『星空の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
空 青くて日差しが眩しいいい天気だ
風 天気がいいと とても気持ち
太陽はいつでも輝いてる
空気 何故冷たいかと言うと大気気圧の差がありがちで最も地球上では地球が回るてより人が歩くたんびに
周り続けてる
星 遠くの数かずの星を見渡せる見えないだけでずっとずっと輝いてるだ。
星空の下で、彼女に出会った。
彼女が緩やかに笑みを浮かべ、僕を見るから。
僕は、その微笑みに目を奪われてしまった。
星が全て霞んで見える中で、彼女だけが輝いている。
鼓動が速くなる。緊張で上手く声が出ない。
あの、と振り絞った声は彼女に届かず消えてしまった。
彼女がゆっくりと、僕に向かって手を伸ばす。
まるで僕を招くかのように。
誘い込まれた僕は、おぼつかない足取りで君に近づく。
そうして彼女に手が届きそうになった時、
彼女は輝きだけを残して消えてしまった。
小さな星の欠片だけが、足元に残っていた。
きっと彼女は、落ちた流れ星だったのだ。
だから、星の欠片を拾って、集めて。
あるいは同じ場所に行ったら。
再び彼女に会うことができるだろうか。
その輝きに彼女を重ねながら、
今日も星を探して歩き続ける。
星降る夜に、心満たされて
私は夢を追うよ
この先も、いつだって私の夢は
今も煌々と輝いている
星空の下で
ひとりマシュマロが美味しいな。
静かな寝息が聞こえるな。
湖畔の下で輝く月夜。
思い出すのはあの頃の夢。
なにぬねこ
…&恋星。
「星空の下で」
夜の暗闇の中の満天の星。
そのひとつひとつが精一杯輝いている。
母さんも、父さんと一緒に星になって見守ってくれてるかな。
そうだといいな。
そう呟いて目を瞑った。
星々に見守られながら_________
深い闇の様な夜に煌々と輝く星を見ているとあの日を思い出す。彗星と共に現れて去っていった君との一秒間の思い出を。蝉が煩く鳴いている社会人生一年目の夏、私は夜空の中で名もなき彗星を見た。彗星を見ていると徐々に私の方に近づいていることに気づき焦って逃げようとすると彗星は消えて君だけがいた。
星の夜空から落ちてきた君はまるで本物の星の王子さまに見えた。私が呆けていると君は笑って優しく手を取ってくれた。空をかけて星空を間近で見してくれた。共に笑い合い幸せを分かち合った。ひとしきり話が終わると君はそろそろ立ち去らねばならないと言った。彗星の君が近づいた事で特殊相対性理論の時間のズレが起きて君と私だけが一秒の世界で動いたという。でもそろそろ彗星の君が去ってしまうらしい。
最後に君は言った。
「僕にも昔は名前があったんだ。けれど時が経つにつれ忘れられ誰にも知られない名もなき彗星になったんだ。100年経って僕は付喪神になった僕はそれに気づいて誰かに知って欲しかった。それが君だった。最後に君に会えてよかった。僕はもう数万年はこの地球の軌道にのることはないから」
君は寂しげに笑った。そんな君を見ていると私も寂しくなった。だから私は毎夜、星空で探す。私だけが知っている彗星の王子さまを。
この物語はフィクションです。
お題星空の下で
ここまで読んでくださってありがとうございました。
故郷を離れ、はるか遠く
思えば遠くに来たものです
日々を過ごす忙しさに
つい、あなたの事すら忘れかけてしまいます
あなたもどこかで
見ているでしょうか
もう消えてしまった
私たちの母星の粒を
───────── 『星空の下で』より
星空の下で体育座りをする。
すると、自分がどれほどちっぽけな存在なんだろうと感じることがある。
嫌な事があっても、満天の星空を眺めているといつの間にかすっぽりと忘れている。
星ってすごい。
体育座りをしなくてもいい。立ち尽くすだけでいい。
星だけではない。蟲の声、生暖かい風など、聴覚、視覚、嗅覚、味覚、触覚の五感。
それらを意識する。
すると、あら不思議。
独りぼっちじゃなくなった。
作品No.6【2024/04/06 テーマ:星空の下で】
めちゃくちゃ不定期に綴っているブログに、【満点の星空の下でバーベキュー! 楽しかった!】というタイトルで、写真付きで記事を掲載した。念の為、一緒にバーベキューしていた友人達が写っていないものを選び、景色や料理の写真ばかりを載せた。我ながら、いい写真ばかりだし、きっと好意的な反応がもらえるだろうと期待した。
ところが、だ。
【景色は綺麗だし、料理もおいしそうだけど、記事タイトルで全部台無し】
【日本語勉強しろ】
【バーカ】
コメント欄には、そんな文章ばかりが並んでいる。
俺、そんなにひどいこと書いてる?
星空の下で
満天の
降り注ぐような
星空を見ていると
この星のいくつかには
まだ知らぬ知的生命体がいて
こちらが眺めているのと
同様に
太陽に照らされ輝いた地球を
眺めているのかもしれない
と思う
むかし読んだSFでは
いつかワープを発明し
人類が何億光年も離れた
宇宙で眺める地球は
何億年も前の光が
届いたものだから
遥か昔の地球の姿を
映しているのだとあった
はたして
真実などわからないけれど
この光に
ロマンがあるのはよくわかった
星空を見上げすぎて
転ばぬように
気をつけて
もうしばらく楽しもう
#15 星空の下で 2024年4月6日(土)
その日の夜は星空がすごく綺麗な日だった
星空の下で俺は君にキスをした
思えばあれが最後に君に触れられた日だった
次の日の夜も星空がすごく綺麗だった
けれど君は綺麗な星空の下で綺麗な死に方をした
『星空の下で』
「星座の物語」という古い本が本棚に並んでいます。
中古ではないのに、買った時から日に焼けていました。それはそれは古い小さな本屋さんの片隅にあった本です。買うときに、店主も気が引けたのか、定価の半額にしてくれました。今はもうない本屋さんです。
星空の下で、星座を見るとき、古代の人々が語り継いだ物語を思い浮かべると、星の輝き以上の遥かなる想いを感じられる気がします。そして、また、あのなくなってしまった小さな本屋さんを思い出すのです。
お題: 『星空の下で』
自分の名前にちなんだ花のある丘の上で、
めいっぱいの数多の星の空の下で、
あなたと二人きりで、
あなたの全てをあなた以外に捧げるあなたの隣で、
せいいっぱいの、命を感じた。
─────────────────────────────────────────
昨年の夏の日。
朝が得意ではない私は、大好きな長い夏の時をせめて良いものにしようと朝読書をしていた。
私の人生の生き方を変えるほどの本に出会った。
その本は、
中学2年生という多感な時期に、親やクラスメイト、先生、勉強、そもそも学校…、
全てに何故かイライラして、毎日に呆れていた少女。
そんな少女が親と揉め、家出をしてたまたま見つけた防空壕の中で眠り…
朝起きたら、なんと、戦時中にタイムスリップしていたのです。
そこから水を欲しているその少女を助けてくれた彼。
後ほど、特攻隊員だということがわかった彼。
彼のゆく果ては決まっていて、彼の命は、彼は、いつまでこの世にいるのかは決まっている…。
でも、それでも少女は特攻隊員の彼に恋をしてしまった…。
「戦争」「恋愛」「親との関係」「人間関係」「素直になること」
1冊の本で、私はたくさんのことを改めて実感させられた。
普段涙しない私が、枯れるほどに泣き呻いた本。
その雫が夏の太陽に照らされ、すごく眩しかった。
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
「あのね、██ちゃん」
「何、何でそんな深刻そうな顔してんの」
「もし、私が死んじゃったら、どうする?」
「アンタが死ぬ?また変な事言って…全く想像付かないっての」
そう笑う貴方は、昨日、不慮の事故で死んだ。
「昨日は、星が綺麗だったね。近くにある川が流れる音と、星空。最高じゃない?」
そう喋りかけても返事は来ない。でも、喋り続ける。
「私が昨日あんな話をしたからかな。ごめん。」
「いいよ、そんぐらい。」
後ろからそう聞こえた気がした。喋れるなら一寸くらい、姿を現してくれても良いじゃない。
「生まれ変わっても、また仲良くしてくれる?」
「生まれ変わるって…はは、生まれ変わるには平均で4、5年はかかるんだよ。」
「猫になれば良いじゃない」
「ああー、確かに」
「私、あそこでずっと待ってるから。猫になったら、来てちょうだい」
「勿論」
「有難う」
そこから、彼女の返事は無くなった。
また、あの星空の下で出会えますように。
題名:星空の下で
───────フィクション───────
星空のもとで「なにをすれば幸せ」になれるか考えた。
ええ、もちろん星空を見上げる行為そのものが幸せと言われることでしょう。
私は星空さえも酒の肴にするような人間です。
お腹が減ってきました。
私は裕福ではありません。
カップラーメンを食べることにします。
いつもより贅沢な気分がします。
幸せと疑う余地はありません。
小高い丘の上
互いに手を絡めあって、見つめ合う
静かに風が吹く
新鮮な空気をいっぱい吸って、
大切なあなたと見上げる空には、
満点の星が輝いている
【星空の下で】
『人工衛星』
空を見ていた 人工衛星と目が合った 舌の上のノベルビター 今まさに蕩ける瞬間 星々と分かちあっている気になって 独りで興奮してるんだ 人工衛星 監視されてる 私の興奮が観られている 赤く染まる頬 首にかけたマフラーはもういらない
きっと、星は甘いんだろうな
あれだけ星があるなんて、まるでお菓子みたいだね
食べるとしたら…うん、一番星!
だって、一番美味しそうだもん!
満天の星空の下、笑顔で言った彼女は、 もう居ない
彼女と最後に過ごしたあの日も、彼女は同じ事を言った
星はね、天国に行った人達の魂なんだよ
ほら、流れ星
今この瞬間に、星になったのかな
私も、星になるのかぁ…
寂しそうに呟く彼女
ぎゅっ、と彼女の手を握る
ゆらゆらと彼女の瞳の奥が揺れる
私、空から見てるよ
生まれ変わって、あなたの所に戻るよ
だからね、忘れないで
時間が掛かるかもだけど、待っててね
絶対に、あなたの元へもう一度行くからね
大好きだよ
ピー…
無機質な機械音が、病室内に響く
彼女は、笑顔だった
キラリ
流れ星が、光った
「『星』は今後、複数回のお付き合いなんだわ……」
先月3月15日にも、「星が溢れる」ってお題が来てたわな。あと近いうちに流れ星が来て、数カ月後に「星空」と「星座」なんよな。
星か。某所在住物書きは呟いた。星が複数回、月も2回程度、「空」が付くものはたしか10くらい。すなわちこのアプリにおいて、単純計算として月に1回は星だの空だののネタが来るのだ。
その中でいかにネタを枯渇させずに書ききるか。
物語投稿者には、ひとつの試練と言えよう。
「去年は星を花に見立てて乗り切ったわ」
物書きは言った。
「つまり、星じゃなくて空の方だが、去年やらかしたのよ。『空』のお題に対してストレートに空をメインに据えたハナシ書いて、段々ネタが枯渇して……」
――――――
最近どうも雨ばかりの東京です。そもそも地上が明るくて、「星空の下で」というより「星空を下にして」日々を歩き続けている人間の住む東京です。
LED照明、液晶看板、高層建築へのプロジェクションマッピングに、満開を迎えた桜のライトアップ。
光、ひかり、ヒカリ。東京は、光に溢れています。
そんな最近最近の都内某所、某稲荷神社の昼を舞台に、不思議な子狐のおはなしです。
この某稲荷神社、都内にしては結構深めな森の中にありまして、人間に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が、家族で仲良く暮らしておりました。
そのうち末っ子の子狐は、善き化け狐、偉大な御狐となるべく、絶賛修行中。
稲荷のご利益と狐のおまじないをちょっと振ったお餅を売ったり、たまに郵便屋さんごっこをしたり。
昨日は大好きな大好きなお得意様に、お得意様の後輩からのお手紙を届けました。
今日はお得意様の後輩の部屋に、お得意様から後輩へのお返事を届けました。
配達料として貰ったお稲荷さんは、子狐のお気に召したらしく、秒で胃袋に収容されました。
『相変わらず先輩、手紙が報告書か社内文書』
そういえば後輩さん、こんなことを言っていました。
『総務課異動が「当たらずも遠からず」……?』
コンコン子狐、子供だし狐なので「ソームカイドー」を知りませんでしたが、
お稲荷さんのテイクアウトを追加で貰ったので、ぶっちゃけ、気にしませんでした。
さて。
郵便屋さんごっこのひと仕事を終えた子狐です。
テイクアウトのお稲荷さんを手土産に、参拝客ゼロな曇天の神社の敷地内、山桜の咲く木の下で、近所の猫又子猫と化け子狸も呼んで、お花見を始めました。
「総務課っていうのは、給料高い人のことよ」
雑貨屋さんをしている子猫又が言いました。
「お店のまとめ役だもの。きっと、給料いっぱい貰ってるに違いないわ」
今ウチで、新生活応援キャンペーンしてるの。紹介しといてちょうだい。
しっかりものの子猫はニャーニャー、子狐に自分の名刺とお店のチラシを渡しました。
「給料、たかい、」
「総務課だもの。備品の管理とか郵便の仕分けとか、ともかく、すごく大事なことをしてるの。だからいっぱいお金を持ってるのよ」
「ホントかなぁ」
「だって、ウチのゼネラルセクション、社長室の隣にあるもの。間違いないわ」
「ぜねらるせくしょん?」
「正しくはゼネラルアフェアーズだったかも」
「わかんない」
「要するに偉いの。いっぱいお金があるの。今度一緒に営業に行きましょ」
コンコン、ニャーニャー、稲荷神社の子狐と雑貨屋の子猫は2匹して、人知れず、秘密の業務提携。
総務課や庶務課の位置づけは業種によって微妙に違うから、イチガイに「皆給料高い」は難しいんじゃないかなと、化け子狸は言いたそうですが、
結局言葉にできず、口をキュッとして、かわりに温かい狭山茶の2煎目を淹れます。
星空のように満開の山桜は、ホンモノの星のように輝きこそしませんが、薄桃色の5枚花弁を美しく開き、
その下でお花見なり業務提携の密談なりをする子狐と子猫と子狸を、静かに見下ろしておりました。
薄桃の星空の下で宴会ができるのも、あと1週間。
それが終われば東京も、そろそろ春の終わりと夏の始まりの、境界線が見えてくる頃です。
美しい星空の下で、見つけたのは、
綺麗な戯言でも、愉快な虚言でもない。
残酷な現実だけがそこには転がっていた。