『日差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日差し
眩しい。どこだここは…って、セフレの家に泊まったんだった。嗚呼、コイツの顔は本当に綺麗だな、なんで私なんかとヤッてんだろ。私名器なのかな。
あ、起きた。おはよ。うげ、キスしてくんな。朝からのキスは嫌なんだわ。…まあ、そんな事口に出さないけど。私のただ1人のセフレ、コイツにはたくさんいる中の1人だろう。恋人になりたい…夢のまた夢か。
この家に入ってくる日差しで起きたのは何回目だろう。コイツの隣で起きたのは何回目だろう。コイツの隣に居られるのは後どのくらいだろう。
ねぇ、お前彼女作んないの?てか好きな人とかいねぇの?
聞いてしまった。まあ、聞き流してくれるだろ。
いるよ、好きな人。
幸せそうな顔で答えやがった。私の気も知らないくせに。
多分両思いなんだ、確信はないけどね。
ふわっとした寝癖を直しながら言った。
ん…やめろ馬鹿。
キス魔め…誰とでもやってるだろうにドキドキしてしまう自分が嫌だ。
隣で起きて、朝からキスして…恋人みたいじゃない?
揶揄うな、揶揄うな。思わず顔を真っ赤にしてしまった。
思ってる人がいるのにそんなことするな。
私はいつも冷たく返す。彼に背を向けて。素直になれない。
ねぇ、好きだよ
本当揶揄うのが好きなんだな。彼は私の背に沿って指を動かした。
私も好き。
もう思い残すことはない。幸せになってよ。
じゃあ付き合おっか。
それからの記憶は…ある。ちゃんとあるが、恥ずかしすぎて思い出したくもない。でもまあ…正式に付き合うことになった。それだけは伝えておこう。
おはよ…やめろって。朝からのキスは嫌なんだわ。
今は言いたいことをしっかり言っている。…もちろん、好きってことも…ね。
今日は、久々に晴れた。
この強い日差しが、洗濯物を
すっかり乾かしてくれるだろうと
朝から、張り切った。
すると、どうだろう…
降水確率は0%なのに薄曇り。
風は、心地良く吹いていたけど。
洗ってしまった靴までは
乾かなかった。
渋々と、何足かの靴を抱えて
コインランドリーへと車を走らせる。
天気予報は、また明日から
焦ったい様子。
ため息、ひとつ落として
ピカピカになった靴を揃えた。
【お題:日差し】
――日差し――
いつか支えてくれた日差しは
いつしか苦しみに味方をしていて
愛に飢えては
ペンを持って
道に迷っては
自責に溺れて
ペンを離せもしなくなる
鈍い私は泳げず藻掻いて
いつか幸せになれるという
希望論すら捨てられず
捨て猫のように一匹猫を
呪いのように身に纏う
さようならして
さっさとさっさと
かえりたい
ありがとうして
やっぱりやっぱり
なきやみたい
バイバイ__。
私はあなたと幸せになることが出来なかった。
ごめんなさい。
今まで、ありがとう。
幸せになってね。
お題 「日差し」
日光って眩しすぎて頭クラクラします
目は開けれないし、暑いし、普通に倒れそうです
明るいところが苦手な俺にとっては余計無理です
/日差し
きみの瞳はんぶん
斜めのお日さまに透けて
まつげの影
またたいて鳥の羽根
どうしてそんなふうでいられるの
見とれながら
どうしてそんなふうでないの
わたしは
(運命。)
美しいものを見よう
私の前にないお日さまを浴び
月光を啜るために
生きて歩くには この血に栄養が必要だ
美しいものに触れる、
私の心が血を流す、
生きて歩いた心の土地の地図を描くには
この赤く悲しい血が必要なのだ
いつもより早く陽が昇るようになって、眩しい光が私を照らして、仕事や学校へ向かう人々が日傘を差す光景を見るのも珍しくなくなった。
照りつける日差しの下、歩いて。働いて。
日が長く、落ちるのもいつもより遅いから。今日も一日疲れたけれど、なんだかまだ帰るのが勿体なくなって、少しだけでも楽しいことを、と寄り道してみる。
太陽はまだこちらを見つめている。
そうして買ったアイスキャンディが、日が地平線の向こうへ沈んでいくように、溶けて地面へ零れ落ちる。
夏だなぁ……と呟いた。
『日差し』
⌇日差し⌇
好きな人
それは私を照らしてくれる太陽みたいな存在
これからもあなたから溢れる日差しで私を照らして
今日は一日中晴天の日差しを浴びながら寝て過ごした
トマトと焼き芋を食べた
本当に何もしなかった
日差しが強く照らす花畑のベンチは空でどこからから悲しさを運んできた。風に乗ったアリウムの香りが鼻を突いて私の脳を刺激する。貴女の影が目蓋に浮かぶ。まるで太陽のような明るい笑顔で私の心を溶かしてくれた人よ。どうか、日差しとして私を照らしてくれ。
陽の光は、生命の源。しかし、『薬も過ぎれば毒となる』ように、強すぎる日差しは命を少しずつ削り、やがては多くの命を奪う。
私の村もそうだった。日照りが続き、嘗て豊かだった土地は不毛の荒野になった。
男たちは、街に奉公に出た。女たちは、少しでも稼ぐために農耕に内職…時には旅商人に身体を売り生計を立てた。子どもは口減らしで大半は売られ、残った子どもは家のことを一通り行いながら赤子をあやした。
あの頃は、皆、生きることに精一杯だった。
そんなときに、餓えて死にそうなの旅人さんがこの村を訪れた。
女たちは村の少ない食料を旅人に分け与え、子どもたちが交代交代に介抱してくれたのだ。
村の人々のお陰で、旅人さんの身体は順調に回復していき、皆に見送られながら村を後にした。
その1年後のことだった。旅人さんは、またこの村を訪れた。村の人々に水の引き方に溜め方、乾燥に強い作物の育て方を教えてくれた。また、村の人々に文字を教え、多くの本を与えた。そして、村の人々の生活も少しずつ豊かになり安定していった。
この頃になると男たちは、街から帰ってきた。私のお父さんも帰って来れるようになった。女たちやお母さんの負担が減って、困ったように笑うんじゃなくて、幸せそうに笑うようになった。子どもたちは、外で遊べるようになった。売られた子どもたちも少しずつ帰ってきた。
少しずつ村の張り詰めた空気はほぐれ、皆、生き生きしていった。
旅人さんは、この村を救った英雄でこの村に残り、みんなの先生になった。
今では、笑顔で溢れる村となった。
日差し。
最近本当に
日差しが強い。
私は色白なのに
日焼けしやすいから
今日もうっかりと
焼けそうだった。
ゆうは地黒だけど
更に焼けるね。
一緒に日差しに
負けない
世界線を。
日差し
外の日差しはキツかったのかな?
昨日今日とふさぎこんじゃった。
部屋にこもって
目をつぶって
耳をふさいで
私のなでる手も
私の呼ぶ声も
日差しも全て
シャットアウト中
暗闇で耐える子猫に
触れることもできず
声も届かず
どうすることもできず
ただ待つだけ
朝。聞き慣れたアラーム音で強制的に意識が起こされる。これまた手馴れた操作でアラームを止めたら、もう一度意識は落ちていく。そんなことを3回ほど繰り返して、やっと私は体を起こした。時間を確認。そろそろ起きないと遅刻。数秒ベットの上でボーッとして、自然と出たため息と共に、のそのそとベットを降りた。
リビングに入って、窓のカーテンを勢い良く開ける。視界を突然明るくしたその太陽の光は、機械的なアラームなんかよりスッキリと私の脳を覚醒させる。
うん、今日も良い天気。
ひとつ伸びをして、よし、と気合いを入れた。
テーマ:日差し #231
夏の暑い日差しがプールに反射している。
私は水泳の授業が一番嫌いだ。
なぜなら私は泳げないから。
泳げたらこんなに暑い中のプールなんて
天国なんだろうなと思う。
でも私はカナヅチだ。
「あ〜、憂鬱」
私がそう呟くと
「わかるわぁ〜」
そう隣で言ったのは友達の瑠海だった。
「いやいや、瑠海は泳げるじゃん」
「泳げる泳げないの話じゃないよ。
見てよ、あそこの男子。
めっちゃうちらのこと見てるよ?」
瑠海は嫌そうな顔をして視線をまっすぐ前に向けた。
私達の高校は共学だ。
男子も一緒に水泳をやる。
「別にいいじゃん。
瑠海きれいだし」
「あんたねぇ……」
私は首を傾げる。
視線なんか気にしなければいい。
私はそう思ったから。
でも瑠海は違うらしい。
「今度泳ぎ方真剣に教えてよ、瑠海」
「え〜……。感覚だって感覚。
私だって習っていたわけじゃないし……」
「そんな事言わずに〜……」
「おいそこ、喋らない!」
「「は〜い……」」
怒られてしまった。
だって先生の話長いんだもん。
泳げないけどプールの中に入ったっていいじゃん。
日差しで焼けるし、
シミだってできちゃうかもしれない。
今日も水泳の授業は、
プールに入る前に長い先生の話と
暑さにうなされるのであった。
まばゆい日差しの中、君が眠っていて
ああ、幸せにしてやりたいな
なんて思ってしまった。
日差しの当たる部屋でたそがれる君を見ていると、どこかに消えてしまいそうで。思わず君を抱き締めると「急にどうしたの?」と笑う君。その笑顔と君の体温で、僕はようやく君の存在を確かめられる。
手のひらを かざし陽に透く 鉄の赤
銅なら空に 混じれたのかも
#短歌 #書く習慣 20230701「日差し」
遠くかけ離れた場所からの
熱量とは思えないほど
ありったけの日の光。
望んでないのにお待ちかね
日傘がわりの木陰から覗く
ポツポツとした日向。
虫たちの士気をあげ
我々の士気を下げる
夏の象徴。
–日差し–
『かんかん』
カンカン照りのお日様。
麦わら帽子を被った彼女は暑そうにしている。
「やっぱ焼けちゃいそうだなぁ。」
「日焼け止めは?」
「もちろん塗ったよ~。でも貫通してそう。」
「あー、してそう。
最近本当暑いよね」
「暑すぎるよ~。一回建物の中に避難しよ?」
「そうだね。ついでに冷たいもの食べよ」
なぜわざわざ暑い日に外に出てまでいるのかと言うと、これからアイドルのライブがあるからだ。
少し遠い現場なので早くに出なければ間に合わない。けど朝からでるほどでもない。結果的にお昼過ぎに出たのだけど駅までの道が暑い。
本当、最近の日差しは強い。
お題:《日差し》