『日の出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
初日の出のために早起きしたり寝ずに過ごし、テレビに映る大人たち。
感動しました、綺麗ですねと目を細める姿に、太陽ひとつでそんなに感動できるのかと子供ながらに思ったものだ。
朝とともにあるものなのにどうしてなんだろう?
同じく感嘆の声を漏らす親には聞けなかったけれど、そんな風に思ったことはよく憶えてる。
子供の頃は自分が大人になるなんて、頭ではわかってたつもりが何ひとつ実感がなかった。
来年は誰とどこで何をしているんだろう、どんな気持ちで日の出を見るのだろう。
何となく、今のように見過ごしてることの方が多いかもしれない。当たり前に宿る尊さに鈍感になっているのかな。
生きてる間はきっと、日の出は朝とともにある。
何百年何千年と幾千の時が過ぎても、ただただそこにいてほしい。
遠い未来で大地を照らし、命を育み、変わり続けていく星々を照らし続けてほしいと願う。
"日の出"
昨日の朝も今朝も、日が昇る頃になると太陽が見える方角の窓辺に乗って日が昇るのを待ち、日が昇ってくると
「みゃあーう」
と、長く鳴くようになった。
──まぁ、見に行ったの二日くらい前だし飽きるだろ。
一回鳴いたら満足して窓から離れて、居室に入っていく。恐らく、朝ご飯までクッションで横になっている気だろう。
実は先月の中頃、身体が大きくなってきて窮屈になってきたのかトイレと水分補給とご飯を食べる時以外、ケージに入らなくなっていた。その為、ケージを撤去してケージがあった所にクッションを──因みにトイレは給湯室に──置いた。
居室に入っていくのを見守って、朝食の準備をしに台所に入る。
──フルーツサンドにするか。
たくさん貰っていた蜜柑も、正月に──なんとか頑張って──多く消費した為あと数個にまで減っていた。もうひと踏ん張りだと、フルーツサンド──蜜柑のみだが──に決める。
──確かコンビニに泡立て済みの生クリーム売ってたな。急いで行ってこよう。
居室に入る。見ると、やはりクッションに丸まっていた。
「ごめんな、ちょいと出てくる。もう少し待っててくれ」
聞こえているか分からないが、ハナに詫びを入れながらジャンパーを手に取り、袖を通す。
「んみゃあ」
寝ぼけた声で返事をする。しっかり聞こえていたようだ。
スマホと財布をジャンパーのポケットに入れると「行ってくる」と言って足早に居室を出てコンビニに向かう。
七分後生クリームを買って戻り、スマホと財布とジャンパーを居室に置いて急いで朝食作りに取り掛かる。耳付きの食パンに生クリームを絞り、その上に蜜柑の皮を剥いてひと房ずつ丁寧に分けながら乗せていく。丸々一個分を並べ終えると、被せるように生クリームを絞り食パンを乗せて対角線上に切って三角に切り分ける。それを皿の上に乗せて、今度はハナのご飯。ハナのご飯の皿を計量器の上に乗せてから電源を入れて計量しながらドライフードを皿に入れていく。適切量になると電源を切り、自分のご飯とハナのご飯を両手にそれぞれ持ちながら居室に入る。
「みゃあん」
入った途端耳を、ぴくり、と動かして立ち上がり、ケージを撤去してからの定位置に座るといつもより高めの声で鳴く。
「はいはい、お待たせー」
ドライフードが乗った皿を置くと、「みゃうん」と一声鳴いて、かりかり、と音を立てながら食べ始めた。
──さて、俺も朝飯。
机にフルーツサンドを乗せた皿を置いて椅子を引いて座り、両手を合わせ「頂きます」と言うと、一切れを手に取り一口齧って咀嚼する。蜜柑の爽やかさと生クリームのさっぱりとした甘さが程よく合わさり、思ったよりも食べやすくて美味しい。
──早く食べて、今日の準備だ。
気合いを入れ、二口目を齧った。
【日の出】
夜中に生まれた私の頬を照らした光は貴方だったの?
優しくて頼もしくて清らかな光はいつしか私を焦がしてしまって
また
繰り返し
カーテンを開けたまま寝ることできる人は結局
二度寝もできる
【日の出】
夜の間、ぶくぶくと大海の真ん中でたわむれる太陽。
太陽は水面にぷかぷか浮かび
また巨大な鯨のようにザブンと沈み
自分の光が揺らめきながら波間や水底の深みへ拡散する様子を愉しんでいる。
猛スピードでひるがえる飛び魚の群れが太陽を飛び越え
水しぶきを上げながら空中でスクリーンとなる。
はじけ飛ぶ大小の粒は火花のようにキラキラ散る。
波は大波。
ギュルンと回転して上空を臨みみれば
空は太陽を探して泡だっている。
月は暗がりでひっそり恋人と逢引きをし
天の川は瑪瑙のような強い筋を立てていきり立っている。
太陽は楽し。
心行くまで海を遊び
サソリを恐れて西へ走るオリオンを眺める太陽。
ジャブジャブと音を立て湯浴みから上がり
よっこらしょっと空へ帰る。
夜通しの遊びをクスクス思い出しながら光の水滴をまき散らす。
早起きの鳥の挨拶に鈴の音のような鱗粉を振りまき
太陽ぐんぐん昇る。
それが朝の始まり。
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【32】日の出
『日の出』
会社員だった頃に徹夜明けで見たビルの間に差す朝日は眩しかったな。
今思えばあれはキツかったけど充実してた。
カーテンの隙間から、今日最初の光が射し込んできた
眠りの浅い夜が終わり
言い難いモノが光のなかに引き込まれていく
あぁ、今日も共に見る事のできなかった日の出
夜の帳がおりるころ 無情にもふらっと現れ
空が白むころにはもういない
あと何回繰り返したら
終わりを告げるのだろう
明けない夜を願い
残酷な朝を迎える
「ほら。日の出だよ」
低い崖に座った。
日の出が見れるよと彼女は彼の手を引っ張り
この崖へ来た。
「ここ、『思い出の場所』なの。
私が幼い頃、私のおばあちゃんとよく遊んだんだ。
おばあちゃんはもう
天国に旅立っちゃったんだけどね。
...ここに来るといつもこのことを思い出すんだ。」
目から涙が出そうな彼女を見て、彼は
「そうなんだ。」
と、一言だけ話すと日の出の方を見なおした。
そんな彼を見て彼女は
「ごっ、ごめんね...こんな暗い話しちゃって。
あのさ...明日って...その...予定ってある?」
と、苦笑いしながら聞く。
「....明日はないよ。」
彼は小さな声で言った。
「そっか。じゃあさっ、明日も日の出、見よ?」
彼女は彼の顔を覗き込んだ。
「う、うん!」
彼は微笑むと彼女もニコッと笑みをこぼした。
「あっ、見て!太陽がさっきより出てるよ!」
彼女は彼の肩をとんとんとたたいた。
「えぇ?ほんと?さっきと同じじゃない??」
彼は目を細める。
「1ミリくらい違うよ!」
彼女はふふっと笑って言った。
「さっきとほとんど変わらないじゃん〜!」
彼も笑って話した。
「日の出」
久しぶりの、長い文章ですね!
いつも少しサボってました。笑
日の出
私のお母さん お父さんはお正月関係なくお仕事です。
初日の出にも行けませんでした。
来年は行きたいです。
太陽が水平線から顔を出した。
彼女の顔が陽光に照らされて眩しい。
そうでなくても、あなたは眩しいのに。
「カナコは、どうしたい?」
彼女は聞くけど、そんなの決まってる。
「あなたにまかせるわ」
分かった、と彼女は上機嫌そうに頷く。
「じゃあ私、オーディション、受けるわ」
あなたの分まで、頑張るから。
彼女は声高々に言った。
私には……おそらく彼女にも、未来は見えていた。
彼女は、すぐさま脚光を浴びて有名な女優になる。
怪我で主演辞退を余儀なくされた私を見捨てて。
未来は、見えていた。
だから……
お願い。
もうこれ以上、眩しくならないで。
彼女の背中を、ありったけの憎しみを込めて前に押し出した。
寒い中外に出て日の出を見に行く気力はないけど、後になるとどうせなら見に行けば良かったなあと毎年思う。
#日の出
絶望して
涙が止まらなくて
眠れなかった
夜。
夜って
こんなに
長かったんだなぁ。
ほんとは
眠たくて
欠伸だって
出るのに
全然
眠れない。
とりあえず
体は休ませたいから
目を閉じる。
でも
いつまでも
眠れない。
トイレ
行こうかな。
あ。
カーテンの隙間から
陽の光が。
おはよう。
太陽。
もう、
次の日が
やってきてしまった。
眠れなかった。
はぁ、
どうしよう。
#日の出
日の出
数年前は
あなたと
一緒に見た
日の出
今年は
切なくて
思い出すのが
つらかったな
なな🐶
2024年1月3日
AM2:00
年に一度の音楽番組も
ぬくい布団も投げ出した。
窓の外は暗闇が深くて、
おにぎりは胃もたれしてしまう。
ニュース番組には知らないキャスター。
今更になって荷物を全部取り出して確認する。
そのうちエンジン音がして
雪道へ出発した。
恐ろしい森の入口
謎の野生生物
星の降る階段
「ダンジョンみたいだね」と笑った。
新しい西暦を雪に書き込む
興奮と眠気で喋ったり喋らなかったりしながら、
街を見下ろした。
吹き付ける風に足や耳が取れそうだ。
だが誰一人、不満を口にしなかった。
暗闇に赤い筋が灯る。
ゆっくりだけど早い。
私達とは違う時間の進み方だ。
ただ、なすがままに私は万歳をし、
オレンジ色に包まれていった。
#日の出
朝、一番最初の開けた曲がり角で、ぼんやり白い空が清々しい
初日の出見ようとして元日頑張って起きたけど
眩しくていつも通りにしか見えない悲劇
【日の出】kogi
カラオケに家族で行った すごく楽しかった!
色々な歌 歌ったし いつもより大きい声で歌えた!
日の出の時に見える太陽と青い空はは朝が始まったと感じられ美しい。しかし私は夕暮れの方が美しいと思う。なぜなら夕暮れの方が1日が終わりかけているという実感がして落ち着くからだ。
「ふぁぁ〜…」
ここに移り住んでから何年経って何回正月というものをここで迎えたか分からないほど変わらない景色と気怠い寝起き。
まだ働かない頭をゆっくりと稼働させながら隣に居る妻を起こさないようにそっとベットから降りカーテンを開ける。
建物と建物の間からゆっくりと世界を照らしていく太陽の光が開けたカーテンの隙間から部屋に入ってくる。
「…さてと、もう一眠りするかな」
日の出が部屋に侵入するのを防ぐかのようにカーテンをきっちりと閉めベットに入る。
閉めきれていなかったのか、先程より少し明るくなった部屋では子供のような顔で寝ている愛おしい妻の顔。
そんなひとつの幸せを感じながらゆっくりとまた眠りに落ちた。
『日の出』
今朝の朝焼けがとてもきれいだったから写真に撮ったよ
ほんの数分で色が変わっちゃうから急いで撮らなくちゃいけないんだ
それにしても、そのときどきでオレンジ色っぽかったりピンク色っぽかったりするのはどうしてだろう
どっちにしても、実際の色と写真の色は微妙に違っちゃうんだけど