kurimu

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いつまでも忘れられない君の色

そんな僕が悲しくて
君にたくさんの色を重ねたのに
君を消すことは出来なかった

いつまでも忘れられない君の色

そんな僕が虚しくて
君にたくさんの水を足したのに
君が薄まることはなかった

忘れられない、いつまでも

だから僕は別の場所に別の色を描くことにしたよ

君の色はその場所に残して
たくさんの色を心に描くことにしたんだよ

そうして過ぎ去っていく日々が
君を僕の一部にしていくんだ

その時、僕という人間は君が全てではなくなるけれど
僕という人間の中に確かに君はいる

君を忘れらなくて辛かった日々も
ちゃんと全部が僕の一部になっていくから

もう君が僕を忘れても悲しくないし
もう僕が君を忘れられなくても虚しくない


僕は君のことがとても、とても好きだった


5/9/2023, 3:06:13 PM