『日の出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ー雪景色ー
雪が積もった
見渡す限り真っ白で、地面も木々も、美しい雪景色だ
太陽の光に照らされたキラキラは、感動を与える
ああ、僕の道にも雪が積もればいいのに
汚いものや見たくないもの、全てを伏せて
真っ白にしてくれたらどれだけ楽だろうか
汚れを知らないその純白は
あまりに眩しくて、光っていて、
まるで綺麗なものしか存在していないかのような
輝きがある
僕の人生も美しく、輝く日が来るのだろうか
雪が溶けませんように
どうか、僕の道にも雪が積もりますように。
日の出
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2024.1.4 藍
#95 日の出
触れれば焦がすって
わかっています。
わかっていたんです、
「日の出🌅」
毎日繰り返される
日常の一コマに過ぎない風景
「日の出」
しかし 人はその光景に
多くの物語りと感情をのせて
自分を鼓舞したり
時には生きる糧にする
お天道様は何も言わず
そこにただ見守っているだけなのに☀
栃木の小さな小さな農家のおひさまから日向坂46へ
日向坂46の皆様、初めまして!
栃木県の小さな小さな農家の「土耕新風ファーム🌾」です♪
あっ! 忘れてたwwおひさまでーす〜!
改めて、今年も宜しくお願い致します♪
さて、去年は紅白歌合戦に出場出来なく悔しい思いをしたと思
いますが、、、皆様は素晴らしい方々です♪
私は、あるメンバーから救われたからです。 高校時代、私は鬱病になってしまい。
毎日毎日、暗くて息苦しい日を教室の片隅ですごしていました。
何も楽しい事もなく高校を卒業するときに、追い討ちをかける
ように新型コロナウイルスに家族が感染、、、
完治した後、足を農作業で機械に巻き込まれ、、、踵を7針縫いました、、、
そして、付き合っていた彼女からも裏切られ、、、
正直、生きている心地がしませんでした。
しかし、社会人になり「日向坂46」って言うグループに興味を持ちました。
最初は、アイドルなんか興味ねぇ〜っと思っていました。
だけど、私はメンバーの金村美玖さんにYouTubeで拝見した瞬間、、、
何なんだ、この笑顔、、、
って思ってから、もう虜になってしまいました。
そして、日向坂を調べていくうちに皆さんと同年代なんだなーって事が分かりました。
また、デビューまでの道のりを表したした「3年目のデビュー」や「希望と絶望」を拝見し何も言葉に出来ませんでした、、、
しかし、皆さんの「絆」は凄いですね〜、
決して切れない!
私は、グループより家族だと思いました。
佐々木久美さん、1期生を始め今は4期生までいる大きな家族になり私は毎日、笑ってます。
いつも、トラクターの中で聞いてます♪最高〜
最後に、、、
皆さん、是非 「不撓不屈」の精神で助けあって下さい!
苦しい事や悲しい事がこれから先、幾度となく襲ってくるでしょう。
でも、皆さんの「絆」はちょとやそこらでは切れません!
出会いと別れは必ず来ます。
避けられない道です。
これからの、日向坂って言う坂道を作っていくのはみなさんです!
「おひさま」はいつも皆さんの隣にいますよ!
日向坂46としての役目を果たせるように、私は全力で応援、支援して参ります♪
小さな小さな農家で土汚いと思いますが、、
農家の私もおひさまになれましたか?
また、私は今年「日向」っという名前である作物を栽培、販売を考えています。
私の目標、叶えて見せますよ!
皆さんの、ご活躍を願っております。
また、ご身体お気をつけて下さい。
応援してます♪
栃木の小さな小さな農家のおひさまより。
ネットの記事に上がっていた。
初日の出がエヴァい、と。
エヴァンゲリオンはよく知らないが、雰囲気だけは知っている。
なるほど、使徒が現れそうだと思った。
そのせいなのか、今年は波乱の幕開けだった。
年明け早々、大きな地震に津波。
旅客機と航空機の衝突炎上。
電車内での切りつけ事件。
もう何も起こらないことを祈るとともに、被害や災害に遭われた方、被災された全ての方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
どうか、困難を乗り越え、明るい未来に向かって進めますように。
「早く早く! もっとスピード出せないの、急いでよ!」
「やかましい! 折角迎えに来てやったのに贅沢言うな! 安全運転で我慢しろ!」
「そんな~。僕死んじゃうよ~」
明け方迫る町中の公道を、俺たちを乗せた小さな車が家路を急ぎ走っていく。
走行音は至って静かだが、腹の虫が収まらない俺のせいで、車内は喧々囂々とした言い合いが続いている。
メソメソする女々しい相棒をミラー越しに見やり、これ見よがしに舌打ちをしてやった。
「だいたい、おまえは吸血鬼って自覚がなさ過ぎんだよ! 何で普通に明け方までどんちゃん騒いでんだ。ちゃんと終電前に帰って来いっていつも言ってんだろ! 忘れてんじゃねーよ!」
「だって、皆と飲むのが楽しすぎるんだもん!」
「それで帰る足なくしてりゃ世話ねえよ! シンデレラ見習え馬鹿! 」
「ごめーん」
本当に反省してんのか。言いたいことは山とあったが、全部のみ込んでため息だけを吐き出した。
何でコイツを相棒にしてしまったのか。
人外と分かっていながら拾ってやった辺りから、もう俺の運は尽きていたのだろう。
役に立つこともあるが、何せ手間がかかってコスパが悪すぎる。今日なんかが良い例だ。
まあ、俺のお人好しな性分も大概なのだが。いつかそれが祟って身を滅ぼす羽目になりそうだ。
「それで? たっぷり遊んできたんだ。ちゃんと収穫はあったんだろうな」
「そこは任せて! バッチリ情報収集してきたよん」
「当たり前だ。そうじゃなかったら車から放り出してるわ」
「こ、怖いこと言わないでよ。君なら本当に置いて行きそうだ」
そう言って奴はぶるりと震え、後部座席で小さくなった。
おいおい。真夜中に呼びつけられて来てやったのに、こっちが悪者か?
まったく、世話が焼けるったらありゃしない。
「我が儘言ってんじゃねえ。帰ったらキリキリ働けよ」
「はーい」
聞き分けの良い返事に、呆れてため息で返す。
街灯に照らされ、カーナビの時刻が目に留まる。
散々文句を言ってやったが、幸い夜明けまでまだ時間は残っているようだ。
これなら日の出前に無事に連れて帰れるか。
赤信号で停車し、うんと伸びをして凝りをほぐす。
中途半端な時間に叩き起こされて腹も減った。
帰ったらまず早めの朝飯にしよう。
仕方がないから、おまけで酔っぱらいの阿呆の分も添えてやる。
独りで食べたら、十中八九ふて腐れるに決まっているから。
奴の膨れた顔を思い浮かべ、後ろに気付かれないよう、こっそり笑った。
(2024.01.03 title:002 日の出)
1/3「日の出」
村中の人が広場に集まっている。一日に一度、そして年に一度の祭りだ。
この時のために様々な肉や野菜が並べられ、輸入した動物が何頭も屠られる。村人は食べ、飲み、踊り、騒ぎ、その時を待つ。
間もなく夜が明ける。人々が待ちわびた朝がやって来る。
この惑星の自転は極端に遅い。地球時間で丁度365日ぶりの、日の出だ。
(所要時間:7分)
1/2「今年の抱負」
今年の抱負は、思いを伝えること。…いや別に好きな人がいるとかじゃないんだけど。
引っ込み思案の僕は、諦めが早い。人に対して言いたいことがあってもまず言わない。まあいいか、と思うから。
でもそれだと、人に接する意味があんまりないな、と思った。せっかく新しい年を迎えたのだし、ちょっと新しい事に挑戦するのも悪くない。
「サカキくーん」
呼び止められた。声をかけてきたのはショートカットの女子だ。
「あの、付き合ってください!」
今年の抱負、「思いを伝えること」。えーと…思い…今の思い…。
「…誰だっけ?」
まさかこんな「思いを伝える」から大恋愛に発展するなんて、僕もこの時は思わなかった。
(所要時間:7分)
1/1「新年」
「♪あーたーらしーいーとーしがきた きぼーうのーとーしーーーだ」
「元気だな…」
「折角の新年なんだからシャッキリしなよ!」
「…しゃっき〜り」
「全然してない! そもそも一年の計は元旦にありって言ってだね」
「一日ぐらいシャッキリしたところで変わらんて…」
「三日坊主でもやらないよりマシだよ」
「正月休み明けたら元通りだろ」
そんな事を言いながら、並んで初詣に行くところだ。今年もよろしく、相棒。
(所要時間:8分)
日の出
去年はさぼってしまったけれど、ほぼ毎年見に行く初日の出。
今年も家の前の十字路を横断して高台に向かう階段を登れば、徒歩2分程で初日の出の人気観覧スポットにたどり着く。
普段は車が尽きない道がこの時だけは、しん、と静まり返るので、我が物顔で道を渡るのを楽しむ。
階段を登りきると既にご近所さんが集まっているが、やはり何故か毎年知り合いがいないのが良い。
残っている一番良さそうな場所を取って日の出る方向を見ると、一つの家の屋根の一点が光りだした。
毎年ここで、これが日の出だと勘違いする人が多発するが、私はこれが初日の出の反射した光だと知っていたので、まるで歴戦の戦士になったような心持ちで待ち続けた。
ようやく日が昇るとシャッター音が聞こえだす。
私もスマホを構えていると後ろにいた高校生くらいの男の子2人から、撮らない方がかっこいいかな、などという可愛い会話が聞こえてきて、周囲に思ったよりも学生が多いことに気づいた。
年によって年齢層が違うのか調べてみたいなと、なんとなく思った。
去年の年始め、友達と約束して人生で初めての日の出を見に行った。
友達は少し嫌がってたけど、日が昇ったときはお互い写真を撮って楽しんでいた。
あのときの友達とは高校が別になったけど、今でも交流が続いている。たぶんこの先も交流が続いて、一生の友達になるだろう。
そんな友達と初日の出を見れてよかった。今年も、そしてこれからも、よろしくお願いします。
#3『日の出』
日の出
今が、この瞬間が
新しい人生の日の出の時
気がつくと夜が更けていた。
なんだか目が冴えてしまって、しょうがなく夜を生きていた間に。
もしかして眠れた?
隙間から漏れる光、これは…日の出。
カーテンを開く。
眩しい。じんわりと染み渡る感覚がする。
そういえば君だっけな、言ってたの。
人間には、自然の美しさに感動する感情が組み込まれてるって。
「日の出」
浅い眠りの中、何かが震えているのが分かった。それが枕元の携帯であることにもすぐ理解する。のろのろ手を伸ばして目に優しくない明るさの液晶を見つめる。なんで、こんな時間に。一瞬で目が覚めた。こんな真夜中にかけてくるなんてよっぽどの用事でしかない。
「もしも――」
『あ、出た出た!良かったー』
「……は」
『早く!窓の外見て!』
早く早くとしか言わないから仕方なく起き上がって窓のそばへゆく。一体何が見えると言うのだ。カーテンを開けて外を確認する、が、
「……何があるって言うんだ」
『え?ほら、だんだん昇ってきたよ!見て見て、きれーっ』
声が物凄く弾んでいるのでどうやら非常事態ではないらしい。けれど一向に相手の伝えたいことが伝わらない。そもそも外を見てと言われてもお前と同じ景色が見えるわけないだろうが。ここはお前の居る日本じゃない。
昇る。きれい。それらの単語とこの時間にかけてきた理由でようやく理解した。相変わらず、電話の向こうではハイテンションな声が聞こえてくる。
「……日の出を知らせようとしたんだろうがこっちはまだ深夜だ。日の出までまだ3時間以上ある」
『え』
すっかり時差というものを忘れていたらしい。はしゃぎ声がぴたりと止まった。
『そ、そっか。ごめん、おじゃましました。お休みなさい』
「待てよ」
『え?』
「日の出まではまだ時間があるが、こっちも日付を跨いだのは確かだ。何か言うことあるだろ?」
『あ、うん。明けましておめでとうございます』
落ち着きを取り戻した声で新年の挨拶を告げる彼女。本当は、もし今目の前にいるならば迷わず俺に抱きついてくるのだろう。想像するに容易いことを思い浮かべていると勝手に口元が緩む。
「今年は去年よりもそっちに帰れるようにする」
『ほんとう!?』
わーい、と今年初の嬉しそうな声が聞こえる。いつかな、早く会いたいな。彼女の喜ぶ声が耳の中へ浸透してくる。でかい声なのにとても心地よかった。
まだまだ闇の空を見上げながら思った。俺だって会いたいのは同じだ、と。
ねぇどうして?
桜の舞うあの日
まぶしい笑顔の君を見て
目がはなせなくなっちゃった
君のこと知りたい
一緒にいたいって
思うようになっちゃった
これが恋?
好きはどこからはじまるの?
恋ってギモンだらけ
別れがある時、私はこう思う
私とその人が分岐しただけなんだろうと。
別々の道を歩むように、世界線が違った。
ルートが変わって、私の世界で形を変えた人の世界じゃ、私もまた別の形をしているのだろう。
もしかしたら、あなたの世界線ではより良いあなたと私でいるのかもしれない。
そういう形もあるのかもしれない。
私はそう信じている。
或いは、私が至らなくて、あなたのより良い世界に私は混ざれなかったのかもしれない。
その程度な私だから、この世界に絶望して苦しいのかもしれない。
それでも、世界は白か黒かじゃないから
グラデーションの端と端になってしまっても
私はあなたの幸福を信じている。
運命は変えられないみたいだ、
私はここまでだからさ
あとは任せたよ
意識を手放したかった
何勝手に諦めてんのさ!
そっちに行ったら
もう、帰って来れないって言っただろ!
彼女は私の手を引いて
美しい毒路を踏み締め歩いた
その背中はとても美しく
大きかった。
【夢の話】
初日の出が見たいと彼女に連れられ、近所の公園に来ていた。
この公園は海が近く、水平線から出てくる初日の出がキレイに見れるという、この街の初日の出スポットだ。
だが今年は暖冬とは言え、日の出てない時間は気温が低い。
厚着をしてきたが、寒いので早く帰りたい。
そう思いながら東の空を見ると、何やら一際強く輝く星が見えた。
「明けの明星だよ」
僕の心を読んだのか、彼女が答える。
明けの明星、金星の別名。
日が昇れば、太陽の光でたちまち見えなくなってしまう、そんな星。
「あれ、満ち欠けするんだよ」
「よく知ってるな」
「見かけの大きさも変わる」
「マジか」
彼女の金星の知識に感心する。
言われてみれば確かにその通りだ。
月と違って、金星と地球の距離は変わる。
当たり前だが、考えたこともなかった。
その後も彼女は金星について、色んな話をしてくれた。
神話に絡めた話や、現代の創作物での扱い、宇宙移民計画の立案から廃案までのエピソードなど、様々なことを語っていく。
初日の出の見に来たのに、まるで新年初の金星を見に来たかのようだ。
彼女の話は面白く、あっという間に時間が過ぎていく。
ふと気がつけば、既に金星に輝きが弱くなっていた。
もうすぐ日の出だ。
彼女は十分話したのか、満足したようだった。
今まで知らなかったが、金星が好きなのだろうか。
「金星好きなのか?」
「うん、君よりも」
「えっ」
「キシシ」
驚いて彼女に振り向くと同時に、日が出て周囲を照らし始める。
だがイタズラっぽく笑う彼女の顔は、太陽でも隠せないほど輝いていた。
日の出。
それは朝を告げる合図。
薄暗い空から少しずつ太陽が現れる。
私はまだ日の出の瞬間を見たことがない。
いつか見てみたい。
お題『日の出』
黎明の冷えきった空気の中、露出している肌が切り傷のような痛みを感じていたが、曙光によって光に包まれる。
少し眩しくて、目を閉じてしまうが温かな光に包まれる。
それはまるで母親が我が子を抱きしめるような優しさに包まれる温もりだった。
もちろんそれで体が温まるわけでは無いが、日の出によって心も体も優しく包まれる気がした。
お日さま
日の出を描くとき、って
まず、地平線を一本書いて
その上に ポッコリ
お日さま 描いたよね
ときどき 線で光らせて