『忘れられない、いつまでも。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
忘れられない、いつまでも。
頭の中を空っぽにするためには
体を動かすのがいいらしい
掃除をすれば部屋が綺麗になるし!
頭も空っぽにできるから一石二鳥!
嫌なことを考えそうになったら
ひたすら体を動かそう!
深夜1時過ぎ、YouTubeを見ながらお風呂に行っていたときのこと。
オススメ欄に突如現れたクレヨンしんちゃんのひまわりの正面顔。
あの顔が忘れられない。
お陰で深夜にお風呂に入れなくなってしまった。
許さないからね、オススメ欄!
忘れられない、いつまでもか。
そんなのないかもしれない。エビングハウスによると、明日には今日の記憶の3割程度しか持っていくことが出来ない。
ほら、今だって昨日の夜何食べたのか思い出せないよ。
記憶っていうのは忘れるからこそいいものであって、いつまでも忘れられないものがあるとそれに固執してしまう。良くも悪くもね。
まぁでも1つくらいはそういう記憶があってもいいのかな。今から親友連れ出しで海に行って、大して美味しくない缶チューハイ片手に降るはずのない流れ星でも探しに行こうかな。
あーでも明日にはこの記憶も断片的にしか残らないのか。なら家でダラダラするに限るなあ。
忘れられないの。貴方のことが。
どうしてかな。忘れなきゃいけないのに。
早く記憶から消さないと。怒られる。
殴られる。叩かれる。蹴られる。
殺される。
はやく、はやく、はやく忘れないと。
だけど寝る時、貴方の顔が頭を掠める。
好きって思うけど、悲しくなる。
こんなことになるなら…
会わなきゃ、よかった…
覚えていること。
一緒に桜を見たこと。
君のスピーチを撮影したこと。
君にビンタされたこと。
プロポーズしたこと。
忘れられない、いつまでも
忘れてはいけない
この心に空いた穴の事
貴方が持ち去ってしまった
私というパズルのピース
返してもらうわ
今すぐにでも
# 忘れられない いつまでも
そうねー、具体な内容とか覚えてないけど、
小学校低学年位の時に仲良くいつも遊んでた友達が、めっちゃ嘘つきだった事が発覚した時のショックは今でも忘れられないんだよなー。
その嘘を全部ふつーに信じてて、それがほぼ全て嘘だった事を知った時から、あまり人の発言が信じられなくなって、人の行動を見るようになったかもなー。
つまらん話や。
“忘れられない、いつまでも。”
“忘れられない” 事は、ないかも…。
モヤモヤと “忘れられず” にいた
“何か” は、あって
思い出すと嫌な気分になるコト。
でも
いつかは、“それ”も「忘れている」
私には 幼少期の記憶が ほぼ無い。
「思い出」も
そこそこ大きく成長してからのコト。
ただ
“忘れられない” コトは、ないけれど
“覚えている” コトは、ある。
数少ない幼少期の記憶で
今でも鮮明に 思い出す…
“家の近くの路地で
灰色に近い青色の2頭のシジミチョウが
戯れながら 飛んでいる
その蝶たち を目で追っている 私”
“鮮明な色をもつ 数少ない記憶”
忘れられない、いつまでも。
140万円の詐欺にあったこと。
警察に馬鹿にされたこと。
忘れられない、いつまでも。
忘れられない、いつまでも
私は君のことが忘れられません。
一緒にオーバードーズをしちゃって精神的に追い詰められた君は、トー横界隈になったよね。
自傷行為も悪化したよね。
私のせいだね、ごめんね。
一生忘れないよ、罪として。
忘れられない、いつまでも。
何年、何十年、何百年経っても。
生ある限り、忘却されることはないのだろう。
燃やしても、千切っても、ぺちゃんこにしても。
きっとそれは私の海馬からは離れようとせず、
無形な傷として刻み込まれるのだろう。
憂鬱だ。
意味がないと思考を切り替えても
無意識にまた振り出しへ戻ってしまう。
非常に憂鬱だ。
それ故に、私は死を望むのだろう。
#忘れられない、いつまでも
悔しい思いが、忘れられない。
強い思いが、「忘れられない」
に繋がっているのではないか
嬉しい 楽しいという いい事は、
その時は、感じているものの
よっぽどの感動でないと
忘れられないことはない
大概のいい事は、すぐ忘れる
あなたの笑い声や、少し抜けてるところ。
友達想いなところや、たまに真剣な顔をするところ。
頑張った時、たくさん褒めてくれて
落ち込んでいる時は、何も聞かずそばにいてくれた
寝れない夜は必ずと言っていいほど電話を繋げてくれる
そんな日常は突然終わりを告げた
「好きな人が出来た。」
頭の整理が追いつかなかった。
「嫌いになった?」
絶対に君が「うん。」って言えないことが分かっていて聞いた私はきっとずるいんだろうな
最後の電話。
別れ話が終わっても電話を切らない君。
「なんで切らないの?」
口にしてしまったら、この電話を切ってしまったらもう二度と話すこともない。
あぁ、しんどいな。終わらせなきゃ。
「切らないの…?」
「あ、ごめん。切らなきゃだよね。」
「じゃないと、私がしんどいから…」
「じゃあまたね。」
またねなんてないのに期待させないでよ。
君と別れて2年が経過しました。
未だに君との思い出に浸ってしまう。
これから先も君のことは忘れられないんだろうな。
いつまでもずっと…。
#忘れられない、いつまでも
忘れられない、いつまでも
二十歳のときに、父がくも膜下出血でなくなった。
体調が悪かった父は、自宅で休んでいた。布団に寝ていた父が、苦しそうにしていることに母が気付き、救急車を呼んだ。炬燵に転がっていた私は、父のもとへとんでいった。呼吸の仕方がわからないのか、ちゃんと息を吸えていなかった。口元が歪み、表情も歪んでいった。父をコチラへ呼び戻さなくてはと思い、脳に響くように『お父さん』と何度も呼んだ。救急車が到着する前に、一度コチラに戻って来た。
救急車には母が乗り、私はもうすぐ帰ってくる姉を待って、病院にかけつけた。
心拍数が0と表示されていた。
父の急変時に外出していた姉は、『お父さん』と何度も呼んだが、父の苦しそうな顔を 見ていた私は、また苦しめたくなくて呼ばなかった。現実逃避していたのか、人はこうして亡くなるのかと、変に冷静な私がいた。
当たり前にそばにいた人でも、目の前からいなくなることを思い知った。
グラスの中で、ストローの触れたところからいびつに溶けていく氷のようだ。
思い出は何度も繰り返し触れてなぞるほど、あっさり擦り減っていってしまう。キラキラした貴石のようだった記憶はいつの間にか、角を失いどこにでも落ちている小石に変わってしまう。
あれは何かとても大切な瞬間だったのだと、ただそんな感覚だけは今もあるのに。あの日の自分がなぜそう感じたのかは、もう何もわからない。
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忘れられない、いつまでも。
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所感:
覚えているけれど、もはや全てが遠い。
そんな感覚を悲しみもなく受け入れている、その事実が少し寂しいとは思うのです。
私は忘れない。貴方の存在を…
あれは小学校6年生の時、私は男子とドッジボールをするのが好きだった。私は女子とも遊ぶけど大半は男子と朝から夕方までの休み時間を男子全員と女子3人であそんでいた。
やっぱり女子。リーダーの男子がじゃんけんで、欲しい人材を取っていく。残るは女子のみ…じゃんけんで私ははすというあだ名の男子に取られた。
はすがお前は肩がいいし、よく男子のボールを取るから外野ではなく、今日は内野な。と言われた。私は、はすは私の事よくみているなあと感心していたらもうドッジボールは始まっていた。
今回のチームは強い。私達のチームの男子女子は外野に出てしまい私とはすだけになってしまった。
私はこれはやばい絶対当てられる…と思っていたら、はすがひとこと私に、お前は俺の後にいろ❗️絶対に自分からボール取りに行くなよと…私に言った。私はわかった❗️と言ってはすの後に隠れていた。そしてはすは一言
俺はお前の事絶対守るからな心配すんなよと顔を横にして言ってくれた。私ははすは将来頼りになる存在になるなぁ〜と思った…結局は時間切れになり私達が負けた
でも私ははすという男子の女子に優しい事を私は忘れない優しい貴方の存在を…
今でも覚えているよ。貴方の優しい声と、大きく見えた背中を
23 忘れられない、いつまでも
子供のころ、近所にあった小さなタコ焼き屋に通っていた。味はよくないけど、三個150円という安さにつられて、よくたまり場にしていた。店主はまあやる気のないおじさんで、鉄板にタコ焼きを放置したまま競馬の実況を聞いていた。万馬券を当てたらこんな店はすぐにでも畳んでやる、というのが口ぐせで、しかし当たる気配もなく、ぶつぶつ言いながらタコ焼きを焼いていた。
ある日店から「いーーよっしゃーーー」という声が聞こえ、それは本当に歓喜というかなんというか、ただ事ではない叫び声で、おっちゃんついに万馬券当てたんか!と思って店に駆け込んだら、店主はお客を無視して高笑いで踊り狂っていた。本当にすごい馬券を当てたんだ、この店なくなっちゃうのかな、と子供たちはしょんぼりした。
結論から言えばその競走は騎手の走行違反で無効競走になり、タコ焼き屋は二十年たった今も営業している。相変わらず、特には旨くない。最近は200円に値上げもした。ただあの「いーーよっしゃーーー」という叫びだけは、今も何故か忘れられず、子供だった僕らの胸に焼き付いているのだった。
お題 忘れられない いつまでも。
『この人は、◯◯さん。俺と同い年。』
弟の後ろで軽く会釈して、感じの良い挨拶をしながら菓子折りを手渡される。
170センチ前後だったはずの弟より、少しだけ背が高い。
『気使わなくて良いのに。早く上がって。お茶入れるわ。
◯◯さん、生まれは?』母の機嫌の良い声が玄関からリビングへ移動していく。
可もなく不可もなく、今どきの若い子。
あぁ、関西の人なんだ。
それが第一印象だった。
弟が付き合って5年目になる恋人を家に連れて来たとき
最初は友達か、会社の同僚だと思い込んでいた母のよそ行きの顔が、
弟と弟の恋人の話を聞くにつれ、どんどん顔面蒼白になり、
最後は弟が『会社を今月いっぱいで辞めて、俺も大阪に行くことにした。もう大阪で次の仕事も決めてある』と言ったときには、
既に怒りで顔を真っ赤にした母が、自分の言いたい事だけを捲し立て、弟も弟の恋人の人格も否定し、
『ちょっと言い過ぎだよ』と宥めた私にまで矛先が向けられ、その場にいる全員を無差別に傷付けた。
今だに母は思い出したように、弟は成長する過程でおかしくなってしまった、大学へ行かせて、あんなのと知り合わなければ、と嘆いている。
性的指向が男だとはっきりしてる弟と、
性嗜好が歪んでる姉と、一体どっちが異常なのか。
そもそも、どこもおかしい所がない人間なんて、この世にいるのか。
母のヒステリックでその場にいた各々がそれぞれ傷つき、今度はしくしく泣き始めた母を、いや、こっちが泣きたいよ、とただ黙って眺める地獄の時間を過ごした後、母は無言で自室へ閉じこもった。
『いやー、逆に諦めがついたわ』と、さっぱりした顔で家を出ていく弟に、
逆ってなんだよ、と思いつつ、なるべく重くならないように
『あんたが誰を好きだろうが、べつにいいから。
体だけは大事にして。健康は財産だから。ね、それだけ。心配しないで、安心して暮らして。』
軽い口調で声を掛ける。
『そういうの、当たり前だと思ってないから。
ありがとね。
俺を受け入れられない人も、俺は受け入れてくよ』
弟はしっかりした口調で笑いながら答えた。
その顔が本当にいい顔で、キラキラしていて、
眩しかった。
あんな弟の顔、忘れようにも、忘れられない。
2人が乗った車が見えなくなるまで見送りながら、
私は1人だけ、ここに置き去りにされたような気分になる。
父が出て行った日のこと、弟が大阪に行ってしまうこと。
嵐のような性格の母と1番近い距離で、娘であり続けなければいけないこと。
弟だけじゃなく、私も、母に孫を抱かせることが出来ないこと。
『そっくりな姉弟でも、好きになる男の系統は違うな』
自分は部外者だからと、この日ずっと黙ったままだった彼がしようもない事を言い始める。
『でも、弟もJAYPARK好きだって言ってたよ』
私も、本当にしようもない。
そうだ、自分で決めたのだ。
何もかも自分で決めて、ここにいる。
煩わしさも、疎ましさも、愛しさも切なさも、
あらゆる全てをここで、全うする。
もう1度あのキラキラした弟の顔を思い出す。
月並みだけど、1度しかない人生だ。後悔するな。
どうか自由に生きてくれ。私もそうする。
転校することになった去年の夏、
アニメでいう新しい恋のはじまり、だとか。そういうキラキラしたものではない、
今までの環境に慣れていた分、別れの悲しさを覚える。
不安よりも悲しさ、
わくわくよりも、悲しさ、
今まで、たくさんの言葉を交わしてきたけど、別れるときはあっという間で、
「ばいばい」の4文字で終わる。
出会いも別れも一瞬に過ぎない、
時間がかかった友情ほど、ほつれやすいものはない、
そんなトラウマは僕の心をかき乱し忘れられない遺物として残った。
忘れられない、いつまでも
「あ、あったー!!」
私はお菓子コーナーの棚に一目散に駆け寄る。
手に取ったのは、昔ながらの大きな飴玉だ。
今なら喉に詰まらせそうと子どもには食べさせないだろう大きな飴玉。
私は早速レジを通して、外に出る。
ガサガサと音を立てて開けた袋から、一つ取り出し口に放り入れた。
懐かしい甘さがじんわり広がる。
「そうそう、これこれ」
嬉しい時も悲しい時も、思い出はこの飴と一緒に作ってきた。
私は懐かしさに浸りながら、口の中で飴玉を転がすのだった。
「あめだま」/忘れられない、いつまでも