手を繋いで』の作文集

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手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/9/2024, 7:20:23 PM

ウォッチ今何時

一大事〜 ウイッス

のはいいとして、

レポートに追われ はや4時20分である。


たすけてくれーーーい














追記
結局終わらず 現8時4分。



おわった、怒られる( ߹~߹ )

12/9/2024, 6:38:01 PM

『手を繋いで』


手をつないでいて、離さないで。

朧げな夢の記憶に寝惚けた自身はなんとはなしに手を差し出した。けれどただ空を掴むだけで何かに触れられるわけもない。手を繋げない自身には、まるで抵抗を許さないとでもいうかのように腕に繋がれた沢山のチューブと薬品混じりの匂いが鼻腔を突いて苦しくなったのかもしれない。頬を伝う温かな温もりは確かにあの人の手と同じ温さだった。

水嵩の迫り来るあの夏の川を、自分は生涯忘れられずにいる。

12/9/2024, 6:27:37 PM

彼の手は冷たかった。

もう触れられないの。

少しでも私を感じてほしい。

その気持ちを込めて最期にカンパニュラを彼の手に

握りしめさせた。

私と触れられなくたって、カンパニュラで想いは繋がってるから。

12/9/2024, 5:26:38 PM

手を繋いで
ドキドキしながら恥ずかしながら手繋いでお互いきゃーきゃーしてるカップル見るとかわいいなぁってなるし自分もしたいなーって思う

12/9/2024, 5:06:56 PM

手を繋いで




手を繋いで寝よう
引っかかれちゃうかな

寝相が悪いからって
本気で引っかいちゃ駄目だよ

あしたこそは
僕が優しく
爪を切ってあげる

12/9/2024, 4:50:33 PM

手を繋いで。

手を繋いで
やっと
戻って来れた。
 
毎日更新できたのに。
あーよかった。

12/9/2024, 4:20:26 PM

手を繋いで

母さんへ
手紙を書くように子供たちに言われたので書きます。
誕生日おめでとう。

私の今一番の楽しみは、孫と手を繋いで公園まで行くことだな。
昔は仕事人間で家庭なんてかえりみず、子供たちのことは母さんに任せっきりだった。それを悪いと思ったことはなかった。

それでも子供たちは優しい大人となり、結婚して孫を授かった。
こんな偏屈な爺さんにとっても孫はかけがえのないもの。孫に「じぃじ」と呼ばれたらにっこり笑って「なんだい」と答えてしまうくらいには可愛いものだ。

この穏やかな時間があるのは、文句も言わず1人で子育てをしてくれた母さんのおかげだ。母さんには感謝しても仕切れない。

ありがとう。
これからも元気で仲良くやっていこう。

            父さんより

12/9/2024, 4:19:10 PM

手を繋ぐのはあの建物に入ってから。
外では手はポケットにはいったまま。
だけど別に外でも繋ぎたいとは思わない。
それはなんか違うから。


_手を繋いで

12/9/2024, 4:17:51 PM

なんだろう、久しぶりに投稿したくなった・・・
手を繋いで・・・

中村中の曲の中にある。ただ、手を繋ぐ仲だけで良いと。
あぁ、俺もそうなのだ。好きになった漢に嫌われず、仲が裂けるのであればただただ言わず、心の内にしまい込むのだ。

友達だけでいる方が良いと。

(手を繋いで)

12/9/2024, 4:16:19 PM

寒がりですぐに

手が冷えちゃうあなたを

あっためるのが僕の役目♪




_手を繋いで

12/9/2024, 4:15:46 PM

手を繋いで

 『はぁ、寒い…』

 今は冬?なのかな。

 僕は 今 山にいるよ

 外から見える 景色が 大好きなんだよね!

 ガサガサ と物音がきこえる



 (こんな所に 来るなんて 珍しいな…!)

 ひとけがない山奥に男性が入っていく

 危険! そこ 危険だよ 死んじゃう!、

僕の声は聞こえないみたいで 悲しいなオイ

で。その男性は、僕?の方にきている。

 「あぁ、ごめん。ごめんね…1人にしてごめん」

 なんで だろ。 会いたかった気がする。
「見つけるのに数年かかっちゃった…。ごめん、本当にごめんね」

 そう言って寝そべってる僕の手を繋いでくれた。
その手はひんやりとしていた。

 『…せめてあっためてよね。█­君』

※みんなの作品めためたに好きなのやばい。
感動系じゃなくてもーしわけねぇで。

えー。主人公は行方不明になってて。幼なじみである█君は見つけだしに来てくれたんだね!
 数年経ってしまった〇体。変わり果てた姿だったのかもしれない。それでも気づいてくれる█君っ!!ほんま好き

12/9/2024, 4:05:46 PM

手を繋いで

私はいつだって都合がいいから、神様に祈る。
私の寿命、5年渡すから、私の飼い猫の一生を長生きさせてください。5年以上でもいいなら、もっと。

私の家の猫は、心臓が一回り小さく産まれてきた。
大型猫のメインクーンなのに、一般的な猫よりも小さい。小さな心臓はトクトクと早く鳴り続けている。
私はその心臓の近くに耳を置いて聞く。
もし、心臓が鳴る回数が決まっているならば、
できるだけ、できるだけ、ゆっくり動いてほしい。
その最後の回数に辿り着くまで、できるだけ、ゆっくり。

お互い言語も違うから、何を思っているのかわからない。だけど、いつも鈍臭くてビビリなくせに、悲しい時はいつも、体の一部をぴたりとくっつけてそばにいてくれる。たった3キロ弱しかないその重さに、私は幾度となく救われてきた。

心地よさそうに伸ばす小さな肉球のついた手を、指先で触る。再び心臓の音を確かめるように、耳を近づける。

神様、私の寿命あげるから、もう少し一緒に居させてください。

トントントンと音を鳴らす心臓とその体温を、私は忘れぬように、確かめるように、精一杯感じた。そして、小さな肉球に、私の命が移るように、叶わぬ願いを込めて、握った。

12/9/2024, 4:02:38 PM

手を繋いで。

手を繋いで、また繋いで。繰り返す度に〝輪〟が広がるってさ。
私は声を出せなかった。思ったし、考えたし、初動と計画は完ぺきだった。だけど、ただ声が出なかった。友達を100人作りたいなんて思わないし、1人だけの親友を恥ずかしがったりしない。
僕の手は少し短かった。ぽっちゃりで、チビで、いじられキャラ。そんな自分が憎くても、愛さないといけない現実。まだ僕には重すぎる課題で、大きすぎる問題だった。
自分と他人の 意見の乖離なんてモノは、無い方がオカシイくらいに、当たり前のもの。
自分の思考がいくらマイノリティでも、多数に合わせれば友達が出来る。だから、順応する。
でもそれで、空気は軽くなり、息が楽になるのか。
少数意見を無げにする事が前提なら、多数に見えるソレは、その生物の本質なのだろうか。
今まで幾度も手を繋いで、群れてきた人類が、徐々にその繋ぐ手の無機質さに気づいてきている。
手を繋いで、顔を見て笑おう。
ここまでして、やっと、人が繋がる。

12/9/2024, 3:58:13 PM

【手を繋いで】


こっちこっち

ゆっくりゆっくり

気をつけて


気付けば子供らも

それなりに立派な大人

こちらの助けなんか無くても

スタスタと歩いている


きっと

次に手を繋ぐのは

こちらが助けてもらう方だ


子供の頃にかけた言葉を

今度は聞きながら


なんて思うと

老いていくのも悪くはない気がする


だけどもしかしたら

繋いでもらえないかもしれないから


少し鍛えておこう

12/9/2024, 3:56:32 PM

手を繋いで


カンカンカンカン

アパートの階段を登る。
はとこの部屋は2階の一番奥だ。
持っている合鍵を鍵穴に差し込む。
まずいな、空いてる。
この辺の治安は世紀末ほどではないけど
良いわけじゃない。
鍵はかけるんだよ、といつも一声かけているけど、
鍵が空いている。



「まみちゃんはいるよー」


声をかけてからドアを開ける。
ドアはゴミ袋で開きづらい。
ゴミ箱の中身は殆どがシリアルやバランス栄養食、
プロテインバーの紙箱や袋だ。

はとこが調理した食事を部屋の中で
食べられなくなってから何年も経つ。
食べられなくても
なんとなく栄養のあるものを選んでいるのが彼女らしい。
ただ、量が多い。
できれば一度病院で検査を受けてほしい。


そんなに広くないキッチンを通り抜け、
六畳一間の部屋に入る。

はとこが万年床の上で座り込んでいた。
彼女の膝にはスマホがある。


「まみちゃん起きてた?」


はとこのそばに座り込み、顔を覗き込む。
うん、とはとこが頷く。

ここに彼女が住んでいると聞き出したのは半年前だ。
半年前、この部屋はゴミで溢れていた。
ゴミだらけの部屋の中で、ゴミに埋もれてはとこは寝ていた。


はとことは年が離れている。
小さい頃、お正月に本家で集まった時、
本家のお嬢さんをしていたのがはとこだ。

当時のはとこは大学生で、にこにこつやつやしていた。

他の親戚の男の子に持ってきた本を買って破かれて
こっそり泣いていた時、自分を探しにきてくれて、
泣き顔を見つけると抱きしめてくれた。
そっと手を繋いで自分の部屋に連れて行ってくれた。

そして出版社は違うけど、と同じ題名の本をくれた。


私はもう読まないから良かったら貰って頂戴?
私から貰ったって言えば意地悪されないから。

「女の子が本を読んでも良いのにね」

そう言ってもう一度抱きしめてくれた。



そんな優しかった人がゴミに埋もれて動けなくなっている。

はとこは祖父母に進学を大反対されていたが、
押し切って進学した。
会計士の資格を取り、会計事務所で働いていたと
聞いていた。


そこで、酷い目に遭ったらしい。


詳しいことは聞いていない。
ただ、本家の娘がこれでは体裁が悪いという理由で
このアパートに押し込めたのだという。



初めてアパートに来たとき、
ゴミに埋もれてはとこが息をしていないと思った。

救急車を呼ばなきゃ、とスマホを開いた時、
ゆうなちゃん?と声をかけられてスマホを落とした。


ゆうなちゃん、久しぶり。
こんな姿でごめんね。


涙を浮かべるはとこを見捨てるのはどうしても嫌だった。


まずゴミを捨てた。


嵩張ってるだけで重いものは入っていなかった。
ダンボールも捨てた。
散らばって山になっていたものを縛って捨てた。
資源ごみの日ではなかったので、
ゴミステーションを検索して捨てた。


沢山のゴミを捨てたらがらんどうの部屋ができた。
照明とカーテン、布団以外何もない。


台所に調理器具も皿もなく、テレビもなく、
当然化粧水や乳液も、
櫛も歯ブラシも歯磨き粉もなかった。
洗濯機も洗剤も、石鹸もシャンプーもなかった。
ギリギリトイレに紙はあった。



あるのは布団の隣にある、
ケーブルを挿しっぱなしにされたスマホだけだった。
スマホを繋いで、ネットで食料を買い、
それで生活していたらしい。 


はとこはひどい状態だった。


変よね、ネットにはなんでもあるのに、
お前は買うのを許されてないって言葉が頭に響くの。
お風呂に入ろうとすると誰かが責めてくるの。
そうすると、何も買えないの。体が動かなくなるの。
買ってそのまま食べられるものだけようやく買えるの。


変よね、私変よね。
お金はあるの。お給料は悪くなかったから。
カードも使えるの。
私はなんでも買えるはずなのに買えないの。
わかってるの。わかってるけど
どうしていいのかわからないの。


そう言って寝たまま涙ぐむはとこを見て、
スマホを貸してと頼んだ。
自分の言いなりにスマホを渡してくれた
はとこのスマホから、通販サイトを開く。

まず野菜ジュースをカートに入れる。
常温保存の牛乳パックもカートに入れる。
バックのやつなら飲んでそのまま捨てれば良い。
サプリメントと、お湯を注ぐだけのコーヒーやお茶も
カートに入れる。

紙コップをカートに入れる。紙皿も入れる。
使わないかもしれないけど、
ないと食べたいと思った時に諦めてしまうかもしれない。
本当はもっと良い食器を使ってほしいけど、
今のはとこにはすぐ捨てられるものがいい。

あと、綺麗なベットカバーとシーツ。
枕カバーを忘れるところだった。
あと、ナイトウェアを複数。
ふわもこの暖かいのもカートに入れた。
下着は5枚セットを2つ。
ブラつけられる感じじゃないから
バッド付きのキャミソールも5枚。
ハンドタオル、バスタオルも5枚。


外に出ておかしくない楽なワンピースを2枚。
Tシャツとカーディガンも似合いそうなものを選ぶ。
おっと、靴下もいる。
玄関を見たらスニーカーが1組あったので取り敢えずいらない。


洗濯機をカートに入れる。
本当は乾燥機付きのドラム式が欲しかったけど、
この部屋のスペース的に無理だ、残念。
今のネットすごい。保証つけるだけじゃなく
設置も手配してくれる。
当然洗剤も入れる。漂白剤と柔軟剤も入れる。


電子レンジとかはもっと動けるようになってから
はとこ好みのものを買えば良い。

今必要なものなんだろ?と悩みながら選びに選んで、
これはいらないかな、というものを削除して、
はとこにスマホの画面を見せた。


ねえ、これ買っていい?
まみちゃんが買うんじゃないよ。
私が欲しいの。
ねえ、買って?


カートに入れた商品の合計額は20万を超えていた。
彼女は言った。


良いわ。私の代わりにボタンを押して。



うん、と答えて決済をした。
それが半年前のことだった。



週に2回、彼女の様子を見に行く。
最初寝たままだった彼女は起き上がるようになっていた。

でも頭がまとまらないことが多いらしい。
何かをしようと頭でわかってても
体が動かないまま一日が終わることが多くて悩んでいた。


スマホをのぞいていても字がうまく読めないし、
動画の音も聞き取れないので、
画像だけ眺めているらしい。



いつもごめんね、ありがとう。
はとこは弱々しく笑った。


はとこの手を取ってぎゅっと握る。


「こんなことなんてことないよ」


はとこは自分にやさしかった。
本家の娘という立場で、自分をいつも守ってくれた。
こっそり悩み事を話すと真剣に聞いてくれた。
家族でも何も聞いてくれないのに、
このはとこだけは真剣に話を聞いて、
ゆうなちゃんはどうしたい?
やりたいことがあるならお手伝いするよ?
と手を握ってくれた。
おやつを作ってくれることもあった。
誕生日にギフトカードを送ってくれて、
好きなものを買ってね、
と手書きのカードが添えてあった。


ねえまみちゃん。


また、手を繋いで外を歩きたい。
まみちゃんの話を聞きたいし、自分も聞いてほしい。
変なことで笑って、にこにこして、
一緒に行ったことないとこに行きたい。
食べたことないもの食べたい。
バイトしてるからお金はあるんだよ、奢るよ。



ねえ、思い出して。
あなたがしてくれたこと。

12/9/2024, 3:52:52 PM

君の手に初めて触れた日をずっと
忘れぬように記念日にした

#手を繋いで

12/9/2024, 3:49:12 PM

物心着く前、よく母と手を繋いでいた気がする。
少しひんやりとしていて優しく包み込んでくれる事に何よりも安心感を得ていた。
だからだろう。いつしかそれが癖となっていたのは。
どんな人よりも手を繋いできた。
友達との挨拶代わりは握手だったし、初めての恋人との繋ぎは昨日のように思い出せる。
だから寂しくなんかないさ。
私の目を下に向ける。そこにはあるはずの手がなかった。
交通事故。運が良かったのか悪かったのか命は無事だった。その代わとばかりに私の両腕は切除しなければならなかった
私のはもう人一倍ある思い出もあるし作り続ける。手を繋げることが出来なくても心では繋がっているから。

12/9/2024, 3:49:07 PM

『手を繋いで』


大好きな貴方に、今度いつ逢えるかは

分からないけれど

夢の中で握った貴方の手は

温かかった


ずっと前から

その暖かさを知って居るような

そんな優しい手だった


今度逢ったら

貴方に言いたい事が合るのに

夢の中以外では

素直に言えなくて

貴方のその手さえも

触れられない私は

ただの臆病者


たった一言を伝えれば良いだけなのに

そのもどかしさは

周囲を通り越して

自分でも嫌になってくる


夢の中でなら

『貴方の事がずっと好きなんだと』言えるのに

夢の中でなら

貴方の手に触れられるのに


目の前に居る貴方が

私に笑ってくれる度に

私はいつか来る終わりを思ってしまう

いずれ来るとは分かっているのに

私の心を引き留めて

貴方の手や心に

触れられなくなるの

12/9/2024, 3:46:00 PM

手を繋ぐと暖かい、安心すると感じる人が多いと考える。
私もその1人である。

小学生の頃、家庭環境が最悪で帰りたくないと思うことが毎日だった。
学校に行けばいじめられる。
どこに行っても苦しい時があった。

だが唯一安心できたのは、本担任の先生が私の名前を呼び
「大丈夫」と言って手を握ってくれた時だった。

服がなく洗われていない体操服を着て登校し「臭い」とトイレに閉じ込められた時も
お弁当がなく周りから冷やかされた時も
髪が長く貞子みたいだと言われ、無理やり髪を切られた時も
辛いと感じた時はいつも先生が手を握って助けてくれた。

いじめがなくなるようにと、いつも1人で動いてくれて
虐待から逃れられるように警察や役所に出向いてくれて
何か変わることはなかったかもしれないが、
私が今こうやって生きていられるのはあの先生がいてくれたから。
先生が手を握って「大丈夫」と助けてくれたから。

12/9/2024, 3:42:14 PM

『手を繋いで』

「実は私、幽霊なんだ」突拍子もなく女友達がそんなことを言った。何非科学的なことを言っているんだと呆れていると、「じゃあ手を繋いでみる?」と手を差し出された。差し出された手を握ってみた。冷たかった。本当にこの世のものではないと感じるくらい冷たかった。
「これで分かってくれた?」そう聞かれて俺は首を縦に振った。なぜ俺にわざわざ伝えたのかと聞くと、
「私、今日中に成仏しなくちゃいけないんだ。でも成仏しちゃったら周りの人は私の事を忘れちゃう」
そんなの寂しいじゃんと悲しげに笑い、
「だから特別な人の印象に少しでも残ればいいなと思って貴方に伝えたんだよ」と言う。俺がなるほどと頷いていると、「……貴方に告白したつもりなんだけど伝わってるのかなぁ」と思いもよらぬ事を言われた。
俺が面食らっていると、彼女は「もう行かなきゃ」と言って立ち上がった。そして、俺の方を向き、
「もしもいつか貴方とまた会ったら、その時はもう一度手を繋いで。約束ね」と言い残して去っていった。
それから彼女は本当に成仏したようだ。周りの人には彼女は最初から居なかった事になっているようで、今や彼女の事を覚えているのは俺だけだ。ただ、最近俺の記憶も曖昧になってきている。もう彼女の顔や名前は思い出せない。それでも彼女の「手を繋いで」という言葉だけは確かに記憶に残っている。彼女との約束を果たす日まで、消えることはないだろう。

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