『忘れられない、いつまでも。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ツイッターの時代に私は初めてSNSのアカウントを作った
そのとき言われたコピーライターさんのひと言。
「あなたは文章にするとなめらかになる」
ずっとその言葉たちが頭の中で引っかかっていた。
それは褒めてくれてるのか、けなしているのか
ずっとその疑問が頭の中で引っかかっていた。
その人に質問できずに忘れられないまま、数年が経った
GoogleのAIに質問して答えてくれる機能(で合ってるのかな)できたいま、
質問をしてみると、
「それはあなたの話す時の「断片的な情報」や「感情的なニュアンス」が、
書くことによって「整理され、論理的で分かりやすいものになる」という意味です。」
という回答を得た。
ちなみに、あの疑問の答えは褒め言葉になるらしい。
それを知ったとき、腑に落ちた点があった。
確かに私は話す時、いつも思ったことをキレイにすらすらと話せない。
それは言える。
しかし、腑に落ちない点もある。
文章を書いてみてもそんな風に自然に言葉を流せるのか疑問が湧く。
言葉のプロがおっしゃっていることなのだから、
AIと同じ考え方で言葉をくれたのだと思う。
そう思って、
いつまでも忘れられない、
いや、
いつまでも忘れてはいけない褒め言葉だと思っている。
忘れられない、いつまでも
Eは6年前の敗北に囚われ続ける。
自分より賢いものはいない。
臆病者のEは傲慢にも、世界を見下していた。
馴染めないのは、周囲の知能が低すぎるから。
孤独であることに無理矢理理由をつけた。
屈折した仮説の証明のため、探偵として難事件をいくつも解決した。
自分より優れた者は現れなかった。
それは、己の価値の証明だった。
そうすることでしか、社会と関われないと信じていた。
名探偵と呼ばれだした頃、異国の地で本物にぶち当たる。
一瞬で鮮やかに事件を解決した彼は、仲間に囲まれて笑っていた。
完全なる敗北だった。
光の中で自分にはない物を腕いっぱいに持って、当たり前に笑う彼。
何もない自分の唯一の拠り所であった頭脳でさえ、遥かに優れていた。
Eの歪んだ仮説は音を立てて崩れた。
自分を保つための鎧は無くなった。
取り戻すためには、彼に勝利するしか道はない。
そうでなくては、永遠にこの孤独に苦しめられるのだ。
思いは年を重ねるごとに増していく。
彼に取っては取るに足らない勝負だったろう。
自分のことなど、憶えてすらいないに違いない。
それでもEは片時も忘れることができない。
確実に彼に勝利する方法を考え続ける。
夜は更けていく。
今晩も目の下の隈は深まる一方だ。
幸せを体現したような笑った顔。
私を見つけたときの嬉しそうな声色。
美しい空を見る瞳。
少し汗ばんでかさついている手。
私の何倍も大きい背中。
愛を伝えてくれた心。
名残惜しそうに離れる唇。
抱きしめてくれたあたたかさ。
「忘れられない、いつまでも」
忘れられない、いつまでも…
あの時のあの車が真正面からぶつかりそうだった時、一瞬だったけどあの時きっと神様が守ってくれたんだなぁ〜!ありがとうございました。
普段もご先祖さまや神様が守ってくれている。ありがとうございます。
「忘れられない、いつまでも。」
朝起きても
仕事をしていても
ご飯を食べていても
お風呂に入っていても
好きな事をしていても
寝ていても
あなたの事が忘れられないの
運命的な出会いをした訳でもないのに
世間で言う『大恋愛』をした訳でもないのに
衝撃的な別れ方をした訳でもないのに
ずっと頭の中にあなたがいるの
なんでだろうね
いつか頭の中からいなくなるのかな
いや、いつまでもいる気がするな
それだけ居心地が良かったんだな
あなたの頭の中にずっと私がいるといいな
忘れられない、いつまでも
なにか忘れられないものはあると思うんだけど出てこない。
なんだろう
なんでだろう
このお題を忘れた時に思い出すんだろうな。
ちょっと皮肉だね。
忘れられない、いつまでも。
誠の想いがあったこと。
愛を語り合ったこと。
想いやったあの夜も。
これから先も、色々な出逢いがあったとしても。
忘れられない、いつまでも。
彼女が元の場所へ帰ってしまってから、この想いに気づいて。弟達を羨みながら過ごす私は、いつの間にか簪を手に取っていた。
桃色の花の簪。あの長く艶やかな黒髪によく似合うだろう。
どこにいるのかも知らないのに、知ることができた気持ちを忘れたくなくて。
いや、忘れられなくて。
ひとり簪に目を落としながら、彼女を想う。
絶対にまた会わせるからと主が言った、いつかの日を待ちながら。
前回投稿分からの続き物。
「ここ」ではないどこか、別の世界に、「世界線管理局」なる厨二ふぁんたじー組織がありまして、
そこには宇宙サメだのドラゴンだの、もちろん普通の人間だの、それから幽霊や妖精なんかも、
ともかく様々な境遇、様々なルーツ、様々な故郷をもつ多種多様が、様々な仕事をしておりまして、
前回投稿分では難民シェルターのゲート付近で、検査員が不審者を確保など、したのでした。
その確保の方法が
まさかの酸素も液状化するようなオヤジギャグを
冷気の魔力に変換して、
不審者の足を凍らせてしまう、というもの。
宇宙サメの仕事を見学しておった東京出身の稲荷子狐は、極寒魔法に釘付けです。
ギャグのクオリティはともかく、
魔法のエフェクトが、カッコよかったのです。
いつまでも、忘れられない、いつまでも。
だって子狐、カッコいいのが大好きなのです!
「やりたい!キツネも、アレ、やりたい!」
いつまでも、忘れられない、いつまでも。
コンコン子狐は検査員のお仕事の見学を終えて、
さっそく、こういうことを相談できそうなお嬢さんのところへ、走ってゆきました。
まぁ子狐自身が稲荷狐でありますので
ふぉっくすファイアは使えても
ふぉっくすブリザードが使えないから、
冷気の魔法を羨ましがったのかもしれません。
「…––で、ホトじゃなくて俺様のところに来たと」
「おねーちゃん、おねがい、おねがい。
キツネも、びゅーびゅー、やりたい」
「やっぱそういうのホトの管轄だと思うけどなぁ」
さて。十数分後の世界線管理局、経理部です。
窓際の特別スペースでは、スポンスポン、
特製コタツに入ってボタンを押して押して、
コタツのカゴの上に、ミカンを生成しておる天才エンジニアのスフィンクスが、
子狐のお願いを、なんとなく聞いています。
「あのね、すごかったの」
「ほーん」
「びゅー、びゅーって、さむかったの。
にげたヤツの足、こおっちゃったの」
「ほーん」
「キツネもやりたい」
「『やりたい』っつってもさ。
できねぇことはねぇけどさ」
いつまでも、忘れられない、いつまでも。
コンコン子狐は尻尾をぶんぶんぶん。
自分が見た冷気魔法の、発動に至る杖振りの真似を嬉々として為すのです。
「やんやんや!やんやんやんや!
ふとんはふっとんだ!」
「はいはい」
「やんや!やんやんや!やー!」
「はいはいはい」
ひとまず、そいういうのは保護者とお手伝い監督者にも、相談しておこうな。
スフィンクスはガシガシガシ、子狐の頭と背中を撫でてやりながら、
片手でクリスタルタブレットを引っ張ってきて、いくつか子狐に持たせても大丈夫そうなおもちゃの、完成済み図面を探し始めました。
「おねーちゃん、おねーちゃん」
「あ?」
「あのびゅーびゅー、なんで、じゅもんが、フトンハフットンダなの?」
「うん、そのあたりもホトに聞こうな」
「おねーちゃん、知らないの?」
「知らねぇなぁ。それ作ったの、多分この俺様じゃなくて、別の世界のどっかの誰かだもん」
「なんで?なんで?」
「どっかでそういうのが必要だったんだろ?」
「なんで?」
「よし、おつかい行ってこい」
「おつかい!おつかい!」
いいか、この図面とメモのセットをだな、
収蔵部収蔵課のホトと、環境整備部難民支援課のダマジカと、いちおう法務部執行課のツバメにな、
それぞれ、渡してこい。
スフィンクスは子狐に、子狐用の書類キャリーバッグを背中に付けてやって、
そして、その中に紙束セットを入れてやりました。
「いってくる!」
コンコン子狐は、ばびゅん!
頼まれたおつかいを遂行すべく、経理部のブースから跳び出してゆきます。
子狐から図面とメモを受け取った局員たちは、
まずメモの内容を見て、メモに付属のアンケートに1個のチェックを付けて子狐に持たせ、
最終的にスフィンクスがアンケートを精査して、
結果、子狐に子狐用の、無難な基本魔女っ子セットを出力してやったとさ。
「まほう、でない。つかえない」
「そりゃ許可制だからな」
「きょかせー?」
「そう。許可制」
キョカセイ、きょかせい。
子狐はその言葉の並びを、多分いつまでも、忘れませんでしたとさ。
誰にも知られたくない汚れた部分なのに、たった一人には全てをさらけ出して、受け止めてほしい……そんな矛盾した願いを抱えてしまうんだよね。
でも、知られてしまったら、今のこの繋がりが壊れてしまうんじゃないかって、それが怖くて仕方がない。……私たちが生きているこの場所では、そうやって怯えながら寄り添うことしかできないのかもしれないね。
誰に何を思われようと、君の胸の中にいるときだけは、少しだけ…自分が自分に戻れる気がするんだ。
本当に参っている時には触れてほしい。本当に自分本位で自意識過剰で、嫌になる。だけど暴かないで。
本当にすまない。
だから…
「口を閉じなさい」
私はせっかくいばらのツタをくぐり抜けて来てくれた貴方を遮る。
お題:忘れられない、いつまでも。
汗の滲むような気温になると、とたんに恋しくなるものがある。
平日の昼休み。ぴったり肌にまとわりつくような湿気の中を突き進んでたどり着いたのはコンビニだ。ドアが開き、冷房で冷やされた空気と軽快なメロディが私を出迎えてくれる。店頭で宣伝される商品に目もくれず、一目散に店の奥の棚へと向かった。
今年はあれはあるだろうか。夏が終わって秋になっても冬になっても春になっても、いつまで経っても忘れられないもの。
目を皿のようにして探すこと数十秒、探し求めていたものを見つけた私は、素早く手を伸ばした。商品名をきちんと確認し、高らかに掲げたい気持ちを押さえながら両手できちんと持つ。
蒸し鶏とオクラの入ったパスタサラダ。私の大好きなパスタサラダ。
初めてこれを食べた時の衝撃は凄まじかった。暑い夏にぴったりのオクラのねばねば、そして体中の不足の穴をすべて埋めるほど満たしてくれるだしの美味しさ。「うっっま」と思わず口にしてしまうほどだった。
思い出しただけで口の端からよだれが垂れそうになる。一年越しの再会は感慨深い。
でもまだ油断はできない。お会計を終えない限り、このパスタサラダはまだ完全に私のものになってはいないのだ。
スキップしそうになる足をゆっくり地面に下ろしながらレジに向かい、お金を払う。「ありがとうございましたー」と店員の声を背に受けながら、パスタサラダを入れた袋を手に職場へと戻る。外は相変わらずじめじめしてるけど、満たされた気分の今の私には気にならなかった。
きっと夏が終わったらまたこのパスタサラダとしばしの別れとなるだろう。それでも私はいつまでも忘れられず、また汗をかく時期になればこのパスタサラダを求めてコンビニに訪れるようになるはずだ。
【忘れられない、いつまでも】
お願い
忘れさせて
あなたに逢いたい、と
心がざわめくの
無理だと
頭ではわかっているのに…
心があなたを恋しがる
貴方は、自分のことを忘れるように願っているみたいですが、
絶対に忘れないです。
ずっと待ち続けます。
忘れられない、いつまでも
君と出会った日
正確な日付は覚えていないのに
風が強く吹いていたこと
君の髪が風に靡いていたこと
目があった瞬間の鼓動
細かいことは鮮明に覚えている
初めて二人で出かけた日
暑くもないのに手汗が酷くて
手を繋ぐこともできなかった
君は笑っていただろうか
表情を思い出せないのは
きっと君の顔を見ることもできなかったから
初めて喧嘩した日
未熟で拙かった僕は
君に伝える言葉を間違えた
君も僕も余裕なんてなくて
ただ目の前のことで精一杯で
君の涙を見たときに
僕は本当の意味で後悔を知った
忘れたくない、いつまでも
些細なことで笑いあったり
ちょっとしたことで喧嘩したり
きっとどこにでもあるような話だけど
ありきたりな思い出だけど
君との日々を振り返るこの時間は
僕にとってはかけがえのない宝物
ぺらり
ページをめくる
さて、今日はどの写真の話をしようか
忘れられない、いつまでも。
幼い時の思い出。
工作・ボードゲーム・一輪車や竹馬などの遊具・かくれんぼ。スマホやスイッチがないので体を動かして遊ぶことが多かった。。
児童館の職員って言ったらいいのかな?
喉が渇いた時にいつもお茶を出してくれていた。
「お茶飲む?」
優しい問いかけに
「のむ〜!!」って元気よく返事していたね。
児童館の前の敷地で行われていたラジオ体操。
夏休みに毎年行われているので
よく見る人が集まっていた。
主な目的はスタンプをもらうことで、
一生懸命通っていた。
集め終わったら何をくれるかは
もう忘れてしまった。
朝8時ぐらいからかな
ラジオ体操第一を終えてスタンプの長蛇の列。
家からすぐ近くにあったことや、
家からの道では、ザリガニがよく捕れる溝や、
蝶々、バッタ、昆虫がたくさんいる空き地、
自然に囲まれていて楽しかった。
それに家と家の間の狭い空間であったことから
バケモノの子のように新たな世界が
その奥に広がっているようで
ワクワクしながら冒険もしていた。
#忘れられない、いつまでも
桜色に染まりはじめる
この季節
ふと思い出す
今年も本命日を迎える
あなたの旅立った日
いつまでも
忘れられない
ショコラ
忘れられない、いつまでも
忘れられない、思い出が
天国に行ったら消えてしまうなら
今ここに書き留めておこう。
いつか生まれ変わった時、
君と「懐かしいね」と
笑い合えるように。
そんなつもりじゃなかった。
耳にした…いや、心にブッ刺された刹那の相手の表情が、未だに頭から離れない。
喜怒哀楽が同時に引き起こされたような、ある意味制御不能な顔面。表情筋が不規則に痙攣、収縮、伸長を繰り返す。
『── しまった』
彼女のワナワナが、顔面から体幹に伝わり四肢末端まで転移する。
頬をつたう一涙に、自省の心が私に強烈なドロップキック。
足元を見ると、越えてはならない赤いラインは、疾うの昔に越えていて、28.0cmの半分ほど足がはみ出していた。
走り去る彼女の目から放たれたモノが、私の左手に着地した。
私は未だに、それを拭うことが出来ずにいる。
~ 忘れられない、いつまでも。 ~
彼はみんなのことが好きだった。
だから一人ひとりに彼との素敵な思い出があった。
彼が遺してくれたものは、それぞれが宝物とも呼べる知恵だったり工夫だったりと様々だ。
そのおかげでみんなは互いに助け合うこともできた。
彼との思い出が彼のいない悲しみを癒してくれる。
彼のことは忘れられない、いつまでも。
§
元ネタは絵本『わすれられないおくりもの』です。
子どもの頃に読んで深く感銘を受けたので興味があれば読んでみてください。
忘れられない、いつまでも(914.6)
いつまでも忘れられないこと。
短距離走が速かったので、リレーを2回走る人かつアンカーだった。ジャンプ力があったので、走り幅跳びの学校代表になった。背泳ぎができるのが私だけだったので、クラス代表混合リレーの選手になった。
全国区ではない井の中の蛙程度には活躍できたこと。
けれど、実は失敗の記憶の方が多く鮮烈に覚えている。
お遊戯会で主役に選出されたが、芋演技しかできなかったこと。班で仕切った出し物が全くウケなかったこと。音楽のテストで音符読みが全くできずにテスト全滅。英語のテストでヒアリングが全くできず偏差値30だか40を叩き出したこと。などなど。
最近「正反対な君と僕」というアニメを見て、漫画を読んで、平くんの考えにハッとなった。
今の自分に言い訳するために過去の記憶を引っ張ってきている、というくだり。
過去の経験から自身を知るという記憶であることも間違いないとは思うが、言い訳のために常に思い出しているから忘れられないのでは、という気づき。
良い漫画だった。