手ぶくろ』の作文集

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手ぶくろ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/28/2024, 4:29:37 AM

春生まれの私の今年の誕生日プレゼントは

指先に桜色のアクセントが付いたえんじ色の手袋。

「春なのに」と思いつつも冬が恋しくなった。


そしていま。

毎日、自転車に乗って勤め先に向かう途中。

冷たい風による攻撃から手を守ってくれるあの手袋は

春の日向ぼっこをして

ずっとこの日を待っていたかのように暖かい。

指先に咲く桜のアクセントを見つめるたびに

心に一足早く春がきたようで

冷たくて重たい朝も少し、軽くなる気がする。

12/28/2024, 4:28:42 AM

最近、お元気ですか?体調を崩さないで年越しを迎えたい!(笑)今年もあと今日含めてあと4日ですね。今年は終わるの早い気がするかも?(笑)
大掃除もしなきゃ(ง •̀_•́)ง
お正月のお餅は喉に詰まらせないように小さく切ったりよく噛んで食べてね( *˙ω˙*)و グッ!
紅白歌合戦、楽しみですね!寝ないようにしなければ!

12/28/2024, 4:18:03 AM

私の場合

手ぶくろを編んでも

最終的に

違う物体になっている

マフラーも

歪んでいく

どうも…

向いていないようだ




✴️254✴️手ぶくろ

12/28/2024, 4:11:05 AM

お題『手ぶくろ』

 父方の祖母に家に引っ越しして間もない頃、赤い紐付きのミトン型の手ぶくろをつけて、雪が積もったある日、まだ名前も知らない近所の子供達と公園で大きな雪だるまを作った。

雪だるまの上部(顔の部分)には落ちている葉っぱや小石、細い木の枝をつけた。下部(胴体部分)の左右に中ぐらいの木の枝を上からさした。中心部分には上部と同じく葉っぱや小石で飾っていく。完成間近の雪だるまを見て子供達は悩んでいた。

 『雪だるまに手ぶくろをつけてあげたい』

だけど自分達が着けている手ぶくろを雪だるまにつけるはなんだか気が進まないようだ。すると一人の少女が––––。

少女「この手ぶくろをつけてあげるよ」

少女は自分のつけていた赤い紐付きのミトン型の手ぶくろを外しそっと雪だるまにつけてあげた。
すると近所の子供達は口々に「かんせいだ〜〜!!」っと喜んでいた。
もちろん手ぶくろを雪だるまにつけた少女も喜んでいる。
公園の中に設置してある太陽電池電波時計(時計塔)から夕方を知らせるメロディーが流れると少女を除いた近所の子供達は各家へと帰って行く。
しばらくしてメロディーが鳴り終えると一人の老婆が公園にやって来た。

老婆「可崘(かろん)ちゃん、ご飯だよ」

名前を呼ばれた少女はその老婆の元へ駆け寄り手を繋いで家に帰る。帰り道老婆は孫に問うた。

老婆「手ぶくろどうしたの?」

可崘「雪だるまにあげたの」

老婆「そうかい。可崘ちゃんは優しいねぇ」

後日その老婆は可崘に新しい毛糸で作った白い雪だるまの絵が入ったミトン型の手ぶくろをプレゼントしたのでした。

End

12/28/2024, 4:06:10 AM

「去年は『手ぶくろを買いに』をネタにしたわな」
ゴム手ぶくろ、毛糸の手ぶくろ、猫の靴下・手ぶくろにスマホ対応手ぶくろ。「手ぶくろ」も数種類。
そういえばゴム手ぶくろは、バナナのアレルギーの原因になる可能性があると、聞いたようなデマなような。どっちだっけ。
某所在住物書きは自室の「手ぶくろ」を見ながら、ぽつり。 最近「それ」を使っていない。

「最後に使ったの、いつだっけ」
もう、かれこれ数年前かもしれないが……

――――――

フィクションファンタジーと現代を組み合わせた、こんな「手ぶくろ」をご用意しました。
前回からの続き物、最近最近の都内某所に、
別の世界からの避難民が、1人密航してきまして、
彼女の世界は数週間前に、諸事情と今回の物語の都合で、滅んでしまったのでした。

『でも、大丈夫。
我々世界多様性機構が、あなたを保護します』

滅びゆく世界からの脱出を助けてくれたのは、
世界間の移住・定住サポートや、
発展途上世界への先進技術導入を推進する、
「世界多様性機構」という団体組織。
彼等は滅んだ世界の人々を、まぁまぁ、実際に救い出せたのはほんのひと握りではありますが、
それぞれの要望に応じて、まだ元気な別の世界へ、
「密航」の形で、送り届けたのでした。

『ただ、気を付けてください。
あなたがたの移住は、「密航」、つまり違法。
世界間渡航を正式に取り扱っている「やつら」……「世界線管理局」の連中には、決して、見つからないようにしてください』

別の世界からの避難民。
見た目が都民と違うので、まず多様性機構の技術で一般の日本人女性っぽく変装して、
母語が都民と違うので、次に多様性機構のチートアイテム「翻訳機」を貸与して。

この翻訳機こそ、今回のお題回収役。
手ぶくろの形をした翻訳機だったのでした。

「ここが、私がこれから生きていく世界……」
避難民さん、スクランブル交差点の雑踏に目を丸くして、人の多さと建造物の密集ぶりを観察中。
翻訳手ぶくろを入れたバッグを大事に抱えて、まず、「翻訳手ぶくろを通さない音」を感じます。
「まぶしい。世界が、こんなに明るい」
暗い、世界が壊れる轟音ばかりが響いていた故郷に比べれば、東京の80〜110デシベル程度なんて、心地良い「平和の音」です。

避難民さんは空を見て、ビルを見て、信号と人々と道路に描かれた白線とを観察して、
あんまりボーっと突っ立っておったので、
大事に抱えていた「翻訳手ぶくろ入りのバッグ」を、ひったくられてしまいました。

「あっ!」
気が付いた時にはもう遅く、ひったくり犯は妙な輪っかが2個付いたアナログな乗り物に乗って、遠く遠くへ逃げた後でした。
「どうしよう、これじゃ、現地民の言葉が」
避難民さん、翻訳機が無いので、誰にもどこにも助けを求められません。

「すいません」
試しに優しそうな現地民に、実は意思疎通ができるんじゃないかと話しかけてみましたが、
「縺斐a繧薙↑縺輔>縲√◎繧後▲縺ヲ菴戊ェ槭〒縺吶°」
やっぱり通訳手ぶくろ無しでは、相手の言葉が全然、一言も、分かりません。
「隴ヲ蟇溘〒縺吶°縲∵舞諤・霆翫〒縺吶°」
優しい現地民は、避難民さんに優しそうな声で話しかけてくれていましたが、
結局、避難民さんのような人々を支援してくれる多様性機構の支援拠点、いわゆる「領事館」の場所は、サッパリ分かりませんでした。

手ぶくろさえあれば。
世界多様性機構から貸与された、翻訳手ぶくろさえあれば、この優しそうな人に助けを求めることも、
パニックになっていきなり話しかけてしまった謝罪も、ちゃんとできるのに。
悔しさともどかしさで、避難者さんがしょんぼりしていた、そのときです。

(あれは、 あぁ、あのひとは……)
優しそうな現地民の、後方20メートルくらいに、
こちらへ向かってくる「世界線管理局」の制服を、見つけてしまったのでした。

『「世界線管理局」の連中には、決して、見つからないようにしてください』
自分をこの世界に逃がしてくれた、多様性機構のひとの言葉を、避難民さんは思い出します。
捕まってはいけない。話しかけられてはいけない。
とっさに、後ろを向いて、全力で走り出しました。

「そこの違法渡航の異世界人、止まりなさい」
世界線管理局の制服を着た人の言葉は、ハッキリした意味をもって、避難民さんに届きました。

走って、はしって、なんとか自分の記憶と運とで、多様性機構の支援拠点、「領事館」にたどり着いた避難民さん。疲れてしまってヘトヘトです。
事情を話して新しい翻訳手ぶくろを貰いまして、
もう盗まれないようにちゃんと手ぶくろをして、
領事館から……
出て街の中に戻ってきたところを、
世界線管理局の人に見つかって、保護されて、
管理局の3食昼寝・おやつ付きの難民シェルターに、ひとまず収容されたとさ。

12/28/2024, 4:01:17 AM

【てぶくろ】
「昔、手袋を買いに行くキツネのお話を聞いたことがある。」
そう言えばそんな話あったな〜あれって最後キツネ死んじゃうだっけ?
「それはゴンの話でしょ?この話は手袋買ってハッピーエンドだよ。」
そうだっけ?あんま覚えてないや!
「私達もハッピーエンドかな?」
さぁね。そのうちわかるよ。
ほら買い物に行こう。

12/28/2024, 3:59:19 AM

『手ぶくろ』

朝 夜明け前のウォーキング中

君からのメール ミッションがくる

手ぶくろをはずして 

冷たさを感じる指で スマホに触れてる時

君の笑顔を思い出す

12/28/2024, 3:55:56 AM

t「手ぶくろ」

ある日君からの連絡で君の家を訪れた。
玄関に入るとポンと君の家に忘れた手ぶくろを頭の上に置かれる。

「また忘れたの?わすれんぼさん」

「ごめん、取りに戻ろうと思ったんだけど時間も遅かったから…」

「別に気を遣わなくていいのに」

「次からは気をつけます…」

「そうだね、次は時間を気にしなくていいから取りに戻ってきて」

手ぶくろを忘れてしまって冷えきった自分の両手を
家にいた君の暖かい両手で包み込むように握られる

「こんなに冷えきって、心配になるよ…」

…わざと忘れ物をして君と会う口実にしたなんて、優しい瞳を浮かべる君には口が裂けても言えない。

12/28/2024, 3:52:33 AM

「てぶくろ(創作)」

落とし物の片方の手袋に動物たちが「わたしもいれて」「ぼくもいれて」と次々にやってきて手袋の中で暮らす物語…

私の小さな手袋には、どれだけの人が入るだろう。いつも人に対して壁を作って、中に入ろうとしない私は、ずっと独りだと思っている。

楽しそうに話している中に入ることは、もちろんしない。子どもの頃、母子家庭で忙しかった母を煩わせてはいけはいと我慢してきたのが、原因なんだろうか。ただの、嫉妬なんだろうか。私の知らない事をみんなは知っていて、共通の話題で笑い合える姿を見て、羨ましいと思ってるんだろうか。楽しいことがない訳では無いの。

雲がハート型に見える時も、小さな幸せを見つけたように嬉しく感じるし、信号に引っかからず歩ける時もラッキーなんて思える自分もいる。

あ、そうか…
それは、独りの世界だからなんだ。


あのてぶくろのお話の動物たちも、前に入っている動物が幸せそうだから、楽しそうだから、あったかそうだから、入りたいと思ったに違いない。

私の手袋には、誰も「わたしもいれて」なんて言ってこないだろうと確信を持って言える。

この手袋に入っている私が、まずは楽しそうにしなくてはならないのだ。誰かと一緒にいたいと求めないといけないんだ。

かなり私にとって難関ではあるけれど、できることからやってみよう。

白い息を吐きながら、ムートンの手袋をはめて、自分の頬をおさえた。

12/28/2024, 3:43:36 AM

謝れないあなたが
ごめんねといったから
本当に反省しているんだと
思った

私のために
少しずつだけど
変わってくれているんだと
思った

でもそんなことなかった
単純にまた嘘が
上手くなっただけだった

かさぶたが剥がされて
また血がにじむ
何度も何度も
たぶん死ぬまでずっと

12/28/2024, 3:38:38 AM

手袋をなくした。どこかで落としたんだろう。いつも外したらコートのポケットにそのまま突っ込んでおくから、どこかに置き忘れることはないはずなんだけど。

 革製で中に羊毛が付いていて、手を入れると真冬でも暖かい。お気に入りの手袋だったのに。

 今日の自分の足どりをたどれば、見つけられないこともないか。そうだ、あきらめるのはもったいない。このあと予定もないし、探しに行ってみよう。

 すぐに思いついたのは家電量販店だ。たしか入ってすぐにお手洗いを借りたから、そこで確実に手袋を外している。私はその店に向かった。

 家電量販店に入ると一目散にお手洗いの中を探したが、手袋を見つけることはできなかった。目の前にあるベンチもくまなく見るが見当たらない。私はがっかりしてしばらくそのベンチに座っていた。

「こちら、無料でVR体験できまーす!」

 あきらめで思考停止していると、威勢の良い声が耳に入ってきた。顔を上げると、そこは量販店のVRコーナーだった。はじめに来た時から興味がなくて素通りしていたんだから、特に用はない。

 もう帰ろうかと思っていると、VRコーナーの奥にレザーアイテムのコーナーがあった。何が家電量販店なんだ。なんでも屋じゃないか。でもどうせなら新しい手袋でも買っていこうかと思い、そのコーナーに足を踏み入れた。

「手袋を探しているんですが」

 中にいた店員さんに話しかける。

「はい、お客さんにぴったりの手袋、ございますよ!」

 明るい女性の店員さんだ。一瞬で私に似合うものが何かわかるという。

「これなんかいかがですか?」

 差し出された手袋は、まさしく先ほどまで自分が使っていたものと瓜二つだった。

「え、これ、ちょっとつけてみてもいいですか?」

「はい、どうぞ!」

 私は興奮気味にその手袋に手を入れた。

「え、冷た! え?」

 私は思わず手袋から手を抜いた。とてつもなく冷たい空気に触れているような感覚だった。手を見ると何か土埃が付いているような気がする。

「どうかされましたか?」

「え、いや、なんかこれ、変じゃないですか?」

「えー、とってもお似合いですよ〜」

 あ、そういうことじゃなくて。

「それとお揃いのもので言うと…」

 店員さんはどんどん勧めてくる。

「このネックウォーマーなんか似合うと思いますよ」

 混乱しつつも言われるがままにネックウォーマーを持たされる。

「あ、頭から被るような形で首まで通していただいて」

 いったん頭に乗せ、そのまま首元までグイと引っ張る。その瞬間、顔に痛みを感じるほど肌が冷たくなり、目の前に氷の大地が広がった。雪で覆われた世界にかまくらの家々が並んでいる。私はそのままあたりを見回したが、後ろを向いても遠くに雪山が広がるば…ガバッ!

「ちょっと、なに遊んでるんですか?」

 ネックウォーマーを無理やり下まで引っ張られ、店員さんの顔がドアップで眼前に飛び出した。首元はまだ寒いままだ。

「はは、ネックウォーマー、顔に被ったまま、うろうろしないでくださいよ。おもろ」

 店員さんは私の挙動にケラケラ笑っている。

「いや、これおかしいですって。なんかここの商品、異世界に…」

 異世界につながってる? いよいよ何を言っているんだ? でもいま見た…映像? いや、肌に触れる空気の感覚、あれは本物じゃないのか?

「あ、と、は〜、あ、このブーツですかね。合わせて履いたらお似合いだと思いますよ〜」

 もしかしたらそのブーツを履けば、あの世界を歩けるってことか? よーし…

「ちょっとちょっと! また勝手にウチの商品持ち出して!」

 割って入ってきたのはVRコーナーの店員だった。ネックウォーマーとブーツを指差していきり立っている。

「あー、バレちゃったかー」

「え、あの、どういう?」

「この人いつもウチの最新VR機器を勝手に持ってくんですよ」

「だってデザインとかビジュアルとか、こっちにあった方が手に取りやすいでしょ。あとちょっとで売れるところだったのに」

「とにかく、これはVRの方に戻しますからね、お兄さんも、欲しかったらウチで買ってください!」

 そう言ってネックウォーマーとブーツを持っていってしまった。そしてなぜか手元には手袋が残された。

「それだけでも買っていきます?」

「あ、これだけじゃいらないです」

12/28/2024, 3:15:56 AM

お題『手ぶくろ』

 いつも手袋して授業を受けている女子がいる。それも一回はめたら使い捨て出来るようなものだ。
 彼女のまわりに人はいなかった。
「うちらには触りたくないってか」
「うっわー、感じ悪。こっちからお断りだよ」
 気が強い女子が彼女に聞こえるように陰口を言うたび、彼女がおびえているように見えたのがいたたまれなかった。

 ある時、テスト勉強するために入った図書室で彼女と鉢合わせた。
「よっ」
 と言いながらたまたま彼女の目の前の席が空いてたのでわざと座ると、彼女は居心地悪そうに下に向けてる視線を更に下に向けた。
「あ、はい」
 彼女はそれだけ答えて勉強を続ける。逃げるのも感じ悪いからその場にいる、というだけだろう。ビニール手袋に包まれた手に握られたシャーペンがノートに文字を書き続けているのを見て、俺は不意に彼女に話しかけたくなった。というか今まで気になって仕方ないことを聞いた。
「ねぇ、なんで手袋してるの」
 その瞬間、彼女の手が止まった。目に涙が浮かぶのが見える。あ、やべと思った。でも、彼女は逃げる素振りを見せないから応えてくれるまで待つことにした。
 彼女が震える唇で言葉を紡ぎ出す。
「わたし、汚いから」
「なんで? べつに汚くないと思うけど。さすがに風呂入ってなかったら臭いけど、君はべつに臭わないし」
「私に触ると穢れる。小学校の時ずっとそう言われ続けてきたの」
 くだらね。率直にそんな感想が浮かんだ。あれだ、小学校の頃のいじめでよくあるやつだ。『●●菌』とかいうあれ。一部の男子がやってるのを見たことがあるけど、内心くだらないと思ってたし、そのいじめられてる子の机運んで「うわ、お前感染してんじゃん! 俺に近づくんじゃねーぞ!」っていじめの主犯格に言われた不愉快な思い出が蘇ってきた。
 俺は思わずため息をついてしまった。その瞬間、彼女が「ごめんなさい」と言いながら席を立とうとする。とっさに立ち上がって、その手をつかんだ。彼女がひって言うのが聞こえた。
 俺はわざとその手袋をはずす。色白で指がきれいなちいさな手だ。
「ほら、べつに俺なんともなってねーよ」
 それでも彼女は口をパクパクさせていた。しばらくその状態が続いた。だけど、さすがに気の毒になって手をはなしてやると、彼女は逃げるように図書室から出ていってしまった。

 完全に嫌われたかなと思った次の日、彼女は学校に来ていて安心した。相変わらず手袋をつけていたけど。
 今日も放課後、テスト勉強しに図書室へ向かおうかと思った矢先、後ろに気配を感じた。
 うつむいて歩く彼女の姿があったからだ。その子はなにか言いたげに俺のことをちら、ちらと伺うように見ていた。
「なんか話したいことでもあるの?」
 と聞くと、こく、と頷く。

 図書室以上に人がこなさそうな場所。とりあえず、屋上で話を聞くことにした。
「えっと、話って?」
「あ、あの……えっと……」
 クラスメイトが言葉を探している。手袋に包まれた手がガサガサ音がした。普通ならいらつくところだが、せっかく彼女が話してくれるのだから待つことに決めた。
「わ、私に触っても……べつに汚れないよね?」
「あぁ、うん。そうだけど」
「な、なにもなって、ない?」
「なるわけないよ」
「もしかして、▲▲くんだけが平気ってことかな……」
 その理論に思わずずっこけたくなった。またため息をついてしまう。クラスメイトがまた震えた。いや、いちいちびびんなよ。
「俺だけじゃなくて、みんな平気だと思う」
「でも、みんな『願い下げだ』って」
「それは君が手袋してるからだろ。今度から外してみたら? いじめがトラウマなのはわかるけど」
「いじめ……」
 彼女がなにか考え込むように下を向く。やがて
「わかった……、すこしずつだけど、がんばる」
 そう言ってクラスメイトは屋上から学校に戻っていった。俺なんかはくだらないなと流せるが、なかにはそれが出来なくて呪縛にとらわれてる人もいるんだ。そう思うと、なんだかやるせない気持ちになった。

12/28/2024, 3:00:05 AM

手ぶくろ

昔、同僚と性格の話になり、あの人はガラス細工みたいに繊細な性格、あの人はグローブなどといった表現をしていた。

私はゴム手袋だと言われた。
水には強いが熱さや刃物などには弱い。

確かに暑さに弱く、人を傷つけてくる無神経な人は苦手というか、はっきり言って関わりたくない。

今の季節、暖かい手袋はありがたい。ハンドクリームを塗って手袋をして出かけると保湿されて手が綺麗になるような気がする。

12/28/2024, 2:35:45 AM

「てぶくろ」を逆から読ませ「ロクブテ(六打て)」と 言わせたら6回叩ける

「6回ぶっていいんだね!?(笑)」
今から五十余年前、小学生はそんなしょうもないことで、じゃれ合い笑いあっていた。
騙せるのは初回だけなので、発展型とか、上手い返しとか、あったような気がするのだが、全く思い出せない。
全国的に行なわれていた言葉遊びなのか、限られた地方だけのものなのか判らぬが、イマドキの小学生はそんなことやらないのかなぁ。
くだらなくて、懐かしい。

#手ぶくろ

12/28/2024, 2:24:02 AM

『手ぶくろ』

温もりの 中にあるのは なにものか


手が冷たいと言って
くれた手ぶくろは
今もここにある
けどそれをくれたあなたは
もうどこにもいなくて
まだ残っていた筈の温もりも
今はない

12/28/2024, 2:23:35 AM

手袋と言えば、絵本の手袋を思い出す
ネズミ?、蛙、ウサギ、オオカミ、くま、あとなにか、、
冬、6匹ぐらい生態系もバラバラな動物がおとした手袋に入っていき、おじいさんの犬に終われて逃げていく物語

蛙、、冬眠してね?とか、
オオカミ食べちゃわね?とか、
犬強くね?とか、

メッセージはなに?とか、、

色々不思議な話

うちになぜか2冊ある(笑)

12/28/2024, 2:10:54 AM

【手ぶくろ】

真っ赤な可愛いお鼻に、真っ赤な可愛いお耳、真っ赤な可愛いほっぺ。そして真っ赤に染まった可愛いお手手。

そんな君にはちっちゃくて可愛い真っ赤な手ぶくろのプレゼント。

12/28/2024, 2:06:20 AM

手ぶくろ

 今年はあまり寒くないけどそれでもバイトいくときは手袋必須だ。夜勤だから寒いんだわ。

 昼間だと手袋とかいらないんだけど深夜はさすがに寒い。手袋に防寒用に頭に被るやつ、ニット帽っていうのかな、あれもつけてる。

 歩きならニット帽は必要ないかもだけど俺はバイト先まで自転車だから風で耳がめっちゃ冷えるんだよな。だからニット帽が必須レベル。

 そんな防寒をちゃんとしてる俺でもマフラーはいらないな。今までの人生でマフラーをしたことないかも。

 アウターというかジャケットっていうのかな。服の名前はよくわからん。

 とにかく上に着る服のジッパーをちゃんと首もとまでちゃんと閉めればマフラーは必要ないかな。

 そういえば今日は結構寒かったな。久しぶりに布団乾燥機を使った。セットするのちょいめんどいけど布団がぽかぽかで気持ちいいわ。

12/28/2024, 2:04:49 AM

最近の
手袋を選ぶ
基準は









手袋をしながら

スマホが

使えるか?







これが
かなりの
ウエイトを占めている。






寒いから
手袋はしたい。

でも
スマホは
使いたい。






スマホ依存症だよね。


#手ぶくろ

12/28/2024, 1:55:25 AM

凍えるこの手を
貴方にあっためてもらうために
我慢する


'手ぶくろ'

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