『日差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あれは、暖かい日差しが照らす日でした。あの日はたまたま風邪を引いてしまって学校を休んだんです。同じクラスの私の隣の席の男の子が私の家にプリントを届けてくれたんです。その子は、人と話すことが苦手な私に色んな話をしてくれるのでとても楽しく聞いています。それで、お互いの家に行って一緒にゲームや勉強などをやるような仲になりました。周りの人からはお似合いだと言われていて、その子には告白もされているので(その時は恥ずかしさのあまり保留にしましたが…)私もその子のことが好きなので返事をしようと思います。
日差し
久しぶりに、空が青くなっていた…木もれ陽が眩しい…まだまだ葉っぱは、しっとりしていて、ちょっと空気も湿気を帯びていて…見上げる空は、少し夏色…
日差しの監視を掻い潜りながら、肌を癒やすチャージポイントを求めてゲートを潜る。自動ドアが開く瞬間は天国への扉を開けたかのような安堵と開放感。灼熱に炙られた魂が人工の冷風で赦しを得る。体の芯まで染み込む爽快が全身の細胞を解きほぐしていく。汗とともに纏わりついた熱が引き剥がされたら、もうあの巨大な業火の瞳の下へは戻れない。
日差し
日焼け止め塗るのめんどくさい。
日傘めんどくさい。
洗濯物が乾くのは嬉しいけど美容的にはあんま良くない。
バイトの休憩中の日差し
まぶしくて、きれいで、痛かった。
大好きな人の笑顔
それは夏の日差しよりも眩しい。
けれども
春の日差しのように暖かく
秋の日差しのように切なくて
冬の日差しのように愛おしい。
あの子の背中を焼いてしまえ。
二度と消えぬ傷跡を残すほど。
振り向いてくれぬ顔など、映るだけで苦しい。
日差し
眩しい。どこだここは…って、セフレの家に泊まったんだった。嗚呼、コイツの顔は本当に綺麗だな、なんで私なんかとヤッてんだろ。私名器なのかな。
あ、起きた。おはよ。うげ、キスしてくんな。朝からのキスは嫌なんだわ。…まあ、そんな事口に出さないけど。私のただ1人のセフレ、コイツにはたくさんいる中の1人だろう。恋人になりたい…夢のまた夢か。
この家に入ってくる日差しで起きたのは何回目だろう。コイツの隣で起きたのは何回目だろう。コイツの隣に居られるのは後どのくらいだろう。
ねぇ、お前彼女作んないの?てか好きな人とかいねぇの?
聞いてしまった。まあ、聞き流してくれるだろ。
いるよ、好きな人。
幸せそうな顔で答えやがった。私の気も知らないくせに。
多分両思いなんだ、確信はないけどね。
ふわっとした寝癖を直しながら言った。
ん…やめろ馬鹿。
キス魔め…誰とでもやってるだろうにドキドキしてしまう自分が嫌だ。
隣で起きて、朝からキスして…恋人みたいじゃない?
揶揄うな、揶揄うな。思わず顔を真っ赤にしてしまった。
思ってる人がいるのにそんなことするな。
私はいつも冷たく返す。彼に背を向けて。素直になれない。
ねぇ、好きだよ
本当揶揄うのが好きなんだな。彼は私の背に沿って指を動かした。
私も好き。
もう思い残すことはない。幸せになってよ。
じゃあ付き合おっか。
それからの記憶は…ある。ちゃんとあるが、恥ずかしすぎて思い出したくもない。でもまあ…正式に付き合うことになった。それだけは伝えておこう。
おはよ…やめろって。朝からのキスは嫌なんだわ。
今は言いたいことをしっかり言っている。…もちろん、好きってことも…ね。
今日は、久々に晴れた。
この強い日差しが、洗濯物を
すっかり乾かしてくれるだろうと
朝から、張り切った。
すると、どうだろう…
降水確率は0%なのに薄曇り。
風は、心地良く吹いていたけど。
洗ってしまった靴までは
乾かなかった。
渋々と、何足かの靴を抱えて
コインランドリーへと車を走らせる。
天気予報は、また明日から
焦ったい様子。
ため息、ひとつ落として
ピカピカになった靴を揃えた。
【お題:日差し】
――日差し――
いつか支えてくれた日差しは
いつしか苦しみに味方をしていて
愛に飢えては
ペンを持って
道に迷っては
自責に溺れて
ペンを離せもしなくなる
鈍い私は泳げず藻掻いて
いつか幸せになれるという
希望論すら捨てられず
捨て猫のように一匹猫を
呪いのように身に纏う
さようならして
さっさとさっさと
かえりたい
ありがとうして
やっぱりやっぱり
なきやみたい
バイバイ__。
私はあなたと幸せになることが出来なかった。
ごめんなさい。
今まで、ありがとう。
幸せになってね。
お題 「日差し」
日光って眩しすぎて頭クラクラします
目は開けれないし、暑いし、普通に倒れそうです
明るいところが苦手な俺にとっては余計無理です
/日差し
きみの瞳はんぶん
斜めのお日さまに透けて
まつげの影
またたいて鳥の羽根
どうしてそんなふうでいられるの
見とれながら
どうしてそんなふうでないの
わたしは
(運命。)
美しいものを見よう
私の前にないお日さまを浴び
月光を啜るために
生きて歩くには この血に栄養が必要だ
美しいものに触れる、
私の心が血を流す、
生きて歩いた心の土地の地図を描くには
この赤く悲しい血が必要なのだ
いつもより早く陽が昇るようになって、眩しい光が私を照らして、仕事や学校へ向かう人々が日傘を差す光景を見るのも珍しくなくなった。
照りつける日差しの下、歩いて。働いて。
日が長く、落ちるのもいつもより遅いから。今日も一日疲れたけれど、なんだかまだ帰るのが勿体なくなって、少しだけでも楽しいことを、と寄り道してみる。
太陽はまだこちらを見つめている。
そうして買ったアイスキャンディが、日が地平線の向こうへ沈んでいくように、溶けて地面へ零れ落ちる。
夏だなぁ……と呟いた。
『日差し』
⌇日差し⌇
好きな人
それは私を照らしてくれる太陽みたいな存在
これからもあなたから溢れる日差しで私を照らして
今日は一日中晴天の日差しを浴びながら寝て過ごした
トマトと焼き芋を食べた
本当に何もしなかった
日差しが強く照らす花畑のベンチは空でどこからから悲しさを運んできた。風に乗ったアリウムの香りが鼻を突いて私の脳を刺激する。貴女の影が目蓋に浮かぶ。まるで太陽のような明るい笑顔で私の心を溶かしてくれた人よ。どうか、日差しとして私を照らしてくれ。
陽の光は、生命の源。しかし、『薬も過ぎれば毒となる』ように、強すぎる日差しは命を少しずつ削り、やがては多くの命を奪う。
私の村もそうだった。日照りが続き、嘗て豊かだった土地は不毛の荒野になった。
男たちは、街に奉公に出た。女たちは、少しでも稼ぐために農耕に内職…時には旅商人に身体を売り生計を立てた。子どもは口減らしで大半は売られ、残った子どもは家のことを一通り行いながら赤子をあやした。
あの頃は、皆、生きることに精一杯だった。
そんなときに、餓えて死にそうなの旅人さんがこの村を訪れた。
女たちは村の少ない食料を旅人に分け与え、子どもたちが交代交代に介抱してくれたのだ。
村の人々のお陰で、旅人さんの身体は順調に回復していき、皆に見送られながら村を後にした。
その1年後のことだった。旅人さんは、またこの村を訪れた。村の人々に水の引き方に溜め方、乾燥に強い作物の育て方を教えてくれた。また、村の人々に文字を教え、多くの本を与えた。そして、村の人々の生活も少しずつ豊かになり安定していった。
この頃になると男たちは、街から帰ってきた。私のお父さんも帰って来れるようになった。女たちやお母さんの負担が減って、困ったように笑うんじゃなくて、幸せそうに笑うようになった。子どもたちは、外で遊べるようになった。売られた子どもたちも少しずつ帰ってきた。
少しずつ村の張り詰めた空気はほぐれ、皆、生き生きしていった。
旅人さんは、この村を救った英雄でこの村に残り、みんなの先生になった。
今では、笑顔で溢れる村となった。
日差し。
最近本当に
日差しが強い。
私は色白なのに
日焼けしやすいから
今日もうっかりと
焼けそうだった。
ゆうは地黒だけど
更に焼けるね。
一緒に日差しに
負けない
世界線を。
日差し
外の日差しはキツかったのかな?
昨日今日とふさぎこんじゃった。
部屋にこもって
目をつぶって
耳をふさいで
私のなでる手も
私の呼ぶ声も
日差しも全て
シャットアウト中
暗闇で耐える子猫に
触れることもできず
声も届かず
どうすることもできず
ただ待つだけ