『子供の頃は』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ポッピングシャワーのようなあの頃は生きる事すら悩まなかった
題目「子供の頃は」
勉強するより遊びたくて
今を楽しめればよくて
怒られても数日したらけろっとして
将来の夢を本気で思って
なれたらいいでよかったのに
いまはやりたいことやれてるのに
どこか不安になって
身体にムチ打ってなんとか
引きずって歩いて
笑えなくなった
心から
子供の頃は
子供の頃は…
息子が生まれ、私は息子をしつけるのに、
自分の小さい時を参考にしようとした。
ところが、息子は100歳のおじいちゃんが子供になったような子だった。
悪いことをしないどころか、反対にこちらが諭されることもあった。
失敗をあまりしないことを、私はとても心配した。
小さいうちに沢山失敗したほうがいいと私は思っていた。
社会に出て、逆境に置かれたり挫折を味わってもくじけない心を持ってほしかったからだ。
親にとって子供は、何歳になっても子供だ。
生きている限り、私は親バカなのだろう。
子供の頃は
一番最初の記憶は、夕暮れ時にアスファルトに並んだふたつの影だ。背中に優しい時間の経過を感じながら、手を繋いで覚えたての童謡をふたりで口ずさんでいた。その足下から延びた影の大きさは殆ど変わらない大きさだったっけ。
「あれ、何か怒ってる?」
今の影の長さの差と記憶のそれを比べていたら、頭ひとつ分上から幼馴染の声が振ってきた。どうやら表情に出ていたらしい。
「べつに」
あの頃より随分大きくなったその手を取ると、嫌がらせの如くこちらへ引っ張った。わ、と小さく声を上げるのを見てしてやったり、と思うのだった。
2024.6.24
子供の頃は
簡単に出来ていたゲームがクリア出来なくなった。
『この模様を描き写しましょう!』
どのアイテム使うんだ? タッチするの?
謎が解けなくて行き詰まり、でも攻略サイトは見たら負けだと思って、悩むこと二日。
もしかして·····と、ニンテンドーDSの蓋をぱたんと閉じる。
『やったー! 模様が転写されたわ! さぁ、次の模様を探しに行きましょう!』
こんな、簡単な、ことで、二日も……。
子供の頃ならすぐにわかっただろうに、自分にがっかりする。
柔軟な発想がなくなった。つまらない大人になったものだ。
楽しみは あるかないかは 自分なり
英語みる 覚えたいけど ダメなのよ
子供の頃は
ずっと泣いてたよね
被害者ズラして
嘘ばっかついて
まだ私は子供だけどね
誠実な真面目な優しいいい人になりたいね
子供の頃はとにかく目立つことが好きだったなぁ。
みんなからの「すごい」や「かっこいい」を沢山集めたかったし、それが出来ている自分すごくね?みたいになってたかな。中身は全然分からんものですね。
印象深いのは小学校6年生、鼓笛隊の主指揮を決めるとき。姉がやっていた、というのもあったが、とても指揮者に憧れを抱いており、何がなんでもやりたいと思ってた。当時、主指揮は女の子しか選ばれなかったが、それでもどうしてもやりたくて、お昼休みもずっと練習して、オーディションでどうにか勝ち取った。
本当にやりたいことがあると、他のことにも目も向けず一本集中。当時から不器用なんだな。
でも、自分の目標のために頑張って、勝ち取れたっていう成功体験を掴むことが出来たのは自分の財産になっているんだなぁって書きながら思ったり。
年を取っても、子供の頃の話、案外覚えてるもんですね。
「子供の頃は『ガラケーすら有りませんでした』なら『時代背景』、子供の頃は『内気な性格でした』なら『人物描写』。他にどんな切り口があるかねぇ」
これ、今現在「子供の頃」のユーザーって何書くんだろうな。某所在住物書きはスマホの画面を見ながら、首を小さく傾けて、思慮に唇を尖らせた。
先月は「子供のままで」で、脳みそが子供の頃のままのような客の話を書き、去年の10月は「子供のように」で、子狐の物語を投稿した。
今回はどうしよう。
「時代と、人物と、なんだ、バチクソ難しいぞ……」
俺の頭が単に固いだけかな。物書きはガリガリ首筋を掻き、長考に天井を見上げて……
「むり。全然思い浮かばねぇ」
――――――
最近最近の都内某所。ひとりの女性が、職場の先輩のアパートの、玄関越えてリビングに至るドアの前で、ため息を吐き、虚無な表情で、立ち尽くしている。
「良い加減『人』を見ろ脳科学厨!」
「私に命令をするなPFCガタガタの脳筋め!」
「『蛋脂炭(Protein・Fat・Carbohydrate)』ガタガタはお前だ、低糖質主義者!」
「『前頭前野(PreFrontal Cortex)』だ!誰が今栄養バランスのハナシなどするか!」
眼前で繰り広げられているのは、部屋の主で彼女の先輩、本店勤務の藤森と、その親友で同じく本店勤務、主任の宇曽野の大喧嘩。
力量と体格、いわば剛の技でぶつかる宇曽野と、彼の勢いと重心を利用して柔の投げ崩しを仕掛ける藤森の、双方子供の頃はこういうじゃれ合いしてたんだろうなと想像に難くない「何か」。
防音防振対策の徹底された、このアパートならではのアクティビティである。
ポコロポコロポコロ。
掃除を日課とする綺麗好きの藤森の部屋にもかかわらず、まるでカートゥーンかアニメーション作品のデフォルメ演出のごとく、
ふたりの周囲だけ都合良くホコリの煙幕が舞い、パーカッションを連打する効果音が聞こえる心地がする。
何故であろう。 フィクションだからである。
アクションシーンの不得意な物書きが「子供の頃は」の題目で「子供の頃はよく喧嘩してた」程度しか閃かなかったゆえの、ごまかしである。
ひとまずポカポカさせておけば喧嘩っぽくなる。
細かいことを気にしてはいけない。
「せんぱーい……」
何故宇曽野がの藤森に来ていたかは知らないが、後輩たる彼女としては、先輩との先約があった。
ぶっちゃけ人数が増える分には好都合でもあった。
というのも、同じ支店で数ヶ月前から同僚関係である付烏月(ツウキ)の作ったチーズケーキの消費を、その手伝いを、藤森に要請していたのだ。
「あの、その、チーズケーキ……」
詳細の前日譚は前回投稿分により、割愛。
サファイア色した青いジャムを、しかし「青」ゆえになかなか使い道が難しく、結果として消費期限間近まで放ったらかした付烏月。
本店と支店で勤務先が離れてしまった先輩の藤森の部屋に、遊びに行くついでにジャム消費任務の手伝いを頼み、よくよく腹を空かせて来てみれば、
見よ。肝心の先輩は子供と子供の大乱闘中である。
自称人間嫌いの捻くれ者で、人間の心より人間の脳の傾向を信じる藤森に、なんやかんやあって宇曽野が「心を見ろ」と一喝したか。
有り得るだろう。
宇曽野と長い長い付き合いの、雪国の田舎出身である藤森が、今年の今回に限って、実家から大量に届いた季節の恵みを主任にお裾分けし忘れたか。
こちらの方が自然であろう。
それとも、ちょこちょこ藤森の部屋を訪れているであろう宇曽野が、藤森の部屋の冷蔵庫にプリンを置き去りにして、それを藤森が食ってしまったか。
それは確実に修羅場であろう。
真相は推して知るのみである。
「せんぱい……」
ねぇ。藤森先輩。チーズケーキ。甘味パーティー。
後輩たる彼女は腹をぐぅと鳴らし、5分10分、ホコリの舞うのが収まるまで、己の先輩とその親友との子供対子供の如きポカポカを見続けた。
喧嘩の理由は「子供の頃は」の題目に相応しく、双方覚えておらず、ひとしきり暴れ倒してスッキリした後はケロッと元通りの仲良しに戻りましたとさ。
おしまい、おしまい。
嫌な生徒だったと思う
いつも窓の外を眺めている
吹奏楽の楽譜を書いている
そのくせ
正解を答える
先生は嫌だったよね
授業は聞いてるんだ
先生が嫌いじゃないんだ
ただね
つまんなかったんだ
中学生だった
あの頃の全部が
お題『子供の頃は』
子供の頃と、今現在とで実はそこまで変わらないのではないかと思う。
たしかに私が子供の頃はTwitterもPixivもなかったから、昔ながらの小説投稿サイトに登場人物とセリフだけの台本形式を『小説』と言い張りながら投稿したり、個人サイトを作ってそこで小説を発表したりした。
正直今は『絵が上手くなる方法』とか『小説を書くためのマインド』などの情報があふれていて、今の子供達が羨ましいと思うこともある。
だが、インターネットの海で私は自分の年齢を公表してないから、今の子供達、ひいては若い世代と同じような顔をしてさまざまな情報を受け取っているのだ。
だから、そこまで変わらないのではないかと思う。
子供の頃は、無邪気で純粋だった…
誰に対しても明るく、遊び回って、何も悩む事なく人を信じていた…
いつからだろう、人を怖がるようになったのは。
いつからだろう、信じることを疑うようになったのは。
いつからだろう、自分自身を嫌いになり、私自身を否定し、自分がどんな人間だったのかを…
“忘れたのは”
ああ、私って子供の頃、どんなだった?
どんな人間だったの?
何が好物で、何が好きで…何を信じられたんだろう…
ねえ、何がきっかけだった?
“…ああ、そうだ…信じていた、大好きだった、母親の行動と友達だと思っていた子の裏切りと、周りの言動…”
何が普通で、何が普通じゃないか…
何となく、それを察するようになった…
私は、きっと、もう元に戻らないだろう…
もう特別を、作らないだろう…
もう人を信じることができない…
怖いよ。すごく怖い…
助けて…誰か…私を…僕を…
この世界から…
t…
わかってる…
救いなんて…ないって…
だから…助けてというよりも…僕は…
“誰か私を殺して…”
この言葉が一番、自分に合ってる…
「子供の頃は」
今は昔。
周辺が変わってしまってもワタシは「子供の頃は」のまま
昔も今も変わってないと思いますよ
この先も「子供の頃は」のまま、此所に佇んで居ます
「子供の頃」
子供の頃は何でも出来ると思って、色んな事に挑戦して、失敗してを繰り返す。
歳を重ねると、出来ること出来ないこと、やって良いこと駄目なことを自分なりに理解していって、挑戦をあまりしなくなる。
『初心を忘れるな』とよく聞くけど、確かに子供の頃感じたあの新鮮な気持ちを、また味わいたくなる時がある。
あの頃のように、怖がらないで挑戦する気持ちをいつまでも持っていたい。
【子供の頃は】(300字)
「君の子供時代は、こーんなにちっちゃかったのになぁ」
片手でまるいくぼみを作って、あなたがそんなことを言います。
「さすがにそこまで小さくはなかったでしょう。僕が子供のときは、あなたも子供だったんですよ。子供の片手サイズなわけがないです。せめて大人の片手です」
「言われてみれば、そうだったかも」
あなたは笑い、僕を見上げます。
「でもさすがに、いきなりここまで大きくなるなんて、予想外だよ」
「だって、あなたとたくさんお喋りしたくて……」
僕は二つに分かれた尾をうねらせました。
「ただの猫だった頃は言葉が喋れず、ぜんぜん意思疎通できませんでしたからね。これからは化け猫として、末長くよろしくお願いしますね」
幼馴染の千春。
子どもの頃は当たり前に毎日一緒に居たし、手を繋ぐのも当たり前。
なんならお風呂も一緒に入れられていた気がする。
小学生の頃だって、学校が終わるといつも公園に集合して遊んでいた。
お互い、思ったことはなんでも素直に言ってたし、気を遣わない関係。
誰がどう見ても仲良しで、このままずっと一緒にいるんだろうななんてことを思っていたのに。
「そういえば俺、彼女できたんだよね」
「えっ……」
大学生になって、遠くの大学に通うようになった千春と久々にランチをしていた時のことだった。
世間話をするようにしれっとそんなことを告げられて、言葉に詰まる。
「同じ大学の子でさ。思い切ってアタックしたらなんかうまく行っちゃって」
「へ、へぇ……。そうなんだ」
「なんだよー。兄妹が取れられみたいで、寂しくなっちゃった?」
「そんなわけないじゃん!いい彼女さんができてよかったね!!」
(兄妹、か……)
「私にしなよ」とか「私は兄妹みたいだと思ってなかった」とか、言いたいことはたくさんあるはずなのに言葉にならない。
子どもの頃は素直に言えたはずなのに。
最後まで言えなかった私は、彼女さんに気持ちを伝えられた千春と違って、まだ子どもなのだろうか。
お題『子どもの頃は』
子供の頃は、地味な存在だった。
のんびり動いて、野菜ばっか食べて。
キャベツが大好物だった。
大人になる手前で、殻に閉じ籠もった。
まったく動かず、息を潜めるような日々。
それでも、いつか羽ばたく日を夢見てた。
その日が来た。
私は殻を破り、外の世界へと羽ばたいた。
外の世界は色とりどりで、素敵な香りに包まれていた。
子供の頃は、虫取りが好きだった。
狙うはカブトムシやクワガタだったけど、たまにヒラヒラ宙を舞うモンシロチョウを追いかけて、虫取り網で捕まえたりもした。
今思えば、カブトムシみたいに飼うつもりもなく、追いかけ回される恐怖を与えただけで、申し訳ないことをしたな。
彼らにだって、この世界に生まれて、子供の頃からの成長の過程があったはずだ。
羽化して外に羽ばたいた時、生きる喜びを感じたりしたのだろうか。
色とりどりの世界で、優雅に宙を舞い、香る花から花へと蜜を求め。
幸せを謳歌しているような、その穏やかな仕草。
まあ、あの頃の自分にそんなこと話しても、右から左への馬耳東風だったろうけど。
子供の頃は
もう思い出すことすらできないな、子どもの頃なんて。
というか昔のことを思いだそうとすると嫌な思い出もフラッシュバックするからこの話は終わりにしよう。
なのでジャンプの感想でも書こう。どうでもいいけど今週のジャンプの表紙を見て天上天下のダブルインパクト俵を思い出した。ほんとどうでもいいけど。
今週のジャンプはなぜかサカモトを最初に読んでしまった。昔ちょっと読んでて今は流し読みだったのにがっつり読んでしまった。
サカモトは画力が高いから昔話題になって今も時々話題になる印象がある。ストーリーは単純だから話をあまり読み込んでなくてもなんとなく読める漫画だ。
それで今週のサカモトはわりと面白かった。まぁそれだけなんだけど。
ワンピースは面白いんだけどちょっとだれてきたな。やっぱりワンピースは単行本で読む漫画だな。
最後に新連載のことでも書いとくか。表紙でダブルインパクトしてた漫画だ。まぁそれはどうでもいい。問題はまたギャグかということだ。
前述したように新連載は面白かったけどまたギャグなんだよな。超巡とかろぼことか面白いけど今のジャンプちょっとギャグ多くないか?
ギャグが悪いわけじゃないし今後ずっとギャグでいくか知らんけど今のジャンプでギャグやられるとちょっと食傷気味でそれだけでマイナス要素って感じがある。
ワンピ、ヒロアカ、呪術がそろそろ終わるというのにこのギャグ連発はちょっとジャンプの今後が不安になってしまうな。なんてことを読者なのに考えてしまった。
最近18になり徐々に大人になるという実感が湧いてきたのですが、経済的精神的に安定してなく自立ができない状態です
私はもともと障害を持っているのでその制度を利用して就職できるように訓練しています
「ちょっと珍しいでしょ?」
学生時代は親が支援学級か普通学級か迷ったらしいが結局普通級で過ごした
周りが障がいを持っていない普通の子たちばかりなので理解できないことがたくさんあったと思う
普通の子からしたら「なんでこんなこともできないの」など思うことがあるらしい
結果うまく行かず登校拒否を繰り返していた
学生生活を終えバイトもしてみたが続かず
このままでは自分はダメだと思い障害者として生きていこうと決めた
やっぱり恥ずかしいと思うことがあるがそれでいいと思えた
子供の頃は
子供の頃は、早く大人になりたいと願い
大人になると子供の頃は良かったと羨む
そんな身勝手で理不尽な相反する思いを
抱え人は大人になるにつれ無くして行く物
子供の頃には得られない物に憧れ
そうして自分を振り返り後悔したり
挫折したり はたまた また立ち上がったりして行く生き物なのかもしれない....。