『星空の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
残業を終わせて急いで片付けてる時に星が目に入った。
なぜか、その時の星が綺麗で少しの時間眺めていた。
(すいません、鍵しめるんで帰ってもらっていいですか?)
(あ、すいません。どうぞ)
俺は、もう少しだけ星を見ていたかったが追い出されてしまった。
でも、俺は別に星に興味なんてないしロマンチストでもない。
ただ、その時の星が綺麗だったんだ。
帰路につく途中の道から見る星は遠くて味気ないけど、星を綺麗と思わなくなったら人間はお終いだ。
そんな事を考えながら俺は帰りのバスを待っていた。
『星空の下で』
高校生のときに、ボランティアで、大学生主催のサマーキャンプに参加したことがある。指導員として、子供たちのお世話をする役目だった。
ちょうどその日は、しし座流星群の極大の日だった。
キャンプファイヤーのあと、草の斜面に寝転がり、みんなで空を見た。
流星の煌めく星空の下で、わたしは感動していた。
美しい星空を、今でも鮮明に覚えている。
土や草の香りも忘れられない。
高校生、青春の真っ只中で、とても貴重な体験をした。
生涯忘れないだろう。
【星空の下で】
防波堤の近くの海風に晒された木造家屋の外で、ずっと向こうに見える水平線から、山の方まで散りばめられた小さな輝きの海を見た。東北の空気は澄んでいて、東京のように日頃から薄暗い空ではないのだと、波の音と一緒に囁く星の声が気さえする。
その日は特別よく見えたわけでもなく、その日に何かあったわけでもない。その近辺の土着信仰や土地神にまつわる話を調べて、たまたま民泊の場所が村の端だった。
民泊の目の前は真っすぐで信号もないような道路があり、その向こうにテトラポットの敷き詰められた防波堤と、少し離れた場所に灯台の光が見える。反対側を見れば、民泊の裏手はそこの女将さんが手入れをしているという広大な畑で、トウモロコシの青々した葉で膨らみかけの種子や、トマトのまだ未熟で硬そうな青い実があちらこちらに見えた。その奥へ目をやれば、山の麓の林があり、そのまま林の奥は山へと続いて、遠くに見えるものほどではないにせよ、軽い気持ちでは登れない高さの山が、どんと大きく構えていた。
「凄いな……」
思わず呟く。ざざん、ざざんと潮騒がして、風が止まると磯の香りが届く。しかし山側から涼しい風が吹いてくると、草いきれが鼻をかすめる。土の匂いも砂の匂いもして、ここが本当に日頃己が生きている街とは違うのだと納得があった。
「あーれぇ、東京がら来だ学者さんですたが。何すちゅんだが?」
からりと引き戸が開くなり、釣りの格好をした宿の主が空を見上げる私に話しかけてきた。
「星を見てました、東京じゃこんなに見えませんから」
「んだんずな? まぁー星くれぇこごじゃ毎日こったもんだよ」
一緒になって見上げるが、普段から見ている人には感動が薄いようだった。
「旦那さんはどちらへ?」
「わっきゃ釣りだ。夜釣りでソイやアイナメ釣れるごどがあるす、何より楽すいはんで。釣れだっきゃ、明日の朝ご飯さ出すますじゃ」
それだけ言って一礼すると、主は道路を越えて海へ足を運ぶ。星の中を歩くように堤防の向こうへ姿が消えたのを見送ってから、私はこの光景をスマホのカメラに収めるべきか、少しの間思案するのだった。
地球ってね80億人いるんだって。
その中でこうやって2人出会えて一緒にいるんだよ。
運命もあながち間違いじゃないかもね。
億以上ある星空の下で言っても私にとってあなたが
ちっぽけな存在にならないくらいあなたが好き。
そう感じた星空の下。
✨🌟星空の下で🌟✨
あれは幻想的で不思議な夜だった
まるで宇宙の中にいるみたい…
見たことのないほどの蛍の群
静かな川面にも映りこむ
空には満天の星
目の前には飛び交う蛍
川面にも広がる蛍宇宙
全てが光に包まれ
浮き上がる体と心
震えるような感動が
今も蘇る✨🌟✨
『星空の下で』
「あれが夏の大三角形。はくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイルです。白鳥座のデネブとこと座のベガは、ある物語の主人公でもあります。知ってる人ー」
若い女性教師は、天井に映し出された人口の星空について解説する。投げかけられた教師の問いに、即席のプラネタリウムとなった教室で、幼い生徒たちがちらほらと手を上げる。
そのうちの一人を教師が指名すると、当てられた男子生徒は「七夕の織姫と彦星です」と答えた。
「正解です。星座はギリシャ神話、織姫と彦星は日本や中国のお話です。世界中で、星空と繋がった物語が生まれていることがわかりますね」
そこで、チャイムが鳴り響いた。
「今日の宿題は、世界の星にまつわる神話や物語を一つ調べてくる事! 今日やったギリシャ神話や七夕のお話でも良いですし、他の国でも構いませんよ」
教師は声を張り上げ、生徒たちはそれに返事を返しながらも三々五々に教室をあとにする。
その中で、一人の生徒が教師に質問に来た。
「先生、今は新しく星座は作られないんですか?」
教師は、少し考えて首を振った。
「そうですね。地球では、20世紀に今も伝わっている88星座が制定されて、それ以来公式な星座は増えていません」
星空の投影が解除された教室は、一面の壁が窓になっている。その窓から見える『星空』に、教師は視線を向けた。
「でも、数年前に入植が始まった火星では、火星88星座が作られているところらしいですよ」
「え、名前ダッサ……」
「そういうこと言わない」
有人の惑星間航行が可能になってから百と数十年。テラフォーミングの技術革新により、人類はようやく地球外の惑星へとその住処を広げ始めていた。
「ここから見える星から星座を作っちゃだめかな」
「いいんじゃないでしょうか? 作るのは自由です。でも、惑星上で見たときと違って、私達が動いてしまっているので、自分の位置も記録して考えたほうがいいかもしれませんね」
この教室は、太陽系外の惑星への入植を目的とする移民団の宇宙船の一室にある。この窓から見える『星空』は、日々わずかに変わって居るのだ。
「うん、気をつける」
「作ったら私にも教えてくださいね」
その後、生徒は友人たちとともに、「化け猫座」「プリン座」といった星座を作り出していく。
教師は面白がって船の航海士たちにそれを見せ、よく考えるものだと微笑ましく見守っていた。
まさか、その後数十年経って惑星間航路となったその道で、その星座たちが非公式ながら目印として語り継がれていくとは夢にも思っていないのだった。
2023.04.05
星空の下で
6月のある日、蛍を見に行こうということで山奥まで行ったことがある。
夜になって川沿いに行くとぽつぽつと光があった。
それら全て蛍だった。さらに川の音や虫の音。自然の音が沢山して心地よかった。
そして親が
「星も綺麗だな~」と言ったので上を見た。
空を見て唖然とした。綺麗すぎて言葉がでなかった。星で埋め尽くされた空、1つ1つ光の強さや色、大きさが違う。それでもこんなに綺麗に見える。
これが絶景というものなのか。そう感じた。
「パバ確かに凄いね!」
とパパの方を向くと、パパも上を向いていたのと、周りが暗かったのが重なって、首が消えた人みたい見えて「ヒェッ」と感じた。正直かなり怖かった。
蛍が綺麗だった事、星が言葉を無くす程凄かった事、自然の音を聞けたこと、お父さんの首が無くなったかのように見えた事。
これはきっと忘れられないだろう。
「おはよう、竹凛兄さん。」
「…おはよう、青雲。」
ガタンゴトンと規則正しい音が響く。そこに竹凛は青雲と向かい合って座っていた。二人の間にある大きな窓から外を覗けば、上も下も満天の星空が見える。その星空の中を走っている。
今竹凛と青雲は銀河鉄道に乗っているようだった。
竹凛が、夢だと気づくのにそう時間はかからなかった。すると青雲がゆっくりと口を開いた。
「本当の幸いってなんだろうね、竹凛兄さん」
青雲は窓の外を眺めながら、竹凛にそう問いた。
「竹凛兄さん、貴方はピアニストになりたかったのに教員という道を選んだ。それが正しいとか、正しくないとかではないけれど、やはり夢を諦めるというのは悲しいことだよ。せっかく才能だってあったのに。それは貴方にとって幸せなことなの?」
青雲は改めて、竹凛と向かい合った。竹凛は大きなため息をついて、困ったように笑った。
「そうだな、だけど」
竹凛は右手を目の前に持っていき、人差し指と親指で銃の形を作り上げ、青雲に向けた。
「それは、青雲に言わせるセリフじゃねーぞ。俺」
ばん、と青雲に銃を撃つ真似をする。すると目の前の人物はくすりと笑い、一瞬姿を霞ませ、次の瞬間には自分とそっくりな人間が座っていた。
「なんで分かったんだ」
「簡単だよ。あいつは本当の幸いなんて毛ほどの興味もないし、ましてや、俺の境遇に同情したりなんてしない」
「そうだったのか、じゃあ人選ミスだったな」
「誰を映したとしても同じだ。彼奴等はそんな空っぽなんかじゃないからな」
「随分信頼しているんだな」
「…それに、そんな後悔みたいなことを考えるのは俺しかいない」
「なるほどな」
すると竹凛によく似たその人はまた窓の外に目を向けた。
「美しい世界だよな。この世界」
「この世界って、この夢の世界のことか?」
「少し違う。この世界はあんたが諦めたものを寄せ集めた世界だ」
「そうか、なら納得した」
「何が?」
「この世界が美しいことが、だよ」
彼は竹凛のその言葉に首を傾げた。
「気になっていたんだ。なんでこの世界がこんなにきれいなのか。ここは、謂わば要らなくなったもの置き場みたいなものだろう?いらなくなるということは、それはガラクタじゃあないのか」
すると竹凛は大きな声を上げて笑った。その姿に目の前の彼はキョトンとした表情を浮かべた。一通り笑い終えると、竹凛は一息ついて、目の前の彼に微笑んだ。
「夢を見ることは美しいことだ。だけど、俺は知っている。夢を諦めることだって同じくらい美しく尊いことだと」
「悲しいことではないのか」
「全てを手に入れようとするほうがナンセンスだ。だったら決して手放せないものを一つか二つ作ったほうがいいに決まってる」
「横暴だな」
「それが俺だと、俺を模したのなら分かるだろ」
「ははは、そうかもな」
それから竹凛は目の前の人物と取り留めのない話をした。電車はどこまで行くのか、銀河鉄道のように駅に停まるわけでもなく、ただこの美しい世界を、規則正しい音と共に走っていた。ふと、ガタンゴトンという音が一段と大きく響いた。
「そろそろ、お前の目が覚めるな」
目の前の人物は少し名残惜しそうにそうつぶやいた。
「最初は少しむかついたけど、結構楽しい時間だった。ありがとう」
竹凛が楽しそうにそう言うと、目の前の人物はああ、と言葉を漏らした。
「こうなるのか」
「?」
「種明かし、僕はね、君が切り捨てた、ピアニストとしての君だ。まさか、こうして話すことができるとは思っていなかったけど、案外いいものだね。だけど、もう懲り懲りだ」
少し寂しくなってしまったと彼は小さく笑う。
「こういう言い方は陳腐で好きじゃないだろうけど、伝えておくよ。…君の選んだ道だ、がんばれ」
「待っ…」
車窓から眩い光が差し込み、あたり一面が見えなくなる。そんな中、竹凛が最後に見た彼の顔はとても綺麗な、笑顔だった。
竹凛が目を覚ましたとき、そこはいつものベッドの上だった。時間は、まだ夜の2時をまわったばかりで、空気は静まり返っていた。竹凛はそっとベッドをぬけ、カーテンを開きながら空を見る。空には静かに星たちが輝いていた。
さっき、見た夢を思い出す。もう、薄れ始めてしまっている、あの一瞬の夢を。
次のまた夢で会えたなら、満天の星空の下でまた、あの彼にさらに諦めた夢の話でもしてやろうと、夜空に一等光るあの星に誓った。
星空の下で
墨を撒いたような視界と
ランタンのようなあなたの声
ねぇ、空に逃げようか。
月が太陽に変わるまで。
あなたの灯で
一歩先が少し明るくなったよ
私たちは立ち上がって手を繋いだ。
お守りに、とあなたが付けてくれた
耳元の小さな鈴が鳴った。
今夜、2人で探す生き先は。
テーマ“星空の下で”
ふとどうしようもなく
どうしようもない時
気持ちがモヤモヤしている
そんな時
特に理由もなく
空を見上げる。
瞬く星々は、ただ其処で輝いているだけ。
都会ではない。
何も無いようで、そうでも無いような田舎町。
コンビニは24時間営業しているし
何も無い事はない、田舎町。
だけど、都会みたいに
ギラギラしている訳ではないから
星はそれなりに見える。
季節により、見える星座は違うのだろうけど
そこ迄詳しいわけでもなく
多分、アレが、オリオン座
多分、アレが、北斗七星
ってくらいしか分からない。
しかも、合ってるかどうかは謎。
まあ、星座なんて分からなくても
とりあえず、星はキレイだなーとか思う。
そして、結構な時間見上げていたら
「っ……」
首が痛くなってきた。
星空の下で、間抜けな私。
おとなしく、家に戻ろう。
星空の下で夢を描く
・星空が映える所で眠りに就こうとしても、普段見ない空と星の美しさに、どうしても眠れない。
そういう時は、羊の数を数えるのが一番だ。
羊が一匹、二匹、三匹…と、星空を駆け巡る。その羊たちに誘われ、星空が綺麗な夢の世界へしばし旅に出る。
・一人、手を組んで星空を見上げる人がいた。
その人はたくさん夢を持っていた。なりたい職業とか、挑戦したいこととか。
だがそれらは気持ち的にも金銭的にも社会的にも、実現は難しいものだった。
それでも諦めはしない。なぜなら星空は変わらず綺麗だからだ。どんなに状況が変わろうが、宇宙は変わらない。星々は私たちを見てくれている。
そんな壮大な宇宙からの奇跡である流れ星にそっと、願い事をするのだ。夢を現実にするために。
星空の下で恋をし、
星空の下で別れを告げ。
星空の下でミサイルが飛び。
星空の下で兵士が泣く。
星空の下で家族の温もりを味わう。
星空の下で一人の自宅に帰ってくる。
#星空の下で
数限りない星々から何万もの星座をつくった遥か遠くの人々に思いを馳せながら今日も鮮烈な光の広がる都市という星空の下で仕事をする
星空の下で
今にも消えてしまいそうな
白い肌を持ったあなたがいた。
君のおかげで汚れていた心も完全に癒えた。
そして気づいたら抱きしめていた。
薄暗い部屋で起き出す
たまらずくしゃみが一つ
外の世界はもう春らしい
花粉が鬱陶しいな
ちょうど日付が変わった
/星空の下で
君にはじめて会ったのは
二十年前のおとついの星の夜
星あかりなんて
街の灯に消されるね、と
くやしそうに笑って砂浜に裸足
まだつめたい海の水を蹴った
流れ星のような女(ひと)だった
願いをつぶやきながら
君の軌跡をみおくって
ぼくはまだ地上にひとり
君にまた会えるとしたら
おとついの先の二十年の夜の星
世間なんかお構いなしの
宇宙人みたいなきみ
流星のしっぽは消えない尾を引いて
ぼくにいつまでも刻まれてる
星空の下で
友達は星が大好きだった。
よく天気のいい日は一緒に見に行っていた。
今日は私一人だけだ。
本当は隣にいる予定だったがいない。
原因は交通事故に巻き込まれた。
気がついたら 涙がながれていた。。
友達はどの星から見守っていてくれているのだろう。
星空の下で
あなたのことを
ずっと想ってます。
大好き。
ただそれだけを
想ってる。
君はさっきからずっと変わらないから、余計に自分が変わっていってるんだって思う。
ずっとこのままでいたいのに。時間なんて進まなくていいのに。
いつか君をずっと向こうへ置いてっちゃうんじゃないかって、怖い。
どれだけ待ってって言っても待ってくれない。止まんない。
せめて、置いてってもいいから、また会えたら…なんて。
…また会うことなんてできっこないよ。だって、今もずっと遠くへ行ってるんだもん。
今もどんどん離れてってるんだもん。
私は君と同じでいたい。でも…無理なんだよね。
嫌だよ、待ってよ、まだ君といたいよ。この星空の下でまだ君といたいんだよ。
お願いだから…
星と初めて会った私 星 のお話
星空の下で
寝転びたい。
しかし、街灯の多い現代では、
それすらも叶わないところが多い。