師士

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突然ですが私は「溢れるほどの星」を見たことがあります。



私が小学校3・4年の頃でしょうか。
冬の寒い日に家のベランダから
しし座流星群を見ました。

しし座流星群の観測ピークは、深夜の時間帯ですので、年子の姉と「朝4時に起きようね!」と約束し合い、目覚まし時計をセットして
学校に行く時間よりもうんと早くに起きました。


ベランダから出た外はまだ真っ暗で、
しかし私はその夜空に不思議な流星群を見ました。

空の端っこに星が集まるようにしてたくさん流れているのです。
その流星群は決して目の前いっぱいに
流れているのでは無く、ただ空の端っこに
(こう表現するしかありません。しいて言えば私の家のベランダから見て左上、としか・・・)
外から内の方向に、しかし溢れるほど多くの白い
星達が流れていました。


その当時はスマホなんかもありませんし
後から姉に聞いても「そんな流星群はみてないよ」というので、おそらく私は寝惚けていたんだろうな、というのが現在の私の推論です。



本日のお題『星が溢れる』を見て、この不思議な
しし座流星群のことを思い出しました。


例え寝惚けていたのだとしても
夜中に星を見るためにがんばって起きたこと、
何より1人ではなく姉と「一緒に起きて星を見ようね!」と約束し合って星を見たことなど、
今では良き思い出です。

3/15/2023, 2:49:52 PM