大崎 翠

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私は忘れない。貴方の存在を…
あれは小学校6年生の時、私は男子とドッジボールをするのが好きだった。私は女子とも遊ぶけど大半は男子と朝から夕方までの休み時間を男子全員と女子3人であそんでいた。
やっぱり女子。リーダーの男子がじゃんけんで、欲しい人材を取っていく。残るは女子のみ…じゃんけんで私ははすというあだ名の男子に取られた。
はすがお前は肩がいいし、よく男子のボールを取るから外野ではなく、今日は内野な。と言われた。私は、はすは私の事よくみているなあと感心していたらもうドッジボールは始まっていた。
今回のチームは強い。私達のチームの男子女子は外野に出てしまい私とはすだけになってしまった。
私はこれはやばい絶対当てられる…と思っていたら、はすがひとこと私に、お前は俺の後にいろ❗️絶対に自分からボール取りに行くなよと…私に言った。私はわかった❗️と言ってはすの後に隠れていた。そしてはすは一言
俺はお前の事絶対守るからな心配すんなよと顔を横にして言ってくれた。私ははすは将来頼りになる存在になるなぁ〜と思った…結局は時間切れになり私達が負けた
でも私ははすという男子の女子に優しい事を私は忘れない優しい貴方の存在を…
今でも覚えているよ。貴方の優しい声と、大きく見えた背中を

5/10/2023, 10:08:17 AM