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【好きな本。⠀】
とある夏の日、中学生の少女・流花は自分を
いじめていた子を誤って殺してしまう。
―「どこか遠いところに行って死ぬ」―
と口にする流花に対し、千尋は
―「僕も連れてって」―
と二人きりの逃避行の旅に出る。
だが、警察官に追い詰められたところで
流花は千尋を残し、命を絶ってしまう。
―それから13年―
大人になった千尋は流花の事が忘れられず、
ただ無気力な毎日を送っていた。
そんな時、彼の前に流花の生き写しの
高校生・瑠花が現れる。
瑠花に惹かれていく千尋だったが、
彼女は人知れぬ闇を抱えていた。

命を懸けた、

―ひと夏の闘いが始まる―

「あの夏が飽和する。」/カンザキイオリ

6/15/2024, 2:01:03 PM