『奇跡をもう一度』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
題:奇跡をもう一度
奇跡だと感じたことが無いような気がする。
奇跡は幸せとは違くて、なんだか難しい。
産まれてきたことが奇跡だとかよく聞くけれど、
その他にはあるのかな。
もしあるのなら、もう一度教えて欲しい。
外に出ると金木犀の香りがした
ずっと咲いていたらいいのに
あっという間にいなくなったキミのこと思い出すよ
優しくて甘い香りのするキミにまた会いたいな
奇跡をもう一度
夢でも見ているのか
夢にも思わなかった
夢なら覚めたくない
夢ではないのならば
まだ夢を見ていたい
/お題「奇跡をもう一度」より
奇跡をもう一度 フェイク
あなたと会う奇跡をもう一度試したい...今の私がきっとあなたを支えることできっと幸せになれたかもしれない もっと愛し合えたかもしれないそしてあなたがきえることなんてなかったかもしれない...今日も月をみながらベランダであなたが好きだったウィスキーをのんであなたを思い出した...今でもあなたのところにいきたい...なのに手が動かない...これはあなたなの?...
めったに起こらないから奇跡という。
それをもう一度、なんて、欲張りじゃない?
「奇跡をもう一度」
1__奇跡をもう一度
1度目の奇跡はなんだったでしょうか、生きる歓び、生命の誕生、いえ、その逆です。
あれは銀華の降る夜のことでした。
純白に靴を押し当て、23cm程のシミがつきました。
シャリシャリ、ギュッギュッ。
前も見ずに何度も何度も。
繰り返し繰り返し。
無我夢中になりながら。
気づきもしなかったのでしょう。
パパーッ、ドンッ。
何が起こったのでしょうか。
赤い花弁が宙を舞いました。
ああ、綺麗だ。
今すぐその赤い花畑に足を踏み入れたい。今どんな顔をしていますか?。どんな音が鳴り響いていますか?。匂いは?。触り心地は?。
動けない私には確かめようはないけれど。
私は初めて人間という生き物の心情を理解出来たような気がしました。
私とこの感情を巡り合わせたことが1度目の奇跡でした。
あれから数年。
私は今も変わらず道に佇み、夜になれば人々を照らしています。
あの奇跡の感情をもう一度__
#12 奇跡をもう一度
君と出逢ったあの日が奇跡で、
君が天使じゃないのも奇跡
2023/10/3
例えば、毎日、右足から靴を履く。
例えば、カバンのファスナーは5ミリ開けとく。
例えば、お財布の現金の向きを揃えておく。
他にも
勝負パンツ。
黄色の財布。
枕の下に好きな人の写真。
習慣、弦担ぎ。自分なりある人はある。
気にしない人もいる。
奇跡だ!って思える出来事があった人は幸い。
奇跡じゃなく努力だ!って人もいる。
なんだかなぁ。
私、奇跡的な体験したことないや…
結果はいつも、『だろうね』って言える経験しかない。
努力は報われたり、私より努力した人に負けたり。
努力をサボったら報われなかった。
だから頑張る、努力するってのは当たり前で。
弦担ぎは努力したときしかやってない。
なーんも努力しないで棚ぼたなんて経験ない。
だから、もう一度って言うか、一度くらい奇跡的な経験がしてみたいなぁ。
朝日の光が起こした奇跡だった。
彼が、アランが振り返り手を伸ばしていた。
申し訳なさそうな、苦悶の顔。
「アラン!!」
彼は2年前に、大量の民間人を殺したとして、天界に無かったものとして消された。そして私は何千年続けても終わらないかもしれない輪廻の仕事を課せられたのだ。
彼の声を忘れかけてきていることにぞっとして何度も思い出そうとして。人間の記憶の曖昧さに愕然とした。忘れるはずがないと思っていたのに。
私たちは家を亡くした。どこに行けばいいの。
破壊の神にしかすがれなかった。仕方なかったんだよ!!
「消さないで!!」
何のために生きていくのか。理由さえも奪わないで。
匂いと骨格と声と手のひらが一瞬蘇る。朝日の温かさをかき集めるように大地に蹲った。どうか消さないで。それさえあれば生きていけるんだから。
テーマ:奇跡をもう一度 #323
手術室の前のベンチ。
暗い蛍光灯。
赤く光る『手術中』の文字……。
俺はただ祈るしかなかった。
奇跡をもう一度起こしてくれと、
手を合わせそれに顔を寄せ、
目を瞑る。
消える私/僕は、ガラスのように透明になる。
知っている人や家族にも見えなくなる。
知っている人
近所の人
友人
そして、心から愛する人にも…。
まだ話していないことがいっぱいある。
後悔していないかな。
苦痛になっていないかな。
辛くなっていないか。
我慢していないかな。
私/僕、それら全てが苦しかった。
だけど、君に逢えたことによって…。
私/僕は、そのままガラスにならなかった。
だからまた……私/僕を染めてほしい。
𓆩⋆𓆪奇跡にもう一度/ガラスの鮮やかな色へ𓆩⋆𓆪
私はとても悲観的だ
そうなった原因?きっかけ?をよく覚えている
まだ私が小学校3年生の頃だった
両親と私の3人で地元にあるカラオケによく
行っていた
私は当時から引っ込み思案で歌うのが恥ずかしくて、いつも両親が歌うのをただ見ていた
けどその日は母が「これなら分かるでしょ一緒に歌おう」と言ってくれて初めて歌った 嬉しかった
帰りのお会計をすませ外へ向かう時、定員さんが呼び止めてきた
ポイントが貯まったのか福引きが引けるらしい
(八角形のクルクル回すやつ)
父は先に車へ向かっていた
母に「あなたは運がいいから当たるよやってみな」
なんて言われ背中を押され恥ずかしながらも母が言うならと思いクルクル回してみた
ベルが鳴り響く
金色の玉が出た!一等賞だ!
当時では最新の携帯ゲーム機が当たった
母が喜んでくれたよくわからないが私もすごく嬉しかった
その日の夜 父には内緒で母と二人ゲーム屋さんに
向かった
「お父さんには内緒だよ」
ゲームカセットを買ってくれた
家に帰り母の隣でなんだか恥ずかしながらもゲームをしていた
そんな私を見て嬉しそうな母を見て私も嬉しかったのをよく覚えている 枕元に置いて寝た
朝起きたらゲーム機が無かった
母に聞く 悲しそうな表情で「ごめんね」
察しがついた父が売ったんだいつものスロットだ
私は幼いながらも悟った
幸せな時間や嬉しい時間
そんなものはいつもすぐ終わる
私は今26歳
一人暮らしだ
仕事をする時間も今この時間も何も楽しめない
何を期待しても裏切られるのがこわいから
私の中で悲観だけが膨張して何も信じられない
もう一度だけあの奇跡がおきてくれれば
【あの奇跡をもう一度】
「──、おはよ。」
声が聞こえた気がして振り返っても、俺に視線を向けてる人はいなかった。
ため息をついて端っこの席に座る。
大学2年の春。初の春休みを謳歌した同級生達が浮き足立つ中、俺は相も変わらず一人でため息ばかりついている。
──別に、俺かて初めからひとりやった訳やないし。
誰かに聞かせるわけでもない言い訳を何度繰り返しただろうか。
少し視線を左にズラしても、目に入るのは机だけ。
スラスラとシャーペンを操って落書きをする右手も、自分で作ったという独特なスマホケースも存在しない。
オリエンテーションでたまたま隣だった“あいつ”は、たまたま俺と同じアニメにハマっていて、たまたま昼を一緒に食う奴がいなくて、たまたま波長があって、気づいたら仲良くなっていた。
そこから半年、授業も飯も遊びも全部あいつと一緒だった。
俺が左利きなのを知っていてわざと左側に座るから、互いの腕がぶつかって字が歪んだり、
あまり量を食べないあいつの飯を貰ったり、
あいつとの記憶はそんな些細な事で溢れている。
俺の大学生活は、間違いなくあいつに彩られていた。
でも、夏休みを境にあいつは学校に来なくなった。
電話も出ない、メッセージも返ってこない、SNSに至ってはアカウントが消えていた。
次の日、午後の授業を切ってあいつの最寄り駅に行ったがいくら探しても見当たらなかった。
思えば、これが初めてのズル休みだったかもしれない。
時間を見つけてはあいつを探しに行ったが、いつまで経っても見つからなかった。
それからずっと、俺の隣には誰も座らない。座らせる気もない。
どうせ教室のキャパに対して半分位の人数しかいないんだ。このくらい許されるだろう。
でもどんなに面倒でも授業は出てるし、ちゃんと飯も食べている。なんなら死ぬほど苦手だった料理も一通りのものは作れるまでに上達した。
朝方までゲームをするのも程々にしている。
──なぁ、俺ちゃんと約束守っとるよ。
だから、どうか
(お題3:奇跡をもう一度)
「奇跡をもう一度」
人生は奇跡の連続、とはよく言ったもので、私達の生活はいつも沢山の偶然により成り立っている。
お店で思いがけず見つけた素敵な靴、たまたま近所にできた美味しいラーメン屋、売り切れずに残っていたお気に入りのコンビニスイーツ…。
大きな幸運に恵まれることはめったに無いかもしれないが、小さなラッキーは必ず日常に隠れているはずだ。
仕事においても「もうだめだ」と感じたときに、思っても見ない展開が訪れ、九死に一生を得ることがある。
先日、通常1ヶ月ほどかかる物品の発注をうっかり忘れていたことに気付き、相手方の望む日に間に合わないと半ば諦めかけていた。
ダメ元でとある業者にコンタクトをとると、「今からなら2週間でできるよ」と救いの言葉が。
何も宝くじに当たったり、死の縁から生還したりすることだけが奇跡とは限らない。
日々の小さな出来事にきちんと目を向け、感謝することで、想像以上に多くの奇跡を感じることができるのだ。
お願い、君と話せた、2人だけで話せたあの奇跡。
もう一度だけ起こせないかな。
お願いします。
奇跡をもう一度欲しい。
奇跡が欲しい。
色んな奇跡が欲しい
幼なじみで好きな人がいた。
あの人が転校したあの日。
約束…したじゃんっ…!
ずっと一緒にいるって…!
なんで急に転校なんて………
3年後。
あの日からどれくらいたっただろう。
私は今でも思い出すと泣きたくなってくる。
今日は友達とショッピングモールで買い物をする予定で待ち合わせ場所のベンチの方で待っていた。
その時、背の高い、年は同じくらいの若い、男の人が
通りかかった。私はなぜか振り向いてしまった。
私はその時思った。
あの人は…
忘れてはいけない人…!
大切な人………!
そう思った。でも思い出せない。
もう思い切って話しかけた。
「あの…!」
男の人は振り向いた。
男の人は驚いたように言った。
「ま、まさか…幼なじみの…」
男の人が言いかけた時……
「そうだよっ!私だよっ!」
男の人が涙を1滴流し、
「会えたな…!」
私も
「うんっ…!
奇跡をもう一度…手に入れたよっ、」
そう言い、2人は笑った。
その日から2人は付き合い、
友達と買い物の予定は中止した。
その代わり2人でデートをした。
そして2人は今、結婚して、子供も生まれ、
楽しい生活を送っている。
「奇跡をもう一度」
今回は長文でしたが、ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
これからも作品作っていきたいので、
応援よろしくお願いします.ᐟ.ᐟ
人が生まれたのは、奇跡だと言われました。ならば、私に、もう一度奇跡をください。
目の前には、地獄絵図が広がっていた。
私達の家は燃え、両親は化け物に殺された。
そして私は、瓦礫に挟まれ動けない。
「お姉ちゃん!!」
妹の雪が、私に助けを求める。
妹は、漆黒の化け物に担がれ、攫われようとしている。
足をバタバタと動かし、抵抗するも、がたいの良い化け物にはびくともしない。
なんとか助けようと、体を動かす。
瓦礫が体に食い込み、気を失いそうな痛みが、痛覚を刺激する。
正直、意識を保ててるのは火事場の馬鹿力のおかげだろう。
だが、立ち上がれない。助けられない
助けを求める雪の顔が、目に焼き付く。
助けたい 助けたい 助けたい!
あの時、暗闇の世界で助けてくれた彼のように、
今度は私が雪を助けるんだ!!
もう使い切った火事場の馬鹿力を、もう一回発動させようとする。
無理に起きあがろうとして、体中から血が流れる。
きっと側から見たら、そうとうグロいだろう。
(もう一回、もう一回だけで良い。だから
あの時の奇跡をもう一度!!)
強く願ったその瞬間
私は暗闇の中にいた
この世界の闇、裏側。全てを知り、背負う覚悟は決めたか?
体に響き、低く、重い言葉が聞こえてくる。
(それで、雪を救えるのなら。)
そう、答えた瞬間。
暗闇から抜け出し、元の世界に戻った。
相変わらず、辺りは燃えており、目の前で連れ去られそうになっている雪の姿が見える。
今なら助けられる
謎の自信があった
病弱で、まともに外へ出かけられない私が。
ぐっと体を起こすと、さっきまで起きれなかったのが嘘のように、立ち上がれる。
瓦礫の重さが、発泡スチロールのように軽かった。
雪は驚いているようだ
化け物も流石の異常さに、こちらを振り向く。
その間に、私は虚空から薙刀を取り出していた。
一体どうやったのか、分からない。
ただ、手を握るように、自然と出来てしまった。
薙刀は、夜空の色で浸けたような、漆黒の色だった。
その薙刀で、化け物を攻撃しようと、踏み込む。
こうすれば死ぬ 何故か直感で分かった
私は、薙刀を素早い速度で横に振り、攻撃する。
化け物は反応する間も無く、横に真っ二つになり、霧のようになり、消えた。
担がれていた雪が、地面に落ちる。
「雪!」
私は、雪の元に駆け寄ろうとするが、足がもつれて転んでしまう。
手から薙刀が離れ、薙刀は虚空の中に消えてしまった。
「お、お姉ちゃん!」
体勢を整えながら、雪が駆け寄ってくる。
視界がだんだんとぼやけてくる。
雪の声が微かに聞こえてくる
まぶたが岩のように重い
そのまま、私は意識を無くした。
お題『奇跡をもう一度』
黄昏れ色の空、気まぐれでそしてセピア色していた。
ーー私は、進路のことで鈴木想先生に居残りだった。帰りたいな〜。
『あんず、しっかりしろよな。自分が何が得意か不得意かくらいharuhi19701112@gmail.comぁくしといたいいぞ。自分が何が出来て何が出來ないとか。自分が何になりたいとか
そろそろと決めていかないとな。それと、自分を見失わないように。』と想先生は、私に優しい声と絵で言った。先生、私のことを心配してくれていたんだ。
『あんずは、ハンディーを持っているからといって小さくなる必要はないと想うよ。』と、それ先生は、句読点のように優しく微笑った。
『でも、出来ることと出來ないことを自分で知っておくと強みになると先生は、想うよ。』
『でも、笑ったは、生まれてかはずっとこんな身体だし、両親にもいっぱい迷惑をかけているから(;_;)』
想先生は、ふと、宙に視線を向けた。
『先生は、あんずのまっすぐな素直なとことか笑顔だってカワイイと想うけどな』
と、言った。『絵だけでは🙅なんです。私、私‥‥』いつの間にか堪えていた涙が作っての上にポタリポタリと、落ちた。
『あんず、俺の彼女の苺が言っでたんだ。あんずちゃんは、カワイくていいコだネ。と。』
『苺さん‥‥』
明後日からのエールに、胸が熱くなって、机の涙が水溜まりになっていた。
想セピアとの蟠りや久しぶりに想先生とこうやって向き合って話せたことや苺さんのエールが単純に嬉しかった。(´;ω;`)
『高橋悟が言っていたぞ、友達とみんなで平安神宮に行った時に、あんずちゃんは、即興で俳句を詠んだよ〜って。』
へへへと私は、泣きながら笑った。
『現実は、厳しいけれどもあんずらしく、頑張れとおじさんは想うな。^_^♫』
『想セピアは、まだ若いですヨ。』
ありがとうと想先生は言って二人して笑った。
秋は、大人で、でも優しくて時にはポーカーフェイスの顔をしています。
でも、私は、私らしく等身大で頑張りたいと想います。
終わり