『放課後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
放課後
いつも部活に追われていた。だけどテスト週間で部活が休みの日の夕方の風が好きだった。特にこの季節の、夏が終わって風邪で寂しさを感じながら夕日に向かって歩いた気分は今日もよみがえってくる
『放課後』
学校終わり、直ぐに帰らずに教室に居座り
友達と学校の事や趣味の事を話したりと色々な事をして、
学校に居れるギリギリの時間までずっと残っていた。
部活動があった訳では無い。ただ居るだけ。
普通帰ればいいのにと思うのかもしれない。
しかし私には放課後教室で勉強する訳でもなく
ただ居るのが好きだった。
そんな学校が廃校になると聞いた。
初めて聞いた時は悲しくて涙が出た。
私は最後にもう一度足を運ぼうと思った。
桜の木が1本植えてあり、
春には桜を散らせて生徒を見守っていた。
せめてこの桜は残って欲しいと思いつつ、学校へ入った。
何時間も過ごした教室は綺麗に机が並んでいた。
そして黒板には卒業おめでとうと悲しく残っていた。
私は気がついたら涙が流れていた。
昔の自分の席に着き、その黒板と見つめあっていた。
「今までたくさんの生徒を見守ってきたんだね。お疲れ様」
自然と口から声がこぼれていた。
数時間その場で過ごしたあと、私は学校を後にした。
次はどんな姿になるのか楽しみにしているね。
放課後
ハレルヤ 空は 君のコロンの 匂いを運び
ハレルヤ 雲は 永い年月 君を待っていた
放課後の静かな日差し
君の可憐な 指先が 長い髪をかき揚げて
君のロッカー
君とのアクセスの場所
待ち合わせの場所へと向かう
爽やかな 春先の午後を 走り抜ける
この先 何年も
この先 ずっと二人
永遠なんて 言葉は
大きくなるにつれて
忘れてしまっても 君と
紡いだ時間 なくさないから
であった頃のよに
指切りした あのときのよに
君を抱きしめた 胸の中に込み上げる
君といた時間は オピオイドのように
ぼくをきゅっとさせる
放課後夕日を望みながら、自転車を漕ぎ帰る道。
その日の学校で起きたことがエンドロールのように
頭の中を流れていく。
「今日は結構良い日だったなあ」
「くそっ、今日はテストの点数が悪かった」
その日その日で全く違う内容だ。
また、「この日はもう戻って来ることはないんだな」
そんなことも考え更ける時もある。
今年受験生の私からしたら尚更である。
一日に感謝し、
一日を精一杯生きて
明日、命がなくても「今までがんばったなあ」
と思う。
これが私の理想である。
放課後、僕はあなたを見ていた。
悲しそうな目で
窓の外を見つめるあなた。
「何してるの?」
声をかけることが、こんなに難しいことだとは
知らなかった。
ポツポツと雨が振ってきた。
相合傘でも、誘う!?なんて、思っていると
泣き声が聞こえた。
恥ずかしさ、緊張、そんなこと忘れて
抱きしめに行った。
触れた感触は、なかった。
放課後
友達の家で遊んだ
14歳だった私
その時間は
私が私になれた原点
楽しかったね
いろんな話をしたね
たくさん笑ったね
一緒に涙を流したね
淋しかった中学生だった私が
唯一 自分らしさを
表現できた場所
心の居場所でした
あの時間があったから
私 自分を好きになれたよ
今の私になれたよ
ありがとう 五人組の仲間たち
【放課後】#17
放課後
三階の校舎からグラウンが見える
開け放たれた窓から
秋を感じさせる少し冷たい風が吹きぬけていく
運動部の生徒たちが走り回ってる
その様子を眺めながら
私は彼を見つめていた
「私を見つけたら手を振ってね!」
付き合い始めた時に一方的に交わした約束
照れ臭いから無理だと言った彼に
「じゃあ、いいよ」
私はむくれながら口を尖らせた
手を振ってくれないのは寂しいな…
そんな事を考えていたら
不意に彼がこっちを見て
照れくさそうに小さく手をふるのが見えた
その瞬間
私の心臓が波打って
嬉しくて口元が緩む
つい大きく手を振り返した
想い出の放課後
#21 放課後
喧騒でいっぱいの教室で
前の授業の板書を消す
本当は届くけれど
近寄ってきてほしくて背伸びをしてるの
2023/10/13
最初はグー! ジャーンケンポン!
出したチョキは"負け"
「負けた奴は、即行で罰ゲームだぜ?」
「わ、わかってるよ!」
罰ゲームは、クラスで一番かわいい山川さんに
告ること
こっ酷く振られることが罰なんだ
「山川さん、俺、山川さんのことが好きなんだ」
放課後の教室
背後のドアからは悪友達がニヤニヤと覗いていた
「え?…あの、嬉しい…です」
「え…!?」
「西野くん?」
「ご、ごめん!嘘だよ、嘘だからっ」
窓から夕焼けの色が差し込んで
抉る様に、オレンジ色が胸に刺さった…
その色は痛みで"後悔"
何年経っても疼いて、ズキズキする
#放課後
高校生の頃、マイペースで陽キャだった私は、
帰り道、必ず誰かと広い歩道を歩いていた。
誰にでも話しかけていたから、友達は沢山いた。
放課後の夕方。
オレンジ色の空。
毎日毎日。高校生活3年間。
ずっと見ていたあの空は
10年たった今でも忘れられない。
「放課後」
放課後、明日のテストに備えるため、図書館に行こうといつもとは逆方向の道へ進もうとする。
すると、誰かに後ろから手を掴まれた。
「どこ行くの? これから勉強?」
「そうだけど。あんたも来る?」
「私は今日自主練だから!」
「はぁ? じゃあなんでここにいんのよ」
いつものニコニコとした顔をこっちに近づけながら、彼女は話を続けた。茶色ののサラサラとした短い髪からは、ほんのりとフルーツの匂いがする。
「実はねー、自主練しようと思ったら、顧問の先生に勉強しろー! なんて言われちゃって。しかたなく図書館行こうと思ったら、君がいたんだよ」
「そう……。それじゃあ話はそれで終わり? 私も勉強しなきゃいけないの」
「私も一緒にやっていい?!」
「……」
そういえばこの人、部活ではすごい功績を残しているのに、勉強は全く出来ないんだっけ。
私と真逆じゃない。
「いいわよ。その変わり、あまり騒がないでよ?」
「小学生じゃないんだし! 大丈夫!」
ほんとかしら……なんて少し不安になりながら、彼女と一緒に図書館に向かって歩き始めた。
こんな会話をしているけど、実は毎日一緒に帰ってるし、部活も同じ。クラスは違うけれど、それでも唯一の友達……なのだ。
そう思うと、今日はいつもと違うようで、でもいつもと全く変わらない放課後なんだな。
放課後はいつも、彼女と一緒に四季の変化によって姿が変わる木を見ながら、お互い同じ目的地へ向かうんだ。
授業が終わり、
仲のいい友達と、
わいわい、楽しい時間。
そうするうちに部活の時間になる。
数少ない友達と
別れて、
ちょっと、
軽い気持ちで入部したけど、
なかなか、
馴染めなかった。
何を
したわけでもないのに。
大事な道具が、
踏みつけられていた。
絶対、
辞めない。
でも、
苦しくて。
友達が唯一見るの
救いだ!
そんな、
楽しい時間
苦しい時間
お陰で、
根性は鍛えて貰えたわ‼️
意地悪する人にも、
感謝だな😑
今だから
そう思える。
私の学生時代の
放課後。
懐かしい。
放課後
作者:ノワール
これは俺と幼なじみの話だ。幼なじみは関西弁が入っていて名前は沙奈と言うんだ。俺達はテストの点が悪く補習をしていた。補習終わりに沙奈が関西弁が混じってる口調で「早く帰りたいからカーテンやらないと」といった。沙奈が席を立ったその時、風に吹かれてカーテンが舞ったんだ。そのときに俺はふと思い出が頭に浮かんだんだ。それは小学生のころちょうどこの時間、季節に沙奈に告白したことだった。一瞬だった。すぐに現実に戻る。
もう一度言ったら…どうなのだろうか?そう思い沙奈と目が合う。
口に出そうとしたその時。
沙奈「なぁ、燐人」
先に沙奈が話しかけてきたんだ。
燐人「どうした?沙奈」
沙奈「うちーー」
沙奈「うち、燐人が好きや」
昔の俺よ。安心しろ、努力は裏切らないのと同じように恋心も裏切らなかったぞ。
あとがき
カーテンのカレ目線的な感じにしました。こういうの慣れていませんし、まさか書くとは思わなかったです、文がおかしかったらごめんなさい。良かったらまた見に来てください。 ノワール
放課後
忘れもしない。
初夏の妙に蒸し暑い日の事だった。
なんとなく屋上に上がって扉を開ける。
一気に差し込む光に、しばらく視界が真っ白になった。
暫くして、周りが見えた瞬間、俺は目を見開いた。
靴を脱いで、屋上の下を見つめるショートカットで不揃いのスカートを履いた女の子がいるではないか。
助けなければ、そう思っているはずなのに体は動かない。
そんなことをしている内にも女の子は飛び下りそうだ。
動け、動け、、、、!
やっとの思いで動いた体。それと同時に女の子は振り向き、、、、笑顔。
浮遊感。浮く体。揺れる制服。目が合う。女の子。また笑顔。
何だよ、善人が救われるなんて嘘じゃッ(グシャ
良かった。引っかかってくれて私は何回目かもわからない光景を見つめ、静かに屋上を去った。
次は君かもよ?
放課後
雪が舞い散る自転車置場
見上げた空に
バッタの大量発生もこんな感じ?
なんて考えたことを今思い出す
放課後の窓の外
傾き始めた太陽に照らされる存在はどれも同じ色に染まる
ここからあちらに出ていけば
私も染まってしまいそうで、恐ろしい
照らさない夜闇まで待つことはできなくて
とぼとぼと、下を向きながら帰路につく
残酷な光の下に晒されながら
(放課後)
【76,お題:放課後】
放課後、西日の眩しい教室で 私は彼を見つけた
半透明に透けた体 どこか物憂げな表情で
いつものようにくしゃっと顔を歪めて困ったように笑う
「なんで...?」
「千夏...おれ、死んじゃった...」
ごめんねぇ、力なく笑いながらポロポロ涙を溢す
生前と何ら変わらない姿の、私の幼馴染み
なにも言えない、突然行方不明になってようやく会えた時には
すでにこの世のものではなくなっている、なんて
「千夏...?」
言いたいこといっぱいあったのに、君がいない間どれだけ心配したかとか
どんなことがあったとか、なんで...こんな
「...ッ、こんなのってないよ...」
ボロボロ涙が溢れて止まらない
ぶん殴ってやろうと思った手は、虚しく空を掻いて
もう彼は死んだ、この世に存在しないって無理やり理解していくようで
「...ごめんね...」
もう一度彼が言った、西日の差す教室に小さな嗚咽がこだましていた
放課後は私の唯一の楽しみだ。
部活の時間だ。
当然部活中だし違う部活だから目も合うはずがない。
──はずなのに、なぜか目が合う。
部活に集中できないじゃん。
でもこれが、私の放課後の楽しみだ。
放課後
部活帰りの暗い道は、憂鬱なとき、ずっと私に寄り添ってくれました。歩幅は小さくとも、いつもより前へ、今日より明日へ、進んでいるように思いました。
放課後か。
毎日の楽しみ、ではない
部活ある日は嫌になる
あの子と一緒に帰れる月曜日がいいな。
ずっとこのままがいいのに。
放課後に友達と遊びたいっていうのも内心ある。
約束しているのを聞いて羨ましくなる時もある。
でも、家でオンラインゲーム友達とする方が楽しい
インドアしか勝たん
ニート...。
【放課後】10 kogi