「思ったよりも…綺麗だな。」
その光から目を離さずに、ぼそっと呟く君。
ちらりと君の方を見て、その端麗な横顔に映される光に、少しだけ妬いた。
「あの光が、私だったらいいのになぁ。」
「なんでだ?」
「あの光はすっごく眩しくて、君を守ってくれるような、救けてくれるような光だから。」
孤独で、強くて、仲間がいて、弱い君にとって、私があの光だと思ってくれているなら。
「オレはあの光、オマエみたいだなって」
突然そう言われる。
驚きすぎて、めでたい光よりも、彼の横顔を目を見開いてしっかりと見る。
「あ?オレなんか変なこと言っ……たな!?
べ、別に変な意味じゃねえからな!?」
「い、いいいやいや分かってるよ!私がなんか突っ走った解釈しただけ!!」
「多分その解釈で合ってる!!」
「言わなくてもいいよ!!」
恥ずかしさのあまり言い争いのようになっている状況で、冷静にツッコむ人間がいた。
「いやもう付き合えよ。」
「あの言葉は告白同然だよねー。
てか日の出綺麗だね〜!!」
_2024.1.3「日の出」
pk。今日円盤クリアしました。
クリア後姉弟に会えないってマジですか?
おやじを「青木さん!?」と思った自分を投げ飛ばしてくれる人はいますか?
pk知らなくても多分読める…と思います。
1/3/2024, 3:08:36 PM