放課後』の作文集

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放課後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/12/2024, 10:22:07 PM

『僕たちの放課後』
手すりにテンポよく触れながら 炭酸水のような心持ちで午後を迎える 図書館のあの子も席を立つ 放送の残響を掻きわけながら 僕らは出会う 内緒じゃないけど内緒のような 自慢したいけど 誰かに見つかりたくないような

10/12/2024, 10:08:42 PM

縁石を落ちたらマグマ 
白いとこ以外もマグマ
     日向もマグマ

           「放課後」
            







机ツリ

トキントキンの2Bをカタシ

ホウカ後

ケッタマシンで

「放課後」2




















ブランコとパンダみたいなものがある
広場の夕焼け じゃあまた明日ね

「放課後」中3



















職員室の消灯5分前
8限目の自習室消灯

「放課後」4

























白線の外に吸い込まれぬように
プラットホームに立つ息白し

「放課後」5




















放課後も
人が来るまで
預けられ

遊びの禁じられた鉄棒

「放課後」6








学帽の列いっせいに摘む躑躅 「放課後」7





のら猫の足跡 JK回り道 「放課後」8





道草を食い尽くしてや30年 「放課後」9





















約束をせずとも遊んだ日常に
青く輝く サンマ があった

「放課後」10

10/12/2024, 9:55:49 PM

放課後はいつも校庭のベンチに座る
そこは全てを感じられる場所
吹奏楽の演奏も、野球部の声出しも、美術部の雑談の声だって、
青春に囲まれて勉強する
私の大好きな放課後
『放課後』

10/12/2024, 9:42:33 PM

昨日は、娘の結婚式だった

娘と書いたけど
本当の娘でも血も繋がってはなく
本当のお父さんも御健在だけど
その子は
とーちゃんと慕ってくれてる可愛い娘だ。
その子とは私のお嫁さんの後輩で
仲良くさせて貰ったけど
ここには書けない色んな道のりがあっての
結婚だった。

私はこれまでの人生で
葬式でも結婚式でも感情が高まり
泣いた事なんて無かったけど
あの時、こんな事があった!
そんな事もあった子が
目の前で幸せな笑顔を魅せながら
みんなや私の前を通り過ぎた時
感情極まって涙が溢れ出てしまった。
本当に、良かった!
本当にありがとう!と
素直な気持ちと
私を幸せな気持ちにさせてくれた、
幸福な時間を過ごさせてくれた。

感謝の気持ちしかない。


先に約束された飲み会が
愉しみだ。

10/12/2024, 9:42:19 PM

グラウンドから聞こえてくる掛け声
 体育館から聞こえてくるシューズの摩擦音
 中庭から聞こえてくる発声練習
 校舎のあちこちでは吹奏楽の個人練習

 私の思う放課後は、そんな音で出来ていた。だから今でも学校の前を通ると、部活帰りによく食べていたコンビニのピザまんやアイスボックスが無性に食べたくなるのだ。

10/12/2024, 9:41:49 PM

子ども達がバタバタと帰り支度を始めている。
この後どこに遊びに行くか話している者、部活に行く準備をしている者、等々解放感に満ち満ちているこの時間が実は好きだ。
そんな賑やかな声を聞きながら、俺は自分の部屋と化している準備室へと歩を進める。
インスタント珈琲をお気に入りのマグカップに注ぎ、ホッとひと息をつく。
さあ飲もうと口をつけた瞬間、遠慮がちにノック音。
折角良い時間を過ごしていたのに……とほんの少し残念な気持ちを誤魔化すように扉を開けに行く。
「……来ました」
何とも間の悪いタイミングでやって来たのはここ最近足繁くやって来る一人の男子生徒、田中。俯いているためその顔は見えないが、滲み出る緊張と興奮を隠しきれてはいない。
「……入れ」
溜息をつきつつ、俺は田中を部屋に招き入れる。普通ならば。生徒が放課後やって来るということは何か授業で分からないことを聞きに来るのが常であろう。
しかしこの生徒の目的は明確に違う。部屋に入った瞬間、後ろ手で鍵をかけたのだ。
「先生……」
ゆらり顔を上げた田中は鼻息が荒い。理由は簡単、今から行われるこの行為を既に熟知しているからだ。
「僕、この時間が待ち遠しくて待ち遠しくて」
田中に腕を引っ張られ、来客用のソファーに沈められる身体。嗚呼、逃げ出したい。こうなった経緯を思い出すだけで吐き気がする。
前言撤回、放課後なんて大嫌いだ。

10/12/2024, 9:08:44 PM

放課後

一人教室に残る
自分の席に座りながら
窓の外を眺める

サッカーで遊ぶあの人を見つめる
夕暮れが近い

誰もいない教室で
彼の机の中に入れる
ラブレター

10/12/2024, 8:48:12 PM

帰りに寄り道した駄菓子屋の前で、君からもらった一口のアイスの味が、あの時間が今も私を縛り付けている。

10/12/2024, 8:12:36 PM

放 課 後


一番最期の授業が終わった瞬間から
来る日も来る日も・・・・ずっとずっと
一生涯が 
一番最期の 放課後だ。

そしてその放課後を終えた時から
新しい 人生の放課後が永遠に始まる。



願わくばその放課後を天国で・・・・。

10/12/2024, 8:08:22 PM

アウターを着ないと寒ささえ感じる秋風が風が制服を扇ぐ度にバタバタと音が鳴る
思い悩む思春期を写しているかのような曇天の空は暖かな陽の光をこれでもかと隠してきた

『何処か遠くに行きたい』

届く訳でも無いのに校庭を走り回るサッカー部員に呟いた
思った以上に高い学校の屋上で独り零した
家に帰りたくないという理由で校内に居残る生徒は不良に含まれるのだろうか

転落防止柵を掴む手に力を込めた
窮屈になった上履きを脱いで
風に煽られるリボンを整える間もなく
長いポニーテールは重力に逆らおうとした

重力に従う身体とは違って


-------------------
〜あとがき〜
いざとなったら全部捨てて遠くに逃げるのも有りなんだぜ
死にたい訳じゃ無いのなら

10/12/2024, 8:03:01 PM

隣からふわりと香る甘い匂い
ゴツゴツした細い指
全部好きだった。
声も、話し方も、態度も。
でも私は知ってる。
あなたが来年教師をやめることも
あなたが薬指に指輪を嵌めていることも。

だからこうしてわざと悪い点をとってるの。
放課後教室に二人きりで居れるから。
けどもう、明日からあなたの顔を見ることはできない。
なら別に無理に追いかけたりしない。



「高木待てっ、、」
「……」

カーテンが揺れて二人が影になる。
「全部先生のせいだから」
先生の目を見つめて私は言う。

唇を指で撫でる仕草をしながら私を見つめる先生の姿は、今までで1番悲しそうな顔をしていた。

「先生、待ってるから」
先生の薬指が光った。

「…それ、次は外してきてね」

私は教室を出た。
私が教室から出るまで先生は一度も声をかけなかった。
なんだか少しだけ目の奥が痛む気がした。

10/12/2024, 7:20:14 PM

放課後

体育館の裏に来て下さいと

呼び出された

行ってみると

好きです

付き合って下さい

…はぃ…

あー違う違う

漫画の読みすぎだ🤣

実際は

学年の女子が全員

先輩女子数人?に

呼び出されて

訳がわからないまま

行ってみると

もう解散してOKと

伝わってきて

ゾロゾロと退散した

という記憶しか残ってない

あれは何だったんだろう…謎




✴️178✴️放課後

10/12/2024, 7:15:55 PM

放課後、静まり返った教室、込み上げる自分の声を悲しい気持ちで聞いていた。

10/12/2024, 7:03:45 PM

夕陽が照らす二人分の影が、付かず離れずなことが我ながらもどかしかった。

 家が近くて付き合いが長かったから。ただそれだけの理由でいつも同じ道を並んで帰った。
 次第に遠くなる運動部の掛け声や吹奏楽部の楽器の音が、夜を迎える街に溢れゆく喧騒が、他愛も無い日々の会話の後ろに流れていたことを覚えている。

 放課後、家に着くまでのほんの十数分の距離。
 実際に触れ合ってなんていないのに、少し大きく腕を振れば影同士は触れ合うみたいに重なって。
 視線を交わし合わずとも。影だけは、確かに互いを見つめていた。

10/12/2024, 6:23:43 PM

半ドンだ! 遊びに行くおれ 待つ母と
気持ちが相違 土曜の放課後

10/12/2024, 6:07:00 PM

夕日はまぶしかった

いつもの帰り道 偶然に一緒に帰ったあの日
キラキラと景色が特別に見えた
想い出は 過ぎ去ると全てが美しい

10/12/2024, 6:03:28 PM

放課後デートに憧れたまま
大人になって
今はあなたが居てくれるから
憧れを実現させている

10/12/2024, 5:58:41 PM

好きだったのに嫌いになった

嫌いだったけど好きになった


ずーっと繰り返してるだけ



_放課後

10/12/2024, 5:55:24 PM

放課後



放課後の教室に、
私は独り佇む。

先程迄、子供達の元気な笑い声が、
響き渡っていたこの場所も、
今は時が止まったかのように、
ひっそりと静まり返っている。

夕日が教室に射し込む。
壁も机も私も、夕焼け色に染まる。
子供達は今頃、家に帰り、
家族と共に、温かく穏やかな時を、
過ごしているのだろう。

だが、私は独りきり。
この世の中から、
一人取り残されている。
…そんな気がした。

しかし、こんな未熟な私を、
子供達は『先生』と呼び、
慕ってくれている。
輝く瞳と無邪気な笑顔で、
笑い掛けてくれる。

だから、私は。
私を雁字搦めにする、
苦しい想い出も。悲しい過去も。
辛い別れの記憶も。死を望む衝動も。
全ての苦悩を笑顔で隠し、
子供達の前に立つ。

だが…本当は、
全てを捨てて、
過去から、逃げ出したい。

カッターナイフに手が伸びる。
ゆっくりと刃を自らに向ける。
冷たい銀の煌めきが、
私の首に近付く。

ふと、
子供達が下校したあとの、
私しか居ない放課後の教室に、
子供達の笑い声が聞こえた。

私は、静かに、
カッターナイフを下ろした。

『明日の授業の準備を、
しなければ。』
少しだけ震えた私の声が、
私しか居ない放課後の教室に、
静かに響いた。

10/12/2024, 5:50:14 PM

その日、小学生だった僕は居残りでドリルをさせられていた。

平成初期は未だ、昭和の風土が残っており現在のようにコンプラなどの意識は皆無だった。

ちょうど今くらいの、11月にもならない10月の終わり、夕日が差し込む教室で、僕は一人「早く帰りたい」と焦っていた。

ドリルを終わらせ、誰も居ない廊下を走り職員室へ向かう。長い廊下は暗く何処までも続くかのように見えた。

先生に確認してもらい、急いで家路を急ぐ。

夕日が沈みかけて、自分自身の影が長く伸びており、その自分の影を追うように運動場を走る。

校庭の出入り口を目指していると、その時、ふっと自分の影の横にもう一つ影が現れ二つ並んだ。

えっ、と思い立ち止まり振り返る。

誰もいない。

ただただ寂しい校舎が、ぼーっと立っていた。

僕は恐ろしくなり、全身の毛を逆立てながら、文字通り一目散に走った。

息を切らして自宅にたどり着く。

仕事帰りの母と玄関で、ちょうど居合わせた。

叱られると覚悟したが、母は「あれ?誰かと一緒じゃなかった?走ってる姿が二人居たように見えたんだけど」と呟いた。

僕はまたもや全身の毛を総毛立たせ、泣きべそをかきながら母にすがりついた。

その後、おばあちゃんが教えてくれたことがある。

夕刻の黄昏れ(たそがれ)時の語源は「たそかれ」と言い、薄暗くて人の見分けがつきにくい時刻のことで、「誰(た)そ彼(かれ) 、あれは誰? の意味だということを。

題;放課後

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