日の出』の作文集

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日の出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/3/2024, 5:37:40 PM

僕の青春は
車輪の下さ
喜びも悲しみも
寂しさも孤独も
全て押し潰されて
何も感じない日々
ただ轍(わだち)が残り
その傷跡だけが
癒えずに痛む
時折悲しみが
肩を掴んで揺すぶる
何をしても無駄だ
そんな思考が僕を支配する
ああ神様
どうして僕をここまで苦しめるのですか?
宿命だから受け止めろと?
もう背負いきれないです
この世界から消え去り
あの汚れのない空に
帰りたい
だけど帰るのは許されない
帰ってくるな生きろと
聞こえないはずの声がする
罪悪感に苛まれ
胸の奥
出ない涙が溢れて泣けない
それでも僕は
この車輪の下で
押し潰されても
何度も立ち直ろうとする
それを自分の心の軌跡にするために

1/3/2024, 5:05:13 PM

正月ボケ では無い  
私は日常に普通の睡眠が
とれなくなったのは
もう 20年以上だ   

日の出前の夜中に 起きて 
今日の テーマ 

日の出 をみて

頭のなか 身近で 日の出を
みたことはないから
だから 浮かんだ 日の出は
多分 メディアで 過去なり
みてきた 日の出だろう

日の出前に起きてしまう
私は 考えたら 
容易く 
仕事おわり温泉宿1人旅をして
日の出をみて 仕事先間に合う だろう

通行止めに 合わないなら
次の日仕事は間に合わないか
ふわり 一瞬 ときめき

現実逃避 

朝 が きたら 通勤です
仕事です 16時まで
生活ため 仕事 夜中から
嫌だょ 嫌 嫌 
まして
新年 いちいち 
あけまして 今年もヨロシクとか
挨拶が 面倒

自宅での 無邪気な 
人苦手さ 素の 私まま
なんて 団体 群れのなか
我儘だ通用しないは
当たり前だ

散々嘆きを しながら今です
やはり 今年も 夜な夜中に
1人愚痴  
大抵は 人は人関係さで悩むかと
仕事人狭間で修行と 
宗教してないなりにしていく
しか ないか
 
だが やはり 楽しみながら
仕事はしていたい
楽しみも私はかなりしてる

対人関係で 全く
傷つかないは 違う
かなり 図太いと 周りなり
イメージ 私に図太いつげた
目上 後輩 君達もヨなんて
黙り あっそう 一言のみした
過去 去年

心配は いきなり 今日から
言いやすい 
私に またバイトいきなり休んだ
要員期待とか
宛には しないで下さい 
遥か以前からはっきり上司に 
言いたい 
今年も 堪え 多々かな
メリットは 給料アップ
残業は 睡眠 即 自宅で
衣服も 着替えないまま
睡眠可能さが残業要員いい
悪くなく また 
仕事辞めないで下さいよ
去年 そんな ことが
必要とされないより 
されるは いいことだ

たまに すいません
外せない 用が 決まっています
約束が あります
今日は 残業は ムリとやって
いる

私の 睡眠障害を知る
味方上司が いてる
沢山 かなり人狭間 
こう考えたら
スムーズだよを押し付けるもなく
楽に話しもできて
かなり憧れ 尊敬してる
畏敬さを感じている
私に 柔らかく ソフトに
接してくれる 

ふと今
その上司には 確実に
きちんと 
今年も宜しくお願いします
しっかり 挨拶ときまった

日の出前 夜中
今年の 仕事はじめだ
もう一度 睡眠をとしよう

(能登半島被災皆に日の出の
光は 穏やかに あたりますように 飲料水 食 が 行き届くが
ないなら … すいません力なき者の私の思いを)

1/3/2024, 4:59:00 PM

みくもはお布団に包まれたまま、目を覚ました。
まだ夜なのだろうか。置き時計のある方をじいっと見つめたが真っ暗でよく見えない。喉もかわいたし、少しお腹も空いてきている。しかし布団から出るのはめんどくさいなとみくもは思い、そのまま目を閉じた。

「みくも、見てご覧。とっても良い景色だよ」
 上から誰かの声がした。
「私は眠たいの」
 みくもは目を閉じたまま答えた。しかし数刻後、何だか気がかりで、少しだけ目を開けてみた。

 そこはいつもの自分の小さな部屋ではなく、満天の星空が広がっていた。いつの間にか山頂に置かれたベッドの上でみくもは仰向けになっていた。
 これは夢なのだとみくもは直感で理解した。
 何故ならみくもの住んでいる世界では、こんなにも沢山の星が夜空に浮かぶことはないからだ。

(あ、流れ星。綺麗ね。ずっと見ていたいけれど、夢だから一瞬で終わってしまうわね)
 みくもの思った通り、夢はすぐに消え去っていつもの朝がやってきた。

 みくもはベッドから起き上がると窓のカーテンをあけた。眩しい程の朝日が差し込んでくる。
「さて、今日も一日頑張らないとね」
 そう独り言を言うと、みくもは寝室を出て行った。

1/3/2024, 4:48:12 PM

目覚ましが鳴る前に起きてしまった。

もう一度寝るには時間がない。

なんとなく朝の静けさを感じたいとベランダに出た。

「さっむ…。」

つんとした冬の朝の空気が俺を纏う。

しばらくぼーっとしていると、耳慣れた足音が聞こえる。

「なにしてんの?」

「うーん、なんとなく?」

「寒くない?」

「慣れちゃった。」

「風邪ひくよ。お布団戻ろ?」

「うん。…あ、見て!日の出!」

「…本当だ、綺麗。きらきらしてる。なんか得した気分。」

そう言ってにこっと笑ったあなたの顔が、俺には何よりも輝いて見えた。





240103 日の出

1/3/2024, 4:41:02 PM

『日の出』

 山の端、あるいは水平線に向けて、空の明度は徐々に上がっていく。濃紺が群青、天色になって淡青へ。青が白に変わる過程のなんと美しいことか。
 空の際は薄らと陽の色に染まっている。黄とも橙とも取れぬ、あるいは桃色にも見える絶妙な彩は、空の青と混じり合って雲を淡く色付けている。
 「春はあけぼの」から始まる一章節を口の中で転がす。一千年も昔の表現に、人の世の唯一の不変を見た。著者の豊かな感受性と高い表現力は、千年の時を超えてなお色褪せない。
 青が明けてゆく。陽の色が強くなってゆく。一瞬の閃光が辺りを染め上げる。命の星が姿を現すその瞬間に、私は世界の美しさを知るのだ。

1/3/2024, 4:33:49 PM

日の出

綺麗。美しい。

そのことしか考えなくて済むような瞬間は有り難い。

1/3/2024, 4:32:05 PM

日の出


彼の横顔がオレンジ色に染まっている。整った完璧なEラインを日の光が縁取っていて、それがあんまりに美しかったから日の出なんかそっちのけでずっと彼に見蕩れていた。僕の熱烈な視線を誤魔化せなくて、彼は居心地が悪そうに目を泳がす。いつもはあまり動かない表情筋がぐにゃぐにゃ動いて、名前もつかないような絶妙な表情をさせた。その顔をさせたのが僕なんだと思うと胸が焼けるように熱くなる。
「…あんま見んなよ」
「だってすごく綺麗だから」
日の光のせいで彼が照れてるのか照れてないのか分からない。照れた彼の頬の赤が見れなくてもどかしい。もっとよく見せてもっと僕を見て、と欲張る気持ちが抑えられなくなって頬に伸びる手を抓って我慢するのに必死でいよいよ僕は日の出の存在を忘れていた。
「俺より、日の出見ろよ」
彼は僕に見つめられるのに慣れたのか飽きたのか、またさっきみたいに前を向き直して光を見ていた。僕はというとずっと横顔に魅了されていた。彼の顔は確かに人間らしいのに、どこか無機質でひやりとさせられる。欠点が見つからない整った顔立ちと何を考えているのか分かりずらい表情が混じりあって、その全てが絶妙なバランスで、言葉で形容できない魅力がある。それは神様が完璧な調合で作り上げた姿のような、天才的な発明家が理想を尽くして作り上げたロボットのような…。そんな、奇妙なほどの美しさと少し危うい繊細さの結晶だ。自分なんかが近づいてはいけないのだと思わせてしまう強烈な美しさに誰もが打ち震える。彼の放つ鮮烈な青の麗しさには誰もが惹き込まれ、花も蝶も息を飲むのに、なぜだか彼の周りはいつも静かだった。一人で凛と背筋を伸ばし悠々と歩く姿を初めて見た時は、僕は衝撃で目の前の景色を疑った。こんなに美しい人を誰一人追いかけないのはなぜだ。僕がもしこの場に百人いたら彼を囲って逃げられないようにして、どんなに嫌な顔をされても、もう一度出会えるようにして離さないだろうと思った。そして、実際にそうした。残念なことに僕はたった一人だけだったが、彼を必死に追いかけ汗をみっともなくダラダラと流しながら、周りをうろつき、問い詰めた。
名前を教えてください。何歳ですか。どこの大学ですか。今日は何をしに来たんですか。これからどこへ行くんですか。そう早口で叫び続ける僕を彼は心の底から不審そうに見て嫌そうに顔を歪めた。この変なやつを振り切ろうと彼は走りだしたけど、生憎僕は足が結構早い方であったから、簡単に追いついてしまって、二人息を切らしながら真昼の東京で追いかけっこをした。(彼からすればただ不審者に追いかけられただけであり、通報されてもおかしくなかった。通報されなくてよかった。)そうしている内に、息も絶え絶えになって二人して路地裏の地面に寝っ転がる。寝っ転がった姿で咳き込みながら、僕が彼に名前を何度も尋ねるから、いよいよ彼は諦めて、顔に見合った綺麗なテノールを揺らしながら綺麗な名前を口にした。綺麗ですね、顔も姿も名前も声も。と言った僕を見た真っ直ぐな瞳が今でも忘れられない。それは、彼の瞳の中がトロトロと蕩け出しそうな位に甘い色をしていたから。何て返したら良いか分からずに震える唇も、僕の顔を見れずに定位置を失った黒目も、じんわりと内側から染まっていく頬も、全てが僕が想像した反応の真逆だったから、びっくりして言葉を失う。僕は言われ慣れてるだろうと信じて疑わなかったのに、まるで初めて言われたみたいな初々しい反応をされたから、驚いた。本当に、彼は初めて綺麗だ、と美しい、と言われたのだ。彼があんまりに美しかったから、誰もがそんな陳腐な言葉言われ飽きただろうと思って言わなかったのだ。だから、信じられないことだけど、彼のその美しさを真正面に言葉にしたのは僕が初めてだった。そう付き合い出した頃に、彼に言われた。
強そうに見える彼は実は誰よりも弱く脆く寂しがり屋で、それを誰も見破ろうとしなかった。彼の瞳の奥のドロドロとした熱と押し込んだ感情を見ようともしなかった。寂しさなんて知らないと言い張った爪先を僕だけが見逃さなかった。
「ねえ」
「はい」
「何考えてるの?」
僕は微笑む。僕が彼の隣に当たり前みたいにいれるのが嬉しくって幸せで仕方がないんだ。
「貴方のことだよ」
僕はいつも貴方のことばっかりだよ。止まることを知らない思考が僕の頭の中を貴方への愛で満たして、僕はいっつも心臓が痛くて痛くてしょうがないんだ。貴方への愛に押し潰されそうな勢いなんだよ。彼に出会ってから僕は寿命がほんの少し短くなったかもって思うくらい。
そんなことを言ったら彼は怒るだろうけど、でも、僕はその位貴方のことがこんなに切なくて苦しいくらいに好きですって心臓をくっつけて伝えるよ。
「好きだよ」
…ほら、その照れた顔が緩んだ口角と優しい瞳が、僕をおかしくさせる。来年もここに来ようね。来年もこうして日の出を見つめる貴方の横顔を見て、貴方と同じ会話をして、デジャブだねって笑い合って、好きだと伝えて、照れた瞳に見蕩れていたい。ううん、やっぱ来年だけじゃなくて、この先ずっとずっとそうして貴方の隣にいたい。
柔らかく微笑んだまま俺も、って囁かれて今度は僕が耳を赤くした。眩しいオレンジの光を背にして、僕らはこっそり手を繋ぐ。貴方の存在全てが、どんな眩しい光よりどんなめでたい景色より僕を虜にしてやまない。

1/3/2024, 4:20:57 PM

これはただのひとりごと


自分の好きな色の組み合わせは何だろう。

僕は、紫と水色が好きだ。

深海のように怪しく綺麗で、夜空のようで混沌として美しい。

どこまでも深く淀みのない煌めきは桃色の優しさを連想させる。

色には不思議な力がある。

赤は漲る情熱、青は純粋なる誠実さ、黄は調和の暖かさを感じる。

それは僕であるからそうなる。

人によって、色の感じ方は多種多様で、心の在りようも十人十色。

だからこそ、人は何色になれるが、何色にもなりかねない。

自分が、本当に染まりたい色はなんなのか。

夕焼けの雲が薄い青色と淡い赤に照されて、高架橋の端には川の

揺らめく水を、光が写す。

堤防のすすきが夕日に染められ、風に誘われ涼しげにさざめく。

そんなありきたりな色より、よほど美しい光景に心が洗われる。

明日の景色にも期待と可能性はあるけれど、

今日の二度と来ない景色に、僕は感じれることがあるかも知れない。

この、日の入る前の情景を。

1/3/2024, 3:51:03 PM

とにかく健康に気をつけて過ごす。

新しいことにどんどん挑戦する。

自分の趣味を全力で楽しむ。

幸せを、おすそ分けしたい。

〜新年〜
〜今年の抱負〜

1/3/2024, 3:35:13 PM

人生で日の出を一度も生で見たことがない。
いつかきれいな日の出をこの目に入れたい。

1/3/2024, 3:32:15 PM

美しい海の向こうから日が出る。

そして、気高き山の中に日は沈む。

私は前者が好きです。

なぜなら、自分の心の内を表しているようで。

美しい日の光を見ると、自然と今日も頑張ろうと思える。

そして、心が解放され、私の中の日が目を覚ます。

誰の上にも太陽はやってくる。

どんな日でも日の出はある。

それらの"常識"を味方につけて

私は明日も頑張ろうと思います。

1/3/2024, 3:31:11 PM

日の出

物事の捉え方の話だ。

日が昇る時、あの国では日が沈んでいる。

私たちが日の入を見る時、あの国では日が昇っている。


ある漫画で、こんなセリフを言っていた。

「真実は人の数だけあるんですよ」
「でも 事実は一つです」


子どもたちには色々な見方ができるような人に育ってほしい。

本質【事実】を見抜く力も大切だけれど、
人それぞれの物語【真実】を見て、
寄り添える人になってほしい。

2024.01.03

1/3/2024, 3:29:00 PM

忘却にみをゆだね、ねむっているわたしは、もえるような曙光がさしこんでくるのに、めがさめる。くるしみのただなかにいるものにとって、めざめとは、いくぶんつらいものである。かりそめの忘却からめざめへとうつってゆくなかで、苦悩をせおいこんでいるじぶんをさいはっけんし、すべてのどんづまりをおもいだす。そのようなくるしいしゅんかんにさしこむ曙光は、もえるようにぎらぎらとかがやき、まるでわたしをせめさいなむほのおのようだ。ねむりの忘却のふちにしずめておきたいことどもを、曙光はヨウシャなくあばきたて、わたしにいやおうなくちょくめんさせる。つかのまのねむりでわすれていた苦悩をはっきりとおもいだし、わたしは憂愁にとざされる。しかも、そのときにはすでにねむけはわたしからさり、ふたたびねむることはできない。わたしは、はっきりめざめたイシキのまま、苦悩にたちむかわなければならない。

——日の出

1/3/2024, 3:25:12 PM

日の出
初日の出は数える位しか見たことない。
日の出は一時期、日が昇る時間帯まで寝られない期間があったので、その時期は“あぁ、日の出の時間帯の空は、綺麗だなあ”とか思いながら、ベランダから外に出てみたりしてた。
まじで暗い時間帯は眠気が全然来なくて、嫌なことばっかり思い出したり考えたりしながらひたすらゲームしてた。
で、空が明るくなり始めると、なんか安心して、するとだんだん眠くなってきて、それから寝るって感じだった。
1回車泥棒に家に入られてから無意識に怖かったのか。
まあ、その前からも眠れない時期あったし、もともと宵っぱりではあったので、これが要因かは、微妙なところ。

1/3/2024, 3:21:31 PM

【日の出】
貴方と見れて幸せだわ

俺は彼女と日の出を見ていた。

俺も幸せだよ

このやり取りは何年前だろう・・・

彼女が亡くなってからトラウマになった日の出。

あぁ、日の出をみるならお前じゃないと、
お前じゃないと幸せなんて思わないよ

1/3/2024, 3:18:14 PM

日の出

明けない夜…
絶望感

朝になるのが
こわい

日の出の眩しい光り


つらくて…目を閉じる

1/3/2024, 3:08:36 PM

「思ったよりも…綺麗だな。」
その光から目を離さずに、ぼそっと呟く君。
ちらりと君の方を見て、その端麗な横顔に映される光に、少しだけ妬いた。
「あの光が、私だったらいいのになぁ。」
「なんでだ?」
「あの光はすっごく眩しくて、君を守ってくれるような、救けてくれるような光だから。」
孤独で、強くて、仲間がいて、弱い君にとって、私があの光だと思ってくれているなら。
「オレはあの光、オマエみたいだなって」
突然そう言われる。
驚きすぎて、めでたい光よりも、彼の横顔を目を見開いてしっかりと見る。
「あ?オレなんか変なこと言っ……たな!?
べ、別に変な意味じゃねえからな!?」
「い、いいいやいや分かってるよ!私がなんか突っ走った解釈しただけ!!」
「多分その解釈で合ってる!!」
「言わなくてもいいよ!!」
恥ずかしさのあまり言い争いのようになっている状況で、冷静にツッコむ人間がいた。
「いやもう付き合えよ。」
「あの言葉は告白同然だよねー。

てか日の出綺麗だね〜!!」

_2024.1.3「日の出」

pk。今日円盤クリアしました。
クリア後姉弟に会えないってマジですか?
おやじを「青木さん!?」と思った自分を投げ飛ばしてくれる人はいますか?

pk知らなくても多分読める…と思います。

1/3/2024, 3:02:31 PM

#5
日の出の瞬間ってすごく綺麗。
ほとんどの人がそう思ってるはず。
いいなぁ。みんなに認められて。
みんなに認められたいとかは思ってないけど、1人でもいいから、誰かの中の私が綺麗な存在だといいな。

ちょっと話ズレたかもです💦

1/3/2024, 2:59:08 PM

まだ暗いうちから、トルデニーニャは山頂に向かって走っていた。彼女たち、有翼族が住まう岩山のてっぺんに向かっているのである。
 今日は特別な日。どうしてもその時刻に遅れるわけにはいかない。飛んでいけば一瞬のことだが、彼女はみんなのように巧く飛べなかった。しかし、日々の積み重ねで得た、狩りの腕はある一人を除いて、彼女に勝る者はいない。
 同朋たちは幼い頃こそ、それを散々からかっていたものだったが、彼女に狩りの腕前が敵わなくなった頃には、彼女の真摯な努力に敬意を表していた。
 毎日のように走っている道のりを急いで走り抜け、彼女はとうとう山頂に到達した。まだ空は暗くて、山の端が少し明るんでいる。
(――間に合った)
 ほっと胸を撫で下ろして、彼女は崖際に近寄っていく。すると、暗闇に紛れてよく見えなかったが、既に先客がいたらしい。先客は端に座って、眼下の景色を眺めていた。
 先客は彼女の足音で気づいたらしく、振り向いた。
「……ああ、トーマ」
 彼女の姿を認めて、それが発したのは気のない声だった。冷たいと言い換えてもいいのかもしれないその声音は、リヴァルシュタインのものだ。誰だろうと訝っていたトルデニーニャは、その声を聞いて、緊張を解いた。
 よかった。知らない人だったらどうしようかと思ったところだった。
「こんばんは、リヴァ」
 にっこりと笑って、彼女は遠慮することなく彼の隣に座った。
「君、きちんと暖かい格好をしてきたのかい」
「もちろん。リヴァたちと違って、わたしは寒さに強くないもの」
 見て、と彼女は両手を広げた。毛皮の上着の下に厚手の服を二枚重ねて着ており、耳当てのついた帽子に手袋をしている。走ってきたから、熱いくらいだ。
 ぴゅうと冷たい風が吹いた。
 くちゅんとくしゃみをした彼女を見て、彼は小さく溜息をつくと、自分の巻いていた襟巻を彼女に巻き始める。
「首元を出していると冷えるよ。しばらく、ここで座って待つんだからね」
「ありがと……」
 大人しく為すがままにされながら、トルデニーニャは答えた。
 彼が襟巻を巻き終わったので、二人は並んで、前方を眺める。
 山の端の明るい色が徐々に下から立ち昇り、暗い空が徐々に明らみ始めていく。山の端から大きな半円が姿を現して――やがて完全な円となる。朝日が昇ったのだ。
(今年もこうやって一緒に見れてよかった)
 彼女はそっと彼にもたれかかった。彼は驚いたように彼女を見たが、口許を緩めると、彼女を抱き寄せたのだった。

1/3/2024, 2:55:43 PM

神さまが
山の向こうで
目を覚まし
その輝きが
昇り現る

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