『手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
手を繋いで海を越える。
目を見つめ合いながら空を越える。
高校生のその先の、
まだ大人に慣れないその姿。
馴れない景色を越える力は備わっている。
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2024年12月9日(月)の夢だけど、
死柄木弔が1人で葛藤して、彼が縄で、もがいている夢を見た
気づかないうちに時間の砂は落ちてゆく
どれくらい此処に居られるかは誰も知らない
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本当は かけがえのないドラマばかりさ
縛られた時間が巻き起こす命の衝動
[繋いだ手]
離さない見守っているよ ずっと
終わらない まだ熱い思い燃やし脈打つカウンドダウン
儚いほど輝き増し胸を締め付けるから
運命という言葉じゃ語れないストーリーを
導く 永遠の彼方へ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自問自答 繰り返した 光と影のループ
止められない時間の渦
全て飲み込んでいく
終わらない
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夢の中で、ステインが縄で縛られた死柄木を見に来て冷笑、嘲笑い
死柄木が、相澤消太から白装束に着替えられたときも
嵐の、この曲が流れた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
終わらない まだ熱い思い燃やし脈打つカウンドダウン
儚いほど輝き増し胸を締め付けるから
運命という言葉じゃ語れないストーリーを
導く 永遠の彼方へ
ドラマ死神くん
嵐の[誰も知らない]
繋いだ手が離れることもあるでしょう
繋げなくなることもあるでしょう
そうだとしても、
忘れてしまった体温も、
握りしめた無骨な手も、
その全てが私のたからものなのです。
「ねえ、手つなごうよ。」突然君に言われて私は驚いた。
「いいよ?どうしたの?怖くなった?」なんて聞いたら君は「平気だよ?ただつなぎたくなっただけ」なんてかわいいこと言ってたね。君と手をつないでいると心がドキドキして、怖いことなんてなくなる気がした。
「じゃあ行こうか」そう言って私と君はビルの屋上から飛び降りた。
あなたの指先の温もりを
忘れてしまわないように
繋ぐ手は
あなたを思う分だけ強く
あなたを思う分だけ柔らかく
“手を繋いで”
【冬のはじまり】、ついにこの時季がやってきた。カリッと揚げたり煮込んだり、寒い外で食べればなお美味しいアレの時季が!(11/30)
凍みるように寒くても、【泣かないで】。(12/1)
程よい【距離】間って、たまに分からなくなる。(12/2)
【光と闇の狭間で】いい感じの場所を探してる。(12/3)
ねぇ、【さよならは言わないで】って約束したじゃん、まだ居るって希望を持たせてよ。(12/4)
【夢と現実】を混ぜるのは良くないと知っていますが、想像できることは、いつか実現できるって本で見て、目を輝かせてます。(12/5)
【眠れないほど】顔を圧迫してくる小動物よ、可愛いが苦しいです。(12/6)
股の下から【逆さま】に景色を覗き込んで、頭に血が上ってクラクラするけど、気づかなかった世界が見えた気がした。(12/7)
掃除をしていたら、【部屋の片隅で】コインを見つけた、いつの間にそこに?(12/8)
いつも待たせてるよね、甘えさせてくれて、【ありがとう、ごめんね】。(12/9)
人が多い所では、いつも【手を繋いで】くれるキミ、それは、私が迷子にならないため?それとも、恋人として意識してくれてるから?(12/10)
No.196『手を繋いで』
…あの時、手を離さなければよかった。
手を離さなければきっと今も手を繋いで君と笑い合えてたのに。
手を繋いで
あなたが寂しくならないように手を繋いでいられたらいいのに…
《手を繋いで》
保全させていただきます。
いつも読んでいいねを下さっている皆様にはいつも本当に感謝しております。
この場をお借りして、御礼を申し上げます。ありがとうございます。
今、こちらを始めるきっかけになった創作に力を入れております。
こちらで色々とイメージを膨らませられたおかげで、内容が固まってまいりました。
本筋として力を込めておりますので、応援してくださると嬉しいです。
手を繋いで
雪玉なげあって
赤くなった冷たい手
温めてあげる
手を繋いで
『手を繋いで』
⚠二次創作、(もしかしたら)BL、ifストーリー
少し肌寒い秋の夕暮れ。
昼間とはうってかわって静かになった海岸を、弟と並んで歩く。
日の沈みかけた砂浜に、波の打ち寄せる音が穏やかに響いていた。
この海は、かつて僕と弟が一緒に暮らしていたころに、両親と四人で来た場所だった。
その後すぐに僕と弟の征司郎は離れ離れになってしまい、ここに二人で来ることができたのはこれで二回目だった。
しかし征司郎は僕が海外へと渡った後もここへ来たことがあるらしく、懐かしいと話していた。
「昔さ、ここに二人で来たことあったよね。覚えてる?」
試しに問いかけてみると、弟は頷く。
僕は隣で歩く弟の横顔を見ながら、ここへ来た時のことを思い返していた。
あまり細かいことは覚えていないのだが、征司郎の手術が無事に終わり、ようやく二人で遊べるようになって喜んでいたのを覚えている。
その時僕と弟は、手を繋ぎながらどこまでも続く海岸に沿って走っていた。
遠くまで行き過ぎたせいで帰れなくなり、両親にこっぴどく叱られてしまった。
でも、握った手の感触と、風を切りながら進んでいく爽快感は今でも鮮明に思い出せる。
この世界に僕と征司郎二人だけになったような気がして、寂しいような嬉しいような気持ちになったことも。
僕は夕日に照らされた弟の横顔をちらりと見る。
「ねえ、あの頃と同じようにさ、手、繋いでみない?」
「は?」
弟は眉をしかめ、あからさまに嫌そうな顔をする。
まあ、兄弟とは言えどいい大人同士で手を繋ごうと言われて躊躇しない人間はいないだろう。
嫌だよ気色悪い、と弟はそっけなく答えた。
仕方ないので無視して弟の手を握る。
弟は迷惑そうな目でこちらを睨んだが、僕の手を握り返してくれた。
暖かくて、懐かしい感触だった。
→夢うつつ
幼い頃、私の部屋は2階にあった。トイレは1階。夜中に1人でトイレに行くのが、何よりも怖かった。
天井に付けられた階段の灯りは仄かで頼りなく、1階を照らすほどの光量はない。真っ直ぐな階段の下は、底の見えない洞窟のように見えた。存在しない冷気を感じる……。
「一緒に行ってあげる」
一度だけ、そう言ってプラスチック製の小さな手が私を導いて連れて行ってくれたことを覚えている。
赤ちゃん人形というのだろうか? 小さな女の子の姿をした人形は、柔らかいプラスチック製だった。その子と手を繋いで階段を降り、無事にトイレに到着。事なきを得て、再びベッドに戻った。
この、少しぼやけたフィルム写真のような記憶は、私の中に確かにある。しかし本当にあったことなのかは不明である。
テーマ; 手を繋いで
むかし
父と手を繋いで歩くのが好きだった
父の大きくて暖かい手に包まれる
あの感触が好きだった
大人になった今は
手を繋ぐことなんてないけれど
私は今でも これからも
あの感触はきっと忘れない
「いつもいっしょ」
幼い頃、手を繋いで寝ていた私たち。
いつもいっしょだから、ゆめのなかでもいっしょ。
起きた時に夢を覚えていなくても、気にしたことはなかった。
ただ、ふたりで手を繋いで横になるだけ、それだけでよかったのだ。
それは、良い夢を見るおまじないでもあったし、安心して眠ることができる習慣でもあったから。
やがて一緒に寝ることが無くなってからは、そのことを忘れてしまっていた。
そして、幼馴染から別の関係になった私たちは、手を繋いで横になっている。
「小さい頃もこうやって手を繋いで寝ていたこと、覚えてる?」
忘れていても構わなかったのに、彼から「覚えてる」と言われたことが、予想以上に嬉しくて、鼻の奥がツンとする。
あの頃、眠るのは遊ぶ時間が減るみたいでもったいなかった。
今は、ひとりで眠るのがなんだか怖いときがある。
このまま目が覚めなかったらどうしよう──と。
言葉にはしないけど、私が手を繋いで眠りたいときは、そんな不安を抱えているとき。
手を繋ぐ──ただそれだけなのに、心が澄んでいく気がする。
大丈夫だと思わせてくれるのだ。
いつもいっしょ。これからもずっと。
いつか遠い未来に、そういう時が来たら、手を繋ぎたい。どちらが先だとしても。
────手を繋いで
幼稚園の頃、よく友達と手を繋いで帰った。
おうちに遊びに行った帰りは、離れがたくて、手をかたく握りあい、
「手と手がくっついてはなれないー!」
なんて言って、2人の母を困らせた。
幼稚園から、小学校に上がって、手を繋いで帰ることはなくなった。だんだんと、手と手を繋げる距離で居ることも減っていって、中学生になる頃には、『昔仲良かっただけのただの同級生』になっていた。高校受験が決定的な別れ道だった。
かつて手を繋いで離したくなかったあの子とは、高校進学以降会っていない。今どうしているのかも知らない。
それでも、手をかたく握りあって別れを惜しんだあの思い出は、何故か今も忘れがたく、私の心に刻まれている。
手を繋いで
私は貴方が好きでした。
その美しい焦げ茶色の目
まるで初雪の様な白い肌
柔らかい指に触れたくて触れたくて
仕方がありませんでした。
ある日、貴方が私の手に触れてきました。
そのまま手を繋いで歩きました。
手を繋げれたらいいのにな
『手を繋いで』というテーマについて…
どんな時でもみんな手を繋いで…
みんな手を繋いでいれば幸せな日が来る…
苦しい時…悲しい時…辛い時…こんな日はみんなで手を繋いでいようね…
そんな日が続けばきっと幸せになれるよ…
頑張っていれば周りの人がきっと認めてくれる…
頑張っていればきっと周りの人が助けてくれる…支えてくれる…
どんな時でも乗り越えれば笑える日が来るね…
どんな壁が来てもみんなで手を繋いでいようね…
自分が思う『手を繋いで』っていうテーマになっていたかもね。
手を繋いで
うちによく来ていた大工さんがいた。古いお付き合いで、ご近所だったし、お互いの家にお茶を飲みに行ったり来たりの仲だった。義母が生きていた頃は、その流れで「裏の雨樋が外れかけてるの」などと言うと、さっそく来て直してくれたりしていて重宝だった。その代わり、季節の果物や、到来物のお菓子を持って行ったりして、良い関係だったと思う。
その人が癌になり、奥様も他界して、お茶の行き来が少なくなったある日、ちょっと買い物に出たら、その大工さんが道端で立ち止まっていた。
「◯◯さん、どうしたの?」
「体のためと思って、毎日散歩してるんだけど、なんだか疲れちゃってさ、足が前に出ないんだよ」
「あら、そんなら、私がお宅まで送るよ。掴まって!」
私が手を差し出すと、はじめは照れたのか「いいよぉ」と言っていたが、その手を引っ張って立ち上がらせると、そのまま手を繋いだ。
そこから大工さんの家まで、せいぜい100mぐらいだったと思うが、ひどく時間がかかった。足元がおぼつかなく、よろけるのを支えながら家に辿り着いた。
「いやぁ助かったよ。ありがとうよ」
「いいよ。また手を繋いで散歩に付き合うよ」
「あはは、そうかい?頼むよ」
帰り道、私は肩や腕に痛みを覚えた。大工さんは相当な力でしがみついていたらしく、それを支えて歩いて、筋肉痛になったらしい。
彼は、それから数ヶ月後に亡くなった。2回目に手を繋ぐ機会はなかった。
『手を繋いで』
「ママ、僕を見て」
懐かしい夢を見た。ママの顔、今となっては思い出せない。写真一枚残ってない。ママがいなくなった時、パパがママの写真を全部ビリビリに破いて捨てたからだ。
当時の僕は何をしているのか分からなかったんだけど、今なら分かる。裏切られた憤りからの行動だったんだろう。
「マサキ、これからはパパと二人で暮らすんだ」
「うん」
本当はなんでなのか、ママはどこに行ったのか聞きたかったけど、聞いてはいけない気がして聞けなかった。
パパはちゃんと僕を見て、僕の手をしっかりと握った。パパは僕のこと見てくれる。だったらパパがいいと思った。
パパはいつも疲れてた。僕と手を繋いで保育園まで送って、仕事に行って、外が暗くなってから迎えにくる。
ママがいた頃はパパと手なんて繋いだ記憶はなかった。ママとも繋いだ記憶はないけど……。パパの手は温かくて大きい。
初めパパは料理だって下手だった。
「美味しくないよな? ごめんな」
パパは知らない。ママが出してくれるごはんは美味しかったけど、あれはママが作ったわけじゃない。お店で買ったやつだ。
パパは下手な料理をいつもちゃんと作ってくれたから、キッチンはいつもグチャグチャだった。パパが疲れてソファで寝てる時、僕は踏み台を持って行って、お皿を洗おうとしたんだ。僕も役に立ちたかった。だけどお皿が落ちて割れてしまった。
ガシャーン
大きな音がして、パパは慌てて起きて、僕がお皿を割ったのだと分かるとため息をついた。
「ごめんなさい」
怒られると思ったのに、パパは怒らなかった。それからうちの食器は割れない食器になったんだ。僕もパパの役に立ちたくて、お手伝いをするようになった。
「マサキは偉いな」
「パパのほうがもっとえらいよ」
そう言ったらパパは笑って抱っこしてくれた。
そんな男二人の生活がずっと続いた。僕はもう無力な子どもではない。結婚もして、子どももいる。親父は先日仕事を辞めた。定年退職ってやつだ。
それでも元気だから、いつも息子と手を繋いで散歩に行く。
「親父、ありがとう」
「ん? 何のことだ?」
「何でもない」
あの時、僕を見てくれて、大きな手で僕の手を包んでくれたから、僕は迷子にならずに済んだ。
今となっては親父の手はそれほど大きいとは思えない。だけど、あの頃の僕にとって、何者からも守ってくれるような大きな手はとても頼もしくて格好いいと思った。
だからもし親父が迷子になることがあれば、僕がその手を握って親父を守ろうと思う。
(完)
さりげなく
傍らにある
大きな手
深く染み込む
その温かみ