『手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
人通りの多い交差点
はぐれないようにと
手を繋いで歩いた
月日は流れ
立場は逆に
あの頃と変わらぬ道を
手を繋いで歩く
差しのべられた手は
あたたかくて大きい
幼かったあなたを
今では見上げている
#手を繋いで
#55
外出すると
不安を紛らわすためなのか?
気持ちを落ち着けるためなのか?
スッと手を繋いでくる
頼られてる気がして
悪い気はしない
手の温もりを感じる
指先の感覚が拾う
手の甲がザラザラしてる
肌が弱いから
手のケアをしてあげないと
時にはしっとり手汗をかいて
緊張してるのかな
そう思う時もある
腹が立ってる時は
爪を立てられる
触覚だけで
喋らなくても
感じることが沢山ある
近い存在だから
気持ちをぶつけたくなるし
発散させたくなるし
本性を曝け出す
いつかは自立して
私の手を頼らなくなるだろう
だから、今は手を繋ぎたい
そう思ってる気持ちを大切にしたい
[ #40. 手を繋いで ]
子供の頃はよく一緒に遊んでいて、手を繋ぐことも日常的なものだった。私はあなたが好きだったし、一緒にいて楽しかった。
大きくなるにつれ、やるべきことがだんだんとわかって、私達の関係は昔のように純粋なものじゃなく、お互いたくさんの物を背負った重い物に変わってしまった。
久しぶりにちゃんと向き合ったパーティーで、そっと手を引かれ、二人でこっそりバルコニーに出た。
「踊ろう」
そう言うあなたの手をぎゅっと握る。
流れてくる音楽に合わせ、あなたの動きに身を任せ、踊る。
久しぶりに繋いだ手から温もりを感じる。楽しい時間が過ぎていく。
二人手を繋いで、そして――
バルコニーから、私は宙を舞った。
繋いだ手が離れた。
『手を繋いで』
もし
わたしに
恋人が
出来たら
手を繫いで
街を歩きたかった。
そういうしてる
カップルを見て
なんだか
見せつけられてるような
気がして
いいなぁ。
って
ずっと
思ってた。
いざ
恋人が
出来たら
デートが
嬉しくて
周りの
すれ違う人たちなんか
どうでも良くて
ただ、
あなたと
くっつきたくて
ねぇ、
手繋いでいい?
#手を繋いで
手を繋いで
がやがやと騒がしい喧噪
人混みの 間隙を縫って
僕は、君を捜す。
「夏祭りに行こうよ!」
そう言って 僕に夏祭りの
ポスターを差し出した君
毎年 夏に開かれる その花火大会
人混みが 予想されるそれに
僕は、最初は、行くのを渋っていた。
でも キラキラした君の笑顔をに
押され 僕は、渋々 了承したのだった。
スマホに掛けてみたが 何時まで立っても
出ない
決めておいた 待ち合わせ場所に
行ってみたが 来ない
僕は 二人で来たのを後悔していた。
せめて あと 数人のグループで
来て居れば もっと効率良く 人を
捜せただろう
あまり大事にしたくないが
警察に連絡しようか と
僕がそんなことを考えていた時
喧噪から 離れた 神社のお地蔵さんの
後ろに 蹲っている 人影を
見つけた 行ってみると 君だった。
「やっと 見つけた!」
僕が 呆れ声で言うと君は、
「えへへ ドジっちゃった。」
君は、頭を掻きながら 照れくさそうに
僕に向けて舌を出した。
見ると浴衣姿の君が揃いで 履いて来た
草履の鼻緒が 切れていた。
見ると 君の白い素足に 赤いマメが
出来ていた。
「はぁ~」と僕は、ため息を吐き
君の前にしゃがみ 背中を見せた
すると その態勢で なんのつもりか
分かったのか 君は、頬を赤く染め
「別に 子供じゃないんだから
おんぶなんてしなくて良いよ」
ぷいっと顔を背けて言う
「心配掛けさせた人が何言ってんの
ほら 早く乗って!」
僕が促すと君は、渋々と言った感じで
僕の首に 両手を絡ませ
僕の背中に乗る。
そうして 元来た道に踵を返し
僕達は、帰る事にした。
そして 道すがら 僕は、
思う
来年も 君は、懲りずに
同じ事を言うだろう
そして 祭りの 明明とした
電飾に 燥ぎ 色とりどりの屋台に
燥ぎ 花火に燥ぎ
僕の存在など忘れて 一人でいろいろな
所を 駆け回るだろう
だから 僕は、思うのだ
来年また 二人で 祭りに
出掛ける事になったら
最初から 君と手を繋いで来ようと
君は、また 子供じゃないんだからと
言うかもしれないけど
僕は、もう それだけは、譲るつもりは
無かった。
君の好奇心の手綱を引く為にも
君が居なくなる感覚を 感じない為にも
その代わりと言っては、
何だけど 来年 君が誘って来たら
僕は、渋々と言わず 即肯定を返して
あげよう
毎年 君は、僕が 最初に渋るのを
分かってて誘うのだから
他の友達も誘えば良いのにって
勧めるけど 内弁慶の君は、
家族と 幼馴染みの僕にしか素が
出せない
だから最初 僕は、いつも君からの
誘いを渋っていた。
そうすれば 君は、他の人を
誘うだろうと 踏んで...
だけど結果は、いつも同じで
僕が誘いを 最初に断ると 君は、
途端に 尻込みして 体を硬直させて
しまう
僕から 助け船を出そうと
他の子に声を掛けようとすると
君は、僕の袖を強く引いて 強く首を
振る為 結局誘えない
でも 夏祭りには、行きたい
でも 一人は、寂しい
何とも我が儘な幼馴染みの要望を
僕は、十二年間叶え続けて居る。
まぁ 特にそれに 不満は無い
君の幼馴染み離れを夢見ては居るが
それは、いつになることやら...
甚だ 見当も付かないが
子供っぽいくせに
手を繋いだり おんぶされたり
子供扱いされるのを嫌う君
本当面倒臭い
でも いつになったら 幼馴染み離れして
くれるんだろうと 思いながらも...
決して 急かそうとは、しない僕も
実は 大概なんだけどね! なあんて!
「手をつないで」
60歳を過ぎても妻と外出するときは手をつなぎます。手をつなぐことで心がつながっていることを感覚的に確かめるのです。会話によるコミュニケーションは大事ですが、手をつなぐことによるコミュニケーションも負けず劣らず大事だと思います。
こっちに 手を繋ぐから
繋がった 手を繋ぐ 怖い
逃げたい 優しさの裏は
束縛 支配 払い除けたら
不安になり毒親は私を責める
痛みを 癒やして なんて
涙は 流せない 誰にも話せない
可哀想となる落ちさが嫌だからだ
ねぇ 求めてるのは
私を宛にしてる から 優しさと
冷たさ いつだって
要らやない 必要ないからな
なんて 突き離す なら遠くに
逃げていきたい 逃げていけるは
ない 毒親は私に 好きだから 大事だから
手をつかむ 握る 抱きしめる
私がやめて 突き離す 嫌いなのか
殴られる
行く場所はないからな 面倒みてあげるから 心配するな
助けて他者に話すは嫌
事情を話すと
無惨な 同情 可哀想になりかね
ない
だが 私は恋をした
毒親にばれたら 大変
好きを止められない
内緒で会える時間が幸せ
ある時 川沿いを散歩
緑大木まで 歩こう
夏草の匂い 川の空を舞う鳥
景色を眺め ゆっくり歩いていたら
ふいに 手を繋がれ 私は払い除けた
彼は唖然とした
僕いきなりだったごめん
暫くしたら 何故が私は涙が頬を
流れた この幸せは私はいけない
手を繋ながないで 毒親に
支配されてるのか 優しさか
頭は混乱
彼が 話した 伝えてほしい
大丈夫だから 私は家庭の事情
毒親との家庭の話しを
途切れ途切れ伝えた
彼は身内 親 弱い子供とか 虐待
多々ある現実を君が 連鎖かのよう
続く 世界に君もいるんだ
でも君を好きになって良かった
君は親を反面教師に 生きてきたんだ
いつか 許して いけたら
忘れていけたら 少しずつ
普通に 手を繋ぐ 幸せを
僕と叶えていこう
1人で抱えるな 親からいつだって
逃げていい
君の環境とか 関係ない
僕に君が クラスに馴染めない
僕に話してきた
はじめから 君を見つけては
見ていた 苦労抱え
人前で 笑う 君は やはり
好きだよ 怯えも 恐れも
ないまま 手を繋ぐ
僕に君を委ねて 情けなさ
弱さ あるけど
幸せになる権利は皆あるから
ふと たまに想い出す
あの頃 君と 恋して
良かった
手を繋いで
小学校1年生のとき
同じクラスの
女の子と
手を繋いで
学校に通ってた
いつも僕でうちににきて
僕を呼びにきた
僕のお兄さんが
笑いながら
見送って
くれた
62歳の懐かしい
思い出
あの子は
元気にしてるかな?
こぼれたものを、繋いだ手のなかに閉じ込めておく。ガラクタばかりが、繋いだ手のなかに閉じ込められていく。それでもこれは私たちの宝入れで、開錠のすべはさよならの言葉にある。
こんなところまで来てしまった、と思う。
繋いだ手は重く、あなたの大切な片腕を独り占めしてしまったという罪悪感も重く、その腕は時折私を引き寄せて戯れにキスなどをしてくる。
「さよなら以外の方法を考えてる」とあなたは言う。
ガラクタの宝たちをどうやら見たいらしい。私と分かたれずに見る方法を考えてくれてるらしい。私はとうの昔に諦めたというのに。重くなった腕で、さらに私の身体を引き寄せて、頭に口付けて、そこから深く息を吹き込んで、その吹き込まれた息に押し出されるかのように私の目から涙がこぼれる。こぼれた涙さえこの繋いだ手のなかに閉じ込めて、私は満たされて仕方がないのに、あなたはまだ飽くことなくいてくれるらしい。
今でも思い出すんだ。
いつも、味方でいてくれた君のことを。
弱虫だった、僕の手を引いてくれたことを。
ねえ、またあの時みたいに僕の手を繋いで「心配するな」って笑ってよ。「馬鹿野郎」って叱ってよ。
君が居ないと、僕はどちらに進めばいいかさえ、分からないんだ。
『手を繋いで』
一緒に歩こうか。
僕がまた歩幅を合わせるから。
隣を歩こうよ。
手を繋いで。
手を離さないで。
涙を拭いたい時は僕が拭ってあげるから。
だから下を向かないで。
あ、でも僕の方が身長も高いもんね。
見上げることになるから俯くことも無いし大丈夫かな。
泣きたくなったらまた呼んでよ。
君が手を繋いでくれた温かさを忘れるほど、腐っちゃいないよ。
「また会えるかな。」
会えるよ。
僕が逢いに行くよ。
君が好きだよ。
君が愛しいよ。愛してるよ。
君がまた死ぬ時。
僕が君を連れて行ってあげるから。
だから僕を呼んで。
必ず手を繋ぎに戻ってくるよ。
だから今は、少しお別れだね。
手を繋いで。恋人いない歴=年齢だから手を繋いだ記憶ないや。はは。
彼女以外で手を繋ぐなんてシチュエーションは親と子供くらいだろうけど子供の頃の記憶なんて覚えてないな。
そういえば子供の頃の記憶と言えば母親のお腹にいた頃の人もいる、なんて事をどっかで見た記憶があるけど本当なのかね。うさんくさいけどそんな事をあるのかな。
まぁ心に刻まれる記憶ってのはあるよな。俺も小学生の頃だったかにどこか道路の横にある石の壁みたいな所に登って途中で落ちた記憶がやたらと鮮明に覚えている。
それと同じで母親のお腹の中にいた記憶を何故か覚えている。そんな人もいるんpかもな。
あるいは完全記憶能力みたいな凄い記憶力の人だから胎児の頃の記憶がある。そんなケースもあるのかもね。
どうあれ非常にどうでもいいことだな。
しかし今年の冬は暖かい。だけど電気毛布をつけた布団から出たくないというのは今年も同じだな。
あなたの言葉がなかったら、
生きることはできない。
光を見ることもなかった。
大切な人に出会うこともなかった。
楽しいという感情も知らなかった。
苦しい時に話を聞いてもらうことも
わたしは知らずに生きていただろう。
あなたの言葉があったから、
失われることのない希望を持って
生き続けている。
傷ついても傷ついても慰めの毛布をかけてくれる。
どんなに苦しくてもその手は離さない。
いつまでも手を繋いで。
「手を繋いで」
小さい頃はよく誰かしらと手を繋いでいた記憶がある。
当時の僕は危なっかしい子だったのかもしれない。
今はもうそんな歳ではないし、手を繫ぎたいとも思わない。
ただ、寒い時期に手を繋いでいる男女を見ると、少し寂しくなる。
そうして、僕はカイロと手を繋ぐ。
貴方はいつも私の手を待っている。
さりげなく後ろに手を差し出して私の手を探している。
そんな行動がたまらなく愛おしい。
その気持ちは抑えきれず私は笑顔で貴方と手を繋ぐ。
あのね、、私、
貴方と手を繋いでいると心が暖かくなるの、。
温もりと安心感に包まれて「あぁ、今すごく幸せだなぁ。」って。
私がそう思っていることなんて全く知らずに毎回私の手を探す貴方。
そんな貴方のことが
私は大好きです。
#1 手を繋いで 2023.12.10 Write by.M
【手を繋いで】
洞窟の影で身を潜めていれば、聞き慣れた声が僕を呼ぶ。安堵とともに顔を出せば、パタパタと足音が駆けてきた。
「良かった! 無事だったんだね」
出会った頃よりも随分と大人になった君は、それでも出会った頃と同じ無邪気さで僕の手を取った。
「猟師が森に入ったって聞いて、心配したんだよ」
「大丈夫だよ。隠れるのは得意なんだ」
宥めるように微笑みかければ、君はギュッと僕の手を握り込む。その指先が冷たく震えていた。
「知ってる。知ってるけど、心配くらいさせてよ。君は私の、大事な友達なんだから」
ニンゲンなんて、大嫌いだった。森に迷い込んできた幼い君の前に姿を現したのだって、怯えさせて追い払ってやろうと思ったからだ。だけどそれでも、半獣半人たる僕を見て綺麗だと笑った君は。友達になろうと手を差し伸べてくれた君のことだけは。特別で、大切で、愛おしいんだ。
村長の一人娘と、村で恐れられる獣の子。正反対の僕たちは、それでも手を繋いで生きていく。いつか一緒に、日の当たる下を歩こうね。そう約束してくれた君の白く美しい手を、僕も無言で握り返した。
手を繋いで
手は繊細で、
だけどとっても我慢強いから、
誰とでも手を繋ぐことは、多分できる。
だけどあたしが、
この手を繋ぎたいと思うのは、
好きな人だけ、
心を繋いでいきたいと思う人だけなの。
わかってよ。
#113
今が冬でよかった。
体温が高くて良かった。
冷たい君の手を繋ぐ口実ができてよかった。
最後尾を歩くのは皆には秘密にしてるから。
バレないように手を繋いで。
私のドキドキ君にちゃんと伝わってるの?
出来ればずっと手を繋いで居たいな。
─────『手を繋いで』
手を繋いで
嗚呼 なんてお山は遠いのかしら
空の向こうは どうなっているのでしょう?
さっきまで湿った風は 少し透明となり
この街にサラサラとした 風となって
吹き抜けていきます。
このまま太陽に溶けてしまえるかしら。
と、うさちゃんが言うと
アイスクリームは溶ける前が美味しいの。
と、レオナちゃんが言います。
すかさず、みいちゃんがでは今から、お空の宅配便でアイスクリームは溶けちゃいますから、
パンなどいかが?
と申し出るので
パンなら メロンパンがいいですね。
あのあみあみがどうやって焼けるのか、知りたいです。
と、うさちゃんが
レオナちゃんは
僕はプルーンのホットドッグを死ぬほど食べたいのです。
と言います。
カラスさんは
僕はつぶつぶのたくさん入った、あずきデニッシュがいいですね。
と答えます。
それではみぃちゃんが今から取ってきますから、
しばらくお空を眺めていてください。
と言うとお空へみぃちゃんがかけあがりました。
帝様は何が好きですか?
と尋ねると
今日はお団子は食べないの?
僕は牛肉の入っていて、鶏肉をケチャップで煮込んだ倶楽部サンドイッチが好きですね。
とおっしゃるので、
お暇ならご一緒しませんか?
と尋ねると
今から円盤に乗って行きますね。
と言うやいなや
みぃちゃんがすかさず帝の頼んだ注文も持ってきて、
みんなでジュースを飲みながら、
パンを分け合いながら、しばらくの間、談笑をしながら、楽しい時間を過ごしました。
そして夕暮れ時に
うさちゃんと
レオナちゃんと
みいちゃんと
カラスさん
帝様は まっかになった太陽を浴びながら
手を繋いで
お家へいつかかえれるといいですね。
と言いました。
そうですね。もうそろそろお空へかえれるといいですね。
でもこの世界のいい所をもう少し探しましょう。
と仰って、もう少しこの世界で
綺麗なものを、
綺麗な女性を探してから帰りましょう。
といいました。
またねмаT=йё→((ヾ(-c_,-`)ノ
今、あなたが手を繋ぎたいのは誰ですか?
今まで誰と手を繋いできましたか?
手を繋げるのはお互い信頼し合っている証拠。
多分だけどね。