『快晴』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「パパ、今日はいい天気だね、雲ひとつ無いよ」
「ん? そうだね、快晴だね」
大人はもう空なんか見ない。
「パパ、雲がさ、太陽を隠しても、なんで明るさ変わんないの?」
「ん? そりゃそうだよ、太陽も雲も、月も星も、関係ないからね」
「ふーん」
その時、空が真っ黒になった……。
「あっ、何?」
「大丈夫、瞬停だよ、すぐ戻る」
父親の少し笑った顔が、はっきり見えていた。
晴明の
光眩しく
そよ風が
ほてった頬を
やさしく撫でる
昨日の明け方
書類を束ねている
ホッチキスの
芯の裏側で
親指の
第一関節あたりを
ザクっと
やってしまった
あぁ…血が…
傷パッドを
貼っても
じわじわ滲んでくる…😢
押さえつけて
どうにか止まった
…
そして今
少し痛むけど
昨日の今日で
もう傷は
塞がっている
私の心は快晴だ🌞
✨724✨快晴
快晴の天気模様が気分を幾分かマシにする。桜祭りの屋台も賑わっていたことだろう。こんな日に愚痴を溢すような野暮は求められていなそうだ。周りが喜んでいるのなら合わせよう。…なんだか悲しいな。祖母が亡くなってから何年も経つのに、今だに精神的な支柱を失っているような感覚がある。祖母は何の生産性もないボクを優しく受け止めてくれていた。それに気づいたのは亡くなってからだけど。今だからこそ、胸のモヤモヤを祖母と共有したかった。ボクがボク自身を許せていない。それなのに身体は回復しようと意志に反して努めている。そんなボクが嫌でしょうがない
許されるようなことは何も出来ていない。
快晴とは程遠い。
題『快晴』
朝早くアラームの音で目覚める。
目を擦りながら目を開けると太陽が部屋を
パッと明るく照らしてくれる。
1日の始まりをそして、私の心までも
暖かくしてくれる。
今日は昨日の自分よりも少しは
笑顔で前に進みたいと思えたんだ。
【快晴】 音
真っ直ぐな道の真ん中に立ち、後も前も車一つ無い。
普通なら怖くなる状況なのだろうが、ワクワクしてしまう。
見上げると満天の星が降り注ぐ、身体目掛けて降り注ぐ
。
なんて素敵な景色なんだろう、身体をすり抜けて風が舞う!
清々しい気持ちだった。見渡す限りの草原の真ん中に立って全身に風を浴びているような、学校の屋上のフェンスにしがみつきながら大声で叫んでいるような。一本のナイフで自分よりも身体の大きな男を刺し殺したような。そんな快感だった。
男は、僕に命乞いをした。二十くらいは歳が離れていそうな、一本のナイフを持ち上げるのにさえ両の手を使うほどの子供に対してだ。僕は優しい性格の持ち主ではなかったけれど、男の言葉を聞く余裕はあった。もうこの男に戦う力が残っていなかったからだ。
男は顔の筋肉だけを動かして声を出した。蚊の鳴き声よりも弱い、くすぐったい声だった。しばらく呻き声のようなものを上げた後、ゆっくりと天気の話をし始めた。
「晴れであるか曇りであるかの定義は、雲の量によって決まる。少なくとも俺はそう習った。なら、今の夜空は、晴れだと言えるのか? 雲はなく、都会だから星は見えないが、全く曇っている感じはしない。ここからビルや住宅を全て除いたなら、満天の星空が拝めるだろう。もはや晴れというより快晴だ。しかしお前は快晴と聞いて、夜の空を思い浮かべるか?」
やけによく喋ると思った。僕は男の声が嫌いだった。だから聞いているうちに、まだ残っている力で男の喉を裂いてやろうと思いついた。しかし僕は最後まで話を聞いた。
「お前の妹の最期は、まさにこの快晴だった。殺したのは昼だが、時刻の問題じゃない。俺が仰向けに寝ているアイツの胸を刺すと、背中の後ろから真っ黒な海が広がっていった。そしてアイツの体の三倍くらいの大きさになったところで、俺はこれを夜空みたいだと思った。とても鮮やかな血だったから、曇っているだなんて思わなかった。光の反射で星が瞬いているようにも見えたんだ」
僕は男の体を仰向けに寝かせた。男は黙ったから僕の耳は不快な音を拾わずに済んだが、今度は僕の目が不快だと訴えた。男の口角がニイッと上がったからだ。男の体をすぐうつ伏せにさせて、間髪入れず胸を刺した。何度も刺した。血の海はみるみる広がったが、周囲に血飛沫が飛んだ。
どのくらい経ったか分からなかった。そろそろ快晴とやらを見るか、と血の海に目を向ける。そこに快晴はなく、乾いた赤い砂漠が広がっていた。
――快晴
この世の春はどこへやら。
四月の半ば。
桜はだいぶ散って、菜の花やたんぽぽなどの力強そうな(しぶとそう、とも言えるか?)花々が川沿いに伸びる砂利道の脇で咲き乱れていた。
……暑い。
私は昼間の空を見上げながら、川沿い近くのベンチに座り、服の襟をつまんでパタパタと扇ぐ。
何なんだ今日は、クソ暑い。
まだ四月だろう? どうしてこんなに暑いんだ。
外気温は? 30度?
それもう夏じゃん、ふざけんな。
「あーづーいー……」
私は呻くように文句を言った。
そしたらようやく、待ち人たちの声が聞こえてきた。
「ごめーんっ、お待たせー!」
「買ってきたぞー?」
「待ってたよぉー……」
私は二人からそれぞれ飲み物と譜面を受け取る。
この譜面は、今年の文化祭で私たちが演奏する曲だ。
なんだかんだいって、高校生活の三年間、三人で練習してきたなぁ。
去年も、一昨年も、文化祭で演奏して、すごく楽しかったな。
今年もきっと、楽しくなる。
何なら今までよりも、楽しくなる。
きっと。
ベンチ脇に置いていた電子キーボードのケースを引っ掴んで、私は立ち上がった。
空は快晴、絶好の練習日和。
強めに吹く風が、私の髪を乱雑に撫で上げた時。
熱で蒸されたような草の香りがした。
「じゃ、練習しよっか」
「おー!」
「おーぅ」
【快晴】
『久しぶりにあの山へ』
勢いよくカーテンを開ける。空高く登っている太陽が部屋の中を照らした。窓ではてるてる坊主がにっこりと笑っていた。
「ほら起きて!もう朝だよ!」
ベッドで寝ている彼の体を揺らす。彼は唸りながらも目を開けた。
「んん…なんだよ……」
「ピクニック!ピクニック行こうよ!あの山に!」
あの山というのは、小さい頃からよく行った山のことだった。小さい頃はよく親に連れて行って貰ったが、大人になってからは久しく行ってなかった。
私の言葉を聞いた彼が嫌そうに眉を寄せた。
「はぁ?今日?嫌だよ、疲れるし…」
「えー!そんなこと言わずにさ!ね、お願い!」
「帰りは私が運転するから!」という言葉も付け足すと、彼は渋々といった感じで了承してくれた。やったー!と喜ぶ私に彼はふっと笑った。
「あのこくわの実また撮ってね!」
「はいはい」
【快晴】
快晴を見て元気になる人が好きだ。
どんなに年を重ねても、そう在りたいともがいていたい。
快晴
まだ4月だと言うのに大変暑い。7月上旬並みの気温らしい。地球温暖化というのもなんとも難儀である。いやはや、それにしても暑い。
こっちは社会人一年生で、ただでさえ苦労しているというのに。さらに苦しめてくるのか。神は相当暇なのだとお見受けする。
さて、今日も洗濯物がよく乾く。青い空がよく見える。まるで神が私たちが苦しんでいるのを楽しむためかのように晴れ渡っている。憎々しいほどに良い天気である。
こんな話(戯言)に付き合ってくれて大変ありがとう。またどこかで会えると信じてこの話に幕を閉じようとおもう。
では、また会おう、名も知らないどこかの誰か。
貴女の生活に幸多からんことを願っている。
あるところで快晴ならば、
どこか遠くの地で雨が降っているはずだ。
晴れた日は君と出かけたい
笑顔がまるで眩しい太陽のようだった
その裏で、どこかほんのり雨の匂いがしたんだ。
あの笑顔がほんものだったのかを、最後に聞きたかった。
快晴
最近いろんな事がありすぎて
心はどんより
空を見上げてみたら
太陽が眩しくて
青い空をみていると
少し心が救われる気がする
「本日は一日快晴が続くでしょう」
朝、天気予報で見たお天気キャスターの声が脳内で思い出された。
彼氏――元彼の家からの足取りは軽かった。
(ようやく別れられた!)
優しい人ではあった。
優しすぎる人。優しすぎてつまらない人。
別れる難点を挙げればそうなるのだろう。
結婚するにはいい人だったのかもしれない。
でも、もっと細やかな、言葉にするのも些細なあれやこれやが、私にはもう耐えられなかった。
(別れる理由?私が嫌になったから)
別れの言葉を告げた時、結構渋られたが、最終的には頷いてくれた。
そういうところも、嫌な理由のひとつだったよ。
(ああ、スッキリした!)
雲ひとつない空が祝福してくれているようだった。
4/13『快晴』
景色が揺れている。
進みはしない。
誰だったか、ゆあんゆよんと表現した。
僕はブランコに乗っている。
晴れた空。
このままこいで、遠くへいけたらいいのに。
その思いを乗せて、遠くの空へ届くように靴を飛ばした。
4/12『遠くの空へ』
突然の知らせ。
思わずすべての情報がシャットダウンされた。
何も聞こえない。
何も口にすることができない。
この気持ちをなんて言ったらいいのだろう。
言葉なんて出ない。
きみがなくなった。
4/11『言葉にできない』
快晴
煩わしいものが何もなく、澄んでいて、暑くて、それがうざったい。明るいあなたがいると見たくないものが見えてしまう。
影がないものに当てられたものは影になる。私があなたの影になる。ゆるせない
天気とハゲを同じように考えてみると
毛のない面積が9割以上あると快ハゲ
2〜8割だとハゲ
2割未満だとハゲではないということである
快晴
快晴と聞くとむさ苦しい夏の日々のことを思い出す。 部活で苦しかったあと日々、勉強で苦しんだあの日々、初めて人生を終えようか迷ったあの日々、本当に嫌いだった。
No.1
視界を青が魅了する
頬をかすめる風に攫われ
青に溶け込んでしまえないだろうか。
No.2
視界が青で侵食されていく
青で世界を塗りつぶして
全部一緒くたにして
ごちゃまぜにして
肌の色も髪の色も服も靴もバッグも
建物も学校も会社も
全部青にしたら
"違う"ことで罵り合うことも減るのかな
なんてね、そんな簡単じゃないか。
文章から想像するビジュアルは、快晴だけど
内容については、逃走と名づけたほうがしっくりくる出来となりました。
貴方という大きな波を目の前に
この舟を漕ぐには
まだ私は弱すぎるかな?
結局どう足掻いたって
過去も今も、必死に追いかけてたのは
私の方だったね。
はるか向こうの水平線を
貴方と眺める快晴の夏。
波に乗る貴方を
砂浜に座って見てる私がいて
濡れることも気にせず抱きしめ合いたいなんて、
そんな夢は到底叶わなかったけど。
砂浜で友達とじゃれ合う貴方を
遠くに見てたあの時間は
別に悪いものじゃなかったよ。
時折こちらを見ては笑って
「おいで」なんて甘いことを言って
くしゃっと笑う目尻のシワがなにより大好きだった。
知るほどに遠くなる貴方の存在は
手を伸ばしたところで届くはずもなくて。
悔しさと未だ残る愛おしさが
私の海を作っていく。
『快晴』
「あっつー、これ何度あんの今日」
「体感30行ってるよね……と、25℃らしいよ」
「意外、と思ったけどそういやまだ4月だわ」
「日傘必須すぎるよね」
「早いとこ涼みたいな、冷房キンキンの室内なんて贅沢言わないので日陰をください神様」
「神は赦しません、でも私は許します。どうぞ私の傘にお入りください」
「天使様、いや堕天使様ありがとう」
この天使もまた羽がロウでできていて、あまりの暑さに羽が溶けて堕ちてしまったのかもしれない。