星が溢れる』の作文集

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星が溢れる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/15/2023, 3:48:35 PM

星が溢れる

冬の満月の日
何気なく空を見た。

いつもはなんとも思わない
夜空だけれど

今日はなんだか
悲しくて
寂しいようで。
私の目に映る星空から
星が溢れた。
何ヶ月ぶりの
流星群だろう。

3/15/2023, 3:28:16 PM

個人的な意見だが

この世の食べ物の中で
チャーハンだけは
「不味い」という概念は存在しないと
思っている。

なぜなら
チャーハンは
ある一定の、満足という基準を
超えるか、超えないかの
ギリギリのラインの上を
常に行き来する食べ物で

例えばレビューサイトで
星が溢れるほどうまいチャーハン
なんていう物は
この宇宙には存在しない。

常に50点くらいを維持しているのが
チャーハンなのだ。

MAXで50点なので
あんかけチャーハンに改造されたり
半分にして、ラーメンと一緒に提供されることで
はじめて評価される哀しい食べ物
それがチャーハンなのである。

3/15/2023, 3:25:31 PM

空の中に星があるのではなく

ヒマラヤは星の中に空がある

ある人から聞いた

電気も何もないところでは

自然の美しさがよくわかるものだ

物が満ち足りて

便利な世の中になることは

時代の変化と共に変わっていくが

昔のままのほうがよかったと

少しさみしく思う時がある

3/15/2023, 3:14:00 PM

「……ん」

 両手をお椀みたいにしてくれと言われて従うと、色とりどりの小さな粒がいっぱいに降ってきた。

「これ、こんぺいとう?」
「そう」

 普段から口数の少ない彼はただそれだけを返した。
 どことなく窮屈そうに見えるこんぺいとうを、たとえば空に放り投げたら史上初の色付き星に変身して、毎夜眺めるのが楽しみになるんじゃないか、なんて絵本みたいなことをつい考えてしまう。
 でも、いきなりなぜ?

「わたし、こんぺいとう食べたいって言った?」

 サプライズを仕掛けるような性格ではない。絶対理由があると、長い付き合いでわかっていた。ストレートに訊いても素直に答えてくれないときがあるので、わざわざ回り道をした。
 やっぱり口ごもっている。よく観察してみるとうっすら頬が赤い。もしかして照れてる?

「……星」

 視線に耐えきれなくなったのか、ぽつりと彼がつぶやいた。偶然にも、さっきの妄想と重なる。

「星、ってあの、夜空の星?」

 頷いた彼は片目だけをこちらに向けた。

「星、掴んでみたいって前に言ってたろ」

 少し記憶を巻き戻して、あっと声を上げる。
 二人で遠出した帰り、ふと夜空を見上げてみたら思いのほか星が見えて、手を伸ばしながら子どもみたいなことを言った。

『冬は星がよく見えるね。今のうちに掴めたらずっとあのきれいなのを眺めていられるのにねぇ』

 彼は茶化すことも真面目に返すこともしなかった。内心呆れて流されたのかなと思っていたのだが……。

「もしかして、このこんぺいとう、星のつもり?」
「星に見えるだろ。星みたいだって言ってるの、漫画で見たことあるし」

 よほど恥ずかしいのか口調が多い。

「それに、こういうことしてやるのが、彼氏の役目なんだろ」

 突然のそれは、正直反則だと思う。

「あ、ありがと。でも無理しないでいいんだよ」

 熱くなってきた顔をどうにもできず、無駄に焦り出す。

「無理なんかしてない。オレがやりたいと思ったから」

 彼はちょっと怒ったみたいだった。
 そうだった、彼は行動したいと思ったら素直にやる性格だった。

「ごめんね。びっくりして、嬉しすぎたの」

 このままじゃ、わたしの手の中で星は溶けてなくなってしまう。

「ね、早く帰ろ? このこんぺいとう、きれいなお皿に入れてあげたいんだ」

 幼なじみから恋人に変わったばかりの彼は、少し笑って頷いた。


お題:星が溢れる

3/15/2023, 3:13:11 PM

わずかに見える星を見上げ、ひとり歩く夜の道。

耳元であなたがほしいと奏でるピアノを聴いている。

大声で歌う少女たちとすれ違う。

誰かが暗がりで話している、その声は聞こえない。

車が、部屋の明かりが、街灯が、夜を照らす。



坂の上から見下ろす明かりのひとつひとつを知れたなら

誰かが演奏を始めてもおかしくない。

今は耳元に収まってしまっているこの音色が、

夜に溢れだす。

そんな夜にまた歩きたい。

3/15/2023, 3:09:34 PM

# 星が溢れる

「“世界でひとつだけの星を見つけるのです”……ねえ?」
「星を持つってのは、そんなに良いことなのかな」
「さあな。俺はそんなもの持ってなくても十分幸せだけど?」
「でも、みんな言うじゃん? 星は素晴らしいものです、自分に合った星を見つけなさい……うんたらかんたら」
「ここで問題で〜す。この世界には人間が何人いますか?」
「確か70……80億行ったんだっけ」
「ということは? 世界には80億近くもの星があるってことになる。人によっては星なんて抱えるほど持ってる奴もいるだろうし、実質もっとあるだろう。そう考えると、ちょっと幻滅しねぇ?」
「何が?」
「こんな狭い地上に膨大な数の星が落ちてるんだぜ。まさかお前、“ひとつとして同じ星はない”とかいう妄言本気で信じてんの? 80億もあるんだから、同じ種類の星なんてその辺に転がってるよ。俺らが人生かけて必死こいて探し回ってようやく見つけた星がさ、実際はみんなと同じ平凡な石ころだったなんて、興醒め通り越して腹立たしいわ」
「……」
「星なんていらない。なるがまま生きればいいんだよ。そんなのなくたって、俺らは幸せになれるはずなんだ」
「……でも、星は綺麗だよ」
「あ?」
「同じ光を放っていようと、どれだけ密集していようと、綺麗なものは綺麗だ。80億もある、でもそれは、一人にひとつしかない貴重なものなんだよ。少なくとも、本人がそう信じていれば、それは世界でひとつだけの星だ」
「……」
「確かにこの世界じゃ、星は溢れていく一方だ。でも、その景色さえ、美しいと思わないか? みんなが世界にひとつだけの星だと信じるものが、ひとつの場所に集まったら、それはそれは綺麗な光になる」
「お前は夢見がちだよな」
「そうかな」
「そうだよ。星は綺麗なだけじゃない。近くで見れば、あんなものただのゴツゴツした石だ。衝突することだってある。平和なまま美しく光っていることなんか、できっこない」
「……それでも、僕はあの光が好きなんだ」

________________________

星=綺麗、憧れ、届かないもの、大きい
 =夢

3/15/2023, 3:04:26 PM

きらきらと星が瞬く、

そんな星があふれる夜がきたら、

私はどんな足取りで歩いたらいいんだろう。

いままでにしたことがないほどのスキップとか

ダンスをしたくなるかもしれない。

道ゆく人みんなとともだちになれるかもしれない。

世界中のひとたちに早く集まってくださいってお知らせしたくなるかもしれない。

森のどうぶつたちにもお知らせしてしまおう。

星パーティーのはじまりだ。

3/15/2023, 3:01:05 PM

星が溢れる

星が溢れてる空なんて見た事がない
映像や写真では見た事はあるけど
見てみたいなぁ
空気がまだ綺麗な日本では星が見える
私はそれだけで結構満足できてるけど

満点の星空はやっぱ見てみたい気もする

3/15/2023, 2:58:42 PM

やっぱり、
あなたのことが好き。

もう逢えないのかと思った。

どこか遠くへ行ってしまって
二度と声すら聴けないかもしれない、って
不安で、怖くて、仕方がなかった。


よかった。
ここにあなたがいてくれて。


ひとり不安で
タクシーに飛び乗ったけれど、

あなたが待っててくれたから
もう大丈夫、と素直に思える。


やっぱり、
あなたのことが好き。



星が溢れるこの夜に、
あなたの指が触れたこと。

あなたの瞳にわたしがいること。


星が溢れるこの夜に。



- 星が溢れる -

3/15/2023, 2:56:09 PM

「なんでずっとそばに居てくれるって言ったじゃん!!もういいよ何も聴きたくないから」
電話を切ってからもやりきれない感情が永遠に湧いてきて傍に置いていた大切な花瓶を床に倒した。ガチャンと静まった室内にガラスの割れる音が響く。
電話口で大好きな人に別れを告げられた。
唐突すぎる別れ話だった。
「こんな花受け取るんじゃなかった…」
花瓶には彼から貰った白い花弁にうっすらと紫色の線が入った花を活けていた。
一緒に街を歩いている時に通った花屋さんで思わず綺麗な容姿に惚れ込んでじっと見つめていたら彼がプレゼントしてくれたものだ。

「この花すごく綺麗…なんて名前なんだろう」
「Springstarflowerっていうらしいよ、ほらここに名前書いてある」
「春の星の花か、すっごく名前も素敵な花だね」
なにがSpringstarflowerだ、春の星の花?ふざけないで欲しい。店員さんが「この花の花言葉は星に願いをなんですよ〜」なんて笑って言っていたから彼との将来がずっと続くように願ってしまった。それなのに叶えてくれなかった、なにが星に願いをだ。
ふざけないでほしい。

花瓶を割ってから数日が経った。
何も食べる気もしない、かといって眠ることも出来ず何もすることが出来なくて仕事にも行かなくなった私を心配して友達が家に来てくれた。
「あちゃ〜、酷い荒れようだねこりゃ。まあこうなるのも仕方ないか、とりあえず掃除してご飯食べよう!掃除しておくからお風呂入っておいで、お湯にでもゆっくり浸かってきな。」
そう言って半強制的に浴室に放り出されて何日かぶりのお風呂に入った。彼と最後に電話してから自分がどうやって過ごしてきたのか分からない。彼女が家に来なかったらこのまま孤独死していたのだろう、でもそれでいいとすら思う。
「なんでそれ、捨てていいよ。てか捨てて」
お風呂からあがると机の上にはあの日の花が丁寧にコップに活けてあった。
「なんでよ〜せっかく綺麗なのに!君この花ちゃんと知ってる?」
知ってる。もうこれ以上思い出させないで
「ハナニラっていうの。花言葉は恨み、卑劣、悲しい別れ、耐える愛。ネガティブな花言葉しかない珍しい花なんだよ〜きっとこの花を最初に見つけた人は失恋した後だったんだろうね、儚げな姿を自分と重ね合わせたのかな。この花彼岸花の仲間なんだよ」



…落ちが見つかりませんでした🥲🥲
ちょっと時間を置いて考えます
ハナニラの花は春に咲く花です、今日お散歩してて見つけたの
きっとどこにでも咲いている花だからみなさんも探してみてください( ¨̮ )

3/15/2023, 2:51:55 PM

満天の星空は誰にでも平等に手に入るよね。
両手を広げて
実はそんなに隙間から溢れるほど
必要じゃなかったんだなって
今なら思うよ。

たった一つ小さな輝きが傍にあれば
それだけで暖かいよ。

3/15/2023, 2:49:52 PM

突然ですが私は「溢れるほどの星」を見たことがあります。



私が小学校3・4年の頃でしょうか。
冬の寒い日に家のベランダから
しし座流星群を見ました。

しし座流星群の観測ピークは、深夜の時間帯ですので、年子の姉と「朝4時に起きようね!」と約束し合い、目覚まし時計をセットして
学校に行く時間よりもうんと早くに起きました。


ベランダから出た外はまだ真っ暗で、
しかし私はその夜空に不思議な流星群を見ました。

空の端っこに星が集まるようにしてたくさん流れているのです。
その流星群は決して目の前いっぱいに
流れているのでは無く、ただ空の端っこに
(こう表現するしかありません。しいて言えば私の家のベランダから見て左上、としか・・・)
外から内の方向に、しかし溢れるほど多くの白い
星達が流れていました。


その当時はスマホなんかもありませんし
後から姉に聞いても「そんな流星群はみてないよ」というので、おそらく私は寝惚けていたんだろうな、というのが現在の私の推論です。



本日のお題『星が溢れる』を見て、この不思議な
しし座流星群のことを思い出しました。


例え寝惚けていたのだとしても
夜中に星を見るためにがんばって起きたこと、
何より1人ではなく姉と「一緒に起きて星を見ようね!」と約束し合って星を見たことなど、
今では良き思い出です。

3/15/2023, 2:49:17 PM

星が溢れる夜

満天の星々が黒い空で光を灯す

それはまるで黒い帆布に白い斑を描いたように

日々に悩まされ煩わしさを感じ

下を向き歩いて

ふと見上げると

そこに神秘的な夜空が

ただ存在していて

ただ目を奪われ眺めていると

自分の存在がどれだけちっぽけかを

思い知らされる

この宇宙という中の何万とある星の1つ

地球に生まれ

人として生きている

そんな当たり前の事を

夜空の星々を眺め

改めて再認識する

夜空の星々の灯火は

消えるその時まで光り輝く

その姿は儚げで何処か力強くもあり

自分に進む気力をくれる

溢れかえる星々は今日も力強く輝いている

3/15/2023, 2:48:17 PM

つかめそうで、つかめなかった。
手ですくおうとも、溢れていった。
さらさらり、きらきらり。
ちいさなちいさな、ぼくの手から。


┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
「星が溢れる」2023. 3. 15

3/15/2023, 2:39:44 PM

大体、『あふれる』なのか『こぼれる』なのかはたまた『あぶれる』なのか送り仮名はどれになるのかはっきりしない。
 あと星とは何を指すのか。宇宙か比喩か選択肢は余りある感じを片っ端から肩肘張って突っかかって行くやんのかステップしたくなる。
 漢字って難しいよな。あぶれるって聞くと途端にキラキラしてたのが想像でもヘドロみたいに思えて色無くすじゃん。
 あっなんだ。所詮、星もただの石ころだったのか。世知辛えな。

3/15/2023, 2:35:28 PM

星が溢れる

ふと空を見上げれば
眩く輝く星々が
夜空に溢れていた
掴んでみようと手を伸ばしても
届きはしないけれど
輝く星々溢れている夜空を見るだけで
穏やかな気持ちになることができる

3/15/2023, 2:30:45 PM

『溢れる星』

雲ひとつない、静かで滑らかな闇の夜でした。
月は自らの影のなかに隠れて、私たちのこれからすることにはきっと気付かないことでしょう。


「星を拾いにいくんだよ」
彼は秘密を打ち明けるように、私にそう告げたのでした。
「それは、空にキラキラと光る、あの星のことかい?」
「ああそうさ、それが湖の中にそっくり落ちているだろう。それを拾ってやるのさ」

そうして私たちは、星の綺麗なその夜に、湖にまでやってきたのでした。

果たしてその日の夜の湖は、絹のような闇の中。天と地の、その境もわからぬくらいに、そっくりそのまま天の星を映し取っていました。
「これをどうするんだい?」
湖面を覗き込みながら私がそう問いますと、彼はボロボロの皮の鞄から、星夜にチラチラと光るガラスの瓶を取り出しました。
「この中に捕まえてやるのさ」
そう言って、彼はおもむろに湖の星へと手を伸ばしました。
彼の指先が何かを摘むように湖面に僅かに触れて、微かな波紋が広がりました。そうして彼は小さな小さな光る星を、確かにその指で拾い上げていたのです。
それをガラス瓶の中に落とすと、カランと硬質な音がして、小さなランタンの灯のように燐光を発しながら、ガラス瓶の底に転がりました。湖面に映っていたはずの星は、そのまま見えなくなりました。

そこからは、私も一緒に手の届く限りの星を摘み上げて、ガラス瓶の中へと詰め込みました。
そうして溢れるほどの星を拾い集めて、ガラス瓶が明々と光るようになると、湖に映る星までをかき消してしまうようになりましたので、私たちはその灯りを手に、家へと帰ることにしたのでした。

帰り道に溢れた星をひとつずつ摘んで食べると、口の中でパチパチと弾けて、甘酸っぱく、まるで野いちごのように香ったのでした。

それからその湖は、星の映らぬ不思議の水として語られるようになったのだそうです。

3/15/2023, 2:23:28 PM

『星が溢れる』

夜、どうしようもなく
つらいとき

空が晴れていたら
外に出てみる

そして空を見上げる

晴れていると
雲が無いと

星が綺麗に見えるね

満天の星

きらきらと輝くそれは

わたしの心の中で
グチャグチャになっていた
1本の糸を解いていくように

心を癒す


今日もまた星の光が
わたしを照らしてくれる

わたしは少しの希望を感じた

3/15/2023, 2:21:20 PM

星が溢れる

星が溢れるような夜だった。
死んだ人はどこへ行くのだろうか。
あの世? 天国、または地獄? そのそも死んだ人間に行き場などあるのだろうか。

ある日の夜の星が異様に綺麗だったと聞いたことがある。
この島国に甚大なる被害を与えた大震災が起こった日の夜のことだ。その日、多くの人が死んだ。
数え切れないほどの人が波に飲まれ、瓦礫の下に眠った。
そんな日の夜、人々は上を見上げた。
人は、いつでも何かと天を仰ぐ。
流れる涙を落とさないためか、いもない神に向けての祈りのためか。
それはその日も例外ではなかった。
皆が皆あの日の同じ空を眺めていた。
そこに広がるのは、情景を語ることのできないような景色。人々の言葉では完璧に表現することなどは到底できないような、そんな景色だった。
空を眺めていた皆は口々にいった。
数え切れないほどの星々、この世の全ての寒色を集めてきたかのように複雑に、だが芸術的に混ぜられた色。
都会の空なんてもっての他、田舎でも見ることができないような綺麗な、それは綺麗なものだった。
その中でも目を見張るのは星々の輝きだろう。
星の数はいつもでは考えられないほど多く、その一つ一つが主役のように輝いていた。
まるで『私はここにいるよ。ここに居るの、私を見つけて』と誰かに呼びかけているようだった。
そんな星を見て人々は口々にこういった。
「死んだ人は星になって私達を見守っている」と。

今思えば、そんなものは残された者が自身を慰めるための自己暗示であり、各章のないものだと理解出来るが、その時の私にはなぜかスッと入ってきた。
先の災害で亡くなっていった人たちが本当に私達を見守っている、そのときは確かにそう思ったのだ。


もう、あの災害から20年がたった。
星はもうあの頃のようには見えない。それでも私は星を見上げる。
涙を落とさないためでも、神に祈りを捧げるわけでもない。
それでも私は空を見上げる。
結局は私も確証のないものすがってしまうのだ。
私は信じている。彼女が、愛しい彼女がまだ空で私を見ていてくれていることを。まだ、私が彼女を愛していることを。あの輝く一番星が、彼女であることを。
あの日の溢れんばかりの星々が存在することを。

3/15/2023, 2:18:55 PM

「星」

これは名作
と言われる詩を
あさってよむ日々

当然だけれど
わたしには書けない
文字が列が思考回路が

これがわたしなのよ
と言わんばかりに並ぶ
言葉をばらんばらんに
崩してやりたくなる

近づけばひっくり返る
磁石のように
絶えず交差する
触れたい無垢と
避けたい頑固


言葉はときを越えて
あなたを運ぶ船になる

どんなに微かな
またたきでも
精いっぱい
光ってみればいい

あなたの
言葉を紡げるのは
あなたしかいない

星溢れる夜を彩る
たったひとつ点になれ


#星が溢れる

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