星空の下で』の作文集

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星空の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/6/2023, 3:28:09 AM

東京は、ザ・星空って星空が珍しい。コウガイ、またはヒカリガイの影響だ、って職場の先輩は言う。
光の害、と書いて光害。地上の光が強いと、天上の星が観測しづらくなるから、それをひとつの理由として田舎の星空は星が多く、都会の星空は星が少なく見える、場合が多い、とか。
他にも空気の層云々ゆらぎ云々、皆既月食云々言ってた気がするけど忘れた。
要するに今空が曇ってるから全然星が無いって話。

今夜は職場のイライラやモヤモヤの毒抜き。
低糖質バイキングの屋外席で、美味いもん食わなきゃやってらんねーよパーティーだ。先輩による私のメンタル保全工事とも言う。毎度ご迷惑おかけします。

「残念だったな。せっかくのテラス席に星無しで」
田舎出身という、職場の先輩。私が「晴れてたら星見れたのに」と呟いたら、昔月食の日に撮ったっていう故郷の、メッチャ綺麗な夜空の写真を見せてくれた。
「星空の下で。温かい料理に冷えたドリンク。映えるエディブルフラワーのサラダ。丁度良かったものを」
こんにゃくパスタを、フォークでくるくるくる。パスタソースをひとさじ追加して、イタズラに笑った。

「残念だったのは、先輩じゃない?」
私はガッツリ肉にくニク。大豆ミートも見つけたけど、なかなか、おいしい。でもやっぱり肉が良い。
「私、美味しいもの食べられればそれでいいし。先輩よく花とか景色とか撮ってるし」
ニラみたいな山菜の肉巻きはおいしかった。北海道出身だっていう男性スタッフさんが、近い味ならニラと豚バラとお好みの味付けでできますよ、だって。
なんか雪国あるあるで先輩と意気投合してた。
別にうらやましくない。
「何かアカウントとかあるの?」

「SNSは何もやっていない」
「誰にも見せないのに写真撮ってるの?」
「だれ、……そうだな。今は」
「初恋のひと宛てだった?酷い失恋したっていう?」
「まだその話を引っ張るか。否定はしないがそのネタほどほどにしてくれ。一応傷のたぐい」

「じゃあこれから私に見せれば良いね」
「は?」
「私もメッッッチャ昔黒歴史書いてたから、ちょっと分かるもん。見せて、イイネくれる人居たほうが、絶対楽しいよ。これから私に見せなよ」
「は、……はぁ……」

私なんかの写真など見て、何が楽しいんだ。
首を傾けて、また反対方向にカクンする先輩は、私の提案が相当に不思議だったらしいけど、夜のせいかテラス席の照明だけじゃ、表情が少し分かりづらい。
ただただ、こんにゃくパスタをくるくるして、大きなパスタ団子にしてた。

4/6/2023, 3:17:12 AM

星空の下で

あれはいつの事だっただろうか…

春の暖かい空気と甘いかすかな香りで目が覚めた。
電柱に止まっている鳥たち、ゴミを捨てこれから会社に行くサラリーマン、いたって普通な毎日にため息が出る。
ベットから起き上がり、パソコンを起動する。
画面上には昨日投稿した動画が映ってあり、
すぐ近くにはコメントが寄せられていた。
カチッ
「やっぱ説さん最高だわ~」
カチッ
「私の推し最高~」
カチッ
「おもんない~私の時間返してよ〜」
カチッ
「説なんてクソだろwwwまだ俺のほうがおもろいわww」
カチッ
「キモッ」
カチッ
「誰だよキモい言ったやつ」

コメントを確認し終えると、また次の動画を撮った、ベットに向かって仰向けに飛び込む
窓の隙間から桜の花びらが入り込んできた。

あれはいつの事だっただろうか…
確かあれは……
私がまだ幼く、兄と父が生きていて、母か元気だった頃、ある日突然兄が家族みんなで、満開の枝垂れ桜を星がいっぱいの夜に見に行きたいと言い出した。兄が自分からどこかに行きたいと言い出すのは初めてのことなので両親と私は涙目になりながら喜んだ。
星空の下で見る桜はピンク色の宝石のようにキラキラしていた。言葉が出ないほど綺麗な桜に私は一瞬で目を奪われてしまった。
「ここの桜とても綺麗ですよね」
突然隣に立っていた銀髪の少年が声をかけてきた…
優しそうで整った顔だちの彼に私は一瞬で恋に落ちた…
これを一目惚れ…というのか……

…現在…
落ちてくる花びらを見つめていると、一階から声が聞こえた…
「せつぅ〜朝飯出来たぞぉ〜」
「は〜ぃ…いま行く〜」
「おっ今日もうまそうじゃん!」
「ありがとぅ~雪」
「ハハかわいいなぁ」
今現在、あの日の少年は私の恋人になった…交際をするのに他者からの反対意見が多かったが、私達恋に他人の意見なんて必要ない…たとえ…たとえ…



        男同士だとしても

4/6/2023, 3:08:53 AM

友達はよく私のことを「可愛い」と言います。

毎朝鏡を見ます。
明らかに「ブス」です。
さすがに美人とブスの違いがわからないほど
馬鹿ではありません。

やっぱり、
みんなお世辞なのか
それとも
目が腐っているのか

「お世辞を言われるくらいならみんなの目が腐っている方が何倍もマシだ」
と今日お風呂で叫びました。

ただそれだけです。




お題と関係なしに思ったことを書いただけなので

4/6/2023, 2:46:37 AM

今日、くじらもちが見た夢の話暇だったから書くよ

───

水の神?みたいな天之水分神ってひとから翠色の石
を夢の中で貰って起きる。そしたら手には夢で貰った石がある。しかも神の加護的な力が宿ってた!

友達と学校に行こうと思ってたが、全然準備してない!やばい寝坊した!ってなって急いで学校に行く

放課後に村全体で祭りがあるのでその手伝いに神社
へ行く。そこで祀ってるのが天之水分神。ふぇ?予知夢みたいなものかしら?ってなる。

そしたら神社の祠?に準備してたひと全員が吸い込まれて、もちろん私も吸い込まれた。吸い込まれた先は百年先の私の街。

そこでなんやかんや合って、帰って来たら、結局
百年経っていたみたいな。しかも、戦争の後みたいで、神社も家も跡形も無くなってた感じ。そのあと学校も無いから、プレハブ小屋で学校の先生をするっていう夢。

4/6/2023, 2:31:00 AM

「星が綺麗だね」

僕の左隣、君がイタズラに微笑む。

「そっ、」

そうだねと返しかけたが、ふと思い出した。
いつか君が教えてくれた言葉。
“月が綺麗ですね”は愛してる。
“星が綺麗ですね”は……

「それはどっちの……?」

意味を深読みするには満天の星空だったから、思わず問いかける。
彼女は一瞬目を点にしたあと、すぐにまたイタズラな笑みを浮かべた。

「さあ、どっちでしょう?」

何だか揶揄われているようで少し悔しくて。

「……月も綺麗だよ」

そっと彼女の右手に自分の左手を重ねる。
繋いだ手が溶けそうなほど熱かった。

「貴方と見る月だからかな」

そう言って満天の星空の下で笑う君は月よりも綺麗だった。

4/6/2023, 2:11:14 AM

『星空の下で』

見上げたって何もない
見えるのは分厚い雲

それは僕の心の中

でも、その雲の上には満天の星空が広がっている
今はまだ見えないけれど
いつかきっと見えるはず

その時まで、僕はここで空を眺めていよう

4/6/2023, 1:36:41 AM

見えているものだけで
それと定義できるのだろうか
見えていないときは
またべつの呼称があるのだろうか

とあるキツネがいったあの言葉

呼べなくとも、表現できなくとも
大事にしておきたいと誓う


星空の下で

4/6/2023, 1:25:51 AM

お星様、ひとつくらい
流れてくれないかなあ

流星に祈る前に
星空の下、祈る


お題
星空の下で

4/6/2023, 1:13:21 AM

星空の下で

都会は街頭が多く、お空を見ても、月だけが見えていた

引っ越してからは、再び空を見ると、星が見えた。

でも…どの星がアルタイルなのか、ペガサスか

どれが夏の大三角形かは分からないけど、

どの星も輝いて、綺麗だなぁ。

4/6/2023, 1:06:58 AM

―星空の下で―

そして約束の日
空は見事に澄み切っていて星が綺麗だった
再会した彼女は前より大人びた感じがして
迷いのない真っ直ぐな瞳が美しかった
少し話したあと、星空の下で僕はこう切り出した
『あのさ、大事な話が、あるんだ』
「なに?」
ふと真剣味を帯びた空気
先程よりも冷たく感じる夜風
そして僕は小箱を取り出して
彼女に向けて小箱を開けた
中に入っているのはまるで
星空を閉じ込めたような輝きを放つ、
ダイヤモンドの指輪
『煌めきのような人生の中で
君に出逢えて僕は本当によかった
…僕と、結婚してください』
その瞬間、僕らを優しく包む静かな空に
輝く数多の光が放射線状に流れ落ちて
消えていった
僕らはもう一人じゃない

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『RPG/SEKAI NO OWARI』より着想

end

4/6/2023, 12:57:25 AM

あの日から

星空の下で

私たちは

たしかに繋がっていた。

4/6/2023, 12:22:09 AM

1日の終わり車を停めて空を見上げる
いつからだろう?
習慣になっている

綺麗と単純に感嘆したり
謎の飛行物体を探してみたり
火球を見たりもする

不思議だな ほんとうに

地球しか知らない私には
計り知れない事実を秘めているのだろう

今日も1日終わったよ
お疲れ様
小さなアタシは空を見上げ
同じ星空の下で頑張っている仲間達を想う

おやすみチャギヤ

4/5/2023, 11:42:29 PM

真冬の夜 薄着で、裸足
 星空の下で 必死でドアを叩いた

 謝る気持ちなんてない

それでも、
ごめんなさい ごめんなさい と
繰り返しながら ドアを叩く

母親は しつけの厳しい人で
今の時代ならば 虐待やネグレクトだと
通報されてもおかしくない様な人だった

「あんたが、稼がなきゃ
 誰が、稼ぐのよ しっかりしな!」

これは、母の口癖

母親は 子供の私に
生きる術を 犯罪で教えた

万引き、スリ 初めはそんな簡単なもの
そのうち 相手を見て 調べ
付け入る隙を作り 相手に合わせて
金を巻き上げる 

15歳の頃には 詐欺師になっていた



「あんたが稼がなきゃ
誰が、稼ぐのよ
私 妊娠してんのよ?」

気がつけばあの頃の母の口癖が口をつく

「うん、 頑張る
 いい父親になるよ…」

そう、純真無垢に答えていた
あの時の男が?

話を聞きにきた 刑事にお茶を出す

あの後 すぐ別れたからさ
もう何年も会ってないわよ
は? 妊娠なんてしてなかったし
子供はいない。
別に 私が詐欺やら あいつに
教えたわけじゃないわよ

まさか、あの男が 今じゃ有名な
クヒオ大佐?

何人もの女を騙して 何億もあら稼ぎ
してる男?

へ〜 
じゃ 私は あいつの最初の女であり 師匠って事かしら

 
いや、待てよ あいつ 
いい父親になるって 
出稼ぎに行くからと 移動費に
私から10万持っていったまま…

私は最初の女で 
最初の被害者だったのか…

流石だわ
騙された事にも気が付かなかったなんて


         #星空の下で

4/5/2023, 11:35:19 PM

満天の星のなか

 私は踊り続ける

 滑稽で儚く

 一夜の物語

 どうか、私とワルツを

                『星空の下で』より

4/5/2023, 11:23:14 PM

「星空の下で」

いつか掴むと
伸ばしたこの手
挫折掴んで
皺が増え

抱く諦め
それでも好きと
夢を趣味へと
変えていく

4/5/2023, 11:07:15 PM

友達が、引っ越すことになった。
メールするから大丈夫だよと嗜める友達を目の前に、やはり僕は寂しさでいっぱいでたまらなかった。
明日から誰と登校すればいいのだろう。誰とお昼を食べに行けばいいのだろう。
友達と呼べる人は、たった一人しかいないのに。
そんな僕を心配してか、友達は一枚の写真をくれた。
満点の星空の、写真だ。
「ねぇ、あの時星見に行ったの覚えてる?」

離れていても、大丈夫。
僕たちは、この星で繋がっている。と友達は言っていた。

4/5/2023, 10:59:36 PM

かつて星空の下で語り合った彼らは
今頃どうしているのだろうか
それぞれの道を歩み始めてから
長い間連絡さえもとっていないけれど

いまもこの同じ星空の下で
この同じ星を眺めながら
あの夜に語った夢を
変わらず追っているのだろうかと

そう思いを馳せていたら
小さな流れ星が
空からひとつこぼれ落ちた



【星空の下で】

4/5/2023, 10:57:51 PM

『星空の下で』

 ふと目を覚ましたら、あたりには何もなかった。

 どこまでも平原が続き、身を貫くような冷たい風が頬を撫でる。

「ぶえっくしゅん!!」

 周りを見てみれば乱れたスーツと鞄が散らばっている。

 そうか、俺はいま半裸状態なのか。

 ちょっとまて。
 なんで半裸状態なんだ。

 俺は急いで服を着てここに至るまでに何があったのか思いだすことにした。

 今日はたしか、そう、呑み会があったはずだ。

 毎年恒例の新年会を行って、後輩を励まし、同期と語り、上司に接待し、いい感じに締めたはず。その後に二次会に行ったが、そこで呑みすぎたんだろう。
 記憶があまりないから何かしらあって今に至ると。

 いや、なんでだよ。

 どうやったらこんな大自然で素っ裸で寝ることになるんだ。

 というかここどこなんだ。

 俺はスマホを開こうとしたが、悲惨なことにスマホの充電は切れていた。
 そのうち道路が見えてくるかもしれないので、俺は草原を歩いてみることにした。

 もう、ヤケクソだ。

 足を一歩進める毎にしゃりしゃりと音が鳴る。
 夏じゃなくてよかった。幸いにも虫が少ない。
 風は相変わらず冷たく、どこまでも草原は続いている。

「久しぶりだな」

 子供の頃は良くいえばお転婆、悪くいえば野生児だったから、よく野原を駆け回っていた。
 あの昆虫はなんだ、この植物はなんだと騒いでいた記憶しかない。

 対して今はどうだろうか。

 …今もたいして変わらないな。自分が好きなことをやって来たつもりだし、そうじゃなかったらこんなところで素っ裸になっていない。

 どこに行っても、何をやっても俺は俺だ。
 多分。

「ーーおおー!」

 ふと立ち止まって、上を見上げるとそこには満天の星が広がっていた。
 気づいていなかったが、俺はこんな美しい星空の下で素っ裸になっていたらしい。

「あ、思い出した。」

 そう言った時、まるでタイミングを測ったかのように星たちが降り始めた。
 キラキラと、あるいはギラギラと星たちは動き始める。

ーー今日は流星群が来るらしい。

 そんな話を聞いて二次会を飛び出して来たんだった。

 …なんで裸だったのかはわからないが

「…すごいな」

 俺は星たちが放射線を描いて流れていく様をただ茫然と見上げる。

 その日は、最後の星が流れるまで、眺めつづけた。






 そして翌日、俺は風邪をひいた。

4/5/2023, 10:54:18 PM

星空の下で君と笑い合いたい「時間ないから途中まで」

4/5/2023, 10:53:26 PM

「高い場所の風は強いね。気を抜いたら落ちてしまいそうだ」

 独り言に答える声はない。君がいたらヒヤヒヤしながら俺を止めにくるけど君はもう夢の中にいる。
 業務が尽きず、気分転換で屋上へとやって来た。湿っぽい夜風を受けながら、防止策を乗り越えて角に立つ。この街は今日も賑やかだ。人の頭が米粒ほどで、それが少しずつ動いている。大通りは大渋滞していた。

 数多に輝く『星空の下』、建物の最上階から街を見下ろしているなんて正義のヒーローみたいじゃないか。どちらかといえば俺は正反対の存在だが、今は気取ってみてもいいだろう。
 この街にはかつてのヒーロー…人々から崇められた神はもう居ないんだから。

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