『日の出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日の出
朝起きるのは苦手だけれど貴方と日の出を見るためならば頑張って起きれるよ
日の出
基本的に僕は日の出の時間に寝て日の入りの時間に起きる。僕の家の近くにある大きな川辺に初日の出の瞬間は多くの人が集まる。大人数の場は苦手なので僕は窓から初日の出を眺めた。普段は風景や自然に感動をすることがない僕もなぜかほろりと涙が頬を伝った。
山吹色に染まる街。私は、高台にある公園からそれを眺めていた。
今年は気温が高めとはいえ、一月の、ましてや夜明け直後の風は冷たい。よかった、使い捨てカイロも持ってきておいて。
「『見るべきものは見つ』、ってとこかな」
昨夜がりごりノートに書き込んでいた言葉が口をつく。まあ。
「討ち果たされるときなんだよねぇ……。この言葉」
一つ、ため息をつきながらそう呟く。源平の合戦、壇ノ浦。平知盛の言葉が、何故か私にはすとん、と胸に収まってしまった。
「じゃあ、帰ろうか」
踵を返して、家へ。伸びる影を見ながら、私は願う。
いつか、私がこの言葉を本当に口にしないことを。
丘陵から日の出を見る。
やっと自分の任務は終わり、そして一日が始まる……気が抜けた男は武器をしまい草むらに寝転がった。
太陽が出てしまえば奴ら──鬼は活動が鈍くなる。日中は人間の時間。もう安心して大丈夫だろうと考えてのことだった。
まだ暗い時間から動いていたから疲労はひどいものだ。朝霧に濡れた葉が顔に触れて心地良い。
冬になり夜から朝方にかけてはだいぶ冷えるようになってきたが、ずっと体を動かし続けていたため、冷えなどどうということはなかった。
「これから雪が降ったらやべぇな」
寝転がれなくなる、と呟いた。雪は雪で冷たくて気持ち良さそうだが。
駆けてきたから息がまだ荒い。
「初日の出、だ」
そういえば、今日は元日だった。昨日は世話になった人に挨拶周りをし、蕎麦を打ったりご馳走を用意するのに大忙しで。
年が明け、今日も忙しい一日が始まる……その前にもう少しだけ、休息を。
「今年も頑張るか」
目を閉じて、深く呼吸をする。
草の匂いを目一杯吸い込んで、清々しい気持ちで新年を迎えるのだった。
【日の出】
【日の出】
「ご覧下さい、今年初の日の出です」
「やっぱ初日の出を見ると、新しい年が始まったって感じしますよね」
お昼のテレビで初日の出の映像が流れる。
新年挨拶のため、おじいちゃんの家に親戚が集まる。僕はお年玉を貰いながら横目でテレビに釘付けになっていた。
毎年お年玉がメインでテレビなんて気にしないのに、今年はたまたま目に映った初日の出の様子に何故か心打たれた。
「パパ、初日の出見てみたい」
パパは困ったように、えぇ?と言う。
「初日の出はもう生で見れんが、日の出が見たいのだったらこの近くに穴場があるぞ」
おじいちゃんが教えてくれる。加えて、
「だけどこの時期は寒いし、早起きしなくちゃ見れんぞ」
心配そうに言ってくるが僕は平気だ。ただパパは寒いの苦手だし、起きるのも遅い。
今度は僕が心配そうにパパを見る。パパは僕の視線に気がつくと、諦めたように言う。
「わかった。じゃあ明日見に行こうな」
その言葉を聞いて僕は明日が楽しみになった。明日は何が何でもパパを起こして連れて行ってもらおう。
「わざわざ見に行きたいとは思わないけど」
そう言いおいて彼はコーヒーを一口飲んだ。
「寒いしさ、正月は特に人混みが凄いでしょ?」
だから別に行かなくてもいいよ。
確かにその通りだと思いながら、私もコーヒーを飲む。
「TV見てれば中継で色んなところの初日の出とか見れるしね」
コタツから出るのが億劫な私は、彼の言葉に相槌を打ちながら皿に乗ったチョコチップクッキーに手を伸ばす。二人ともインドア派で、デートもお互いの家でゲームしたり漫画読んだり。それでいいしそれが心地よかった。特に会話を交わさなくても、お互いのことはよく分かっていた。――だから。
「……」
頬杖をついて、ぼんやり全国の初日の出のリレー中継を見る彼の横顔が。その瞳が、僅かに潤んでいたことに。私は思いがけず、ときめいてしまったのだった。
END
「日の出」
日の出
新年早々、私は実家に帰り、一日中ゴロゴロしています。
テレビでは初日の出のニュースをやっていました。
大学時代、男4人で藻岩山の初日の出を見に行ったことを思い出しました。
私たちのグループは冴えない、魅力のないように見えたかも知れませんが、それが私たちの青春でした。
日の出
たまにあるいつもよりちょっと早く起きちゃった日に窓から見えるピンクみたいな薄オレンジみたいな日の出の空の色が大好き
まだ誰も起きてなくて、窓を開ければ空気が澄んでて、少し嬉しいような気持ちになる朝が好き。
おはよう。新しい朝。切り換えていこう。昨日の私と交代しよう。今日は今日。昨日は昨日。ちがうのよ。でも心身は磨かれている。昨日よりも今日。今日よりも明日になるように。誰に言われるでもなく私がそう思いたいよ。さぁ、いってきます!
洗いたての日の出だけは、きっと、いつもと同じだったのです。一年を照らす灯火は、少なくとも一つはあるのです。
/お題「日の出」より
「日の出」
日の出を見て感激してる人がいる裏側で
夕日を見て一日を振り返ってる人がいる
人もまた同じ...
今終わってゆく人
今から始まる人
早い、遅い関係なく
人生を全うした人から
天に帰るらしい
悔いが残らない生き方をしないと
天に帰れないのかな...
私は自分の何を終わらせれば
人生を全うした事になるのかな...
難しすぎて頭が痛い
私の人生の日の出は
そっちに行きたくない!!とグズって迎えた
いつか迎える日の入りは
ガッツポーズで、笑顔で迎えたい
【日の出】
日の出っておいしいの?
…くらい、日の出は見てない。
日の出を見るのは、君の隣がいい。
眠りから覚めると、横には君がいて、カーテンを開けて外を眺めてる。
私も起き上がって、隣に座る。すると、彼は横を向いて「おはよ」って、ほわわんとした声でいう。
そしたら、外が明るくなってきて、日が差し込んでくる。
太陽さんも、眠りから覚めて、山のお布団から顔を出す。
それを眺めてる君の、初日の出に負けないくらいの暖かさを持った、優しい笑顔がだーいすき。
さあ、今年が始まった。今年も、毎日この笑顔が見られるといいな。
夜にふと壁のカレンダーを見ると絵が日の出だった。
あぁ、一日が終わってしまう…
この休みがずっと続けばいいのにと思う。テストやだ。
今日は最高の1日だった。明日はどうなるだろうか。
ああ、消えてしまいたい。明日にもならなければ。
今日という日を清算し、明日を早く迎えたい。
時よ過ぎないで。出来るなら明日はまだ来ないで。
今日も明日も、愛すべき日であるはず。
希望の夜。悲願の夜。整然たる夜。願望の夜。愛しみの夜。
さぁ、朝が来た。
ああ、朝が来てしまった。
やっと朝が来たか。
もう、朝が来ちゃった。
嗚呼、朝が来てくれた。
正気に満ちた朝。絶望の朝。照らす朝。光彩の朝。慈しむ朝。
【日の出】
何年か前、家族で初日の出を見に行ったことがあります。
寒いからとモコモコのダウンの上に馬鹿でかい毛布を被せられて、姉妹揃って超不機嫌になりました。
写真を見ても、2人でカメラを睨んでいて面白いです。
今は家族の関わり方がその時とは変わってきているので、懐かしい感じです。
成長なのかな。
300字小説
最初で最後の朝日
『もう疲れたんだよ』
何度目かのダンジョン探索中。俺の行く手を遮ってきたスケルトンは剣を下げた。
『宝を守ると言っても、持ち主であるマスターはとうに逝っちまってるんだ。なあ、ここの宝を全部やるから、俺を解放してくれないか』
奴は日の光を浴びれば、消滅するという。報酬が貰えれば解決するのが冒険者だ。俺は奴を連れて地上に向かった。
ダンジョンを出、小高い山を登る。
『何処まで行くんだ』
「どうせ消えるなら、こいつが良いだろう」
東の空を指す。
『……おお』
徐々に明るくなる空が日の出を迎える。眼窩の青白い光が揺れる。
『これが朝日……なんと美しい。……ありがとう』
奴はカタリと満足げに笑んだ後、サラサラと消えていった。
お題「日の出」
今年は今日から参加していきます。
今年もよろしくお願いいたします。
ひので
あたらしい はじまりのひかり
いつもの ひかり
きっとあのひともみたかった
いつもの ひかり
てのひらにあたる ひかり
ぬくもり
いつも なくなってから きがつくの
たいせつな ひかり
〝日の出〟
「一緒に初日の出見ない?」
彼から電話がかかって来た。答えに迷っていると、
「もちろんモーニングコールするから、どう?」
と、私の心を読んで、彼が追い討ちをかける。
行きたくないと言えば嘘になる。
それに、彼が気遣ってくれたのが嬉しかった。
「もちろんいいよ。でも、手間かけてごめんね」
「いいって。じゃ、また電話するね。おやすみ」
「おやすみ」
そう言って電話を切り、眠りについた。
そして、朝。
彼から電話がかかって来る前に、私から電話をかける。
「おはよ、起きてた?」
「おはよ…って、起きてたんだ。びっくりしたよ」
あなたのせいなのに、と心の中で呟く。
あなたに会えるのが楽しみで、早く起きたんだから。
初日の出は自分的には結構見るのが難しい。
寒がりすぎてずっとお家の中で温まってたい。
でもテレビとかで見るとすごく綺麗。
いつか実際に綺麗な場所で見てみたい。
同じ日の出でも季節によって印象変わるよね。
自然豊かなところで見てみたいなぁ。