『星が溢れる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今夜の空は、星が綺麗だ。
君もみているのだろうか、この空を。
この、星が溢れる空を。
空の上から…
「ちょっと待て。」
ここで?このタイミングで?嘘でしょ。
いやしかしここは引くタイミングだ。わかってるさ。
何やら良いアイデアでも浮かんだらしい。
使い込まれたノートへと軽やかにペンが走る。
暗めの色をした彼女の目がキラキラ輝き
まるで宇宙が星々を生み出しているようだ。
おあずけは残念だがでも自分の心は穏やかに拍動する。
君の目から星が生まれて
俺の心から星が溢れていく。
そうして溢れる星が無くなったら
また君の気を引こうと思う。
手を噛むなんてことはしないけど
キスくらいは許して。
今度は驚いた君の目から星が溢れて
俺の心から星が生まれていく。
星が溢れる
答え合わせをしたい
あの日あの場所失った記憶を
死んで尚も思い出していたい
この魂に釘付けていたい
*
何かの使命を握ってこの地へ降り立ったのだ
がむしゃらに傷をつけ何かを空へ持ち帰るべく、
必死に学んでここまできたのだ
彼らの与えた波紋のような
小さく揺れるこの記憶を
揺蕩い遺したこの言葉を
忘れてはならぬ
忘れてはならぬ!
仕事帰り
残業明けでもう日が昇りかけている
もうやめたい
心の中は闇に覆われる
家に着いてすぐベッドに倒れ込む
そして意識は遠のいていく――
気づいたらもう夜だ
久しぶりの休みもこうして消えていく
だけどたまにはいつもと違うことをしてみたい
そう思い立ち、寝起きの体を起こす
──ほこりをかぶった古いピアノ
布でほこりを払い、蓋を開ける
何年ぶりかに座るピアノ椅子
鍵盤に手を置く
それらは妙に僕の体に染みついていた
指の運動もせずに鍵盤をゆっくり押し込んだ
「月の光」
やっぱり昔よりも全然弾けない
そこにはどこか暗さがあった
情緒的なこの曲には合ってない
希望を見いだせない夜
そんな感じだ
そうして何だかんだで弾き終える
次はもう少し明るい曲を弾いてみる
「ため息」
鍵盤に触れるたびに僕の心は揺れる
そしてだんだんと昔の感覚を思い出してきた
ピアノを弾くのが楽しくて仕方ない
そのために僕は生きているんだ
そう思えていたあのとき
演奏が終わる
ふと窓の外を見ると満天の星々が見えた
(流石にできすぎてるだろ)
心の中でつぶやく
僕の心の闇夜にも眩い星々が煌めいていた
音楽に関係する文章は私下手くそですね
だけどクラシック音楽とか好きだったりするのでこれからも書いていきます(´▽`)ノ
売られたケンカは買う。
それが俺のモットーだ。
俺1人に対し相手は5人。
楽勝とまではいかないが、街では名の知れた方である。
リーダー格を潰せば早いだろと、口の中を血の味にさせながら殴る蹴るを繰り返す。
勝ち目が無いと判断した連中は一目散に逃げていった。
制服に付いた土埃をはたき落とし、そのへんに投げ捨てていた鞄を手に取るとふと空を見上げてみた。
1つ、2つと溢れる様に星が流れている。
流星群だ。
体の痛みがまるで和らいだかに感じ、その場に座り込む。
「たまには悪くねぇな」
そう呟いて無数の流れ星をしばらく見続けるのだった。
ある日、僕の庭に星のかけらが落ちてきた。
それもひとつではなく、いくつものかけらが。
星のかけらたちは、光と音で僕に訴える。
このままじゃ寂しくて死んでしまいそう。
だから貴方の手で、元に戻して、空に還して。
勝手に落ちてきたのはそっちだろうとか、
騒がしいのは嫌いなんだとか、
文句をたくさん言ったけど、彼らは聞く耳も持たず。
仕方がないから、星のかけらたちの言う通りにした。
同じ色のかけらを繋ぎ合わせて。
かけらが足りないからと、また庭に落ちてくるのを待ち。
その間に、話をしてとせがんでくる彼らの話し相手になったりもして。
気がつけば、僕の庭は星でいっぱいになっていた。
かけらたちはみんな元通りの星になったのに、いまだ空に還ろうとせず。
そのことに、何故か少しだけ安堵する僕もいて。
騒がしいのは嫌いだったんだけどな、と零したら、
賑やかなのも悪くないでしょう?と星たちが笑った。
空より星が溢れる庭も、確かに悪くはないかもね。
彼らに聞こえないように、心の中で呟いた。
星が溢れる
涙が溢れる夜には
涙がこぼれ落ちないように空を見上げるんだ
私の涙は
キラキラ光り輝く星空に溶けていく
星が溢れる夜には
何百光年先の光たちがが今の私を癒すんだ
〖星が溢れる〗
もう数え切れないほどあるけど、まだまだ足りない彼との思い出。
彼は覚えてないかもしれないが私は覚えていることがあると思う。逆も然り。
「次のデートどこ行くー?」
「どこでもいいよ?」
「ねえ、考えてる?笑」
「考えてるよ笑」
「なんかしたいことないの?」
「したいことかあ。」
彼はしばらく黙り込んで私に言った。
「一緒に行けるなら何でもしたいしどこでも行きたい。」
「うーんと、、かっこいいねんけどさ?」
「ん?」
「ちょーっと違うねんなあ笑」
「え?笑」
「いや、かっこいいねんで?笑」
「ちがう?笑」
「だいぶね?笑」
こんな些細なこと彼は覚えてないんだろうな。
どんなに小さなことでも私には全部輝いて見える。
彼と私の間で溢れるほどに増えてく思い出。
できるなら全て覚えておけたらいいのにな。
星が溢れる(3月16日)
星が溢れる夜空
こんな夜空が僕は好き
暗くて怖い 夜は嫌いだけど
星が溢れるような夜空の日は
明るくて 世界が輝いているようで
僕は好き
星が溢れる
星というのは嘘の事だ
自分を着飾るための嘘
自分を守るための嘘
他人を落とすための嘘が
世界を乱反射させている
涙が溢れる
星は神がついた嘘だったのかもしれない
あの日深夜2時、
真っ暗な田舎道で空を見上げた。
2人で見た満点の星空。
時間がさらさらと溶けていた。
幾数の流れ星にそっと願いを込めながらキスをした。
私の願いが叶った瞬間だった。
――――星が溢れる
星を見ているとなんだか素直になれる。
すごく身近な友達に言えない悩みもポロって口から出てしまう。
なんだか、地球ではない他の星の人が自分の話を
聞いてくれてるみたいだ。
好きな人の好きな色をしている空に浮かぶ
甘い金平糖はこれから限られた私の恋心を包んでくれる。
#星が溢れる
星が溢れる
今夜はたくさんの星が見られるほど綺麗な空だよ
あなたと一緒にこの溢れるほどの星を見られるとしたら
あなたに『星が綺麗ですね』と言いたい
人混みの中を歩く、行き交う人々は夜空を見上げる。少年の僕もふと夜空を見上げると、流星が落ちた。
その流星が僕の額に落ちて、僕は魔力をゲットした。
この魔力は人を見つめると、必ず他人を殺せる能力だ。
時が過ぎて、僕は青年になった。
ある日、恋をした。
好きな人を見つめて殺してしまった。
だから、僕は人間をやめた。
そして、この地球の人間を一人残らず殺戮した。
死体の山から、恋した人を見つけた。
僕は切なくなった。人間をやめてから切なくなる感情は久しぶりだった。
僕はこの魔力に絶望して、死ぬことにした。
死ぬ瞬間に僕は流星になった。新しい宿主を探してこの流星は旅に出た、この大宇宙を。
今でもこの流星は飛んでいる。
君の額を目指して。
真昼には身を隠す美しさが 闇に花を咲かせた
人々はそれを見上げて言葉をこぼす
そして再び闇がひらけて 背中を押して去るように
姿を消した
【星が溢れる】
彼が
ほしとりにいくと言い出した
『星鳥によろしく』
なんだよ、それ、と彼は笑った
『うまく撮れたら、見せてくれよ』
まかせろ、と彼は
見慣れない道具を担いで
意気込んで出掛けていった
それっきり、帰ってこない
彼は【星を採り】に行ったのだ
ここを出るときには、
もう、僕より狂ってた。
↦↦↦↦↦↦↦↦↦↦[それからそれから]
星採りは帰ってきた
もうむちゃくちゃ
腕は網とくっついてるし、
目なんか7つもある
『存外変わったじゃあないか。
星はトレタかい…?』
すると彼は得意そうに、
星は採れるかどうかではなく
採るか採らないかなのさ、と言った
彼の7つの瞳はキラキラと輝き
急に僕の方が化け物のような気がした。
[ホシガアフレル]
溢れた星を一つ一つ拾い集めた。
拾って、入れて。
拾って、入れて。
やがて籠いっぱいになって溢れ落ちる。
それもまた拾い集めて、でも溢れ落ちて。
なんでこんなことやっているんだろう。
途方もない繰り返しにやるせなくなって。
星の輝きが酷く鈍くて。
もうこんなことやめようと、星を手放したら
君が拾って渡してくれた。
そうだった。
拾い集めているうちに
僕の大切なものになったのだ。
もう落とさないように、丁寧に籠へ入れていく。
やがて籠の中は他の星たちに負けないくらい
大きな輝きを放った。
『星が溢れる』
星が溢れる
星が溢れる…二人で一緒にいるこの場所から、ふと二人は、夜空を見上げる…そこには、満天の星空が広がり、綺麗な星が溢れていた…「綺麗な星空だね」と二人で話し合っては、微笑み合い、肩を寄せ合う二人…このまま、こんな時間が永遠に続きます様に…そう綺麗な満天な星空に願いを込めたんだ…この時間が好きだから…
福島の星空は都内とは比べられないほどの星の数だった。
あの感動を再び!!と思い、都内のプラネタリウムをまわったが、福島の星空以上のプラネタリウムはない。
『星が溢れる』
満天の星空。降り注ぐシャワーのように星が溢れる空をベンチに座って2人で眺めた。
放課後、制服姿のまま遊びに行った帰り道。
2人しかいないような静かな公園で、日が変わる時間まで首を痛めながら2人で星空を眺め続けた。
______やまとゆう