『好きな本』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
様々な本を読んで
本の中の世界に入り込んでみよう
本の中は色々ある。
明るい世界、暗い世界─
良い結末か悪い結末か。
どうなるのかとドキドキしながら読む時間は
ものすごく幸せなひととき。
現実とは程遠い、本の世界。
文字いっぱいの書籍を手に取ってさ
ほら、君も本の世界においでよ
「好きな本」
なんか最後の方、怖そうな感じなっちゃいました(笑)
今回のお題は、「好きな本」。
私、小説大好きなんです📖
はっきりいって本は、昔は大っ嫌いでした。
文字だらけで読む気にもなりませんでしたね。
でも、万能な友達に小説を勧められて、
読んでみました。そのときはいやいや読みました
けどね(笑)そしたらもう止まんなくて。
そのときから本に目覚めました⭐
読んで読んで読みまくって今に至ります。
「好きな本」
ミステリーや
探偵物
ホラー小説なんかが好きな
私がもっとも
今、
読み応えのある
好きな本は
あなたが主役の
分厚い本です
あなたってば、
心理状態が簡単なようで
どこか複雑で
突発的な行動をするから
推理するのが難しくって
ハラハラ、ドキドキ
しながら少しずつ
読み進めていくの
多分、一生の娯楽だと思うの
こんなにも私を
楽しませてくれるのは
あなたが主役の本で
私の好きな本
【ラブ&ピース】
この言葉が嫌いだ。世界はバッドエンドで溢れている。
「いつも何の本を読んでいるの?」
友人が聞いてくる。ここで普通は本の内容を簡易的に話すのだろう。しかし、俺は答えられない。
「適当だよ。でも、ハッピーエンドものが多いかな。」
これは嘘。いつも読んでいる本はバッドエンドもの。しかし、ここで正直に答えたら、後々面倒な事になる。厨二病だとか、陰キャだとか、色々言われる事になる。それだけは避けたい。だから、俺はいつも嘘を付く。
本は好きだ。本には真実も嘘も、正も誤も決められている。現実よりもよっぽど分かりやすい。俺もこんな世界に行きたい、そう思わせてくれる。それに比べて現実はどうだ。叶わない理想を並べるだけ。都合の悪い事には目を向けず、いつだって自分たちが正しいと思い込んでいる。実に狂った世界。しかし、こんな世界に俺は感謝している。本という生きる糧を見つけさせてくれたのだから。
ハッピーエンドよりもバッドエンド。正義よりも悪。何故これほどまでに、惹かれてしまうのだろうか。いつしか俺は、自分もこういう道を歩きたいと思っていた。きっとこの気持ちは、誰にも認められない。しかしそれこそが悪というものだろう。
「死。それこそが、人生のバッドエンドだ。」
俺は自殺をした。しかし、俺が求めていたものではなかった。死ねば、バッドエンドだ。そう思っていたのに、実際にやってみても何も思わない。そうか、分かった。きっと俺はどこかで死を望んでいたのだ。だから、願いが叶って喜びしか感じていないのだ。違う、これではハッピーエンドだ。俺の好きな本は、物語はバッドエンドだ。俺の終わりもバッドエンドで終わりたかった。
基本的に本は読むのは得意じゃない
なんとなくで買った借りた本は
中途半端なまま物語を終わらせてしまう
でも本を読むと自分の中で何かが変わっている
最後まで読むと特に
主人公と同じように喜んだり悪役の境遇に涙したり
その感情の起伏さえ楽しい
だから私はたまに本を読みたくなるんだ
お題「好きな本」
はると 「俺、みかん嫌いなんだわ。みかんあげるよ」
あやと 「まじ?みかん大好きだわ!代わりにいちごあげるわ。苦手なんだよね〜」
、
、
、
4年後
はると 「俺、彼女冷めたし、嫌いなんだよね。あげるわ」
あやと 「よっしゃ!なら、200万嫌いだからあげる。」
『好きな本』
おすすめの本あったら教えてって言った。君を知りたい、君と話す時間を増やしたいって意味。その先には、付き合って欲しいって言葉がある。まだ言わないけど。
「好きな本はなんですか?」
その質問を聞いて、私は笑顔のまま凍りついた。
途端に、気持ちが冷凍庫に放り込んだご飯のように、すうっと冷める。
同時に理解する。この男は読書家ではない。
初対面だぞ、私ら。
込み上げてきたその言葉を飲み下して、私は聞いた。
「貴方はどんな本を読まれるんですか?」
「僕はですね!…社会人になってからというもの、結構実用書を読むなあ…」
自慢げに男が挙げたタイトルは、どれも何十万冊も売り上げた話題の本ばかりだった。
うわ、つまらねえ。
口元まで湧き上がってきた言葉を飲み込む。
別に、話題の本はつまらなくない。
話題の本を読むのが悪いわけではない。
話題になったり、誰もが買ったりする人気本はやはり、それなりに傑作だし、傑作でなくとも、その時代に沿っていたり、時制のニーズを捉えていたりで、駄作だとしても十分楽しめる。
だが、その本質を楽しむわけでもなく、まるで自分に酔っ払ったようにただ流行を追いかけて、そのタイトルだけを自慢げに目の前の女に披露する、その鼻持ちならないインテリ気取りがつまらねえ。
私は黙って、手元の肉を切り分ける。
パートナー探しとはなんとつまらないものだろうか。
世間の人々は恋愛に夢中で、多数の人々はある程度の年齢になると、こぞって結婚報告を待ち望む。
そして、婚活だの、恋活だの、意気揚々と話し合う。
蚊帳の外に出た人間に対しては、もう良い年なんだから、と決まってそれらをせっつく。
そこまでのものとはいったいどんなに楽しいんだ、そう思ってマッチングアプリを始めてみたら、コレである。
つまらない。会う男、会う男つまらねえ。
趣味は読書とプロフィール欄に書いていれば、大抵の人間は判を押したように同じ質問をする。
「好きな本はなんですか?」
早いんだよ!と怒鳴りたくなる。
活字中毒バリの読書家にとって、好きな本とは何千何万冊の中のほんの一握り。
それに感じたものが、衝撃だろうと、心地よさだろうと、面白さだろうと、その本は、自分の心の奥深い、柔らかいところに刺し込んできた本だ。
つまり、自分の本質を形成している本なのだ。
そんなものを出会った数秒の、まだ敵とも味方とも、真面目とも下心を持っているとも分からない、目の前の奴に曝け出せるだろうか?
いや、できない。
そしてそういう人間に限って、自分の読書歴は声を張り上げて発表したがる。
そういうところも神経を逆撫でする。
お前が好きなのはその本ではなくて、その本が好きなお前だろ!
腹から迫り上がってくる言葉を押し込める。
勢い余った手がグラスに触れ、カチンと音が鳴る。
そそっかしいところあるんだね、目を細めて奴が言う。
私は曖昧に微笑んで、それを黙殺する。
心の内では、何度目かも分からない溜息が漏れている。
退屈な時間は恐ろしく長く感じた。
次のお誘いを丁重にお断りした帰り道、思わず、天を仰ぐ。
空には、雲に隠れた月の端が、小さな三角形に見えている。
家に向かって歩き出す。
「…プロフィール欄の趣味、もう別のにしようかな」
そんな私の、つまらない呟きを、黒く霞んだ雲だけが聴いていた。
あるところに、もじをよむのが苦手な男の子がいました。
その子はひとよりもひらがながにがてで、なんどもなんども、かみに書いたひらがなを指でなぞるようにして、ようやく読めるようになったのでした。
すこし育って、その子はむずかしい本がだいすきになりました。読めることがうれしいのです。
あめの日もはれの日も、もじがたくさん書いてある本を読むようになりました。
みんながお外であそんでいる時も本を読んでいたので、その子はいつからか「本の虫」と呼ばれるようになりました。
なぜそんなに本を読むことがだいすきなのか、その男の子以外には分かりませんでした。ある時はなぞなぞのような難解な本を読み、ある時は人々を救うヒーローが出てくるような本を読みました。
そんな中でもその子がいっとうすきで、何度も読みなおしていたのは、羊のむれが母親を探してがんばるお話でした。彼らはなんどもきけんな目にあいながら、はなしあって、力をあわせて、のりこえていきました。
その子は、本を読みつづけました。「本の虫」というあだ名にバカにするような色が混じり、次に呆れに変わり、最後には誰も彼の名を呼ばなくなるくらいまでに、彼はずっと本を読み続けました。
その時、彼はすでに大人になっていました。読む本も難しくなり、専門書や、論文や、報告書を読みふける毎日でした。
彼は毎日、一生懸命に本を読みました。それが彼の続けてきたことで、それだけが取り柄だと彼自身はそう思っていました。目がかすみ、眠気に眉間を抑え、家に帰れない日々に悩みながらも、毎日、毎日。
ある日、彼は間違いを犯してしまいました。なんてことはない、読み飛ばし。とても大事な書類の、誰でも気付くような文面から、目を滑らせてしまったのです。
珍しいことだと、彼の同僚は笑いました。よくあることだと、彼の上司は慰めました。けれど、どれだけ励まされても、彼はなにか抜け落ちたようになってしまったのです。
彼は本を読むことをやめました。しばらくお休みをとって、自分の家に帰りました。
疲れた表情の彼を、壁一面の本棚が迎えます。よく帰ってきたね。さあ、ぼくたちを手に取って。きっとキミを、昔のように夢中にさせてみせるから、と。
でも、彼は本を読むことができませんでした。ぼんやりとベッドに座り込んで日々を過ごすようになってしまいました。
本を読むことができないのなら、自分の人生には何があるのだろう。彼は真剣に、そんな風に考えるようになってしまっていました。
その姿はまるで、魂が失われた抜け殻のようでした。壁の本たちは心配そうに囁き合います。
あの子はいったいどうしてしまったのだろう。
ぼくを読んでくれれば、挫折から立ち直る強い人のお話が読めるのに。
俺を読めば、楽しい舞踏会の話で元気づけてやれるのだが。
私を開いてくれたら、勇気を再び手に入れるお手伝いができるわ。
そんな囁きも、彼の耳には入りませんでした。いつもなら、トイレにだって本を持ち込んでいた「本の虫」の姿は、どこにも見当たりませんでした。
そのうち、彼はじっと考え込むことが多くなりました。自分が今まで読んできた本は、ほんとうに自分が思うようなお話だったのだろうか。読み飛ばして、勝手な想像をしていたんじゃないだろうか。そんなことを、毎日、毎日。
ある日、彼は手紙を受け取りました。彼のおばあちゃんからのもので、古風な便箋には心配そうな文が書かれていました。
彼は、それはもう用心深く、指でなぞるように手紙の文字を読みます。1文字、1文字、ゆっくりと。読み進めるうち、彼はぽろりと涙を流しました。
そうだ。読めることは、楽しいことだったんだ。読めることは、嬉しいことだったんだ。
人の気持ちがこもったものは、こんなにもあたたかいんだ。
彼は決めました。もう一度、読んできた本をぜんぶ読み直そう! 長いおやすみをもらっていたので、時間はたっぷりあります。
なぞなぞのような難解な本を読みました。幼い頃は分からなかったなぞが、今ならスラスラと解けます。本の中でなぞが解けて喜んでいる人たちと、一緒に喜ぶことができました。
人々を救うヒーローの物語を読みました。なんども折れそうになる主人公を、ただ励ますだけではなく、少しは休んでいいのだと思いながら読むことができました。それでも、頑張ってしまうからヒーローなのだと理解することもできました。
羊のむれが、母親をさがして頑張るお話を読みました。何回も危険な目に遭い、それでも力をあわせて乗り越える彼らに、ほんの少しあこがれました。最後に母親と出会って大団円! 彼はすこしだけ、ひとりきりの家がさびしくなりました。
少し迷って、彼は生まれた家へ電話しました。ひさしぶりだったので、すこしぶっきらぼうになりながらも、ゆっくり、すこしずつ、言葉を伝えあいました。
その様子に、本たちは嬉しそうな声でヒソヒソと話します。
あぁ、よかった。ぼくのおはなしは、また、あの子を楽しませることができたんだ。
また次も読んでくれるさ。俺の話も、ずいぶん長く読んでいたしな。
あの子なら大丈夫。本をよむことは、怖いことじゃないって知ってるもの。
そう、彼はもう大丈夫でした。おやすみをやめて、また、本を読む日々に戻ることにしたのです。
でかける前に、彼は振り返って、すこしだけ照れくさそうに笑いました。そして、「行ってきます」と言い残し、とびらをしめました。
机の上の本が、風をうけて、手を振るようにパタリと閉じました。
目標文字数 2700字
実際の文字数 2347字
主題「好きな本」
副題「絵本調で」
字足らずによるレポートF評価不可避
好きな本と言われて真っ先に思いつくのは、「精霊の守り人」だ。初めて読んだのは、小学校高学年だったか、中学生だったか。ハードカバーで、表紙には巻き絵か壁画のような味のあるタッチで、神話のような絵が描かれていた(最近売っている文庫版は、もっと爽やかで洗練されたイラストになっている)。「精霊の守り人」は長く続く「守り人シリーズ」の第一作で、ジャンルとしてはおそらく和風(?)ファンタジー小説ということになる。初めて読んだときは本当に衝撃的だった。本のなかに、これまで全く見たことも聞いたこともない新しい世界が、とんでもないリアリティをもって存在している。本のなかにまるまるひとつ世界が入ってる、しかもそれが、すでになんとなく知れ渡っている「中世ヨーロッパっぽい剣と魔法の世界」とか「平安時代の日本っぽい和風の世界」とかではなく、まったく新しく全てをイチから築き上げたオリジナルの世界だ。作者は文化人類学の専門家で、オーストラリアの先住民族であるアボリジニを研究していたらしい。文化人類学の視点から現実世界を深く観察した後に、そこに見出したものをファンタジー世界に再現し、物語の形でしか伝えられないものを伝えようとしてくれているのだと思う。
好きな本
繰り返し読み過ぎて
ボロボロになってしまったけれど
手放そうなんて思えなくて
また読みたくなる
何度も読んだから
どんな結末なのか分かっているのに
またこの本の世界の
スタート地点に立ちたくなる
栞を挟みながらゆっくり読み進めてみたり
寝る時間を削って一気に最後まで読んでしまったり
どんな読み方をしても
結末はやっぱり一緒なんだけど
何度も読んでしまうなぁ
三立製菓さんの
2024/06/15㈯日記
スーパーに、かにぱんがない。
かにぱんを置くのを止めた?
ここのスーパーでしか売ってなかったのに。
子供大好きかにぱんって袋に
書いてあったと思うけど
ここのスーパーでは、あまり人気が
なかったのかな。
悲しい。
パン好きとしては、かにぱんは
備蓄用パンに良かったのに。
賞味期限が、ひと月程ある。
安くてローリングストックがしやすかったのに。
代わりに母から見つけて欲しいって
頼まれていた韓国のお菓子が
見つかった。
わさび味のアーモンド。
韓国土産に貰って美味しかったそうで。
なんか親子で似ている、美味しかった
お土産を探そうとするところ。
袋に韓国で大人気って書いてある。
あーそうですか、僕の頭の中は
かにぱんなんで。
わさび坊やって勝手に名付けるぞ。
わさびを頭に乗っけているアーモンドのキャラが描かれているから。
そうだ、最近、電車の中で遭遇している。
パンケーキの匂いがする香水をつけた女性2人に、別の路線で。
「ホットケーキの匂いがする」って
他の乗客も話していたから
匂いに間違いないと思う。
流行っているのかな。
2人ぐらいじゃ、流行っているとは
言わないかな。
おやすみ。
【好きな本】
本が好きだった、今でも好きだ、だけど読めない。
読むとすぐ集中できなくなって、頭がくらくらする。
話にも感情が動かない。
登場人物の喜び、驚き、悲しみに共感できない。
そんな自分は何か欠陥があるのだろうか?
本が好きになりたい。
今はあの頃の気持ちはもう忘れてしまった。
冒険のようなワクワクする気持ち。
切なくて涙した気持ち。
今は無感動が怖い。
今できることはわずかな気持ちを拾って文字に残すことくらいだろうか?
他に、やり方がわからないのだ。
誰かっ!教えてくれ!
好きな本
すっと心に入ってくる 言葉
優しくて 切なくて たまに不機嫌になったり
おかしなぐらい 色々な感情が 渦巻く
何故だろう
あの本は何度 読んでも
飽きない
台詞だって頭に入ってる
なのに
あの紙の感触
あの敷き詰められた文字
たまらないぐらい ワクワクする
これは好きではなく
もはや
愛してる
としか言えない
絵本でも小説でも漫画でも料理本でも、何でもいいけど「好きな本はなんですか?」って聞かれてすっと答えられる人はなんかいいなって思う。
好きの定義は人それぞれだし、その人が好きな本を私が好きかどうかは別の話だけど、そういうものを大事に出来る人はいいなって思う。
でも、押し付けは駄目だしオタク特有の早口はちょっとどうかと思う。好きを語るにも語り方、っていうのがあると思うな。
END
「好きな本」
#好きな本
好きな本は幾度読んでも
その度に心動かされる。
そう、それはスポンジの吸収体の様。
ショコラ
好きな本を、好きなだけ選びなさい
街に出て 家族で食事をした帰り道
かならず大きな書店に立ち寄ると
父は皆にそう言って
30分ほどそれぞれに書棚の間を巡る
思い思いの本たちを手に集合、お会計
二重にした大きな紙袋を両手に下げて歩く父
早く新しい本の表紙をめくりたくて
わくわく高揚した気分で辿る家路
帰宅後は互いに見せあったり
早速読み耽ったり
嬉しい楽しい恒例行事
幸せな時間だったな
あの輝く時間の思い出と
本に囲まれた暮らし
父からの何よりの贈りもの
あらためて、ありがとうお父さん
「好きな本」
#446
【好きな本。⠀】
とある夏の日、中学生の少女・流花は自分を
いじめていた子を誤って殺してしまう。
―「どこか遠いところに行って死ぬ」―
と口にする流花に対し、千尋は
―「僕も連れてって」―
と二人きりの逃避行の旅に出る。
だが、警察官に追い詰められたところで
流花は千尋を残し、命を絶ってしまう。
―それから13年―
大人になった千尋は流花の事が忘れられず、
ただ無気力な毎日を送っていた。
そんな時、彼の前に流花の生き写しの
高校生・瑠花が現れる。
瑠花に惹かれていく千尋だったが、
彼女は人知れぬ闇を抱えていた。
命を懸けた、
―ひと夏の闘いが始まる―
「あの夏が飽和する。」/カンザキイオリ
好きな本
お気に入りの場所
お気に入りのソファー
好きな飲みもの
好きなお菓子
そして好きな本
秘密基地で過ごす自由時間が好き
【好きな本】
思えば自分の好きな本には印象に残る食事シーンがあった。特別なにかご馳走を食べているわけではないのに、やけに心惹かれてしまう。何気ないひとコマ、たった一頁の描写の中に、登場人物の「生」を鮮やかに感じるからかもしれない――
ほらそこ、私が食いしんぼだからとか言わない。
「好きな本」と聞かれて最初に思い出す
のは、やはり料理好きな私としては有名な
シェフたちが色々な裏技やコツを教えてくれるレシピ本かな…
けれど、よく考えてみると自分と縁のある一冊の本に出会うと言うのは確率としてはそれほど高くない…
やはりそこには人と人の御縁と一緒で
「出会うべくして出会う」そんな力が働いていると感じる…
偶然ではなく必然という事だろう。
父親が急死した時は、江原啓之さんの
「天国への手紙」と言う本に出会った…
信じる信じないは別として、当時の私は
その一冊の本に心底癒された…
そして悲しみから立ち直るきっかけを
もらったと記憶している。
今も大切に読んでいる本がある…
枕元に置きいつでも読めるようにしている
この本ともきっと必然に出会ったに違いない…
読書をする一時に感謝し大切にしよう。