『星空の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
やっぱり行き着くのは
「おじいちゃんに会いたい」
いま、おじいちゃんがいたら
うんうんそうかそうかって
ひたすら話を聞いてくれるんだろうな
否定するでもなく、アドバイスするでもなく
おじいちゃん、私あの人に初めて"お前"って言われたんだ
ひどいと思わない?すごく悲しくて涙がとまらない
おじいちゃん、
おじいちゃんにしか打ち明けられそうにないんだ
(星空の下で)
「なんか、今日星がきれいに見えますよ!」
外から聞こえてくる鳥の声が気になってリビングの窓の方へ行った彼女が、カーテンを少し開けてそう言った。
キッチンで洗い物をしていた僕は、一旦手を止め、手についた泡を洗い流してから、彼女のところへ向かった。
「ほらー!」
僕が近づくと彼女はそう言って、カーテンを勢いよくシャーっと開けた。
「本当ですね」
今日、彼女が昼間出かけている間に部屋の掃除をした。
そのときに少々窓の汚れが気になり、どうせなら、と窓全体を綺麗に拭いたところだった。
あまり変化は感じられないだろうけど。
ただ、それで空がきれいに見え、彼女も喜んでくれるなら気付かれずともやって良かったと素直に思えるのだ。
「流れ星でも流れそう!」
彼女はその瞳を星のようにきらきらとさせている。
「見逃さないようにしないと」
そんな彼女の純粋さに乗っかって、真似るように窓に顔を近づける。
すると彼女が唇に触れそうなガラスを曇らせながら囁いた。
「見逃しませんよ。窓の掃除、ありがとうございます。」
周りに圧倒されて、自分が小さく見える。
自分はどうすればいいのかわからない。
未来への道に迷う私は暗い気持ちで、誰もいない夜道を歩いていた。
ふと、空を見上げた。
爛々と輝くまん丸な月が、夜空と私を照らしている。
‥私に似ていた。
誰かに照らして貰わないと、輝けない人間。
私と月は似た者同士だ。
そうして月を眺めているうちに、月は雲に覆われ、光は消えた。
残ったのは、周りで小さく光る星々だけだった。
月より小さくとも、彼らの、自分で光るその姿は美しかった。
音ひとつしない夜だが、細々と、しかし自分で光を放つ星々は、私から遠く離れた誰も知らない宇宙の果てで生きている。
光ある限り、その身を燃やして。
自分の力で輝き、誇り高く生きる彼らは、まるで太陽のようだ。
彼らは、私より何倍も美しい。
【星空の下で】
空を見上げる。日差しが強く差し込み、雲が少しあって。
「青空なのは」
理科系が得意な友人が、眼鏡を上げながら言う。
「日光と空気のせい」
「聞いたことはある」
頷きながら、ペットボトルの水を飲み干す。
「んじゃ今私達は、星空の下にいるんだね」
そう言って見上げると、友人はにやっと笑って、
「ロマンチックだね」
「そうかも」
青空の下から、星空を見上げる。
心を海に置いて
山の上に過去を預けて
くだらない世界を背負って
星空の下で
涙を眺める
#63 星空の下で
星空の下で
自由くんの流れ星を思い出す。
神谷さんバージョンも大好き。
「そうだよなぁ。女だが、女じゃない。みたいな奴だよな、お前は」
納得して頷いて、気がついた。
私が女らしくないわけじゃなく、周りが先導しているんだと。
「夜景をみるために、山を登って、星空の下で告白とか、好きなんじゃないの?」
ん?と首を傾げると。目の前にいた男が、
「お前に聞いた俺が悪かったよ」
と言って話題を終えた。
性格も好みもバラバラなのに、どんなアドバイスも意味ないと思う。この男の相手を私は知らないのだから。
「梨沙、どうしたら落とせるかなぁ?」
男の呟きに、ここが静かな喫茶店であることを忘れて叫んでしまった。
梨沙?いやいや、君には彼女は落とせないよ。そう思ったが口には出さなかった。
お題『星空の下で』
星空の下で
人は死んだら、その魂は天に輝く星になる。
そんな伝承を、聞いた事があります。
でも、それが本当なら、
私が殺めてきた人々は、輝く星々となって、
毎夜毎夜、遠い空の上から、
私を怨みがましく見下ろしている…と言う事。
罪を重ねてきた私は、
陽の射す場所に居るに相応しくない人間だと、
陽の光を避ける様に、日陰を歩き、
ひっそりと生きて来ましたが、
数々の星の煌く、星空の下もまた、
私には相応しくない場所なのです。
太陽の元も星空の下も。
私が居てはいけない場所。
そんな、血に汚れた私でも、
生きる事を赦される場所は、
何処なのでしょうか…。
しかし。
こんな私に赦されるのであれば、
私は死した後、星となって、
天から、貴方を見守りたいのです。
星空の下で。
私は、密やかに願います。
…貴方の幸せを。
【星空の下で】
貴方の手を握る、私達2人で星空を眺めるなんて
ちょっと柄にもないなって思うけど、在り来りだけど
でも貴方と一緒に見る星空はいつもより一等輝いていて
とても
満天と
言わずともその
疎らな点描の
帳の淵で
毎夜望んでいる
点も先も
届くことなく
灰の天井
―――――――
(星空の下で)
「星空の下で」
ふと見上げると、
いくつも星が輝いていた。
綺麗だな。そう思った。
今日も星空の下で息をする。
嗚呼、生きてるんだな。
そう実感した。
だけど、夜の星もいつかは消える。
そんな中、僕はそんな上手に生きれるのか?
.......でもきっと、この星達には
願いや希望、勇気も詰まっているのだろう。
なら、これを僕の生きる理由にしよう。
"星空の下で"1つの決意をしたのだった。
『田舎ってやっぱ星綺麗に見えるのかな』
急に何かと思えば、満点の星を見た事がないらしい。
お前は昔から星が好きなのに、意外だ。
「きっと綺麗だよ」
お前のお陰で俺は星が好きになれた。
いつか2人星空の下で、くだらない話でもしような。
「星空の下で」
星空の下で僕は仰向けで横になる。
数え切れないほどの星。
すごく綺麗だった。
星になってみたい、ふとそう思った。
星からの世界はどう見えているのか気になった。
星空の下でそんな考え事をする。
星空の下を、ゆったりと歩いた。
満天の星空、雲ひとつない。澄んだ空気。昼間は暖かくなってきたとはいえ、夜の空気はまだまだ少し、冷たかった。
「上着を持ってきたらよかったね」
誰ともなしに呟く。吐く息が白いような気がして、はあと吐き出してみた。だけども当然そんなわけはなくて。夜空を見上げて星座を探す。たくさんの星々を結びつけて、熊とか、犬とか、白鳥とか。そんなお絵描きを楽しんだ人間が、遠い昔にいたんだね。遠い昔に生きた誰かも同じ空を見上げていただなんて、考えてみれば、すごく不思議な気分になった。
「今日も明日も明後日も」
毎日は続いていくわけで。遠い未来の誰かも、同じ星空を見上げるのだろうな。空に誰かが書いたお絵描き。メッセージ。
星空って、素敵なものだね。
「あたしが死んだら、一番輝く星になるわ。あなたに見つけてもらえるように」
何を言っているのか分からなかった。
お前は私と地獄に堕ちるのに。
お題:星空の下で
わたしはスーパーマンが好きで、もともとのライターとアーティストのシーゲルとシャスターもけっこう好きで、伝記のコミックスももっているし、スーパーマンの新聞連載版コミックストリップをまとめた本も何冊も持っていて、それで、実は、レックス・ルーサーの方が好きだ。
レックス・ルーサーは人間で、そのうえなんでもできる。レックス・ルーサーは、超初期の頃、どちらかというと魔術師めいていて、その後、超科学が使える謎の支配者(願望が強い)になって、アウトローになって、社長とか市長とか会長とかそういう、社会的な地位と権力が張り付き出したのは、スーパーマンに農家の養子という設定が張り付いてからだ。
スーパーマンに農家の養子という設定が張り付く前のスーパーマンのことが好きだ。そのスーパーマンは恐ろしいくらいなんでもできるので、超高速すぎて人類にしてみれば複数箇所に同時に存在できるし、時間も自由に行き来できるし(これは今もそうなってることもある)、星を1から作ることもできるし、惑星も移動させられるし、どんな言葉も読めて話せて、サンタクロースとも出会う。海の底にも宇宙の果てにも行ける。ちょっとした記念にヒートビジョンで惑星に文字を彫ったり山に顔を彫ったりするし、出来すぎた彫像もやたらと作る。写真より精巧に作る。何故ならスーパーマンは写真に写された以上の情報を完璧に記憶し続けられるからだ。心音で個人の識別ができるし、人の毛穴なんて離れてたって全然見える。などなど。ありとあらゆることができる。ライターの想像力がそこに辿り着けさえすれば、スーパーマンはできる。(その後、いかに“できない”を描くかという風にかわってしまう)
それで、レックス・ルーサーはなにせスーパーマンのアーチーエネミーであるから、そのころスーパーマンにできることはできるようになることが結構ある。アウトローだから社会の常識は通用しない。機械で空も飛べるし、宇宙のどこへでも行けるし、どんな本でも読んでおり、ありとあらゆることに閃き、その閃きを実現でき、脱獄もするし、地球以外の星で権力を手にしたりもする。このころは、どこまでいっても、レックス・ルーサーは人類のままだったし、そして人類のままで、生命を作ることができる、場合があった。
シルバーエイジと言われることもある時期に描かれた、レックスとスーパーボーイ(少年時代のスーパーマン)の出会いには、レックスが生み出した生命体が登場するが、ただの生命でしかないそれが、そこに描かれていることが、なんだか恐ろしく好きなのだ。
なんでもできるスーパーマンではなく、なんにも躊躇わない、禁忌のないレックスが、それをつくったということも。
スーパーマンもレックス・ルーサーもよく宇宙に行く。星々はとても近い。でもその、自己の形を保てるかどうかという生命体の、無垢さが、どうしても悲しくて傷ましくて輝かしくて好きだ。
だから実は、ギャラクティックゴーレムもことも好き。初登場回以降、再登場なんてさせないで欲しいくらいには。
初期のころのクラーク・ケントのどこが好きかもいつかできたらな。ロイス・レーンは大好き。
#星空の下で
気乗りしない宴からの解放
気疲れで中途半端な酔いっぷり
蛍光灯に群がる虫の如く
ふらふら〜っとコンビニへ
気付けば眼前には大人たちのガソリン
今夜は濃いめのハイボール
お店のドアを開け放ち
いつもの行儀はポケットへ
春の夜風と共に一口二口
痺れるような心地よさ
自然と軽くなる足取り
ふーっと夜空に息を吐く
「星空の下で」
題と関係ない
今日は年に2回ぐらいしか電話で話さない人と
今年初の電話をした。
その人絶対に人の話を否定しないんだよなぁ。
話してるうちに何となく答えというか
希望というか…まぁいっか、自分のペースでしか
進めないし。って思えてきて
できることからやるかって気持ちになる。
ありがたい存在。
星空の下で星を浴びて
真上を向いて深呼吸
心が落ち着いていても
心が波立っていても
息をして生きている
星空の下で生きている
『星空の下で』
空一面の星空なんて、フィクションの中にしか存在しないと思ってた。
田舎では見れるんでしょなんてことが無礼とも思わずに言うのもいるけど、田舎にだって街灯はある。
そもそもいつの時代で止まってるだろう、ああいうの。
いまはそんなことは関係ないのだけど、そんな実物を見ることがないと思っていたものをいま、心ゆくまで眺めている。
けれどそれは本物ではない。
「これをこうやって、穴を開けてその中に明かりを入れるわけよ」
「わざわざ手作りしなくても通販でもっといいもの買えるのに」
「作ってみたいから作るのに、なんで買うなんて選択肢が出ると思うわけ?」
まあ、それはそうだ。目的は作ること、その結果はついででしかない。
目的と手段が入れ替わっているなんてよく言うけど、この場合は目的イコール手段だからたぶん関係ない。
「開けた穴にセロファン好きなの貼っていいよ」
「カラフルすぎない?」
「不自然なほうがいいじゃん、こういうの」
「じゃあ黒を」
「潰そうとするんじゃない捻くれ者め」
捻くれ者はどっちだよ。
わざわざ和室を暗幕で仕切って作られた不自然な暗闇の中で不自然な明かりの群れを映そうなんて、ひねくれてる以外言葉がない。
「よし、できた。とりあえずやってみますか」
そう言って見えた光景は幻想的とは程遠いチープなものだったけど、それがいまの自分たちにはちょうどいい。
「この中で願い事とかしたら叶うかな」
「偽物の願いなら叶うんじゃない?」
そんなことを偽物の星空もどきの中で話してた。