星座』の作文集

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星座』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/5/2023, 4:32:57 PM

昔の人の目印だったというそれは、建物で覆われ行きがう光達のせいで姿すらも見えなくなってしまった。キラキラと光り輝くたった一つのそれは、どこか寂しそうにただ浮かんでいる。


私は、あまり空を見上げるのは好きでは無い。
身長が小さいから、上を見上げると首が痛いとかそういうちょっとした理由もあるけれど、見上げた時に目に入り込むあの空の広さが苦手だった。途方もなく、どこが終わりなのかすら分からない。もしかしたら、目の前のここが終わりで、そのちょっと横が始まりなのかも、なんてそんなことを考える。

空の始まりと終わりは一体どこにあるのだろう。
空を見ていると人間は、とてつもなく小さいんだろう。その人間が作り上げた国も、私たちからすれば大きくは見えるけど、やはり空から見ればまだまだ小さいのだ。
私たち、人間には終わりがある。それを私は理解しているから、終わりのない空のことを気味悪く思う。終わりがなければ、一体全体どうやって日々の突然に湧き出てくる虚無感や、得体の知れないものに体を蝕まれる違和感に、耐えられるのだろうか。
終わりとは、そこで一切合切を断ち切って、無に帰るものなのではないだろうか。もし空に終わりがないだとしたら、それは何と恐ろしいことなんだろう。
空はいつだって何も言わずにただ美しい色だけを描き、私たちを飲み込んでいた。



その日は、いつもと同じように、空から夜が降ってきた。
冬に近付いたからか日の光が隠れるのが早くなったと感じる。まるで、夜から逃げるように。もしかしたら、夜が逃げているのかもしれないけど、なんて、そんな事を考えながら、すれ違う人たちの顔を見て歩いた。
疲労、怒り、喜び、無、様々な事情を抱えた顔で人々は歩く。誰一人として空なんかを見ずに、ただ早足で、この人混みの中を抜けたいと逃げるように歩くから、何となくまた逃げる日の光を思い出した。きっと人間もみんな、いつも何かから逃げている。
逃げて焦って必死にもがいている。
インスタから流れてくる、元同級生達の旅行に恋に勉強にと、キラキラした日常を見てから、ただ只管に仕事に明け暮れる毎日を過ごす自分と比べて。それから、自分より上手く生きれる後輩を見て。毎日意味も分からず頭を下げ続け、自分の頭皮を相手に見せつけるだけの。そんな、子供の頃に描いていた大人とはかけ離れた自分を見つける度、人間はみな逃げ惑う。
そんな私たちを、決して逃がさないようにと、空がこの世界丸ごと閉じ込める。
みんな、自分が檻の中にいるってことに気付いてはいない。空はずっと広くただそれだけのものだと思っている。始まりもなければ、終わりもないような、そんなものが、ただ広いだけなんて、そんな面白くもないことは絶対に有り得ないのだ。


私は、空を見る。
好きでは無い空を、けれど、嫌いでもないこの空を。

暗く、何も映さない空の中に1つ、ぽつんと光が見えた。それが星だと気付いたのは、数分後の事だった。光り輝く街の光はいつも空の中の光をかき消す。私は、星を見たことがなかった。この地上の光だけに包まれ、空を見ることもあまりせず、興味もなかったから、名前は知っていても姿を見たのは本やテレビで載っていたものだけ。
それだから、最初は飛行機かなにかだと思っていた。けれどいつまで経ってその場所から少しも動かないから、やっとこさその時に星だと気づいたのである。



その星に、どこか大層惹かれた自分が居た。
その正体が何かを知りたくて、初めてプラネタリウムとやらに行ってみた。そこには、私の知らない世界が沢山広がっていた。まるで、空に穴が空いたみたいに沢山の星がキラキラと光り輝いていた。空の始まりがあるとしたら、あの1番光り輝く星なのかもしれないな、なんて沢山の光の粒を見ながら思った。
夏の大三角形、とやらを教えてもらった。この地上に沢山の光がある場所では絶対に見えないその星座が、酷く目にこびりついた。



空は、私たちを閉じ込めているのではなくて、私たちに引き止められているんだろうか。
空も星も実は、大きな布で出来ていて、星を描いたその色の変わる布はいつも地球を包んで、抱えている。だから、きっと逃げ出すと、地球を包んでいた布は抱えることを止め、その結果私たちは落下していき、そして、何時しか割れてしまうんだろう。
もしかしたら、あの星の輝きは綻んだ布の間から見えた外の世界の光かもしれない。
点と点を繋いで作ったあの星座とやらは、私たちとこの空を繋ぐ唯一のものなのかもしれない。
私たちが、自分を見失わない為の、生きるための目印。
そして、空が地球を落とさないように、必死に耐えて生まれた綻び。

空の外にある世界に、行きたくならないように、空を私たちの中に引き止めるために、地上に光を灯し、空の外からの何かを消したような、そんな気がした。
心の中に適当な点と点を繋いで自分だけの星座を作ってみた。
これは、私だけの今日の終わりだろうか。これがここにくれば、私の今日は終わる。そうした目印になる。
生きるための、そして空を私たちの手元にずっと置いておくための、目印に。
私は少しだけ、空が好きになった。







────────
空がテーマみたいになってしまいました。
しかし、空がないと星は生まれませんからね。良しにしませんか?




そういえば、この前道端に放置された犬のうんちが、バイト先に行く途中、見る度に地球の肥料になって行くのを見て、あぁ、生きてるなぁって思いました。
乾燥して、色が変わり、綻んで崩れていく。人間の心みたいと思いました。
そう考えると、いや、うんちからどう繋がったは謎ですが、人間の心はどこか空のようですね。
沢山の色に移り変わり、決して終わりの見せぬその広さ。キラキラを灯したかと思えば、直ぐに他者からの光に負けて見えなくなる。

10/5/2023, 3:56:43 PM

『秋風』

疲れすぎた夏が
気づいたら何処かに行ってしまった


仕事の帰り道
何気なく空を見上げると
半分以上欠けたお月さま

あれ
この前 満月だったはずなのに
もうこんなに欠けちゃったの?
なんだか 意味もなく
寂しくなっちゃうよ

そんなことを ぼんやりと
考えていたら
風に乗って 急に 突然に
秋の匂いが やってきた

(あぁ 久しぶり 元気だった?)

こうやって また1年が過ぎていくんだね
そうやって また 過去が増えていくんだね

もう一度空を見上げる
こどもの頃から変わらない星空

きみたちはまだ元気なのかい?
それとももう既に思い出の中なのかい?

秋が ざわざわっと追い越していく
もう 秋になちゃったんだね
気づかなかったな

秋の匂いを吸い込んで
ゆっくりと深呼吸を ひとつ

明日は上着を一枚増やそうか

夜空の星たちは
キラキラと秋風に揺れていた

10/5/2023, 3:51:01 PM

小さい頃、星座は英雄たちの成れの果てだと聞いた事がある。
あの頃は、星座になった英雄たちはどんな事をしたんだろうかとか、あの形は名前通りには見えないぞとか、いろんな事を考えたりしながら星空を眺めていた。

いまや星空どころか、空さえもろくに見上げていないつまらない男になってしまった。
まぁでも、こういうのは良い機会だから、また星空を眺めて物思いでもしてみたいと思った。

10/5/2023, 3:49:32 PM

星座

今も昔も、同じ景色を見られているって、
なんかすごく神秘的に感じるな。

オリオン座しかわかんないけど。

10/5/2023, 3:26:30 PM

星座

「死んだら星座になりたーい」
「そんな偉大なことしてへんやろ」
星の見えない東京の街で、瞼に星をうかべる。
「いいじゃあないですか。幸せなら」
「幸せやったら星座になれんの」
「おれ北斗七星希望!!」
「もはや星座やない」
秒針が進む音が木霊する。林檎の皮を剥きながら、漠然と思った。
「お前、死ぬんやなぁ」
「……そうだねぇ」
「見てるさかいなぁ、ずっと、ずっと」
「何を」
「北斗七星」
窓際は冷たく、彼はそっぽを向いて寝ている。何かを言わなければいけない気がして、言ってしまえば、彼を傷つけてしまう気がした。
「やっぱオリオン座がいいー」
「荷ィ重いわ」
彼は死ぬのだと思った。笑った。

10/5/2023, 3:24:16 PM

『とある天文学者の見解』

とある天文学者は星座をこう説明した。

「誰かの人生であり、誰かの宝物であるもの。それが星座だ。」

夏の大三角や、魚座乙女座蠍座
アンドロメダ座とかは有名処。少し面白いテーブル山座はあんまり知られてないかも。

今、僕がベランダから見ているのはヘルクルス座。
全天で五番目に大きな星なのに、構成する星はいずれも三等星以下の暗めな星ばかり。
英雄ヘラクレスの姿を星座にうつしたものにしてはいささか寂しい。

英雄ヘラクレスは何を思って戦ったのだろう。

からからした風が、星座を見つめる僕の瞳を柔らかくつんざく。
ひとしきり静まり返った夜。月夜の梟の声は、少し寂しいものと思える。
懐かしい東京の黒い空は明日の曇天を知らせていたのだろうか。


_東京に上京して早半年。辛い時はいつも夜空を眺めていた。
涙ながらに天にすがって、「明日は大丈夫」と乾ききった風に頬を撫でてもらう。
小さい頃から勉強して、天文学者になった僕は都会の灯りに嫌気が指していた。
キラキラした雰囲気にも午前二時を回っても消えぬ灯りにも、心は疲れきっていたんだ

そんな時こそ星に助けてもらおうと思っても、星は人工の灯りで見えないし。
じゃあ室内でプロジェクションマッピングの星空を見て寝ようと思っても、外の声が煩くて眠れない。

_結局疲れて故郷に帰ってきた。
故郷は暖かく、心の隙間が埋められていった。

東京では聞こえなかった梟の声も、見えなかった星空も、会いたかった人々も、
全部全部、ここに在った。

故郷に帰ってきてからはもくもくと研究に取り組んだ。
新しい星を見つけよう!と奮闘して何年も調べ続けた。
その結果、ある星座の近くに星を見つけた。
少し青く、消えてしまいそうなほど暗いけれど確かに存在している星が。
僕は声を震わせた。やっとの思いで見つけた星だった。
しかし、その星は近くにあった他の星の超新星爆発により亡くなってしまった。

愛していた星を初めて嫌いになった瞬間だった。

まぁ、その数時間後にはまた大好きに戻っていたんだけれどね。

_星はやっぱり面白い。
冷めかけのコーヒーを啜りながら何回目か分からない思想を繰り返す。

とある本のページを捲りながら、また星に想いを馳せる。
ああ、星座のエピソードは全てまとめたら何ページになるのだろう。

悲しいものからおちゃらけたものまで様々だ。
まさに生命を象徴するものの一つだと思う。

本でなくとも物語を得られるとは何とも芸術的だ。
星はもしかして昔からあった大図書館だったのだろうか。
そうだとしたら面白い。自分もその時代に生まれてみたいものだ。

後味が悪くなりつつあるコーヒーを飲み干し、彼は寝室へと帰る。
彼がその晩見た夢はヘラクレスと会う夢だったとかなんとか。


お題『星座』

織川より
お久しぶりです。織川です。めちゃくちゃ時間おいての登場です。不定期になりすぎですね。待ってくれていたお方々すみませんと同時に有り難うございます。ですが、実はまだまだ不定期になりそうです。理由はまぁ…勉強ですね。はい。お勉強してきます。
というか最近またスランプ気味です。話の持ってきかたが不自然すぎますね…読みにくい作品になってしまっていると思います。すみません…

10/5/2023, 3:23:26 PM

こうなったら踊るっきゃねえ。

 玄関で立ち尽くした私は決意した。
 そうと決まれば善は急げだ。パンプスを乱雑に脱ぎ捨て、両手にスーパーの袋を持ったまま猛然と冷蔵庫へ突っ込むとささっと野菜やら肉やらを手早くしまい、やっぱり気になって玄関に戻りパンプスをそろえて並べ、そのままぐるんと身をひるがえし勢いよくリビングへと飛び込む。つるつる滑るフローリングに摩擦力でブレーキをかけて止まると、すっ、とポーズを決める。ダンスを始める前の待機ポーズだ。もちろんダンスなど習ったことはないので、これはなんちゃってそれっぽいポーズである。なんだかずいぶん優美な形になってしまった。まあいいか。
 上げた右手を勢いよく撫で切るイメージで振り下ろす。体をひねり、回り、足を軽快にたんたんたんと鳴らす。あとはもう全部適当に、体が思うままに、おまかせで。
 ベランダの窓から差し込む夕日がまぶしい。きゅっと目をつむり、そのまま踊り続ける。マンションの一室で狂ったように踊っている人間がいるなどとは、きっと外にいる誰もが思いもしないに違いない。いや、階下の住人だけは気づいているかも。不在にしていてくれたらいいんだけど、と思いながら、延々踊る。今の私は誰のためでもない、自分のためだけの私だ。
 
「あははっ」
 
 息切れの混じった笑い声がこぼれた。
 おかしな動きになっているだろう。きっと目も当てられないほどにひどい。でも、楽しかった。ずっと腹の奥で凝り固まっていたなにかがほぐれて溶けていくような感覚がして、驚くほどに清々しくて、気持ちがよかった。
 ひとしきり踊って、体力が尽きたところで、私はようやく動きを止めた。へろへろと床に座り込む。
 さすがに疲れた。もう動けない。
 
「はあ……」
 
 結んだ髪を雑に解く。日はどんどん沈んでいって、気づけば窓の外にはわずかに残照があるばかり。ぼんやりと眺めながら、電気もつけないまま、暗い部屋の中で黙って瞬きを繰り返す。なんだか冷えてきた。荒い息が落ち着いて凪いでいくのを聞きながら、ソファーにもたれかかる。少しずつ重たくなるまぶたに抗わず、ついに完全に閉じようとしたそのとき、ぱっと床の上で四角い明かりが灯った。
 一瞬だけ夢から覚めたように意識がはっきりする。床に放りだした鞄から滑り出たらしいスマートフォンが、煌々と真っ白な光を放っている。ホーム画面には通知が一件。
 
『踊りませんか』
 
 幼なじみからのメッセージだった。
 たった一言、それだけで意図を把握する。すなわち――『憂さ晴らしに遊びに行かない?』、だ。
 ちょうどいい。思わずにま、と笑みが浮かんだ。なんてタイミングがいいのか。
 返事をしようとのたのた床を這うようにしてスマートフォンに手を伸ばす。けど辿り着く前に膝から力が抜け、無様に突っ伏した。想像以上に体力を消耗していたらしい。運動不足かそれとも歳というものか、あるいはどちらもか。とてつもない疲労感。
 
 ――返事は休んだあとでもいっか。
 
 放置されたスマートフォンが、急速に明かりを落とし暗くなる。部屋はまた一段と濃くなった闇に沈み、私は今度こそ黙って重たいまぶたをゆっくりと閉じた。



(お題:踊りませんか?)

10/5/2023, 3:16:55 PM

今から16年前

長女が、1年生の夏休み

なにがしたいか聞いた

星について知りたいと

彼女は言った

その夏は

家族で

星祭に行った

手作り望遠鏡を作るあの人や

長女が嬉しそうに

輝いていた日

望遠鏡の業者の方が用意した

高そうな望遠鏡で見た星は

赤い星で

みんなで代るがわる覗いた

大切な思い出

10/5/2023, 3:09:30 PM

#星座

空にきらめく
光のつぶたち

時に優しく
時に寂しく
そして
時に悲しく
静かに瞬く

私は
星に祈る
星に願う
そして
星に感謝を
今日一日の安寧を

10/5/2023, 3:05:52 PM

『水瓶座のあなた! 今日の運勢は絶好調! 何もしなくても運気が舞い降りて来るでしょう』

急に今朝見たニュース番組で流れた『今日の運勢』を思い出した。

確かに今の私には運気が来ている。

あの占い師、当たるんだと感心していると隣から視線を感じた。

「な、なにか……」

緊張気味に答えると彼はニコッと笑い、「よろしくな」と軽々しく口にする。

「よろしく……お願いします」

たかが占い。されど占い。

ずっと好きだった彼と隣の席になれた。

それだけが真実。



"星座"

10/5/2023, 3:05:26 PM

いつか来たはずこの場所は、変わらず星が綺麗。

鞄から星座の早見表を手に取る。

かつて隣にいたはずのあの人が、私が小さい頃に教えてくれたこと。

北斗七星から、うしかい座へ。

そこから更に線を延ばす。

    
   「恒星“スピカ”
        おとめ座の1等星だよ。」


不器用で少しキザな、あの人の言葉を辿りながら。

【No.8 #星座】

10/5/2023, 3:04:18 PM

踊りませんか?


「うふっふー」
ガチャン、と自販機から吐き出された緑茶のペットボトルを拾う。
「懐かしいですね」
「知ってんだ? 世代じゃないでしょ」
「CMで」
あーこれね、とお茶を掲げる。缶コーヒーで指先を温めていた部下は、思い出すように首を捻った。
「何でしたっけ、なんとかの勲章とか」
「それは違う曲ね」
「え?」
「CMでしょ。2曲が上手いこと繋がってんだよね、あれ」
「え……初めて知りました」
あはは、と笑うと息が白く凍った。





巡り会えたら


運命の人。

恋愛とか結婚とかそういうのは置いといて、人生を変えるきっかけをくれた人。
例えば、小学校の先生。パン屋さんになりたい、だなんて幼い夢をあしらうことなく、真剣に道筋を示してくれた人。
例えば、高校の友人。小麦アレルギーで、パンなんか見るのも嫌で、でも本当は誰よりもパンに憧れていた人。
例えば、働き始めたホテルの料理長。甘えと妥協を易々と見抜き、厳しく指導してくれた人。

貴方もきっと気づく。運命に。




奇跡をもう一度


「君に出会えたことは奇跡だった」

なんでよ。馬鹿じゃないの。そんなクサイ台詞。キャラじゃないし。
走って、走って走って走って走って。
人波を走り抜けて、時々ぶつかって、謝りながらまた走る。息が弾む。喉が干上がる。
足が絡まって転びかける。何とか持ち直すけど、足が止まった。それでも顔だけ上げて周囲を見回す。人、人、人。その中に彼の姿はない。
奇跡だっていうなら、もう一度起きろ。
悪態をついて、また駆け出した。

10/5/2023, 3:00:33 PM

星座、誕生日、血液型、画数、干支…占いって色々な種類があって矛盾することもある

どの占いを信じたらいいの?
結局占いなんて嘘なの?

当たりそうな占いを信じればいいと思う
その時の気分で変わっていい
好きな人と星座占いの相性が悪ければ血液型でチェック
それでもダメなら干支で
それもダメならいっそのことタロットカードもあり

私がいちばん信じてる占いは厄年
これはマジでやばい
星座占いで1位の日でも厄年が絡んでくると星座吹き飛ぶから

だけど自分が信じるものは自分で決める
それでいいじゃない

10/5/2023, 2:56:56 PM

幼い頃の記憶
祖父に連れられて見たしし座流星群
田舎の空に広がる満天の星
思い出すとその時の感情が蘇る
懐かしい記憶はどうしてこんなにも
胸を締めつけるのだろう

10/5/2023, 2:55:22 PM

【星座】

「星ってさ、綺麗じゃん」

「うん」

ふと、思い出したかのように、彼はぽつりと言葉を零した。
相槌を返して、続きを待つ。
ずっと遠くで輝いている煌めきは、手を伸ばしても届きそうに無かった。
なんとなく上に伸ばした手が、空を切って下に落ちる。

「俺、星になってみたいんだよね」

「そうなんだ」

辺りは人工の明かりひとつなく、暗闇に包まれている。
風に吹かれて擦れ合っている草の音と鈴虫の声が控えめに満ちていた。

「嫌だったら全然いいんだけどさ、お前と一緒だったら嬉しいなって思ってるんだよ。だからさ、もしよかったら…」
「いいよ」

最後まで聞くこと無く、私は返事を返した。
先程よりも少し早口で言葉を紡いでいた口が閉じられる。
ちらりと横目でどんな顔をしているかを確認すると、案の定何か変なものでも食べたかの表情をしていた。

「顔、変になってるよ」
「いや…お前それで良いのかよ」

良いから「いいよ」と言ったというのに、何を戸惑っているのか。
その事を伝えると、諦めたかのように彼は手を広げて後ろに寝転がった。
背の高い草がクッションのように彼の体を包み込む。
まるで隠されているかのように、あっという間に体が見えなくなった。

「明日、満月らしいからその日にするか?」
「新月のほうが好き」
「新月? ま、それでもいいか」

明日もここで集まって満月見ようぜ、と彼が言った。
その言葉に無言で返す。
長い付き合いだ。無言が肯定なことなんてとっくの昔に知っているはず。

沈黙で満ちた場には、連なる星星がただ輝いていた。

10/5/2023, 2:43:51 PM

星座


  夜

  独りで歩く

  ねぇさみしいよ

  独り言

  オリオン座が見える

  星座はそれくらいしか知らない

  君は何処かに行ってしまった

  生ぬるい風が

  肌を触って消えていく

10/5/2023, 2:41:25 PM

星座

満天の星空
人は星と星を繋げて絵を作るけど
私には全然わかんない

ここと、ここと、これを繋げたら
クマに見えるよね
なーんて言われたって
イマイチピンとこない

直線を繋げて見て
何に見えるかなんて人それぞれ
それに
ここは星が多すぎて
取得選択なんてとてもできないや

それでも人は
星座に願いをたくし
人の運命を占う
それもひとつのロマンなのかな

10/5/2023, 2:29:41 PM

あたりは純白の霧に包まれ、時折聞こえるせせらぎに耳を澄ませば、その虚空からきこえる古の音色は静かにその身を打つ。
此処は銀世界。人は神々が住み、戦場に散った勇ましき英雄達が終わらぬ祝宴をあげていると信じる場所。
ヴァルハラとも呼ばれた天空は、いまや一つの少年のものだった。彼の名はカムパネルラ。オーディンより推薦され、一筋の彗星とともに夜空を彩る星々となった者。

そして、空に住まう者たちに、永遠からの解放をもたらす者。今の名を、Benedictio ベティオという。

僕の生前は、賢い少年だったとベティオは語った。そして友人を助けて溺れ死んだが、親友の行末が気になるのだとも。

そして、他のたちも彼にその生涯を語って聞かせた。

永遠の祝福は、決して手放しで喜んでよいものではない

矢を射るケンタウルスは、聡明で、彼に全てを教えた。

彼自身、星座は神の悪戯のふしがあると貶し、しかし多くの偉大なるものとの巡り合いには、感謝せねばと笑った。彼は師を務めていたことがあるらしい。

蠍にも、獅子にも会った。彼らはヘラという神の使徒だったが、向かった先で殺されてしまったという。

今思えば、あれも神の一興だったのだろうと呟いていた


ベティオは聡明な少年だった。

オーディンの鴉が目をつけるほど、彼は全てに長けていた。状況に甘んじることは無く、親友には最後の邂逅を果たした。

だからこそ、彼は皆に祝福を与えることにした。

永遠の祝福という鎖に縛られ、死してなお神の遊戯に使われるものたちを、彼は心の底から憐れみ、自らがその立場にあることに強い怒りを覚えていたのだ。

すべてを受け入れ、抵抗の意を見せたベティオに、神々はあっけなく天空を明け渡した。

そして、今彼は粛々と別れの儀をとりおこなおうとしていた。

一片の欠けもない漆黒の石板に埋め込まれ、装飾を彫られた翡翠にアメジスト、多くの玉石は天が照らす光に瞬き、うつくしかった。
それはまさしく星座に、夜空を輝かせ、民を導く役目を果たし続けてきた偉大なる者達の光。

ベティオは不意にこの光を失うことを酷く恐れる気持ちに襲われた。それは彼が今まで経験してこなかったもの

周りが知らず知らずのうちに彼に課していた重圧。

それは彼を苦しめたが、ここまでのものではなかった。

今彼を苦しめるのは、初めて自分が、自分から誰かを救うのだという自負。

ベティオはまだ少年だった。


「ベティオ」

! 射手座の声が、今日はやけにはっきりと聞こえた。

射手座の重厚な声はベティオに全てを任せると物語っていた。ここにきて、知り合い、寝食を共にした仲間達。

多くの想い出は、決して消え失せることはない。

時は、彼等から何も奪えはしない。


『ut benedicat tibi (祝福を) 』






【星座】

10/5/2023, 2:28:12 PM

キミの涙に約束しよう…
別れじゃなくて…
これが出逢いさ…
キミのために僕は強くなる…
あの空を見上げて…

Another Orion 藤井フミヤ

例え僕が間違っていても…
正直だった悲しさがあるから…
ウオ…ウオ…ウオ…
流れていく…

流星 吉田拓郎

星に願いを ウォルト・ディズニーとか

星座にまつわる唄は多数ありますね✨

コブクロの流星も好きです

日本一星が綺麗な町が長野県にあるそうです!

私は長野県ならどこもそうだなぁ…って…✨✨✨✨

松本市内でも諏訪でも野辺山や小谷村はもちろん…🍀

星空の守り人に感謝して…

おやすみなさい✨✨✨✨✨🍀

10/5/2023, 2:27:46 PM

そんな彼の帰り道。
ふと空を見上げると、星達が綺麗だった。

彼は足を止め、魅入ってしまう。
なんの星座だろう?

彼は何故か気になり調べてみる事にした。

ペルセウス座か。

今まで気にした事なかったのに、
何か気になるな。

彼は不思議な感情になるも、
帰路に着くのである。

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