日差し』の作文集

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日差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/2/2024, 12:31:05 PM

ガタンガタンと体が揺れる。
 私たちは妻と息子の3人で、『銀河鉄道』に乗っていた。
 目的は、地球に住む親に孫の顔を見せる事。
 息子が生まれてから、初めての帰省だ。
 自分たちの住んでいる惑星から地球は遠いので、なかなか踏ん切りがつかなかったのだ。

 理由は、惑星を移動するには、お金がかかるし時間もかかるから。
 というか面倒くさい。
 そんな訳で行きたくなかったのだが、『金なら出す』という親と、『銀河鉄道に乗りたい』という息子、『いいかげん諦めろ』という妻の意見により、多数決で出発が決まった。
 多数決なら仕方がない。

 そんなわけで乗り込んだ銀河鉄道だが、さっきも言ったように目的地に着くまで長い。
 列車特有の心地よい揺れに眠りかけるも、なんとか意識を保つ。
 幼い息子が危険な真似をしないように見張る必要があるからだ。

 一方で妻はと言うと、すでに幸せそうに寝入っていた。
 いつも暴君である息子の相手をしているのだ。
 日頃の疲れが溜まっているのか、椅子に座った瞬間眠りに落ちた。
 普段の苦労が偲ばれる。
 今だけは平和に寝かせてやろうと心に誓う。

 そしてその元凶である息子はと言うと、普段の暴君っぷりが嘘のように静かに窓の外を見ていた。
 初めて乗った列車から見る景色は格別らしい。
 窓越しに見えるのは、黒い空に浮かぶ星々の輝きを、息子は熱心に眺めてみる。
 星に興味があるのだろうか?
 将来は天文学者にあるのかもしれない。

 そうなると、この列車は息子にとって天国みたいな場所だろう。
 『銀河鉄道』の名の通り、この列車は星々の中を通ってるのだ。
 なにせ360度、どこを見ても星、星、星。
 星が好きな人間にとっては、幸せだろう。
 私?
 私は一瞬で飽きた。

 いつまでも続く黒い空は私にとって眠くなるものでしかない。
 その上、この振動……
 ヤバい、眠い。


「ねえ、お父さん」
 さきほどまで窓の外を見ていたはずの息子が、肩をゆすっている。
 いつのまにこんな近くに……?
 もしかして寝てた?

「なんかあったか?」
 焦る気持ちを隠して息子に尋ねる。
 すると息子は、世紀の大発見をしたような顔で窓の外を指す。

「変な星がある」
「変な星?」

 息子が指を差した方向を眺める。
 見つけられるか自信が無かったのだが、『変な星』というのはすぐ分かった。
 なるほど確かに息子は正しい。
 その星は、他の星とは違い、青く光っていた。

「あれが爺ちゃんと婆ちゃんが住んでる『地球』だよ」
「地球!?
 アレが!?」
 息子は、もっと見ようと窓に顔を押し当てる。
 そんなに焦らなくても、すぐ見えるようになるのに……
 忙しい子である。
 
 息子と一緒に地球を見ていると、急に『帰って来たんだな』という感情が芽生える。
「ただいま」
 自然と口から言葉が漏れる。
 聞かれたかと息子を見るが、息子は地球に夢中で気づいていない。
 まあ聞かれたところで、何があるわけでもないのだが…… 
 私はもう一度息子の肩越しに窓の外を見る。

 窓越しに見えるのは、10年ぶりの地球。
 地球を出た時と変わらない、綺麗な星であった

7/2/2024, 12:30:06 PM

日差し
頭に浮かぶ黒い考えと、白い光が交差する。
みんながキラキラ輝いて見えるから、私は逃げてしまいたくなる。
わたしにもいい考えがあるから、みんな聞いて!
眩しい君から逃げなくてすむように私も叫ぶ。

7/2/2024, 12:26:50 PM

日差しが徹夜明けの体に刺さった。
生まれて初めて、決して垢抜けない長文(校正をしてくれた友人は「作品」と言ってくれた)を、赤の他人の前に晒した。
やりきった達成感と、小スライムの移動のような、ほんの僅か世間への侵食感。
あぁ、眩しい。

7/2/2024, 12:26:04 PM

穏やかな春の日差しは
心を優しく包み 解きほぐす 
うたた寝を誘っては人々を甘やかす

ジリジリと照りつける夏の日差しは
無防備においそれと近づいてはだめ
決して甘くみてはいけない

肌と髪を守って、こまめに水分補給をして。
そうすれば、快く受け入れてくれる

光を味方につけて、顔を上げたら
きっといいことが待っている

91:日差し

7/2/2024, 12:25:21 PM

日差し
日差しは日光が元。
私は何が元?
って言いたいけどキリが無いから性格にする
私の性格の元
それは先輩かな〜
いつも話聞いてくれて
一緒に考えてくれて
そばに居てくれて
私の性格の元は先輩
日差し暑すぎ~
日差しは人みたい
いつも笑顔で明るくて
でも
毎日暗くなる時間がある
雨が降る時がある
日差しも人も
似ている

7/2/2024, 12:24:45 PM

【日差し】

暖かく柔らかい日差しが
私を照らしている
日焼けなんて気にせず
その暖かさを感じていられたらいいのに

ルッキズムが溢れる現代では
白い肌も憧れの対象だ
だから日焼けなんてしていられない
何も手入れをしていないと言っているようなものだからだ

けれど子供のころは
日差しなんて気にせず
朝から夕方まで外で遊んでいた
もちろん日焼けなんて気にしたこともなかったし
日焼けしている子を見ても別になんとも思わなかった

自分も周りも
素直に日に当たらなくなって
日焼け止めを塗りたくったり
暑いのに上着を着たりするようになったのは
いったいいつからだろう
日差しは今も昔も変わらず暖かいのに

7/2/2024, 12:24:21 PM

窓際で「こーごーせー」を始めだす君にため息さみしいなら言え

題-日差し

7/2/2024, 12:23:52 PM

火傷しそうなほど照りつく日差しに手をかざす。
「熱中症には気をつけなさい」と母から持たされたスポーツドリンクはすでにぬるくなっていて保冷剤代わりにはならない。
すると、スターターピストルのけたたましい音が鳴り響いた。
それと同時に選手は走り出し、応援の声が湧き上がった。
「あついなー」
炎天下の中行われている体育祭は、日差しに負けないくらい熱気を孕んでいた。

7/2/2024, 12:23:26 PM

ナツキとフユト【29 日差し】

ナツキは、子供の頃にインコを飼っていたという

「ピーちゃん、おいで」

ナツキが優しく話しかけていると、やがて落ち着きを取り戻したインコは、そっと差し出した手に乗った

フユトは、駅前のデパート内にあるペットショップに、ケージとエサを買いに走った

「日光浴は大事だけど、この時期は熱中症にも気をつけないと」

そう言って、ナツキはインコの入ったケージを窓辺に置いた

(つづく)

7/2/2024, 12:23:05 PM

べたべたと身体にまとわりつく汗の不快な感覚で目が覚める。眠っている間に肩で押し潰していたスマホを寝ぼけ眼で手に取る。私の体温なのか動画を再生しっぱなしによるオーバーヒートなのか、スマホは熱々状態だった。季節は夏、昨日から7月に入った。夜は肌寒くてタオルケットを肩まで掛けていたはずなのに、朝になると足元にまで蹴飛ばされている。つくづくこの季節は好きになれない。じわじわと焼かれるような暑さが近づいているのを意識するたびひたすら憂鬱な気分になってしまう。手の中で夏真っ盛りとばかりに熱を発するスマホでいつものようにSNSを開き、スクロールする。大して面白いわけではないけれど、なぜか無意識に開いているのは我ながら現代っ子を謳歌していて恐ろしい。暑さでだるい身体をやっとの思いで起こし枕元のカーテンを両手で開くと、もう日差しがカンカンと照りつけていた。外に出たら冗談ではなくとけそうだと無意識に眉間に皺が寄せつつ、冷房のリモコンに手を伸ばした。今日も一日が始まる。

7/2/2024, 12:22:56 PM

日差し

「やあ、あんたに日差しはダメだったね」と言ってくれる人がいるのが不思議でたまらない。そういう親しい台詞を言う人がいなかったせいでどう答えていいかわからない。夕暮れ時の日差しくらいは大丈夫と言おうとしたが夏至すこし過ぎた夏の日もすでに暮れて暗い。日差しは鬱陶しいものでしかないし足元に絡みつくこいつらはなんだ、犬は苦手なんだと言っておいたのに。でもなんだろう、こんなに懐いて言うことを聞いてくれる生き物を私は知らない。夏至の日差しは、この時刻にはさすがに暗くなり、日差しの問題ではないのは私にもわかる。明日からは話し合おう。でも今夜はおやすみ。

***

昨日はだいぶ酔って書いたので意味がわからない…

7/2/2024, 12:21:57 PM

まるで僕を照らすスポットライトだな

(ただ日が差してるだけかもしれないけど)

7/2/2024, 12:20:49 PM

日差しが強い夏。
中に籠もるより外で体を動かして。
人生を楽しむ。

7/2/2024, 12:19:36 PM

お題「日差し」(雑記)
またしても夏のお題。
日差し……暑くて嫌い。夏そのものが暑くて嫌いだけど。日傘は差すようになったけど、家を出るのが遅くなって日焼け止め塗り損ねてってのを一年繰り返したら、ものの見事にシミができてしまった。

近年はオゾンホールって言わなくなったなぁ。オーストラリア辺りにまで広がっていると昔聞いたけど。

おばさん臭いなと思いつつ黒い日避け帽子を買って使っているんだけど、(ドット柄のりぼんがついていたんだけど、さすがにダサすぎて外した)自転車に乗ると折角の広いつばが風に翻って日避けにならないの本当に困る。
まあ安いからね。実家で買ってもらった帽子だけど。つばが硬いのを後で買ったんだけど、出先で紛失してしまった。ショック。自分で買おうと思うほど安くはない。

日避けには帽子派と日傘派がいると思うけど、私は長らく帽子派だった。コミケの入場待機列で日傘が邪魔になるから。
と言いつつその入場待機列で、日傘使いの迷惑な人を見た事があるんだけども。熱中症で体調不良になった人に差し出していたところ。
日傘を買ったのも、確かコミケに行かなくなってからだった気がする。
今もコミックシティには行くけど、邪魔だから会場では日傘を一切使わない。

同じくコミケに行かなくなった(コミックシティにも行かなくなった)友人が、行っていた当時に被衣か市女笠のような物が欲しいとぼやいていたのを思い出した。被衣は戦国時代からあった顔を隠す薄い布で、市女笠は巨大な笠と、そこから虫の垂れ衣と呼ばれる薄い布が垂れる戦国時代の衣装。
それぐらい夏コミの入場待機列は頭の悩ませどころだった。水に濡らすと冷たくなるタオルもそのために買ったなぁ。共通の友人から教えてもらった。

毎年ゴールデンウイークに大阪城公園で開催されている餃子フェスの時、暑いからと日傘を持って行ったら、人が多くて帽子持ってくるんだったと後悔した。

日傘は最初に何となく買ったのが可愛かったから、毎回黒地に猫柄、できれば音符つきを探している。……ほぼ毎年柄が曲がって買い直すのそろそろやめたい。面倒くさい。
出掛ける時点で雨の時は雨傘を持って行くんだけど、雨が上がると日傘がなくて困る事が多いから、折り畳みの日傘を買おうと検討中。折り畳みの雨傘はずっと入れている。

梅雨だからね。仕方ない。と言いつつ今って梅雨だっけ感ある。いや六月だったからもう梅雨入りしているはずなんだけど。一般ニュースを見ない弊害がこんなところに。

使っているニュースアプリはニコニコ動画がまだ復旧できないって話と馬鹿同士が馬鹿の罵り合いをする迷惑な地方ローカルの話題しか出てきていない。小池とかああ言うのは目くそ鼻くそを笑うって言うんだよ。

日差しとか眩しくて嫌い。洗濯物が乾くのは良い事だけど、最高気温は三十度ぐらいで良いのよ令和ちゃん。(令和の間には、アメリカカリフォルニア州みたいに日本でも五十度を記録する日が来てしまうんだろうか……)

7/2/2024, 12:19:04 PM

4年程前から仕事が減って家にいることが多くなった。家族の帰りを待って家事に時間をゆったり使うのも良い、とやっと思えるようになってきた。
でもこのままでいいのかな、って言う思いもずっと抱えている。今日は体重が物凄く増えていることに気づいて何か落ち込む。
もうすぐ子ども達は夏休みだ。
夏の日差しの下、オシャレして出かけたいな。
プールにも連れて行かなきゃ。
ダイエット始めよう。

7/2/2024, 12:17:57 PM

「日差し」

強烈な日差しが容赦なく降り注ぐ。早朝の涼しい時間に畑仕事を済ませた。お昼はそうめんにしようかな。

気温がぐんぐん上がるのがわかる。彼は大丈夫かなと少し心配になる。最近、便利屋を始めた。まだまともに仕事になってはいないが、お年寄りだけの家を訪ねては用がないか聞いて回っている。

車の音が聞こえてきた。

「おかえりなさい」
「あら、どうしたの?」
「初仕事のお礼さ」

袋に入っていたのはたっぷりインゲンとトマト。

「君塚さんに敷地の草刈りを頼まれたよ。旦那さんが入院してしまったそうなんだ」

「あら、それは心配ね」
「何かあればいつでも行くからと伝えておいたよ」
「ありがとう」

まだ二週間ほどしか経っていないけれど、日焼けして少しだけたくましくなった。草刈り機はまだ慣れていない。それでも懸命に働く姿にキュンとする。抱きつこうとしたら、汗かいてるからと逃げられた。

「シャワー浴びてくるね」

さあ、いただいたインゲンを天ぷらにしよう。君塚さんのご主人が元気になりますようにとお天道さまにお願いして家に入った。シャワーの音を聞きながらインゲンを洗う。

一人でも平気と思っていたけど、二人だとこんなに満ち足りるんだね。来てくれて本当にありがとう。

7/2/2024, 12:15:32 PM

朝、窓から差し込む日差しで目覚める。
もう少し寝たいところだが、日差しはそれを許してくれないみたいだ。
早く起きろと言っているみたい。

休みの日くらいもう少し寝たいよ。

もうすこし優しくしてくれ。

7/2/2024, 12:14:51 PM

日差し


日陰で生きている私には

決して当たらない

宇宙からのスポットライト

end

7/2/2024, 12:12:27 PM

現在不登校。


受験生というのに学校に行けていない自分に
うんざりする。


そんな私を暖かい日差しが手を差し伸べる。


でも、私は無視することしか出来なかった。

7/2/2024, 12:11:20 PM

今日の日差しはとてつもなく暑い。
なんと例えればいいか分からないくらいただひたすら暑い。
私は外出先から戻り机の上でへたばっていた。
「あのー、すみません。」
なんだ、なんだよ。こんな時に。
こんな蒸し暑い中で何の用事だ。
「これ、よかったら。」
おお、これは小型扇風機。
又の名をハンディーファン。
例え部屋にクーラーがかかっていたとしていてもありがたい。
ありがたやーありがたやーと思い、くれた人の方を向いたらまさかの同僚だった。
どう言う風の吹き回しだこれは。
「外、暑かったでしょう。」
「そりゃあもう、とてつもなく暑かったよ。戻ったら即アイスコーヒー飲もうと思ってたところだよ。」
「流石にこの時期で三十度越えは暑いよね。」
そりゃそうだ。何だってこんな暑い中取引先に行かなきゃならんのだ。
仕方ないと言えば仕方ない。
この暑さで取引先のサーバーがえらい事になっては堪らんからな。
そう心の中でぼやきつつ
「まぁしょうがないですよね、取引先の万が一の事考えたら。」
「そうよね。」
このとてつもない日差しの中どれ程のサラリーマン戦士達はあちこちに出向いているやら。
「ところでさっき上司が呼んでましたよ。」
「えっ。」
嫌な予感しかしない。
更なる仕事がどん!か、どん!と来るのか。
そう思うと頭がくらくらしそうになった。
サラリーマン達の暑い夏は始まったばかり。
まだまだこれからだ。

「サラリーマン達の暑い夏」

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