『愛と平和』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
愛と平和
愛に満ちてる私の世界は平和そのもの。
けど、一歩外に出たらそこに平和は無い。
桃色の愛がぎゅうぎゅうに詰まっていられるのは、閉鎖的で他人を拒んでいる世界に限られている。
そうじゃない世界って、いつもみんなが争っていたり、隙間風が吹いていたりしている。
別にそれが悪いって訳じゃない。挑戦的な人生もいいもんだと思う。
ただ、それなのに、扉で固く閉ざされた世界を見たことがある。
扉はぼろぼろで、風に吹かれたら飛んでいきそうだった。
この砂漠の中で
やっと見つけたオアシスのような君
君と一緒にいられないことが
辛いよ……
たとえ7年経ったとしても迎えに行くよ
残業後対話篇 ~愛と平和と恋と革命~(テーマ 愛と平和)
1
これは、西暦2020年を超えた日本の、ある会社での、一人の会社員の、残業が終わってから帰宅するまでの心の中の話。ひどく狭い範囲の話。
会社員こと私が、『イマジナリーフレンド』と呼んでいる想像上の友人と、内心で話し合うだけの物語だ。
もう40も過ぎた独身男の、痛い独白の話だ。
イマジナリーフレンドは、私の想像上の存在だからして、私の内心は言葉にしなくてもわかるし、イマジナリーフレンドの考えることももちろん分かる。
なにせ、私が考えているからだ。
『何の意味があるのかは、わからないけどね』
今日のテーマは、戦争と平和。いや、愛と平和について。
2
(いや、そんな壮大なこと考えなくてもいいよ。疲れたから帰ろうよ。)
パソコンを閉じる。タイムカードを切る。今日も一日お世話になったコーヒーカップを洗う。
頭は仕事で酷使されて疲れ切っている。難しいことは考えるのがつらい。
『きみ、学生の頃はこういうの考えるの、好きだったじゃん。大人になるとすっかり丸くなったというか、日和ったというか。』
(自分の能力の限界を知っただけだよ。世界をどうこうする力なんて無くて、ただ、自分の生活を守ることすら難しい。毎日夜遅くまで働かないと、行きていくことすらできない。)
『愛と平和。大事でしょ。』
(大事だね。特に平和は。戦争なんかになったら、会社で給料をもらって日々暮らすことすらできなくなるかもしれないし。ミサイルが飛んできて会社が物理的になくなることも考えられる。愛は・・・。まあ、大事なんじゃない?関係ないけど。)
『もう自分の人生に関係ないと思って、投げやりになってるね。』
(40過ぎて独身だとね。愛はもう縁が無いかな。)
『恋と革命、若いときには憧れてなかった?』
(若い頃のそういうのって、はしかみたいなもんでしょ。誰もが通る道だよ。)
ふと、思う。
(いや、革命は今でも切に求める。DXだよ。デジタルの力で夢の定時帰宅だよ。)
そう。改善と仕事の改革は諦めてはいけない。
『革命ってそういうのだったっけ?きみ、話の規模がちっちゃくなったよね。』
(それが大人になるっていうことだ。)
『大人でも、平和のために活動している人、結構いるじゃん。きみもやってみたら。』
ここ広島では、毎年夏になるとそういう活動がちらほら見えることは確かだった。
3
平和を歌で実現しましょう。
そういう運動もある。
平和を行進で訴えましょう。
そういう運動もある。
平和を署名で訴えましょう。
やはり、そういう運動もある。
そういう意思を示すことは重要だ。
しかし、意思を示す以上のことは、歌にも、行進にも、署名にもできない。
もしかすると、その意思が国民の半分以上になれば、民主主義の国だ、なにか大きな力になるかもしれない。
ただし、それは内部への力であり、外部、特に外敵に対しては無力だ。
例えば、他国で志を同じくする人が同じく平和を訴えて、戦争しないようその国に訴えるのであれば、効果はあるかもしれないが。
相手が強盗をすると決めている場合、無抵抗では奪われるだけなのだ。
抵抗しないという主張であっても、せめて逃げなければ。
(参加しても成果はでないから。暇ならともかく、さ。こちとら、仕事だけで精一杯の人生だし。)
『えー?じゃあ、きみはあれか。愛と平和においては、愛は諦め、平和は自分には何もできないと放置。恋と革命については、恋はやはり諦め、革命については仕事が楽になる改革のみを求める、と。』
(まとめてくれてありがとう。)
『ちょっと情けないと思いませんか。』
(いや、現実的に考えようよ。むしろ真っ当な結論じゃん。)
4
「恋と革命のために生まれてきた」とは、太宰治の「斜陽」で使われた言葉だった気がする。太宰先生がさらにどこかから引っ張ってきていたら知らないが。
「恋と革命」とは、つまり、恋=普通ではない状態と、革命=世界を変えるための行為のことである。
争いと密接に関わっている気がする。
(皆が「恋と革命」に身を投じたら、性犯罪とテロの頻発するカオスな世界になってしまう。)
『ラブ&ピースって言葉があるくらいなのにね。』
(愛って英語で何だっけ?)
『ラブ』
(恋って英語で何だっけ?)
『ラブ』
(・・・。ラブとピースって、関係なくない?)
『恋と革命も、そういえば関係ないよね。』
それからしばらく大して意味のないやり取りをして、結論は平和のためには『和を以て尊しとなす』であった。
(和。それのみ。愛、恋は不要。革命はもってのほか。)
そもそも、愛、他者への深い感情を重視すると、戦争や争いによって人が傷つき、死んでしまったら、その人を愛している人は、仇を討ちたくなるだろう。
大事に思っているから。
そして、仇を討つと、今度はその人を大事に思う人が、またこちらを恨みに思う。
永久に恨みの連鎖だ。
愛によって、戦争は終わらなくなる。
戦争は終わらせることの方が難しい。
平和は、維持することに努力を必要とする。
愛と平和は、両立が難しい。
極めて難しいことを要求しているのである。
『まあ、結局、恋も革命も愛も無関係の年になっちゃったからね。』
(せめて平和くらいは維持したいものだよね。)
22時を回った会社から帰宅しながら、戦争はもちろん、災害も起きないことを切に願って私は帰宅する。
願うだけでは、何の意味もないことはわかっているけれど。
【愛と平和】
毎日、君の歌を聴くのが好きだった
時にはふざけたラップ調で、
時には切ないバラードで、
時にはポップでキラキラなメロディで、
僕の日常を彩ってくれた
歌ってるときはいつもね、
大好きな人のことを想ってるの
そんな君が作る歌は、
誰も傷つけることのない
優しくて平和な言葉とメロディでできていた
君の歌を聴いていると、
僕1人じゃできなかったことが
できるようになる気がした
それまで僕1人でできていたことも
より楽しんでできるような気がした
今、君のいる世界が
君が作った歌のように
愛と平和に満ち溢れていますように
愛と平和
それは1度は誰もが望むもの…
だけれどそんなものはなくて…
平和も愛も結局は私たち人間のただの
夢物語で絵空事なのだと大人になるにつれ
気付かされる…
でもやっぱり夢に見てしまうんだ…
愛とは何だろう。平和とは何だろう。 平和とは今のこの状況ではないのだろうか。他国との争いの無い平和な世界。私達は他国同士の争いをテレビ越しに情報を得ている。
言い方は悪いとは思うが、その争いに巻き込まれていないだけでもましだと思う。日々平和に暮らせてるのだからいいではないか。 話は変わるが、愛とは何だろう。私は愛には答えは無いと思う。なぜなら、愛の形は人それぞれだからだ。だから誰かが愛と言う感情に口を挟まない方が良いと思う。それが私の答えだ。でも、この問に正解は無いという事だけは理解して頂きたい。
<読まなくてもいい前回のあらすじ>
かつて高ランクの冒険者として名を馳せた主人公のバン。
だが、仲間の裏切られトたラウマからダンジョンに潜れなくなってしまう。
バンの恋人でもある聖女クレアの勧めにより、故郷の村に帰ることとなる。
冒険者の経験を活かし、村で自警団で働いていたバン。
しかしある日、誰も踏み入れたことのないダンジョンを発見する。
そのダンジョンを前に、バンは過去のトラウマを振り切り、クレアと共にダンジョンへ踏み込むのだった
<本文>
「ラブ&ピース」
そう叫びながらクレアは持っていたメイスでモンスターを叩き潰す。
「ラブ&ピース、ラブ&ピース」
叫ぶたびにモンスターたちの儚い命は消えていく。
彼女が潰していくモンスターは、並みの冒険者では歯が立たないほど強いのだが、彼女は歯牙にもかけていなかった。
「ラブ&ピース、ラブ&ピース、ラブ&ピース」
追い詰められていくモンスターの目には恐怖が宿る。
モンスターに特別な感情は無いのだが、さすがに一方的に虐殺される彼らには同情を禁じ得ない。
「ラブ&ピース……ふう、コレで最後ですね」
クレアは息も切らさず、こちらに笑いかける。
聖女と呼ばれるだけあって、彼女の笑顔は何も知らない純真で無垢な少女のものであり、彼女の前では犯罪者すら悔い改めることだろう。
だが忘れてはいけない。
彼女は先ほどまでモンスターを虐殺した張本人である。
返り血一つ浴びていない彼女の姿に、神聖さを通り越して恐怖を感じるほどだ。
高ランクの冒険者の自分よりも、格段に強いのはどういうわけだろうか?
一度聞いてみたことがるが、『神の恩寵です』と言っていた。
意味が分からない。
「どうしましたか?」
彼女が心配そうな顔でこちらを伺う。
「……いや、毎度のことながら頭が痛くなる光景だと思ってな。その光景を繰り広げた聖女とは一体何なのかを考えている」
「バンさんはいつもそう言いますよね。聖女とは、愛を与え心を平和に導く存在なのです」
クレアは胸を張って力説する。
だが俺の心は平和どころか、すさまじく荒んでいた。
「モンスターには与えないのか?」
「まさか!この世界に生きとし生けるものすべてに愛を与えるのが私の使命です。さきほどの行為も、愛を与えているだけなのです」
どうやらクレアのスイッチが入ったようだ。
「いいですか。モンスターは邪悪な存在です。だからといって救いを与えるに値しない存在でもありません。私は彼らに愛を与え、浄化することによって聖なる存在へと生まれ変わらせるのです。そして――」
クレアは一度息を吐き、大きく息を吸った。
「私はそれができるから、聖女と呼ばれるのです」
「絶対違う」
「これは愛です。平和のためなのです」
俺のツッコミなど意に介さず、彼女の演説は続く。
こうなったら、話長い。
ぶっちゃげ興味もないし、聞き飽きたんだよな。
かくなる上は……
「あ、モンスター」
「また生き残りがいましたか!ラブ&ピース」
クレアは、俺が適当に指さしたほうに向かって走り去っていく。
どうやら危機は去ったようだ。
ようやく俺の元に平和が訪れる。
ため息をつきながら、壁に寄りかかる。
彼女の言説は正直信じていない。
だがクレアは、俺の荒み切った心に、愛と平和をもたらしてくれた。
彼女には感謝しても仕切れない恩があるのだ
だから少しは応援してもいいと思っている。
難しいことは分からないけど、いつの日か彼女は世界を愛と平和で満たすだろう。
俺はそう確信するのだった
愛も
平和も
どちらも
大事。
愛があるから
この世界で
生きていけるし
平和だから
この世界で
生きていける。
戦争しない
国のままで
ずっと
いてほしい。
これは
綺麗事なのかな?
#愛と平和
愛とはなにか。
今の僕にはよくわからないけれど。
貴方を大切にしたいと願う心は愛なのでしょう。
今日も命の危機もなく、無事に終るということが
世界規模でみたら、どれだけ幸せなことか。
暖かい家、冷たい水、清潔な服
当たり前だと思うことは、僕が少し平和呆けしているのかもしれません。
愛と平和
愛と平和なんて、
使い古された、
まともに取り合うには気恥ずかしい言葉だと
私は思った。
それがどれだけ貴重なものなのか、
そばにあるときは気づかないんだ。
失われそうになって初めて気づく。
足元から地面が消えたような気持ちを。
愛していた人にもう会えなくなるかもしれない。
明日も生きていられるかなんて、
そんな保証など、どこにもなかった。
そんな世界に生きているってことを。
#188
愛と平和
友達の恋人を好きになった。どうやら彼も私が好きなようだ。
きっかけは友達とその彼氏と私でカラオケに行った時だ。友達は急用ができ、途中で抜けた。そこから彼は友達の愚痴を言い始めた。マンネリというやつか、と思い話をしていくうちに意気投合。
彼と幸せになりたい。そう思うようになった。
友達と今のままでいたい。そうとも思う。
愛を唄い、平和を求める。
そんな自分自信に反吐が出そうになる。
でも、今日も3人で会う。
彼はこっそり私に目配せをする。
私もそれに答える。
友達の後ろで私達はこっそりと手を繋いだ。
眠る
愛は眠る
人々の奥深くに
それよりももっと大事なものができたって
煌びやかな世界に
冷酷な誰かによって
その存在そのものが
忘れ去られる
眠る
平和は眠る
人々の奥深くに
それよりももっと大事なものができたって
ご都合主義の世界に
頭のお固い誰かによって
小さな平和も
忘れ去られる
こわい、コワイ、怖い。
何もかも居なくなるのは
恐ろしいよ。
〜愛と平和〜
愛があるから平和なのか。
カネがあるから平和なのか。
お題を見て頭にハテナが浮かびましたが、そういえば3.11か。と思い出しました。忘れてはいけない事なんですけどね。こうも代わり映えのない毎日を過ごしていると忘れてはいけない事と忘れていいことが混ざってしまいますね。
口寂しさを紛らわすためのフリスクを噛みながら昔のことをふと思い出した。
地震なんてよく分からなかった幼い私は地面がものすごく揺れるのに強い恐怖を感じた。今は軽い地震だと、あ、地震だ。なんて思う程度なのは良くないことなんでしょうね。
南海トラフ地震、皆さんは信じますか?
この日に来ます!この日に来ます!なんて投稿を何度も見かけて、それでも1度も来てなくて。きっと気が緩んだ頃に来るんでしょうね。
昔本指名の人に言われたんです。
今は天国に行くまでの修行なんだよ。だからこの修行を外れて自殺すると地獄に行くんだよ。修行よりもずっと苦しい場所にね。
って。
私、死に方を決められるならめちゃくちゃに痛くてめちゃくちゃに苦しい死に方をしたいんです。
どうせ死ぬなら今まで生きてきた中でいちばん辛い思いをしたいなと。こんなこと誰にも言えないですけどね。
3.11で亡くなった親戚の方がいるんです。死体は今でも見つかってなくて。その人と血縁の方は死体がないならまだ生きてるんだ!って泣きわめいてました。
きっと海に流されて亡くなってしまったのだろうけど現実を受け止められない気持ちは分かります。
命を軽いと思ってる私は、祖父が亡くなった時も父親が亡くなった時もなぜか涙は出ませんでした。悲しかったけどこれが運命なんだろうなと。今でも昨日に起こったことのように思い出せるし、ラブホテルの天井を見上げるとお父さんはどんな気持ちで娘がこんなことしてるの見てるんだろうななんて考えます。
結局平和なんてないんですよね。戦争だって無くならなくて。日本は平和!って言われてるけど日本にも裏社会はあって何処かで殺されてる人はいて。こんな仕事をしてる分今日生きれてるのが奇跡のように感じます。
災害で亡くなった方に限らずの話ですがご冥福をお祈りします。
そう願っていても現実は真逆で一向に変わらない。
いつになればそうなるのだろうかと、傍観者でいる限りは変わる兆しも見えるわけでもない。
どう転んでも個人の意識を変えるしか方法はないと思う。が、そうそう変われるかといわれたら、なかなか難しいと言わざるを得ない。
愛と平和
愛と平和
鳥になりたい
国境なんて 知らない
鳥に
平和が好き
嫌いな統率者なんて
まったく要らない
戦争をする国って
本当に自国を愛しているの
鳥になりたい
その名のもとに突き進め
あなたはきっと正しい と
その名のもとへ突き進め
わたしはきっと正しい と
愛と平和(お題)
※携帯忘れにつきココマデ
愛と平和っていうと
アニメポケットモンスターのロケット団の3人組を思い出す
願わくば。
この先世界が沢山の愛に包まれ、いつまでも平和で安息な日々が続きますように。誰もが笑って過ごせるような世界がいつまでも存在意義しますように。
なんてさ。
馬鹿みたいだ。
人間だから、こんな毎日のように諍いが生まれる。喋れて笑えて怒れて泣ける唯一の生き物だから。そんな、複雑なことが出来ちゃうから。存在意義とか独占支配とかくだらない欲望を生み出したのも僕らだ。この世界を勝手に荒らしておいて何が世界平和なんだろうか。呆れてものも言えやしない。
かく言う僕だってその人間の仲間なのだけど。
人間が戦争なんてものを企てる限り、火を扱うのをやめない限り、作った法律を破る馬鹿が存在する限り、この世界にいつまでも愛と平和が在り続けるだなんて無理な話なんだろうな。
そして、僕ひとりが変わったって、意味ないんだろう。僕がどんなに貢献したとして、この世界の汚さは1ミリも変わったりはしないんだ。
そんな、希望もへったくれもない未来。もう少し夢の持てる世界にしてほしかった。否、そうしてしまったのも人間なのだ。
救いようのない話だな。それでも腹は減るんだな。それってつまり今、僕は平和な中で生きてるんだろうな。
愛と平和というの言葉を聞くたび
自分のこと、
日々の生活、
仕事、
子供達のことしかない自分を恥じる。