖かった。
 暗闇の中に点々と白く輝くものがあって。なぜだかそれを見ていると、吸い込まれていくような気がして。星空に落ちていくような気がして。
 だから、夜に外を歩く時は下を向いて、両親の手をぎゅっと握っていた。

 いつからだろう? こんなに星空が好きになったのは。
 何がきっかけだったかもわからない。
 けれど、本格的に好きになったのは、天文学を学べば良かったと後悔するくらいには大人になってからだと思う。
 今は暇があればプラネタリウムに行き、流星群があれば深夜に街をぶらつく。そうするくらいには星空が好きだ。

 
「星空」

 気まぐれに始めた物書きアプリのお題に、その二文字が現れた。

 私の大好きな星空がお題?
 それなら、最高のものを書かなくては。
 今までも星に関する物語を書いたことはある。
 だが、それ以上のものを書きたい。もっと自分で納得できる、最高のものを!

 そう考えると、余計に何を書いたらいいかわからなくなる。
 思考が袋小路に陥って、どうしたらいいかわからなくなる。

 ――いや? そうか。

 唐突に理解した。
 そうだ。私がどれだけ星空が好きか、語ればいい。私が星空に抱く想いを、文章にして書き出せばいい。
 私と星空の話。それが私にとっての最高の物語だ。

 私は指を動かし始めた。


『星空』

7/5/2023, 10:59:34 AM

星ってすごいよね
宇宙を旅してきた光が私の目に届いててそれがすごく神聖で美しい
そのことに何か意味を見いだしたくて私は毎日を生きてるんじゃないかと思うことさえある
なんか宇宙って広いんだなって私って小さいなって感じさせてくれる


最近なんだかすごく苦しくて胸が何かに捕まれたみたいに痛くて
そんなときいつも星になりたいって思う
あの星空のどれか1つになりたいって
星空を見てるといつもそんな気持ちに駆られる

ただそこにいるだけできれいで穏やかで
その存在自体がいろんな人の心を優しくしてる
ここまで感動を与えてくれるシンプルなものは世界に存在しないんじゃないかな

     ────────「星空」

7/5/2023, 10:57:33 AM

「星空」

上を見上げたら たくさんの星空に囲まれて
白星達の パレード 準備
踊ったり 声を出したりする訳でもなく
ただ じっとひたすら待ってる 誰かを待っていて……
その星にもうすぐ出会えるかもしれない
今年の七夕は沢山の星空 輝いていますか?
期待しています
7月7日 いつも雨か曇り空 私の方からは 霧がかかって
ストレートに景色見る事出来なくて
その日 仕事ばかり入れていた
わざと忙しくして
自分の中での特別なカレンダーの日は
気にしない振りしてた
星空から逃げてばかりだった
ごめんね
大切なメッセージも空に舞って
中途半端に置いてるのも 知っている
運ばれてきた 大切な手紙も消してしまったのも
それを読んでない 沢山の星手紙も
探して 見つけなきゃ
それでも ずっとそばに居てくれてた 星達
迷惑をかけてた事に
今まで ごめんなさい
貴方達が居てくれたから
強くなれた
沢山の星空からのプレゼントも
この携帯からキャッチ出来てるの
今年 7月7日 晴れた空に 沢山の星空に出会えたら……

綺麗事書いてたかもしれない
でもね何も知らず1年半見られてれば
気もおかしくなると思うけど
じゃぁ貴方が逆に 私の立場になってたら
どう思う
素敵?
そうじゃないよね
気が狂いそうだょ
貴方は面白い事言うのね
これで満足
私全然満足じゃない
苦痛だった
星空に囲まれて
今でも押さえてる方

7/5/2023, 10:56:25 AM

七夕の夜には

  逢えない淋しさを
  笹舟に乗せて

  天の川へ
  流しましょう



  揺られ ゆられて
  行き着く先に

  あのひとの微笑みが
  あるように


  願いをかけて
  流しましょう




            # 星空 (202)

Next