忘れられない、いつまでも。』の作文集

Open App

忘れられない、いつまでも。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/9/2023, 3:48:46 PM

今はもう会えないけど
君が残してくれた言葉
今でも心にずっと残ってる
忘れられない、ずっとこれから先も
生きている限り

5/9/2023, 3:47:57 PM

忘れて、と顔を背けた彼の耳は淡く色づいていた。小さな顔を隠す手は筋張っていて節が目立つ。十五歳も上の男性が少し弱ったような様を見るのはなかなかに心が揺れるもので、無言で背中をつつくと肩が大きく跳ねた。
 近くに引っ越してきてから足繁く通うようになった歴史ある荘厳な図書館。司書である彼に話しかけたのはいつだったか。目当ての本がどうしても見つからず、貸出中か聞いてみると長めの前髪の下で瞳をするりと動かし、手招きして私を見事に導いてくれたのを覚えている。長身な彼の広い背中や、案外逞しい腕がやけに魅力的だった。
 口数の少ない彼に根気強く、しかし控えめに話しかけ続けてみると、だんだん会話に乗り気になってきてくれた。もっぱら内容は本に関する話だったが、たまにお互いのことも話した。少し上くらいだと思っていた彼がずっと歳上だと知ったときは驚いたものだ。
 そして今日、たまたま図書館を訪れた友人に恋人のようだと茶化されたことを話してみると、彼は答えを返した数秒後に顔を逸らしてしまったというわけだ。
 僕はいいけど、と一言だけ呟かれた声を聞き漏らしはしなかった。ただでさえ静かな図書館という空間に、今日は他の来館客もほぼいない。私に届いたことを知っているから、忘れてくれと頼んでいる。
 大きなリアクションで驚いたのが恥ずかしいのか、その前の言葉が恥ずかしいのか手と前髪の間から困ったような目が覗いている。彼には申し訳ないが、すらりと零れた本音のような言葉も、耳を赤らめる様子も、記憶に焼きついてそう簡単に忘れられそうにはない。


『忘れられない、いつまでも』

5/9/2023, 3:46:46 PM

@忘れられない、いつまでも。


あの日の空が忘れられない。
屋根に登って見た空が、キラキラ光ってたことを。
手を伸ばしたら掴めそうな星の集まり。
大きなお月様。
あの日見た空は、私の夢だった。

今日窓から見える空は、あの日のように輝いていない。
星の集まりもなく、掴めそうにもない。
あぁ、あの日のあの空はいないんだ。
ただ、お月様だけは今日も街を見下ろしている。
大きなお月様。明るい満月。あの日と同じ。
…やっぱりあの日のことは忘れられない、いつまでも。

5/9/2023, 3:42:07 PM

忘れられない、いつまでも。

そう思っていた

涙が尽きるほど泣いた夜のことも
ふと手を止めた瞬間に沸き上がる後悔も
面影に触れるだけでじくじくと胸が痛むことも
いつまでも無くならないと

でも、
気づいてる?
今でもやっぱり悲しくなるけど、あなたといた
あの頃がほんのり甘くて切ないものだったと
思えるようになったことに

だから、
忘れたくない、いつまでも。

5/9/2023, 3:40:46 PM

あの日、ある種の決別の日。
もう戻る事は無い、時間と感情。

ひたすらの愛と親身さを持つ者からの決別。
単なる、記憶の一片にしかもうない
ただの決別

あなたのあの日の言動、あの日の行動が
私を、そうさせた。

あの日をもって、
あなたがもたらす全ての行いに、
何の意図も感じなくなった。

だからもう、既に全てが遅く。
あの日を私は忘れられない、いつまでも。

5/9/2023, 3:34:45 PM

忘れられない、いつまでも。(投稿10回目です)

※今回の内容は、暗いので苦手な方は読むのを、ご遠慮下さい。




忘れられないこと、はあります。
私が、高校生の時に、辛いことがあり男性が怖くなり、短大へ行っていた時に、同じクラスの人にいじめられ、女性が怖くなりました。
あれから何年か経っていますが、今でも男性と女性どちらも怖いです。

なので、男性と女性が怖くなった出来事は、忘れられないと思います…いつまでも。



あと、お伝えしたいことがあります。
3ヶ月程書かなくて、すいませんでした。
書く時間が取れませんでした。
そして、暫く書くのをお休みします。
だけど、書くのを再開できる時が来ましたら、書いていきたいと思います。

5/9/2023, 3:33:30 PM

【忘れられない、いつまでも】

貴方に教えてもらった心は貴方が去った後でも残ってる
もういいの、正直貴方には未練はないの。

それでも胸の痛み、辛さ、高鳴りが呼応する度に
この心を目覚めさせたのは貴方だから。

それはまるで呪いのようで…忘れられない、いつまでも。

5/9/2023, 3:21:10 PM

とても晴れていた気がする。
いつも通り、8時15分着の満員電車から降りて階段を下る前、初めて君を見た。
私の中がドンッと鳴った気がした。
だけどなんだか秘密にしたくて、人には言わなかった。
それから君を見つける度私の中はキラキラしていた。
好き とは別物。信仰じみた感情で、私の中の君は触れてはいけない美しいものだった。

もうきっと君と私の人生が交わることは無いと思う。


【忘れられない、いつまでも。】

5/9/2023, 3:17:54 PM

学生時代は当たり前の毎日を淡々と過ごしていたけど、過ぎ去ってしまった日々は青春だった。
忘れられない、いつまでも。

5/9/2023, 3:12:25 PM

【忘れられない、いつまでも。】

言葉にするとあやふやになって触れようとすれば一瞬で消えてしまう。それでも、貴方が記憶に残ろうとするからだ。忘れられない、いつまでも。繰り返さない、どこまでも。そういう約束。私、今日から迷わない約束よ。

5/9/2023, 3:11:13 PM

大好きなあの子は年上のお姉さんが好きだって言ってた。自分じゃどうやってもあの子の好きな人にはなれないんだなって思いながら、線香花火がアスファルトに落ちるのを眺めていた。どうにかしてあの子の時間だけを止めて、自分の時間だけを進めることはできないだろうか。あの子の大好きな年上のお姉さんになって会いに行きたい。そしたら好きだって言ってくれるだろうか。
叶わないと思いながらも願いを七夕の短冊に認めたら、奇跡は起こった。眠りに就くとき確かに小学生だったのに、朝目覚めたら大学生になっているではないか。何度も夢ではないことを確認する最中、ふと鏡に映った自分はなぜか礼服を着ていてもしかして今日が大学の入学式なのかもしれないなんて浮かれた考えはすぐに砕けた。「ずっと仲良しだったのに残念ね。まさか病気がこんなに早く進行しちゃうなんて」お母さんが誰の話をしているのかわからなかったけど、お母さんに手を引かれるままについていくと、あの子のお家についた。黒い服を着た人たちがわらわらとやってきて、あの子のお家に吸い込まれていく。低い声のお経と線香のにおい。少しだけお兄さんになったあの子の写真には黒いリボンが施されている。お姉さんになりたいって願ったのに、あの子と今の自分の歳は然程変わらない気がした。時間だけが進んでしまったってこと? それよりも受け入れ難い事実が目の前で繰り広げられているのに平然としているのは、脳が理解を拒んでいるからかもしれない。知らない人たちが啜り泣く声が耳障りだ。あの箱の中にあの子が入ってるなんて絶対嘘だ。信じたくない。呆然と立ち尽くす自分の元にあの子のお母さんがやってきた。徐に口を開いたあの子のお母さんは「今まで息子と仲良くしてくれてありがとう、それとねこれは息子からあなたに渡してほしいって」と、嗚咽しながら辿々しく言葉を紡いで、あの子からという手紙を手渡してきた。


キャンパスノートを破ったであろう用紙に認められた文字は確かにあの子の字で涙が零れる。

ずっと好きだった。小学生のときイキって生意気に年上のお姉さんが好きだとか言ってたけど、あれ嘘。ごめん。あのときも今もおれが好きなのはお前だけ。おれバカだからさ、たぶん死んでもずっとお前のこと好きだと思う。もうすぐ死ぬくせにこんなの書いて渡したら呪いみたいで卑怯だよな。ごめん。本当ごめん。怖がらせてたらごめん。おれのことは忘れて。お前は病気なんかすんなよ。元気でな。

なんだそれ。なんなんだよ、それ。どうして嘘なんかついたの。あの子が自分と同じ気持ちならこんなに早く大学生になんてなりたくなかった。あの子が元気だった小学生の頃に戻りたい。ゆっくり流れる時間の幸せをどうして噛み締めることができなかったんだろう。だけど、だけどさ、仕方ないじゃん。好きだったんだよ、すごく。どうにかして同じ気持ちになりたかったんだ。その代償がこれなんてあんまりだ。きっとこの後悔はずっと忘れられない。いつまでも。

5/9/2023, 3:10:34 PM

意味もないのに笑って

泣いた日。

忘れようとすればするほど、

嘘は僕の周りをぐるぐる回って

か弱い小さな感情を縛り上げていくんです。

耳を塞いで歩く。

歩き続ける。

それしかもうないんだ。




忘れられない、いつまでも

5/9/2023, 3:07:44 PM

初めて君と出会った日。それは、君のハンカチを届けに行った日だ。昨日のことでもある。僕は彼女のクラスの前に行き、深呼吸をした。そして、主語も述語も無い、国語の先生に言ったらきっと怒られてしまうような一言だけを言ってハンカチを手渡した。その時の君は下を向き、少し戸惑ったような顔をして「ありがとう」と呟いた。

そんなしょうもない事でも、僕は大きな一歩を踏み出せたと思う。

早く伝えたい。「好きだよ」

5/9/2023, 3:06:13 PM

いつまでも忘れられない君の色

そんな僕が悲しくて
君にたくさんの色を重ねたのに
君を消すことは出来なかった

いつまでも忘れられない君の色

そんな僕が虚しくて
君にたくさんの水を足したのに
君が薄まることはなかった

忘れられない、いつまでも

だから僕は別の場所に別の色を描くことにしたよ

君の色はその場所に残して
たくさんの色を心に描くことにしたんだよ

そうして過ぎ去っていく日々が
君を僕の一部にしていくんだ

その時、僕という人間は君が全てではなくなるけれど
僕という人間の中に確かに君はいる

君を忘れらなくて辛かった日々も
ちゃんと全部が僕の一部になっていくから

もう君が僕を忘れても悲しくないし
もう僕が君を忘れられなくても虚しくない


僕は君のことがとても、とても好きだった

5/9/2023, 3:04:33 PM

忘れられない、いつまでも。
君と出逢ったのは、僕が中3で君が中1。古ぼけた木造校舎の図書館で、図書委員をしてた僕は、たまたま本を借りに来た君に声を掛けたね。背の低い君は、ちょっと大きめのセーラー服に見を包み、いつもしゃんと背すじを伸ばしていたね。真面目で、いつも笑顔で…やがて僕は高校生になり、なかなか逢えなくなったけれど、たまに逢うと、先輩って呼んでくれたね。そしてお弁当入れも作ってくれたね…そのうち、段々逢えなくなって疎遠になり…でも、今でも君の笑顔は、いつでも僕の心から…

5/9/2023, 2:54:23 PM

忘れられない、いつまでも。

心が通じあったあの瞬間を。
きっとあなたもそう思ってくれたなら…

5/9/2023, 2:53:43 PM

買っちゃった。
ホントに買っちゃったよ。
自分の部屋に転がり込み、僕はいそいそと鞄を開く。

幻のミステリー小説。
知る人ぞ知る名作でありながら、
なぜかほとんど知名度がなく入手は困難を極めた。
古今東西あらゆる古書店を巡り、
今日、ついに手に入れたのだ。

僕はもう惚れ惚れとして、
本棚に立てかけて写真を撮ってみたり、
子供をあやすように高く掲げてみたり、
それはそれは喜色満面、狂喜乱舞の有様だった。

一通り鑑賞した僕は、机に腰を据えた。
伝説の犯人当てトリック。ゴクリと唾を飲み込む。
高鳴る鼓動を抑えながら、本を開いた。

1ページ目に、ラクガキが書かれていた。

【犯人は赤佐田奈浜ダヨ】


あれから10年、僕はまだあの本を読めていない。

5/9/2023, 2:45:44 PM

これは、友達とお泊まり会をした時の話だ。
小学生の頃、父親が居ない私は学校から帰ってきたらいつも一人だった。母親は、仕事で忙しいから帰ってきたらすぐ寝てしまう。そんな、つまらない毎日が続きとうとう、夏休みへと入った。暑い、部屋の中。私が、ぼーっとしていると、奥の部屋にある電話機が鳴った。
「もしもし。吉田さんですか?」
私が、出てみると聞き慣れた声がした。その声は、友達のアユミちゃんだった。
「あ、アユミちゃん?どうしたの」
それは、お泊まり会への誘いだった。私は、とても嬉しかった。
そして、お泊まり会当日になった。私は、忘れ物は無いかよく確認した。
アユミちゃんの家に、到着した。そこには、私と2人友達がいた。そして、お泊まり会は、無事に終わった。
2学期が、始まり。私は、アユミちゃんに話しかけた。
「アユミちゃん!前のお泊まり会、楽しかったね!」
私は、ワクワクしながら言った。そしたら、思わぬ返事が帰ってきた。
「え。何ゆってるの?りんちゃん。お泊まり会してないよ」
今から、考えてみたらアユミちゃんと一緒に遊んでいた2人の友達は、全く知らなし人だったことを。いつまでも、私の中では忘れなれない思い出でした。
(フィクション) 忘れなれない、いつまでも

5/9/2023, 2:45:04 PM

忘れられないよ、ずっと。いつまでも。
だって君は、僕が初めて夢の中で「うっわ!めっちゃ好みー!」てなった人外だから。
本当に好きでした。身長が190とか余裕で超えてて、髪ボサッてて、口が異様に大きくて、歯がびっしり詰まってて、しかもギザ歯。これだけでも最高。会った場所は遊園地(みたいな場所だったのかも)で、一緒に沢山遊んだよね。最後に君が連れて行ってくれた、あの棺桶のある部屋。忘れないよ。小さな棺桶の周りには、白い百合がびっしりと置かれていて、遺影には小さな男の子が写ってた。まだ、2歳くらいかな?。棺桶の中をみたら、君と同じ、右の頬に小さな傷をおった、小さな男の子。

「ねぇ、もしかして、」

振り返ろうとして、そこで目が覚めた。
最後に好みな夢だったから、きっと僕は忘れられない。

5/9/2023, 2:41:11 PM

私は、学校が嫌いだった。
体が弱くて、みんなより2学年くらい小さくて、クラスのいじめっ子の男子にいじめられていた、といっても昔の事なので、今の様な陰湿ないじめではなかった。

ただ、本の虫のせいか近眼で、高学年からメガネをかけていた。

ひとりの男子が「やーい、カニクイザル、メガネザル、テナガザル、タイワンザル〜!」と
レアなサルの名前を挙げ連ねて私をからかっていた。

その事に、私はとても感心した。
からかう為に、わざわざ図鑑で調べて覚えたのだと思うと、努力家だなぁ、とひどく心に残っている。

不思議な事に、たしかに3年間行ったはずなのに、中学生の頃の記憶が殆ど無いのだ。

小学校までは、それこそ幼馴染ばかりだったからみんなの事をだいたい入学前から知っていた。

それが、中学生になったら、道路を挟んでK小学校があった為、そこの生徒が全員同じ中学校に行ったのだ。運悪く、私は学区がギリギリのその中学校で、入学式の日、自分の名前がついた机に緊張していたけれど、私以外の子は、みんな同じ小学校からなので、初日から男子は騒ぎ、女子は友達を見つけて、〇〇ちゃーん!とキャッキャと楽しそうだった。

記憶がないのはそのせいかもしれない。
かろうじて、入り口のところに春になると綺麗に芝桜が咲いていた事、小学校と違って給食の重い汁物などは、先生がついていて、荷物用のコンテナで上まで上げてくれるので、なかなか便利だな、と思った事は覚えている。
クラスメイトも覚えがない。

高校は、男子が怖かったので女子だけの高校に入った。
1クラス50人の、今までで一番人が多かったと思う。

でも、高校はとても楽しかった。
友達もたくさん出来たし、みんなとニックネームで呼びあった。
やってみたかった合唱を部活に選び、いい先輩や先生、そして後輩に恵まれ、とても楽しかった。

夏休みなど、親は仕事でいないので、暇になると、定期を使って学校に行き、部室になってる音楽室に行った。
すると、誰か誰か来ていた。
最初は3人くらいだったのが、最終的には10人くらい集まり、誰かが普段お世話になってる音楽室のお掃除をしようよと言い出し、そうだねとみんなでお掃除をした。

休みなので、合唱曲を大きな音でかけながら心を込めてお掃除していると、顧問の先生が音を聞きつけ顔を出し「お、これはご苦労さん」と言ってくれた。

ピカピカになってひと休みする頃、先ほどの顧問の先生が「みんな、ありがとう」と学校前の商店で飲み物やポテチなどを両手に1袋ずつ持って来てくれた。

みんな喉も乾いていたので、「わ〜!ありがとうございま〜す」と言って、床に座り込み大きなペットボトルの飲み物とたくさんのお菓子を食べた。

みんなで頑張った文化祭、悲しくて涙が出る時は黙って手を握ってくれていた友達。

初めて学校が楽しい、と心から思えた。

卒業したくないねと友達と言いあった。
心底、あと2年は学校に通いたかった。



あれから時は流れ、なんの縁か、娘も同じ高校に行き、やっぱり「それまでイジメられたりして嫌だったけれど、最後があの高校で良かった!」と言っていた。

幾ら年月が経とうともキラキラ輝いていつまでも、私の心の中の大切な思い出を保管する場所にデーンと居座り続けている。

私にとって、決していつまでも忘れられない、楽しい思い出たち‧⁺ ⊹˚.⋆ ˖ ࣪⊹‧⁺ ⊹˚.⋆ ˖ ࣪⊹

Next