これは、友達とお泊まり会をした時の話だ。
小学生の頃、父親が居ない私は学校から帰ってきたらいつも一人だった。母親は、仕事で忙しいから帰ってきたらすぐ寝てしまう。そんな、つまらない毎日が続きとうとう、夏休みへと入った。暑い、部屋の中。私が、ぼーっとしていると、奥の部屋にある電話機が鳴った。
「もしもし。吉田さんですか?」
私が、出てみると聞き慣れた声がした。その声は、友達のアユミちゃんだった。
「あ、アユミちゃん?どうしたの」
それは、お泊まり会への誘いだった。私は、とても嬉しかった。
そして、お泊まり会当日になった。私は、忘れ物は無いかよく確認した。
アユミちゃんの家に、到着した。そこには、私と2人友達がいた。そして、お泊まり会は、無事に終わった。
2学期が、始まり。私は、アユミちゃんに話しかけた。
「アユミちゃん!前のお泊まり会、楽しかったね!」
私は、ワクワクしながら言った。そしたら、思わぬ返事が帰ってきた。
「え。何ゆってるの?りんちゃん。お泊まり会してないよ」
今から、考えてみたらアユミちゃんと一緒に遊んでいた2人の友達は、全く知らなし人だったことを。いつまでも、私の中では忘れなれない思い出でした。
(フィクション) 忘れなれない、いつまでも
5/9/2023, 2:45:44 PM